四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

2011年01月

2月のちょっと気になる新譜情報です。最近、セレクションが結構バラバラなんですが、今回はサカモト教授を紹介します。紛らわしい名前ですね。しかも、2月にリリースされる新譜は『SKMT』ですから。

SKMTSKMT
アーティスト:サカモト教授
販売元:LASTRUM
(2011-02-09)
販売元:Amazon.co.jp
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ゲーム機を頭に載せて演奏するサカモト教授は、往年のゲーム音楽を見事なアレンジで再生。レパートリーはなんと約1000曲あるらしい!



こちらは、新譜にあわせたPV「SAMURAI」。“DE DE MOUSE meetsゲーム音楽”のような感じで、素敵です。



【2月発売のちょっと気になる新譜】

2月2日:土岐麻子 『TOKI ASAKO "LIGHT!" 〜CM & COVER SONGS〜』
2月2日:LIL『Watching you feat.WISE』Single
2月4日:白石なごむ『ぱらのいあ☆らヴ』8曲入りSingle;サエキけんぞうエグゼクティブ・プロデュース

2月9日:HALCALI『TOKYO CONNECTION』
2月9日:MISSWONDA『In Flawless』
2月9日:LIL『Synchronize』Limited Edition
2月9日:Perfume『結成10周年、 メジャーデビュー5周年記念! Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」』DVD
2月9日:サカモト教授『SKMT』
2月9日:すきすきスウィッチ『忘れてもいいよ』Reissue
2月9日:CAPRICIEUX『渋谷エレクトロポップ』

2月16日:V.A.『Kitsune Parisian』

2月22日:Diplo『Riddimentary: Selected & Mixed By Diplo』US盤
2月23日:□□□『CD』
2月23日:Natasha Bedingfield『Strip Me』
2月23日:Crystal Fighters『Star Of Love』
2月23日:deadmau5『4x4=12』

2月1日にスプツニ子ちゃんのインタヴュー記事をAll Aboutにて掲載します。

まったくの偶然なのですが、僕がスプツニ子ちゃんと対談しているとは知らないけろっぐ博士から、スプツニ子ちゃんに対する熱い想いを語ったメールが来ました。その概要は・・・

現在、大のお気に入りがスプツニ子様です。
エキセントリックやスプラッタな表現をするアーティストは他にもいますが、共感するしないは別としてやりたい事の概要は理解出来る。そして、ちゃんと予想しうるオチが用意されている。
それに対してスプツニ子様はそれが一体何なのかすらつかみ所が無い。また凡人が予想しうるオチが用意されていない。またここがエンタテイメントとアートの違いだとも言える。 こういう事をする人は、思いっきり芸術家か相当飛んでる人だと思える。 例えば、「寿司ボーグ」というタイトルからは全く内容が想像できない。


・・・と彼女への称賛の言葉でした。

こちらは、映像作品「寿司ボーグ☆ユカリ」です。



他の作品も紹介しましょう。「生理マシーン、タカシの場合。」・・・生理をテーマした歌はそこそこあるのですが、生理マシーンという発想は天才的です。他にも、スプツニ子ちゃんは「チンボーグ」という装着ギアも発明しています。



こちらは初期衝動に溢れる「チンコの歌」。地球上の30億人の女性のために作られた元気の出る歌です。インタヴューでも聞きましたが、現在YouTubeからは削除され、ニコニコ動画のみでライヴ版が見れます。この歌だけで彼女の全体像を掴むべきではありませんが、この落差も素敵です。



「チンコの歌」も含めてオリジナル映像作品全てを見たい人はぜひ、DVD『Parakonpe 3000』を(笑)! チンキュー!

Parakonpe 3000 [DVD]Parakonpe 3000 [DVD]
出演:スプツニ子
販売元:Sputniko!
(2010-09-08)
販売元:Amazon.co.jp
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バイアグラ続けます。「Den' bez tebya (A Day Without You)」(2010年)は、現在のところ最新と思われるPV。「Biologiya」の路線をさらに推し進めた渾身の近未来型PV。皆さん、近未来ヘアに宇宙服が似合います。キリル文字がさらにSF度を高めてくれます。楽曲も、ちょっとトランスが入っている(でもトランスすぎない)けど、エレクトロ歌謡です。ウクライナって、音が歌謡曲です。好きです。うーん、PerfumeもこんなPV作ってほしい。



近未来だけでは物足りないという方には、「Stop! Stop! Stop!」以降バイアグラ史上、一番ヒットした「Potselui (Kisses)」(2007年)を紹介します(ジャケは、それまでのヒット曲を収録したアルバム『Potselui (Kisses)』)。

kisses


ロシア・ウクライナ共にチャート1位です。でも、あまり正規盤、しかもシングルなんてあまり売れない国で何を指標にチャートが決まっているのか不思議ですが・・・この時期、バイアグラは、アルビナ(Albina Dzhanabaeva)とメセダ(Meseda Bagaudinova)の二人だけ。ちなみにメセダはロシア連邦からの独立紛争が続くチェチェン共和国の首都グロズヌイ出身なので、この時点ではバイアグラにウクライナ出身者はいません。

さて、PVの方はアルビナの見えそうで見えないきわどいショットに始まり、二人羽織ダンスでキメています。

前回は、家族的な一面を見せてくれたバイアグラですが、過去のPVを調べてみると近未来的な、SFっぽいものが意外とあります。

これは、ロシア語盤『Stop! Snyato!』の後にリリースされたアルバム『Biologiya』(2003年)のタイトル曲「Biologiya」。日本デビューアルバムとなった『Stop! Snyato!』の英語盤にあたる『Stop! Stop! Stop!』よりは前に出ています・・・ややこしい。

biologiya


スパイ歌謡のようなサウンドにのせてバイアグラが近未来型ビキニ(笑)で、初老の紳士をウイルスのように“体内”から誘惑します。「Biologiya」とは「Biology」の意味ですが、だから「Biology」なんですね。



比較的最近のものなら、「Anti Geisha」(2009年)。「芸者反対」って意味ですか?どのような意図か全く不明ですが、こちらはアラビア歌謡。黒髪のナージャ以外のメンバーは代わっていますが、相変わらず挑発的。セクシーな部分もいいのですが、ツッコミどころは、2分55秒あたりから。日本の女子高生が出てきて、意味不明の日本語の台詞を喋ります。何故か、脈絡もなくバイアグラの3人は丸坊主(もちろんカツラだと思いますが)!!!ほんとうの美人は坊主も似合うということを実証してくれます。



バイアグラ・・・まだ続きます。

バイアグラのメンバーは、2人でスタートした後、基本3人です。でも、2人に一時的になったりもします。妊娠して、お休みというパターンもあるようです。バイアグラは現在も絶賛活動中ですが、過去のