四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

SOVIETECHNO:『共産テクノ ソ連編 (共産趣味インターナショナル) 』の発売を記念して、共産テクノの動画を中心に紹介!

9月 11日

バブリーな気分になれるMichael FortunatiとBaBe

前回に引き続き、イタロディスコ特集。でも、今回は地下系ではありません。日本でも80年代中盤からのユーロビート・ブームの中、イタリアものも多く紹介されました。同時にユーロビートの日本語カヴァーも含めたJ-EURO(ユーロ歌謡、和製ユーロ)も登場しました。ユーロビート=イタロディスコではありませんが、後期イタロディスコの多くはユーロビートに入れてしまっていいと思われる状況を作っていました。実際、ユーロビートはヨーロッパだけでなく、アメリカ産のユーロビートなどもあって、ややこしい。

では、ここでイタロディスコ系(イタリア産ユーロビートと言った方が適切かも)の日本語カヴァーを本家と共に紹介しましょう。

イタリアのユーロビートの代表選手と言えば、Michael Fortunati。彼の代表曲「Give Me Up」(1986年)は今聴いてもバブリーな気分になります。マハラジャ、お立ち台、ボディコンに代表されるバブル景気というのは、バブル崩壊後に一般に認知された用語ですが、概ね、1986年から1991年頃までを指します。Michaelには当時のバブルに沸く日本がどのように映っていたのでしょうね。ちなみにジュリアナはバブル崩壊後。意外な事に彼が売れ始めたのは、イタリアではなくベルギーなんです。そして、日本での人気が突出したBIG IN JAPANの一人とも言えましょう。PVでは、やはりトレードマークのショルキーが出てきます。



「Give Me Up」は複数のシンガーによってカヴァーされていますが、Michaelの翌年に近藤智子と二階堂ゆかりから成るBaBeのカヴァーが一番有名でしょう。彼女達は、この曲のカヴァーでデビューを果たし、「夜のヒットスタジオDX」でMichaelと共演も果たしました。



現在も現役で活動するMichaelですが、2010年1月18日には「SMAP×SMAP」に出演し、「Give Me Up」を共に熱唱。日本での全国ツアーもやっているようです。

GIVE ME UP-COMPLETE BEST OF MICHAEL FORTUNATI-GIVE ME UP-COMPLETE BEST OF MICHAEL FORTUNATI-
アーティスト:マイケル・フォーチュナティ
Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)(2008-04-02)
販売元:Amazon.co.jp
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9月 9日

【アイドル対談】知らぬ間に2人から3人になっていたTomato n'Pine

先生:tetsuさん、これでアイドル対談も5回目を迎えました。今日は、Tomato n'Pine、略してTomapai特集です。

tetsu:よろしくお願いします、

先生:地下アイドルは知らないけど、Tomapaiなら知っていると偉そうな事を言いましたが、僕の知っているTomapaiは二人組(奏木純と小池唯)なんですよね。

tetsu:結局2人組のTomapaiは地下から抜け切れなかったですよね。メジャー・デビューもできなかった。1枚だけで純ちゃんがどっかいっちゃったので、去年ひと夏で終っちゃった。一応「別にやりたいことができたので」という 理由があるようですが・・・

先生:うーん、バニラビーンズ(バニビ)のケースの様に、メンバーが脱退してからの方が面白くなったケースもありますから。New Orderなんかもそうですし。『Life is Beautiful』(2009年)は少し遅れて買いました。13曲収録のデビュー盤ですが、実質は3曲ですね(笑)。他はリミックスとかスネークマンショーみたいな小ネタ入れて増量です。まぁ、小ネタと言っても、特にオチはありません。

Life is beautiful(DVD付)Life is beautiful(DVD付)
アーティスト:Tomato n’Pine
インディーズ・メーカー(2009-04-04)
おすすめ度:4.5
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tetsu:全体的に微妙にアイドル性を残してるのがポイントですよね。

先生:タイトル曲の「Life is Beautiful」は、キラキラ系の四つ打ちガーリーハウス。Floor on the Intelligenceのリミックスが入っているので、調べてみました。Floor on the Intelligenceは『ROMAHOLIC』というアルバムを2009年に出していて、これはYUKI等にも関わる田中隼人さんの別名義ユニットと考えていいでしょう。田中さん自体がTomapaiのプロダクションに深く関わっているからクオリティは高いですね。



tetsu:今をときめくagehasprings全面プロデュースという触れ込みだったですからねぇ。

先生:agehaspringsは勢いがあるようですね!「Unison」の方は、バニビの妹と言いたくなる渋谷系の香りがする楽曲です。「今日ゎ帰りまぁす」の方も、同じ傾向。で、3人組(小池唯、草野日菜子、和田えりか)になって、8月25日に久しぶりのリリースをするようですね。7曲入り『キャプテンは君だ!』。これは写真集とかが付いた別のリリースとかあって、ややこしいです。

キャプテンは君だ!(通常版)キャプテンは君だ!(通常版)
アーティスト:Tomato n’Pine
Tomato n' Pine Tokyo(2010-08-25)
おすすめ度:4.0
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tetsu:とりあえず現場では、握手のために3種類全部買う(笑)私としては、ややこしい事は何もないです。ただ、3種類買うと6000円なんですよねぇ。高いですよね。ヲタ選別して何が嬉しいんだ?とか思っちゃいますが・・・ グラビア系、歌うアイドル系のヲタ両方を取り込みたいのか、逆に両方を失っている気がします。 せっかく曲はいいので、曲を広める方向でお願いしたいなぁ

先生:リード曲の「キャプテンは君だ!」はアイドル路線でありつつも、ちょっとオシャレな感じでイイじゃないですか。

tetsu:曲はいいんですよ。曲のクオリティは文句ないです。個人的にはグラビアはいらないので、もっとステージ増やして欲しい。僕は「キャプテンは君だ!」より「POP SONG 2 U」が好きです。「POP SONG 2 U」は、2期お披露目イベントの為に急遽作った曲っていう話ですが、歌詞も曲もカワイイですよね。

先生:「POP SONG 2 U 」のリミックス曲(KUMANBACHI remix)はさらに気にいりました。ゼブラクイーンこと仲里依紗の「ゼブラクイーンのテーマ」の作曲編曲をした飛内将大さん! 渋谷系もアイドルも吹っ飛びそうなフレンチエレクトロ系リミックスが素敵です。

tetsu:結構いいですよね。

先生:あと、配信だけのようですが、Puffyの「渚にまつわるエトセトラ」をハウスカヴァーしていますね。トマパイの公式ページに行くと、さわりが聴けますね。これ、ベタなネタですが、好きです。

tetsu:僕も好きです。こういう気軽に聞けるのはいいですよね、今回のリリースイベントでも毎回やってます。とっても振付がカワイイです。

先生:ライヴ・パフォーマンスを生で見た事はないのですが、tetsuさんは当然見ているんですよね。どんな感じですか?

tetsu:やっぱ唯ちゃんがかわいいのですが、WADAちゃんがやばい(笑)。この前、WADAちゃんに爆レスもらって思わずファンになりました。微妙に緊張して震えてたりして萌えますねぇ。それはともかく、前のTomapaiよりは、もうちょっと真面目にダンスやってるなってのがわかります。前のTomapaiは、初期の頃からお友達トーク系で緩い感じでしたが、今回のTomapaiは、まだ緊張が伝わってきますね。フリートークなしですし、曲の振りを微妙に間違えたりして、またそれも可愛くていい感じです。

先生:tetsuさん、目がうるんでいますよ。

tetsu:Tomapaiは、agehaspringsでの同じ路線とクオリティを期待してますし、これからの展開にめっちゃ期待しています。バニビ的な独自の展開をお願いしたいです。

先生:では、次のアイドルさんは? まだあるのでしょうか?

tetsu:先生が飽きるかネタが尽きるまで(まだまだ大丈夫です)って決めてますが、どこまでやりましょうか(笑)。とりあえず、地方に目を向けて、北の方から、仙台のテクプリ、新潟のNegiccoでいきましょう。

先生:僕は忍耐強いです。じゃ、地方アイドル系を北から南下していきましょう。北海道に居ないのなら、仙台から始めますかね。じゃ、仙台でお会いしましょう(行かないって)。
9月 8日

イタロディスコ界のロボット君、Alexander Robotnick

イタリア特集第4弾です。イタロディスコは、近年エレクトロの文脈で再評価をされましたが、イタロディスコという名称がなかなか紛らわしい。時には、ユーロビート(日本ではこの呼称が一番判りやすいでしょう)的なものも含めて、イタリア産だったら、イタロディスコと呼ばれたりもします(という自分も、そう呼んだりします)。

今回取り扱うイタロディスコは、初期のアンダーグラウンドとしてのイタロディスコ。Wikipediaによれば、イタロディスコという呼称はZYX Musicのレーベルオーナー、Bernhard Mikulskiによって始められました。ドイツのレーベルですが、イタロディスコ老舗レーベルと言っていいでしょう。ZYXからのアーカイヴ的トラック集は、『Italo 2000 Rarities』(Vol. 3まであります)というシリーズで復刻されています。そう言えば、70年代のミュンヘンサウンドはドイツ発ですが、ディスコとシンセサイザーを結びつけ火をつけたGeorgio Moroder先生はイタリア人ですもんね。

Italo 2000 RaritiesItalo 2000 Rarities
アーティスト:Various Artists
Zyx(1998-06-15)
販売元:Amazon.co.jp
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初期のイタロディスコにはロボットや宇宙というテーマの曲が多く、それはテクノポップとの共通項でもあります。Irmaからリリースされた『I-ROBOTS』(2004年)はそんなあなたの期待に応えてくれるイタロディスコ・コンピレーションです。ジャケがガンダムっぽいのです。イタロディスコものとしては超おススメ!

I RobotsI Robots
アーティスト:Various Artists
Irma(2004-07-05)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
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そのコンピには、名前からしてロボット君のAlexander Robotnickの「Dance Boy Dance」というミニマルなイタロディスコ、いやテクノポップというべき作品が収録されています。27歳から音楽を始めた遅咲きボーイですが、時を経ても風化しない魅力があります。



『Rare Robotinick's』(2004年)というCDを持っていますが、長細いGary Numanみたいなルックスがそそります。「Problems D' Amour」(1983年)が彼の代表曲ですが、これはディスコパンク系コンピ『Disco Not Disco 2』や最近のエレクトロ系コンピ『Infinity』等に収録されているカルトな人気がある曲。確かにイタロディスコというよりもディスコパンクの方がしっくりします。2010年現在もまだリリースをしている模様。ロボットだから年を取らないのか?

rarerobotonicks

Rare Robotnicks
アーティスト:Alexander Robotnik
Hot Elephant
販売元:Amazon.co.jp
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次回は、もう一つのイタロディスコを紹介します。
9月 7日

Righeiraはイタリアの電気グルーヴ??

僕がPOP ACADEMYというサイトをコツコツと作っていた頃、バカ買いが得意なレコードハンターの荒君と盛り上がった謎のイタリアの二人組です。

荒君の解説を先ずは紹介しましょう。
ジャケのテクノ臭にひかれて、中古アルバム『Righeira』(1983年)を200円で購入し、ハマッてます。サウンドは(YMO+Telex)÷2というところ。Michael Fortunatiの「Give Me Up」みたいな曲調のもありますが、シンセの音色で結構グッとくるものがあります。裏ジャケのクレジットではProphet5、Arp Odyssey、MC4、Linn、Simmonsなどのクレジットがあり、これも購入のキッカケのひとつです。録音はミュンヘン。イタリア系バンド。


righeira


GEMMのリストで『Bambini Forever』(1986年)を発見し、「同名別バンドでもいいや」と思いオーダーしたら、やはりあのRigheiraでした。ジャケを見て呆れてしまいました。二人が赤ん坊のカッコ(志村がコントでやってたような)をしており、笑顔で写っとります。 裏ジャケには、二人の横に叶姉妹(妹の方)のようなセクシーねぇちゃんが一緒に写っており、「なんなんだこの女の人」と思って、インナーの写真を見たら、そのねぇちゃんがRigheiraの二人にオッパイ飲ませてる写真が・・・。サウンドは1986年ということでだいぶ洗練されてきてますが、日本人好みというか、憶えやすいメロディーが多いのは相変わらずで、お気に入りです。


bambiforever


こんなこと書かれたら、見たいですよね。飲ませている写真・・・こちらにあります。

当時はほとんど情報がネット上にもなかったのですが、今はWikipediaにもあります。Wikipediaによると、RigheiraはStefano Rota とStefano Righiの二人によって1981年に結成。

彼らの代表曲は、『Righeira』にも収録され、シングルヒット(イギリスで53位)もした「Vamos A La Playa」。タイトルはイタリア語でなく、スペイン語で「Let's Go To The Beach」という意味。明るいテクノポップに聴こえますが、以外にも原爆の脅威とビーチの汚染というシリアスなメッセージが込められています。この曲はよくイタロディスコ系のコンピに入っていたりしますが、テクノポップと言った方がしっくりきます。。Chrisma(Krisma)のカヴァーをしたHong Kong Counterfeitも同曲をカヴァーしています。



同じく『Righeira』からの「No Tengo Dinero」のPVは、アニメ風で何気にカッコいいぞ。ジャケと同じ映像がアニメで出てきます。



Krismaと同じく、Righeiraも現在も活動している模様。「Vamos A La Playa」の2010年版PVも製作しています。大きいほうのオッサンのサングラスが、Aira Mitsukiちゃんの「チャイナディスコティカ」と良く似ている(笑)。しかし、未だにこのおっさん達、どう見てもコメディアン。荒君がイタリアの電気グルーヴみたいなものかと言っていたのも頷けます。



2007年に新作『Mondovisione』をリリースしていますが、今まで紹介した曲を含んだベスト・アルバム『The Best』もあります。

The BestThe Best
アーティスト:Righeira
Dvmor(2010-08-31)
販売元:Amazon.co.jp
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9月 6日

戸川純もカヴァーしたChrisma

イタリア特集第2弾です。Chrismaは、1976年にMaurizio Arcieri とChristina Moser の夫婦によって結成されました。70年代はあのVangelisがプロデュースに関わっていました。デビュー・アルバム『Chinese Restaurant』(1977年)からシングル・カットされた「Lola」はヨーロッパでスマッシュヒット。キャバレー風ニューウェイヴとでも言いましょうか・・・とっても味があります。



Chinese RestaurantChinese Restaurant
アーティスト:Chrisma
Universal Italy(2007-10-26)
販売元:Amazon.co.jp
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1980年にChrismaからKrismaに表記変更。Chrisma時代の最後のアルバム『Hibernation』(1979年)にはシングルにもなっている「Aurora B.」というこれもまたキャバレー風の作品があります。PVからはイタリアンエロスがムンムンです。



HibernationHibernation
アーティスト:Chrisma
Universal Italy(2007-10-26)
販売元:Amazon.co.jp
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日本でChrismaを知っているとしたら、戸川純ちゃんのファンである可能性が高い。彼女のアルバム『好き好き大好き』(1985年)では、「オーロラB」というタイトルでChrismaのカヴァーをしています。きっと、純ちゃんは、キャバレー風の作風に共感したのでしょう。



好き好き大好き(紙ジャケット仕様)好き好き大好き(紙ジャケット仕様)
アーティスト:戸川純
Sony Music Direct(2006-02-22)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
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Krismaに変わってからの代表曲の一つは、同タイトルのアルバムもリリースされた「Cathode Mamma」(1980年)。この曲は、マニアックなカヴァーが得意なエレクトロクラッシュ二人組(竹の子族に影響を受けているらしい)、Hong Kong Counterfeitがカヴァーしています。



とっくに活動を停止したものだと思っていたら、現在もKrismaは現役バリバリ! こちらは2010年版の「Lola」です。さすがに30年以上の歳月を感じさせますが、仲睦まじく二人でステージに立つ姿は微笑ましい。



Krismaのベスト集『The Best』には、Chrisma時代の作品も収録しています。

The BestThe Best
アーティスト:Krisma
Dvmor(2010-08-31)
販売元:Amazon.co.jp
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9月 5日

アヴァンギャルド時代のMatia Bazar

新しいシリーズを始めます。名付けて、音楽世界旅行。同じような企画を以前、All Aboutテクノポップでもやっていましたが、時間も経って、いろいろな発見もあったので、テクノポップな視点で世界中の国や地域の音楽紹介をします。先ずはイタリア。イタリアでのメインストリームとなるポップス、カンツォーネ、オペラの正統派を期待されてしまうと、今回の特集はちょっと期待外れになるでしょう。先ずは、70年代末から80年代にかけてのイタリアン・ニューウェイヴ(イタロウェイヴ)特集です。

これから紹介するアーティストの中でメインストリームに入れてもいいのは、Matia Bazarくらいです。1975年に結成され、1978年のサンレモ音楽祭では総合優勝を果たしました。80年代に入ると彼らのサウンドはシンセサイザーを取り入れアヴァンギャルド化し、Antonella Ruggieroのオペラっぽいヴォーカルと相まって、かの香織さんが在籍したCioccolata(ショコラータ)と被ったりします(CioccolataはMatia Bazarを意識していたんでしょうかね?)。アルバムで言えば、『Berlino, Parigi, Londra』(1981年)、『Tango』(1983年)、『Aristocratica』(1984年)がアヴァンギャルド三部作と言えるでしょう。

Berlino, Parigi, LondraBerlino, Parigi, Londra
アーティスト:Matia Bazar
Virgin(2010-04-13)
販売元:Amazon.co.jp
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TangoTango
アーティスト:Matia Bazar
(2010-04-13)
販売元:Amazon.co.jp
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AristocraticaAristocratica
アーティスト:Matia Bazar
(2010-04-13)
販売元:Amazon.co.jp
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「Il Treno Blu(愛のブルートレイン)」(1983年)は、日本でもマキシム・コーヒーのCM曲になりましたが、これは日本だけでシングル発売されました。

ainobluetrain


『Tango』収録の「Il Video Sono Io(私はビデオ)」は、タイトルもテクノだし、イタリア未来派みたいでカッコいいです。



『Aristocratica』に収録された「Sulla Scia」は、まるでお経のようなフレーズとドンドコリズムが無国籍なアヴァンギャルド感を生みだす不思議な曲になっています。



Matia Bazarは1986年に来日していますが、その一年前にリリースされたアルバム『Melancholia』(1985年)には、「Ti sento(失われた島)」(ノエビア化粧品)、「Souvenir(スーヴニール)」(日本生命)、「Amami(郷愁の星)」(三菱ギャラン)と日本でCMタイアップされた三曲も収録されています。アヴァンギャルド性は弱まりましたが、日本での人気のピークとなったアルバムです。

MelancholiaMelancholia
アーティスト:Matia Bazar
(2010-04-13)
販売元:Amazon.co.jp
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最後に、比較のためと言うわけではないですが、僕の大好きなCiccolata(そしてかの香織さん)の「黒い月のニーナ」もぜひ聴いてみてください。



ショコラータ
アーティスト:ショコラータ
キングレコード(1994-06-22)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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9月 4日

イカ天のマサ子さんからappleheadへ

本日、All Aboutテクノポップで「applehead〜それはチワワの名前です」というタイトルでインタヴュー記事を掲載しました。appleheadとは、紅一点のmayutan(“たん”は“さん”みたいものなので、敬称略させていただきます)、candyさん、fredyさんの3人からなる自称、エレクトロ・ファー・バンド。今回は、2008年にリリースされたデビュー・アルバム『ILCQ』を中心に色々話を伺いました。80年代をリアルタイムで通過している男性二人の音楽性からもあの時代のニューウェイヴな香りがします。

ILCQ (アイエルシーキュー) [Import]ILCQ (アイエルシーキュー) [Import]
アーティスト:applehead (アップルヘッド)
SONORE RECORDS(2008-09-20)
販売元:Amazon.co.jp
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僕はまだappleheadのライヴを見た事がないのですが、最近(2010年3月)の映像がありましたので、見てみると・・・おお、Daft Punkの「All Around The World」やFGTHの「Relax」が散りばめられて、なんか面白い事になっている。



今回のインタヴューの前に、「T4Pより『萌えテクノぽっぷぅ』」というコンピレーションのリリース記念で、appleheadを代表してmayutanにインタヴューを2006年にしました。その際、彼女がいた“マサ子さん”というバンドについても少し聞いています。

マサ子さん ナゴムコレクションマサ子さん ナゴムコレクション
アーティスト:マサ子さん
ナゴムレコード(2005-08-24)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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マサ子さんにはマサ子さんというメンバーはいないけど、イカ天(三宅裕司のいかすバンド天国)に出場したバンドなので、イカ天ファンの方なら知っているかもしれません。最初はアカペラの二人組でしたが、大正琴もありの6人の女子によるバンド形体となります。イカ天登場時、平均年齢18歳で、リーダーはmayutanです。同時にナゴムが好きな人も。イカ天は関西ではちゃんとレギュラーで放映されなかったので、関西人である僕にとっては“そんなのがあるのは風の噂に聞くけど、いまいち分からない”現象だったのですが、マサ子の「雨にヌレテモいーや」は、1990年元旦の「輝く!日本イカ天大賞」のベスト・コンセプト賞部門に登場しています。ちなみにベスト・コンセプト大賞は、同じナゴムのたまでした。

9月 4日

【コンピューターポップ】侮れない伊藤さやか

前回は、コンピューターというお題でフランスのアイドル、France Gallの話をしましたので、今回は日本のアイドルの話をしましょう。コンピューターがテーマで、テクノポップで、アイドルが歌っているという全ての条件を見事にクリアした曲は、Perfumeの「コンピューター・シティ」(又は「コンピューター・ドライビング」)と伊藤さやかの「オ・ネ・ガ・イ スーパーコンピューター」! 後者は、彼女のデビュー・シングル『天使と悪魔(ナンパされたい編)』(1982年)のカップリング曲です。

onegaisupercomputer


B面曲でありながらも、特筆すべき点がこの曲にはいくつかあります。1982年頃は日本のメーカーがスーパーコンピューターへ本格的に参入した時期ですが、そんなことはどうでもいいのです。先ずはタイトル。1982年と言えば、忌野清志郎+坂本龍一の「い・け・な・い ルージュマジック」が流行った年です。このシングルが発売されたのは、2月で、本曲は5月なので、表記方法については「オ・ネ・ガ・イ」は「い・け・な・い」へのオマージュとも取れます。

歌詞の内容を考察すると、アイドルによくある自己紹介ソングです。では、何をスーパーコンピューターにお願いしているのでしょう? ボーイフレンドです。これは、もしかして、前回お話したFrance Gallの元祖テクノポップ曲「Der Computer Nr. 3」へのオマージュなのか! そうであって欲しい。

コンピューターからは外れますが、伊藤さやかはアニソンとしても素晴らしい曲を残しています。それは、『恋の呪文はスキトキメキトキス』(1982年)。これは、アニメ「さすがの猿飛」のオープニング曲。



ちなみに森下くるみは『恋の呪文はベラマンチョ』(2003年)、小倉優子は『オンナのコ オトコのコ』(2004年)のカップリングとして「恋の呪文はパパピプパ」を歌っています。後者は、小西康陽作品です。



話が逸れましたが、それ以上に素晴らしいのが、カップリングされたエンディング曲「恋のB級アクション」。両曲とも小林泉美先生。「うる星やつら」での仕事の方が有名ですが、個人的にもとても好きな彼女の作品です。一時、彼女はPalais Schaumburg等にもいたドイツのミュージシャン、Holger Hillerと結婚していました。



伊藤さやかに戻りましょう。以前、中古本屋で偶然、彼女の告白本『日出処(ひいずるところ)〜不良時代の申し子』を見つけ、購入しました。装丁とタイトルからもヤンキー光線が出ています。1985年に出版されたこの本で、彼女は不良時代を激白し、高らかにロック宣言をしているのです。

hiizurutokoro

日出処(ヒイズルトコロ)―激白宣言書
著者:伊藤 サヤカ
立風書房(1985-04)
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ところが、2008年に行われた渡辺末美さんによるロング・インタヴューで、彼女自ら、「あの本にはゴーストライターがいた、3分の1は嘘」と答えています。それ自体はそれほど驚く事ではないし、批判するつもりもないです。僕が言いたいとすれば、「伊藤さやかの初期の曲は十分“ロック”だった」と。

ゴールデン☆ベスト デラックス 伊藤さやかゴールデン☆ベスト デラックス 伊藤さやか
アーティスト:伊藤さやか
ビクターエンタテインメント(2009-09-16)
おすすめ度:4.5
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8月 29日

【コンピューターポップ】France Gallはテクノポップの元祖??

世の中の流行とは全く関係なく、「コンピューターポップ」第2回目です。

「テクノポップの起源はなんなのか?」という問いに答えるべく、All Aboutテクノポップで「テクノポップの起源」という記事を以前書きました。詳しくは記事にありますが、やはりKraftwerkの『Autobahn』(1974年)、Hot Butterによる「Popcorn」(1972年)または、68年ごろから72年ごろまでのPerry & KinglseyやMartin Dennyなどによるモーグ・サウンドあたりが妥当な所でしょう。もちろん、何がテクノで何がポップという解釈で意見が分かれる部分もあるでしょう。

その後、『YMO GLOBAL』という本の仕事でテクノ歌謡のルーツを探ってみたのですが、そこで僕が行きついた結論は、France Gallの「Der Computer Nr. 3」(1968年)がテクノ歌謡の起源である。しかも、そのテクノ歌謡はテクノポップの起源とされる楽曲群よりも早かった! これについても当然異論があるでしょう。第一、France Gallは歌謡じゃないし・・・でも、40年以上前にこんな曲があったという事実は多くの人に知って欲しい。



France Gallと言えば、Serge Gainsbourgが育てた元祖フレンチロリータ。「夢みるシャンソン人形(Poupee de cire, poupee de son)」(1965年;ユーロビジョンのグランプリを獲得し、日本でもヒット)や「アニーとボンボン(Les sucettes)」(1966年;意味深なダブルミーニング)が代表曲となりますが、このドイツ語でリリースされた「Der Computer Nr. 3」も忘れてはいけません。この曲は、Sergeが絡んでおらず、フランスでの人気が下降気味だったGallがドイツでの活動に力を入れた時期に発売されたものです。ドイツ語の歌詞をWeb翻訳してみると、「コンピュータNo.3に自分に相応しい彼氏を見つけさせる」といった内容です。歌詞からも電子音のSEからもテクノポップの精神を感じます。意図的ではないのかもしれませんが、ぎこちない踊りや無反応な観客にも(笑)。

この曲はドイツ語と言う事もあってか、普通のベスト盤には収録されていませんが、彼女のドイツ語音源を集めた『En Allemand』(1998年)やiTunes Storeにて購入できます。

En AllemandEn Allemand
アーティスト:France Gall
Telefunken(1998-05-12)
おすすめ度:5.0
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また、ドイツ語音源には、「Ich liebe dich - so wie du bist」「Mein Herz Kann man nicht kaufen」といった Georgio Moroderの作品も収録されています。



調べてみると、「Der Computer Nr. 3」には結構な数のカヴァーが存在します。 De Bietというオランダのバンドもカヴァーしています。こちらもモンドなテクノポップ!



B.I.O.S.というドイツのユニットのシングル『Der Computer Nr.3』(1996年)

dercomputernr3


日本のHi-Posiのシングル『そなえよつねに』(2000年)のカップリング「コンピュータNo.3」・・・Hi-Posiは現在活動していませんが、なかなかイイ目の付けどころしています!

そなえよつねにそなえよつねに
アーティスト:Hi-Posi
ヒートウェーヴ(2000-06-21)
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8月 28日

コンピューターポップ(1)〜KraftwerkとYMO

神戸テクミー(テクノポップ・ミーティング)では、テクノポップのテーマを選んで、そのテーマに基づいた選曲で楽曲を紹介するという試みを行っています。8月21日にミニスタジオで行われた神戸テクミー vol.5では、僕のパートはコンピューターをテーマにしました。テクノポップのコンセプトとしてよく使われるのは、科学技術系。テクノ=テクノロジーですから、当然ですね。前回のテーマに選んだロボットに負けず劣らず、コンピューターというのも頻繁に使われるモチーフです。

コンピューターをコンセプトにした楽曲は数多くありますが、コンセプト・アルバムにまでしてしまったのは、God Of Technopop、Kraftwerkの『Computer World』(1981年)ですね。

Computer WorldComputer World
アーティスト:Kraftwerk
Mute(2009-08-20)
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01. Computer World
02. Pocket Calculator
03. Numbers
04. Computer World 2
05. Computer Love
06. Home Computer
07. It's More Fun To Compute

ジャケットからも「テクノは黄色である!」という一つのイメージを作るだけの力を感じます。このアルバムが発売された1981年という時代背景を考えると、すでにPCは発売されていましたが、コンピューターは個人が所有するものというよりも、まだ研究者や専門家が使うものでした。自分自身の体験としても、初めて自分で使ったコンピューターは1983年頃のApple II(発売は1977年)。このアルバムより少し後になります。「Pocket Calculator」も広義の解釈でコンピューターとなり、一般の人達にとっては、電卓の方が身近にあるコンピューターだったと言えましょう。ちなみにコンピューターは電子頭脳というイメージですが、その法律上の呼称は電子計算機となります。

このアルバム、Kraftwerkの代表作的な扱い方をされている感覚が無いのですが、歴史に残るセルフミックス・アルバム『The Mix』(1991年)にて、『Computer World』から「Computer Love」「Pocket Calculator」「Dentaku」(「Pocket Calculator」の日本語ヴァージョン)、「Home Computer」と4曲も選ばれているので、メンバーも意外と気にいっているアルバムなのかと思います。

Kraftwerkの影響を受けた人達は数え切れませんが、Komputerという3人組をご存知でしょうか? 最初、バンド名からドイツ語かと思ったのですが、ドイツ語でもComputerはComputer。イギリスのユニットです。メンバーの名前からすると、どうやら同じMute系のI Start CountingとFortran 5のメンバーが被っています。新人を装った彼らのデビュー・アルバム『The World Of Tomorrow』(1997年)に収録の「Komputer Pop」は、Kraftwerkの『Computer World』に入っていても全く違和感のない曲となっています。「Bill Gates」なんていう曲もあって、こっちは「Man Machine」です。

World of TomorrowWorld of Tomorrow
アーティスト:Komputer
Mute U.S.(1997-11-18)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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札幌出身のやぎというバンドが、「Computer Love」を彼らの2枚目のアルバム『プール』(1992年)に収録しています。Kraftwerkと同名曲ですが、カヴァーではありませんし、別にKraftwerkっぽい訳でもありません。女子ヴォーカルの脱力系ニューウェイヴ。ちなみに彼らのデビュー・アルバム『iL NEiGE』(1989年)は、あがた森魚がプロデュース。ジャケは、太田螢一(ゲルニカ)によるキモカワ系。

pool


以前、All Aboutテクノポップで「YMOとゲーム音楽」いう記事を書きましたが、YMOとコンピューターと言えば、「Computer Game」。「Mark Gamble Micro-Mix」なんていうのもありましたね。

YMOのメンバーが関わったコンピューターポップと言えば、「コンピューターおばあちゃん」。作詞作曲は伊藤良一さん。元々は、アルバム『COSMORAMA』で小田啓義さんの編曲でコズミック・インベンションが歌いました。

cosmorama

コズモラマ(COSMORAMA)
アーティスト:コスミック・インベンション
ビクターエンタテインメント(1994-12-01)
販売元:Amazon.co.jp
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有名なのは「NHKみんなのうた」で採用された酒井司優子さん(東京放送児童合唱団)が歌い、教授がプロデュース・編曲したヴァージョンです。その後も、POLYSIX、DENPA!!!などがカヴァーをしています。この「コンピューターおばあちゃん」の映像は、今もNHKで放送され、DVD化もされていますが、不適切な表現が含まれていたとして一部を手直しすると発表しました。再度、その映像を見てみると、確かに水着や露出的な映像がサブミリナル効果のように挿入されています。先ずは気付かないなかなかウィットに富んだ確信犯的映像です。

computerobachan


教授と言えば、「マイクロソフトI.E.4.0 Theme」もやっていましたね。

コンピューターポップ・・・続く
8月 26日

2010年9月の新譜情報

月刊新譜情報を4月から始めています。前月の終盤に翌月の新譜情報を掲載していますので、レコハンの参考にでもしてください。テクノポップ〜エレクトロ中心ですが、時々僕の好みでそれ以外のものも入れたりします。

【注目盤】
■Ellen AllienのBPitch Controlからイタリアの男女二人組WE LOVEがアルバム『WE LOVE』をリリースします。BPitchのリリースとしては、エレクトロポップ寄りの作品となっています。インタヴューも予定していますので、ぜひ一度聴いてみてください。

Ellen Allienは8月28日のWIRE10に登場しますが、下記の無料エキシビジョンが明日予定されています!

Ellen Allien presents Effects

BPitch Control、EAFファッションブランドのオーナー、
Ellen Allienがエキシビジョンを開催致します。

日程:2010年8月27日(金曜日)
時間: 17:00 - 21:00
入場料:無料

ベルリンのライフスタイルを東京の街へ。
EAFファッション & BPitch Controlの限定グッツ、新作などの展示、販売、ヴィジュアル放映。
お友達をお誘い合わせの上、お気軽にご参加いただけますと幸いです。

注意事項:当日はELLEN ALLIENによるDJプレイはございません。予めご了承ください。
DJプレイは8月28日横浜アリーナWIRE10 (21:05-22:15) にてお楽しみ下さい!

会場: 青山LightBox 1F


■Royksoppが昨年のアルバム『Junior』に続き、『Senior』をリリースします。『Junior』がポップ・サイドとすれば、『Senior』はダーク・サイド。また、彼らとコラボしているRobynちゃんも3部作の2枚目となる『Body Talk Pt 2』をリリース。

■60年代的ガールポップが好きです。80年代ならTracey UllmanやMari Wilsonとか。当時、ニューウェイヴ勢と並列と扱われていました。最近なら、The Like、そして日本でも1作目で人気が出たThe Pipettesも2作目をリリース。日本ならキノコホテル(笑)。あまり注目されませんでしたが、今は亡き80_panの「DISCO BABY」もThe Pipettes(Jon)とのコラボでした。日本盤も早く出して欲しい。

■Trevor HornがプロデュースしたLisa Stansfieldのアルバムが再発されますが、先日も書いたBugglesの再結成ライヴは、ロンドンのsupperclubで9月28日に。£300 (VIP), £100 (gig only)のチケットの発売もまもなく開始! 詳しくはこちら

■EP-4のアルバム2作がリリース!『Found Tapes』には発掘テープからの音源も収録されています。

9月1日:キリンジ『BUOYANCY』
9月2日:Underworld『Barking』CD+DVD
9月3日:MOTOCOMPO『MOTOCOMPO LIVE on Ustream "SECRET BORDERLINE"』「PERFECT BORDERLINE」会場限定
9月4日:WE LOVE『WE LOVE』

9月7日:Robyn『Body Talk Pt 2』
9月8日:Polaris『Live at 日比谷野外音楽堂2004/9/25』DVD+CD(再発)
9月8日:m-flo『m-flo inside -WORKS BEST IV-』
9月8日:Goodings Rina『Mashed Pieces #2』
9月8日:Royksopp『Senior』

9月13日:The Pipettes『Earth Vs the Pipettes』米
9月14日:world's end girlfriend『SEVEN IDIOTS』
9月15日:Lisa Stansfield 『Moment』再発;Trevor Hornプロデュース
9月15日:Dorian『Melodies Memories』
9月17日:Orchestral Modern In The Dark『The History Of Modern - Limited Edition Box Set』

9月20日:4-D mode1『Denkmal』
9月20日:David Guetta『One More Love』
9月22日:バニラビーンズ『VaniBest』
9月22日:コトリンゴ『picnic album 1』YMOカヴァー
9月22日:VOLA & THE ORIENTAL MACHINE『PRINCIPLE』
9月22日:EP-4『Found Tapes』
9月22日:EP-4『Multilevel Holarchy』
9月22日:a-ha『25〜Complete Best』
9月22日:ピアコンズ『ピアコンII』
9月25日:MEG 『BEST FLIGHT』初回限定盤2種類有

9月29日:相対性理論と大谷能生『乱暴と待機』CDS
9月29日:YMO『Yellow Magic Orchestra』Blue-spec CD仕様;他のオリジナルも同時発売
9月29日:Jazztronik『Bedtime Story feat.YUKI 』CDS
9月29日:AMWE 『Girls』
9月29日:LAKILAKI was 真保☆タイディスコ『FUTURISTCI HANDIWORK』
9月29日:Lady Gaga『Lady Gaga』DVD
8月 23日

【アイドル対談】爆乳さんも美脚さんもいるセクシーオールシスターズ

(四方)先生:では、今回は趣向をガラッと変えて、爆乳さんについて教えてください。あんまりテクノと関係ない(いや、ちょっとだけある)爆乳さん特集です。夜露死苦!

(Hyper_)testu:(笑)

先生:先日、DJ Airaと同じイベントでtetsuさんは、DJされたんですよね。人から伝え聞いた話ですが、tetsuさんのDJの際、爆乳コールがあったとか(笑)。今や、Hyper_testu=爆乳DJという期待が生まれているようですね。

tetsu:最近、いろんなとこでかけまくってますから(笑)。最近、爆乳系の曲をかけたらかけたでなんか言われるし、かけなかったらかけなかったでなんか言われます。DJ Airaの時は、爆乳かける勇気がなかったです。準備はしてたんですけどね。かけたらAiraに白い目で見られるのは確実(笑)。そこまでドMじゃないですから。
あと、爆乳、爆乳言ってますが、素晴らしいから言ってるだけで、そんなにリアル爆乳のおねーちゃんが大好きなわけではないです。Perfumeでは、あ〜ちゃん推しですが(笑)。

先生:強引にPerfumeに引っ張って頂きありがとうございます。最近のセクシー系ガールズについては知識が貧弱なのですが、セクシーアイドル特集をしていた事があるので、90年代までなら僕も知っています。C.C.ガールズのような正統派(?)からT-BACKS、ゴールデン・ヒップス、ピンク・サターンのようなキワモノ系まで色々いました。時代は巡るのでしょうか?

セクシー★アイドルの時代#1:セクシー・グループ70's&80's
セクシー★アイドルの時代#2:セクシー・グループ90's

tetsu:時代は巡るといえば、巡るんでしょうが・・・ 今回の爆乳系は、全然正統派じゃない。キワモノの極みです。サウンドは90年代ですけどね。聴いたことない方は、一度YouTubeとかで見て欲しいです。



先生:爆乳さんはあくまでも俗称で、セクシーオールシスターズが正式名称ですね。でも、これは集合体の名前ですよね。

tetsu:爆乳戦隊パイレンジャー、爆乳三国志、D-Rive、美脚戦隊スレンダー、胸の谷間にうもれ隊、爆乳ヤンキー、爆乳甲子園の現在7組でセクシーオールシスターズと言います。まだまだ、増殖するかもしれません。爆乳戦隊パイレンジャーは現在活動してないです。

先生:なるほど〜。爆乳が付いた名前のユニットが4つもありますね。

夜露死苦おっぱい/ブラを探して夜露死苦おっぱい/ブラを探して
アーティスト:爆乳ヤンキー
ポニーキャニオン(2010-06-16)
おすすめ度:4.0
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爆乳音頭(DVD付)爆乳音頭(DVD付)
アーティスト:爆乳三国志
ポニーキャニオン(2009-10-21)
おすすめ度:4.5
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tetsu:爆乳と名前の付いたユニット全てに出ているグラビアアイドルで、最近深夜テレビによく出てる手島優さんは知ってますか? 「愛がいっぱいIカップ手島優です」って自己紹介をする方です。

先生:大変魅力的で眠れなくなりそうな自己紹介ですね。残念ながら、深夜テレビはほとんど見ないので、知りません。

tetsu:あの方がセクシーオールシスターズのリーダーです。ライヴ行けばわかるんですが、手島優さんがほんと素晴らしい。あの人の話芸なくして、セクシーオールシスターズのライヴはありえません。芸歴長いのもあるんでしょうが、あれは天性のものだと思います。時々、裏で悩んでるのが垣間見えて余計に萠えます。

先生:爆乳系の音源は一通り正座して聴かせて頂きました。イケイケというか、タイムスリップしたようなサウンドが炸裂していますね。その中でも、光を放っていた曲がありますね。爆乳戦隊パイレンジャーの「ピンクのソーダ」・・・これは、テクノポップというか、Perfumeを意識したような曲ですね。5人ですけど。

爆乳戦隊パイレンジャー(DVD付)爆乳戦隊パイレンジャー(DVD付)
アーティスト:爆乳戦隊パイレンジャー
ジョリー・ロジャー(2009-01-28)
おすすめ度:5.0
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tetsu:爆乳系のサウンドは90年代の田舎のヤンキーの方がよく聴いてる感じの、うまく言えないけどすごく安い感じのサウンドです。安いってのはDISってる訳ではないですよ!
イケイケサウンドで、何も考えずノレる、踊れる。歌詞も奥が深いのか浅過ぎるのかわからないのがイイ!!
先生、あやまんJAPANさんってグループでやってる知ってますか? あの「安すぎる宴会芸」で有名なあやまんJAPANさんに通じるところがあるなぁと私自身は勝手に思っています。

先生:アヤパンなら知っていますが・・・こちらも勉強不足で知りません。

tetsu:「ピンクのソーダ」は、爆乳系の中で唯一のまともな曲です。ほんと素晴らしくて去年の夏ぐらいからずっとDJでかけてたんですが、誰も何も言ってくれない(笑)。ライヴでもやってくれないですね。ほんと、やって欲しいんですけどねぇ・・・ 「おっぱいおっぱい」言ってるあのライヴの雰囲気の中やる曲じゃないってのもわかるんですけどね。

先生:胸の谷間にうもれ隊の「スケベ!」「生殺し」は純アイドル調の不純な歌。アンビバレントな魅力がありますね。助川まりえちゃんも人気がありそうですね。

スケベ!(DVD付)スケベ!(DVD付)
アーティスト:胸の谷間にうもれ隊
ジョリー・ロジャー(2010-05-26)
おすすめ度:4.0
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tetsu:助さん人気はすごいですよ。話も結構面白い。爆乳系の中では一番ヲタを持ってます。でも、興味深いのは、残り2人、橘オリーブと與坂唯 です。2人 は、プロ野球東京ヤクルトスワローズのダンス・パフォーマーチーム、Swallows Wings(スワローズ・ウイングス)で頑張ってる方です。特にオリーブちゃんは、プロフィールで歌手になりたいようなこと書いてあったんですが、書き直しちゃったようで、人生いろいろあるんだなぁとか考えてしまいます。

先生:美脚戦隊スレンダーの「パンティーストッキング〜!」はなかなか中毒性がありますね。アレンジがレトロなのでちょっともったいない(笑)。

パンティーストッキング~!(DVD付)パンティーストッキング~!(DVD付)
アーティスト:美脚戦隊スレンダー
ジョリー・ロジャー(2010-04-07)
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tetsu:もったいないですか? DJやってると、一番反応がいいのが「パンティストッキング〜!」です。あのアレンジの安い感じがとっても好きなんですが(笑)。

先生:なるほど・・・古きを懐かしみという事ですね。彼女達の多くの曲はシングルで発売されていますが、アルバム『セクシー☆甲子園』を買ってしまうと、ほぼ全部そろってしまうのですか? これではシングル買ったファンはちょっと悔しいですね。あ、でもこれは一般人の感覚で・・・

セクシー☆甲子園セクシー☆甲子園
アーティスト:セクシー☆オールシスターズ
ポニーキャニオン(2010-07-21)
おすすめ度:4.0
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tetsu:パイレンジャーは別にして、ここ1年ぐらいでほぼ2ヶ月おきに1組ずつシングルリリースしてまして、最後にアルバムリリースな感じです。何ヶ月連続シングルリリースとか言って最後にアルバム出すアーティストさんと変わりないと思います。はっきり言って、ろくに売れてないのにここまでやるのは驚異ですよ。
逆に毎月のようにリリースのイベントやライヴをやってくれて嬉しいです。セクシーオールシスターズいつ終わってもおかしくないと思ってましたし、今も思ってます。アルバムの発表が出て、解散の合図か?と思ったのですが、ライヴもまだあるようですし、次のシングルも決まってるようなので今は一安心って感じですが・・・この先どうなるかわかんないです。

先生:危機感がさらに高揚感を煽るのでしょうか?

tetsu:先生も爆乳のライヴ一度行ってください。あの楽しさがわかります。東京でしかやらないのが痛いですが、ライヴは、面白くて、楽しくて、踊れる。8月29日原宿アストロホールでのライヴがあります。

先生:じゃ、いつか夜露死苦お願いします(笑)。では、次に紹介するアイドルを予告してください!

tetsu:では、もうすぐ2ndシングルを発売するTomato n' Pineさんでいきましょう。

先生:トマパイですね。彼女たちなら僕も知っています。
8月 21日

千葉が生んだYMOコピーバンド、Chiba M O

先日、宇宙ヤングの笹公人さんとお会いしました。笹さんと言えば・・・
金星の王女わが家を訪れてYMOを好んで聴けり

などの独自の短歌を詠む歌人でもあります。
最近、和田誠さんと『連句遊戯』という本も出されました。怪奇、SF、芸能、歌謡等・・・自由な発想で連句が繰り広げられます。

連句遊戯連句遊戯
著者:笹 公人
白水社(2010-07-15)
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笹さんと話していて、話題に挙がったのが、YMOのコピーバンド、Chiba MO。YMOのカヴァーをした人達となると、最近のKeaneとかも含めて膨大になるのですが、YMOのコピーバンド(またはカヴァーバンド、トリビュートバンド)となると限られてきます。有名どころと言えば、2枚のアルバムをリリースしたYセツ王。他にもO-Setsu-Y、.EXE等のバンドも活動していました。OMYは、カヴァーというよりもYMO風(BeatlesのパロディーとしてのRutlesみたいな)。最近なら、『Hatsune Miku Orchestra』(2009年)をリリースした“HMOとかの中の人”。

Chiba M Oは、ITSUKIさん (Key/Vo)、HIDEさん (Guitar)、OTAさん (Bass)、MIYA さん(Drum/Arrange/Prog)の4人編成。YMOは3人ですが、ライヴをする前提で考えるとこの編成の方が正解でしょう。ITSUKIさんは女性ですが、YMOのライヴでのアッコちゃん的存在と捉えていいでしょう。3人にこだわり過ぎると、ギターはゲストみたいになってしまいますから。

Chiba M Oのオフィシャルサイトでは、現在、9つの動画が公開されています。YMOのファースト・アルバムからのカヴァーが多く、その中でも気にいったのが、「Mad Pierrot」のPV。完全に再現するというよりも、原曲の良さ(例えば初期のフュージョン色)を保ちつつ、音色が素敵なカヴァーをしています。ITSUKOさんのチャイナドレスも更によし(笑)。



ぜひ、トリビュート・アルバムも作ってほしいものです。
8月 17日

Bugglesが9月28日、ロンドンにて『The Age Of Plastic』から全曲を再結成ライヴ!

Bugglesが9月28日にロンドン(West London のどこからしい)にて再結成ライヴするとの発表がありました。再結成ライヴ自体は、DVDも発売された2004年の「A Concert For Prince Trust」で既に行われています。Trevor HornとGeoff Downes に加え、「Prince Trust」にも参加したBruce WoolleyもオリジナルBugglesラインナップとして登場予定です。また、僕の記憶が正しければ、90年代末の12月に一度、ロンドンでシークレットライヴをやったはずです。

producedbytrevorhorn
プロデュースド・バイ・トレヴァー・ホーン~ア・コンサート・フォー・プリンス・トラスト [DVD]
アーティスト:フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド
出演:オムニバス
デジタルサイト(2007-02-07)
おすすめ度:4.5
販売元:Amazon.co.jp
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今回、注目すべきは、Bugglesのファースト・アルバム『The Age Of Plastic』(1980年)から全曲を演奏するという点です。2004年のライヴでは、「Video Killed The Radio Star」と「Living In The Plastic Age」の2曲だけでした。

ラジオ・スターの悲劇+3ラジオ・スターの悲劇+3
アーティスト:バグルズ
USMジャパン(2006-12-20)
おすすめ度:5.0
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ファンとしては、売れなかった珠玉のセカンド『Adventures In Modern Recording』(1982年)からもやって欲しいという要望もあるでしょうが、ファースト全曲が生で聴けるだけでも貴重な経験でしょう。

たぶん、全曲とは現在の再発CDには収録されているボーナストラックを除いた当時のトラックでしょう。
つまり・・・

01. Living In The Plastic Age
02. Video Killed The Radio Star「ラジオスターの悲劇」
03. Kid Dynamo
04. I Love You (Miss Robot)
05. Clean, Clean
06. Elstree「思い出のエルストリー」
07. Astroboy (And The Proles On Parade)
08. Johnny On The Monorail

Bugglesと言えば、「ラジオスターの悲劇」が代名詞となっています。MTV時代幕開けの象徴でもあり、カヴァー曲も国内・海外問わず、世界規模でなされています。比較的最近では、加藤紀子ちゃんや桃井はるこちゃんもカヴァーしています。2003年までのカヴァーについては、以前僕が書いた記事をご覧ください。



ラジオスターの悲劇〜日本大会
ラジオスターの悲劇〜世界大会1
ラジオスターの悲劇〜世界大会2

このアルバム『The Age Of Plastic(当時の邦題は「プラスティックの中の未来」)』は、1979年の「ラジオスターの悲劇」の想定以上のヒットを受けて急遽製作されたものです。アルバム発売のタイミングの悪さなどもあってか、アルバムは同じくらいのヒットはしませんでした。しかし、この作品は、近未来、科学技術の進歩、ロボットなどをモチーフとしたテクノポップのコンセプト・アルバムとして、まさに金字塔的存在です。

全て思い入れがある曲なのですが、
ロンドン郊外の地名が由来となった「Elstree」・・・シングルカットもされましたが、ヒットせず!スウェーデンのNASAというBuggles&New Musikフォロワー的バンドがカヴァー。



鉄腕アトムの曲「Astroboy」・・・林夕紀子さんがジャジーなカヴァー

TimbreTimbre
アーティスト:林夕紀子
ewe records(2007-05-24)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
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・・・など、隠れた秀作がこのアルバムにはあります。

残念ながら、Trevor Horn公式サイトによると、他のツアー、DVD、ライヴCDの予定はないとの事・・・あー、見に行きたい、LONDON CALLINGな気分です。
8月 16日

会いたくて 会いたくて 会えばいいじゃないか 西野カナ!

今日は、「ケータイ世代のカリスマガール」西野カナちゃんの会いたい症候群について書きたいと思います。僕が西野カナちゃんに興味を持ったのは、3枚目のシングル『I Style.』。カップリングされた「September」がイイ感じのエレクトロなガールポップ。元々R&B路線でしたが、その後、それほどその手の路線の曲がなくって、ちょっと淋しいなと思いつつ、僕の想いとは関係なく、どんどん西野カナちゃんは売れていくわけです。

Style.Style.
アーティスト:西野カナ
SE(SME)(M)(2008-08-13)
おすすめ度:3.0
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シングル曲だとWISEとのコラボの5枚目の「遠くても」あたりから、会いたい症候群に西野カナちゃんは陥り始めます。

遠くても feat.WISE遠くても feat.WISE
アーティスト:西野カナ
SE(SME)(M)(2009-03-18)
おすすめ度:3.5
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それに拍車とかけるのが、アンサーソングとなるWISEの「会えなくても feat.西野カナ」。



本人のシングルでも、タイトルから露骨になるのが6枚目のシングル「君に会いたくなるから」。

君に会いたくなるから君に会いたくなるから
アーティスト:西野カナ
SE(2009-06-03)
おすすめ度:3.5
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オリコンチャート自体は19位でしたが、この後のファースト・アルバム『LOVE one.』が4位までチャートを上がります。いよいよ、西野カナちゃん、ブレイクの兆しです。ちなみにこのアルバムに収録の「candy」は、エレクトロ。

LOVE one.LOVE one.
アーティスト:西野カナ
Aniplex (music)(2009-06-24)
おすすめ度:3.5
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7枚目のシングル「もっと・・・」、タイトルこそ控えめですが、いきなり「今すぐ会いたい、もっと声が聞きたい・・・」とかなりヤバい状態になってきます。男からのメールに絵文字がないくらいで、キレている・・・真面目に歌詞を聴いていると男としては怖いものがあります。怨念の成果なのか?オリコンも6位まで上がりました。

もっと・・・もっと・・・
アーティスト:西野カナ
SE(2009-10-21)
おすすめ度:3.0
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8枚目のシングル「Dear」では、まったく症状に改善は見られません。別れて5分もたってないのにすぐに会いたくなる・・・落ち着いてと言いたくなる。カップリングの「MAYBE」では、男の過去にこだわりまくる。

Dear・・・/MAYBEDear・・・/MAYBE
アーティスト:西野カナ
SE(2009-12-02)
おすすめ度:4.0
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9枚目の「Best Friend」で、ところどころ、まだ不安な要素はあるんですけど、少し回復の兆しが見れます。

少し安心していたら、西野カナちゃん、会いたい症候群がぶり返してしまったようです。10枚目シングル「会いたくて 会いたくて」は・・・もうエスプレッソ・ダブルでお願いしますみたいな! 歌詞からもPVからもは完全に負のオーラーが! PVでも髪切るシーンが、怖い。



会いたくて 会いたくて会いたくて 会いたくて
アーティスト:西野カナ
SME(2010-05-19)
おすすめ度:2.5
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「会いたい」曲がいっぱい詰まった6月23日発売のセカンド・アルバム『to LOVE』もオリコン1位と絶好調!

to LOVEto LOVE
アーティスト:西野カナ
SME(2010-06-23)
おすすめ度:3.0
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8月4日には新曲「if」も出ましたが、「会いたい」路線を期待していた僕としては残念です。いっそ、戸川純ちゃんの「好き好き大好き」の世界まで逝ってください、西野カナちゃん。

8月 12日

Perfumeの「VOICE」と「575」に見るテクノオリエンタリズム

YMOもそうでしたが、和風も含めたオリエンタリズムというのは、80年代テクノポップの一つの重大要素でした。もちろん、日本のテクノポップにおけるオリエンタリズムの方向性は、日本人が純日本的メロディーを奏で、日本の心を歌うというストレートなものではありません。それじゃ、演歌になってしまいます(まぁ、テクノ演歌というのもアリなんですけど)。

それは、西洋人の視点からのエキゾチシズム(異国趣味)だったと思います。メロディーにはペンタトニック・スケール(5音音階)が多用され、必ずしも和ではなく、中華も他のアジア的テイストも、一括りだったと思います。時には、エキゾチシズムのフィルターで増幅した西洋人の勘違い的アジア感覚も含めて。YMOの中でもその傾向は、教授により顕著に見られました。他にも、矢野顕子さん、一風堂、P-MODEL(大陸的)、チャクラ、山口美央子さん(「恋は春感」)など、オリエンタリズムを感じる作品が多かったのが、80年代テクノポップ・シーンです。これは日本のアーティストに限ったわけではなく、YMOとも親交のあったJAPANなどにもその傾向は見られました。

8月8日の「Music Lovers」でTV初公開となった新曲「VOICE」を紹介する際、赤坂泰彦さん(元・東京JAP)は、「チャイナテイストを取り入れた・・・」と。確かによく聞いてみると、中華風とまでは言えないけど、要所要所でアッパーなポップスでありつつも、オリエンタリズム(ペンタトニック)が見え隠れします。日産のCMの時には見えてこなかったらびやかさの中にもわびさびを感じさせます。



中田ヤスタカさんの「love the world」もよく聞くと、教授の「Ballet Mechanique」風だったり、デビュー当時のcapsuleの「さくら」「粉雪」などはオリエンタル路線でしたから、その素地は十分あったのでしょう。「さくら」のPVに登場の中田さんは、トランシーバーを持って、本当に電池食べていそうです。



それ以上に、注目したいのはカップリングの「575」。俳句というモチーフは完全に死角でした。Perfumeとしては初のラップとなりましたが、最近のエレクトロの流れからしても、ラップは別に先進的ではないです。J-ポップでもラップはごく一般的な手法となっています。でも、この五七五というオリエンタルな曲調でありつつも、サビ以降に展開するラップには実験の精神を感じます。

僕の対談相手としてよく登場する、けろっぐ博士は『巷では教授の「戦メリ」風だと言われているけど、Aira Mitsukiの「サイエンス・ミュージック」とほぼ重なる』と主張しています。彼は「575」が流れるiidaのCMを「サイエンス・ミュージック」(『Airaの科学CD』に収録)の曲差し替えて、それを実証する試みを真剣に行っています。



また、「会いたい」「会えない」という歌詞からは西野カナちゃんの影響が伺えます・・・というのは冗談ですが。別に「575」に元ネタがあると言いたい訳では全くありません。先日の√thummの記事でも書きましたが、オリエンタル及び和風テクノというのが、もしかしたら静かな流れなのかなぁ・・・と。

VOICE(初回限定盤)(DVD付)VOICE(初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:Perfume
徳間ジャパンコミュニケーションズ(2010-08-11)
おすすめ度:4.5
販売元:Amazon.co.jp
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VOICE(通常盤)VOICE(通常盤)
アーティスト:Perfume
徳間ジャパンコミュニケーションズ(2010-08-11)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
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8月 10日

【アイドル対談】小桃音まいちゃんのCDは株券である 

先生:小桃音まいちゃん、今回は全く予備知識ありません。音源を予習のために聴いたくらいです。実は読み方も判らない。「こももね」って読んでしまいます。 

tetsu:
ことねです。 

先生:
ことね??難読漢字に指定です。 
調べてみると、デビューはシングル『Dreamscape☆』(2009年10月7日)でまだ1年も経っていませんね。Amazon.co.jpで検索すると、このシングルは1000枚限定で既に廃盤のようで、15,000円という法外な値段が付いていますね。もちろん、tetsuさんは持っているんですね。 

dreamscapeDreamscape☆
アーティスト:小桃音まい
販売元:am music
発売日:2009-10-07
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tetsu:
私もデビュー・シングルは、もう3枚しか家にないです。って言う時点で「お前何枚買ったんだよ!」ってツッコミ入りそうですが・・・ 
ファーストはあんまり買ってないです。 

先生:
あんまり買ってないって・・・(苦笑)。

tetsu:
複数枚買いって普通の人からすると頭おかしい領域かもしれないんですけど、アイドルは買い支えてこそなんぼの世界!って部分はあります。

先生:
菊地成孔さんが『CDは株券ではない』という本を出していましたが、小桃音まいちゃんのCDは株券ですね。複数のCDなどを購入する事は、アイドルに投資する事なんですね。 

tetsu:
CDの値段が上がるってことは滅多にないですけどね。

先生:
確かに。投資の金銭的回収が目的ではないという点では株券ではない。

tetsu:
AKB商法をどうとか言う人いますが、地下アイドルの世界では、ライヴの物販やリリースイベント等で買って、会って、しゃべってなんぼの世界だったりします。 
まぁ、15000円とかで買う人はいるんですかねぇ。 
たぶん現場に通って、持ってないことをヲタの方に漏らすとたぶんどっかから出てきますよ。 

先生:
なるほど、現物を手に入れる以上に、購入のプロセスが大事なのですね。 
カップリングの「なのです☆ 〜ひぐらしのなく頃に より〜」は、テクノポップというかピコ度が高いですね。歌い方も往年の宍戸留美ちゃん的というか・・・

tetsu:
基本アニメ声ですからねぇ。 

先生:
セカンド・シングルの『Masterpiece』(2009年11月24日)では、3曲目の「3.オレンジ 〜とらドラ!より〜」が個人的には押しです。3曲目に力を入れているのか(笑)? 
いや、僕の偏った趣向のせいで、意図とは関係なくそうなっているのだと思いますけど。 

masterpieceMasterpiece
アーティスト:小桃音まい
販売元:am music
発売日:2009-11-24
おすすめ度:5.0
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tetsu:ファーストもセカンドも3曲目は、アニメのカヴァー曲です。先生アニソン属性あったんですか? 

先生:
それは今まで気づきませんでした。アニメ属性とテクノ属性が被ったのでしょう。最新にしてサード『さくら、咲くころに。』(2010年1月27日)でも、やっぱり3曲目がひっかりました(笑)。 
国生さゆり with おニャン子クラブの「3.バレンタイン・キッス」のピコ度を上げたカヴァーですね。いまや、どちらかと言えば、ビッチな役柄がハマる国生さゆりさんですが・・・ 



sakurasakukoroniさくら、咲くころに。
アーティスト:小桃音まい
販売元:AM MUSIC
発売日:2010-01-27
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tetsu:
国生さんがビッチなのは最近じゃないですか(笑)。 

先生:
素敵なビッチになられたと思います。 

tetsu:
まいにゃのバレンタイン・キッスは、振り付けを含め超絶カワイイっすよ。

先生:
ファンはまいにゃって言うのですね。前回のコスロボを調べる時、YouTubeで小桃音まいちゃんも一緒に「アニソンぷらす」というのに出ていたみたいですが、「アニソンぷらす」って何ですか? 

tetsu:
テレビ東京で深夜にやってるアニソン番組です。今は「アニソーンぷらす」って名前です。 

先生:
『もえ☆ダンス』や『アニソンぷらす x アニメ☆ダンス コレクション』といったコンピにも参加していますね。 
これらはアニメ系カヴァーみたいですが、『アニメ★ダンス BEST GIG』では小桃音まい、桃地みなみ、橋本亜美(コスメティックロボット)の三人で「ぱんだねこ体操」というのもやっているようですね。

もえ☆ダンスもえ☆ダンス
アーティスト:オムニバス
販売元:Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)
発売日:2009-05-27
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アニメ☆ダンス BEST GIG
アーティスト:オムニバス
販売元:FARM RECORDS
発売日:2010-05-26
おすすめ度:3.0
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tetsu:
まいにゃのCDデビューは、アニメのカヴァーの『もえ☆ダンス』の「なのです☆」。ですし、次に出たのが『アニソンぷらす x アニメ☆ダンス コレクション』の「オレンジ」です。 
初オリジナルは「ちょっとLOVEしてるんだってば」なんですが、ライヴでは、「なのです☆」と「オレンジ」の3曲で、デビュー・シングルが出るまでの数カ月頑張ってた気がします。 
「ぱんだねこ体操」は、あの緩さが好きなんですけど・・・良くないですか? 

先生:
園児向けの脱力系ソングですね。 

tetsu:
この前解散したかと思ったら、TOKYO IDOL FESTIVAL 2010で一夜限りの復活とかで、またやってたのは笑いました。いろいろ事情はあるんでしょうけどね(笑)。 

先生:
彼女のライヴはどのような感じなのでしょうか? 

tetsu:
まいにゃの振付は右へ左へ移動する曲が多いんです。で、ヲタもみんなそれに合わせて移動するんです。「民族大移動」とか言ってます。 

先生:
ほぅ〜民族大移動とはスケールがでかいですね。 

tetsu:
ここ1年ぐらいで一番感動したライヴは、まいにゃのリリイべなんです。ライヴで涙を流して泣いたのはPerfumeの2007年のLiquidroom以来です。今年1月末の「さくら、咲く頃に。」のリリイべWeek のラストの日なんですが、ライヴも感動的だったんですが、ほんとに感動したのは出待ちの時。 
僕はゆるヲタなんですが、ガチヲタの方々がいろいろまいにゃに賞状や花束、プレゼントを渡し、まいにゃが泣きながら感謝の気持ちを話したんですが、「今回無理して頑張ってくれた人達がたくさんいると思うんですけど、その人たちが無理しなくてもいいようにこれからも頑張るので応援これからもよろしくお願いします」みたいなこと言ったんです。明らかに(数十枚単位で)複数枚買いした人に向かって言ってる言葉ですよね。 
それまで、涙目状態ではあったんですが、この言葉を聞いたとき涙腺が緩くなって・・・泣いてしまいましたね。 
その後、手で持てないくらいのいっぱいのプレゼントや花束をマネージャーさんが持とうかって言ったら、「全部自分で持つ」みたいなこと言ったりとか、ほんと、まいにゃは良い娘すぎます。 

先生:
離れていても熱さが伝わります。猛暑の中ただでさえも暑いですが・・・要は思いやりのあって頑張るタイプ・・・しかも、性格がいい子なんですね。プロフィールにハロプロをこよなく愛するって書いてますね。 

tetsu:
まいにゃ自身が、ハロ系ヲタなんですよ。AKB48のさっしーこと指原さんもそうなんですけどファン心理をほんとよくわかってる。女ヲタあがりのアイドルは、ファンに何をやったら喜ぶとか、本能的に判ってますよね。 

先生:
tetsuさん、では次の課題をお願いします。 

tetsu:
ちょっと趣向を変えて、私がここ最近激推しの「セクシーオールシスターズ」さんとかどうですか? 俗に言う爆乳さんです。 

先生:
趣向が変わりすぎな気がしますが、了解です。爆乳さんについて勉強いたしましょう。

8月 9日

a-haの生「Take On Me」が聴けた最後のチャンス

8月7日、8日の両日は夏フェスが被りまくっていました。サマソニ2010、WORLD HAPPINESS 2010(8日のみ)、TOKYO IDOL FESTIVAL 2010 @Shinagawaと・・・そんな中、僕はサマソニ2010@舞洲(大阪)に行ってきました。

Aira Mitsukiちゃん、Uffieちゃん、Two Door Cinema Club、Surkin君などいろいろ楽しんでまいりましたが、ノスタルジックな気分でa-haについて書いておきます。

大阪では二日目のSONIC STAGEにa-haは登場。始まって中盤に来るまで、あまり知っている曲が無いので、a-haのベスト・アルバム『Headlines And Deadlines』くらいしか所有していない僕としてはそれほど感情移入が出来なかったのですが(「Cry Wolf」は知っていた)、最後の4曲で・・・来てよかった(涙)と。

「Hunting High And Low」はバラード曲ですが、「Here I am…」とモートン君が歌い始めると、なんかグッと来ました。モートン(Morten Harket)君は観客にサビの部分を歌うように指示したら、前列の人たちがちゃんと歌詞を覚えていて歌っているんですよね。女性の声が多かった気がします。

その後、007の主題歌にもなった「The Living Daylights」、そして「The Sun Always Shines On TV 」へと。a-haと言えば、「Take On Me」ですが、これは「Take On Me」に続く第2弾シングル。このPVは、「Take On Me」の続編になっており、後ほど触れる“彼女”が最初に登場します。



もちろん、トリは「Take On Me」。モートン君のファルセットも健在です。1985年にリリースされたこの曲は、アメリカ、イギリスを始めとして全世界的にヒット。しかし、ヒットへの道には紆余曲折がありました。

この曲は1984年に最初のヴァージョンがNew MusikのTony Mansfieldによるプロデュースでリリースされましたが、大ヒットしたのは、Alan Turneyがプロデュースし直した1985年のシングルです。Tonyにとっては残念な結果となり、確かにヒット性を考えると、リテイクは正解だったのですが、Tonyの1984年ヴァージョンは、Tonyが好きな人ならニヤッとしてしまう作品です。なお、この1984年ヴァージョンは、7月21日に発売されたa-haの2枚組再発アルバム『Hunting High And Low (Deluxe Edition)』に収録されています。出来れば、Tonyの過剰なアレンジの12インチ・ヴァージョンも収録してほしかったです。

ハンティング・ハイ・アンド・ロウ(デラックス・エディション)ハンティング・ハイ・アンド・ロウ(デラックス・エディション)
アーティスト:a-ha
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2010-07-21
おすすめ度:5.0
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このPVは制作手法としても画期的で、何度見た事か!!  PVを見て、モートン君のコミックの世界に連れて行かれてしまった現在30代〜40代の女子も多い事でしょう。PVに出てくる女性が本当に可愛いのです。彼女は、イギリスのモデル・女優であるBunty Bailey(バンティ・ベイリー)です。当時、モートンとデートしていたとWikipediaに書いてあります。PVの中の出来事が現実になっていた胸キュンな話です。

a-haは、既に年内にライヴを終えたら、バンド活動を停止すると発表しています。最後のチャンスかもしれないa-haの生「Take On Me」が聴けて悔いはありません。

8月 7日

一般のリリースではないYMOカヴァー特集

たまにはYMOネタをしましょう。All Aboutテクノポップで「YMOの遺伝子」というシリーズものをやってきました。基本、YMOカヴァーを特集していると考えてもらっていいです。
 
この記事を読んだdouyakuさんとい方から興味深いメールを頂きましたので、頂いた情報を元に一般のリリースでは見つからないYMOカヴァーを紹介します。

事の発端は、Wei Wei Wuu さんが、アルバム『Nomad』(2006年)にて「The End of Asia」のカヴァーをしている事をdouyakuさんが発見。そこから芋づる式になんと「Rydeen」も彼女が演奏していて、しかしその音源は市販のCDで無く、「楽譜」の模範演奏として付属しているCDがあるという事に行きついたのです。

NOMAD(遊牧民)NOMAD(遊牧民)
アーティスト:ウェイウェイ・ウー
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2006-01-25
おすすめ度:5.0
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ここからは、douyakuさんが私に宛てて送ってくれた文章を紹介します。

現在、動画投稿ブームと「初音ミク」のおかげで打ち込みや生演奏でYMOをPlayする人が増えました。一昔前(DTMという言葉もハードも無かった頃)、MIDIデータはマニアックな人のための物でしたが、YMO関連では、1993年にRolandからFDに入ったデータとして『YMOスーパー・クラシックス』が売り出されました。

YMOスーパークラシックス
販売元:ドレミ楽譜出版社
発売日:1998-12-10
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YMOスーパー・クラシックス(RolandのAtelier Visionにあるダウンロード版)

1995年には2作目の『YMOスーパー・クラシックス2』が発売されました。

YMOスーパー・クラシックス(RolandのAtelier Visionにあるダウンロード版)

なんとその後本家から、『YMO SELFSERVICE』という名前でMP3データ(129曲分!)やマルチトラックの音素材を収録したCD-ROMがALFA/ASKから1998年にリリースされました。なんと気前の良い!また、先見の明がある配慮だったのでしょうか。改めてYMOの偉大さが確認されます。
*一部、四方が加筆しております。

selfservice
 
その後、MIDIデータや楽譜はいろいろ発売されましたが、私のような演奏できない人はあまり面白い物ではありません。そこで、面白い物といえば前述の「模範演奏」です。

古くは、1986年にドレミ楽譜出版社から出た『ELECTONE YMO SOUND』ですが、なんとアレンジ・演奏は、向谷実さん! おまけに「Cosmic Surfin’」を向谷さんがエレクトーンで弾いた模範演奏の「ソノ・シート」がついてます! 以前、NHK教育TVで向谷さんと松武秀樹さんがセッションし話題になりましたが、昔から縁があるようです。この本も「協力:アルファ・レコード」となってます。

その後、私が知る限りでは・・・

『Rittor Music ソロ・ギターのしらべ』(2000年)
最近、押尾コータローさんがコンサートで「ギター一本YMOメドレー」を披露して動画サイトで話題になりましたが、こちらで演奏した南澤大介さんも結構うまい!


『巫 謝慧(ウェイウェイ・ウー) 二胡曲集 Nomad~遊牧民 CD付』(2007年)
二胡の「Rydeen」と言えば、サントリー・ウーロン茶「音韻調」のCMが思い出されますが、残念ながらそちらの演奏者は、陳暁雁(チン・シャオイエ)さんです。違うのですが、癒されるのは同じ? ちなみにウェイウェイ・ウーさんは「Rydeen」のカヴァーをしたaminさんのお姉さんです。

巫 謝慧(ウェイウェイ・ウー) 二胡曲集 Nomad~遊牧民 CD付巫 謝慧(ウェイウェイ・ウー) 二胡曲集 Nomad~遊牧民 CD付
販売元:河合楽器製作所・出版事業部
発売日:2007-08-24
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『キーボードマガジン やっぱりJAZZが弾きたい!(お手本CD付) 』(2007年)
JAZZYな「Rydeen」が入ってます。

キーボードマガジン やっぱりJAZZが弾きたい!(お手本CD付)キーボードマガジン やっぱりJAZZが弾きたい!(お手本CD付)
著者:斉藤 修
販売元:リットーミュージック
発売日:2007-03-08
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『やさしいピアノソロ 坂本龍一スペシャル(CD+楽譜集)』(2009年)
「Citizens Of Science」のピアノソロって!

CD+楽譜集 やさしいピアノ・ソロ坂本龍一スペシャルCD+楽譜集 やさしいピアノ・ソロ坂本龍一スペシャル
著者:デプロMP
販売元:デプロMP
発売日:2009-06-20
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『大人が始めるピアノソロ 坂本龍一 名曲集 模範演奏CD付』(2010年) 
上の物と似てます。いかにも教科書って感じの演奏です。

大人が始めるピアノソロ 坂本龍一 名曲集 [模範演奏CD付] (大人が始めるピアノ・ソロ)大人が始めるピアノソロ 坂本龍一 名曲集 [模範演奏CD付] (大人が始めるピアノ・ソロ)
著者:久 隆信
販売元:シンコーミュージック
発売日:2010-03-17
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Winds Score [参考音源CD付] RYDEEN (YMO)
ブラスバンド用の楽譜がフルパート載ってます。最近ブラバン甲子園のCDで「Rydeen」が出ましたがこちらの方が古いです(演奏はあっさりしてます)。

以上、douyakuさんからのメールを元に、YMOカヴァー特集でした! douyakuさん、ありがとうございました!

8月 2日

関西エレクトロ・テクノポップ系PV集

√thummに続いて、nuxxのインタヴュー記事をAll Aboutテクノポップにて本日、掲載しました。nuxxについては、以前TECHROCK6に行った際のレポートとして「Beautiful Girls Electroとnuxxレコ発イベント」というタイトルで取り上げました。

3連休の最終日、7月19日に北堀江club vijonにて行われたTECHRCOK7にも行ってきました。√thumm、nuxx、JaccaPoP、Tes.、THE DIM、Mari7というラインナップ。√thummのPVは先日紹介しましたが、他のアーティストのPVもここで紹介します。

これは、nuxx本人が「ジャニーさん」と呼んでいる、nuxxの定番盛り上がり曲。

MIRUちゃんとSun君の噛み合わない掛け合いが限りなく楽しい神戸出身のJaccaPoPですが、「Search Light」とどっちにしようか迷ったのですが、甘い甘い「チェルシー」の方を。

PVやジャケ、歌詞からも近未来を感じる大阪出身のTes.の「Sky Pocket」。

マリセブンではなく、マリナと呼ぶMari7ちゃん。プロフィールに柳原加奈子さんのモノマネとあったが、見てみたい。こちらはtetsuさんとのアイドル対談でまた紹介予定。      

テクノポップというよりもニューウェイヴ(ちょっとゴシック感もあり)なTHE DIM(PVが見つからなかった)。ヴォーカルの女子がとってもイイ感じでした。

Sound Ache
アーティスト:nuxx
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2010-05-19
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ParsleyParsley
アーティスト:JaccaPoP
販売元:ARTIMAGE RECORDS
発売日:2009-09-09
おすすめ度:5.0
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sky pocketsky pocket
アーティスト:Tes.
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2009-01-14
おすすめ度:5.0
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恋のマジック恋のマジック
アーティスト:Mari7
販売元:SPIKe Records
発売日:2010-05-05
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Beautiful Girls Electro
アーティスト:オムニバス
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2010-05-19
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プロフィール

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四方宏明
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年になんとなく設立。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドを担当してます。Twitterで更新のお知らせ中。

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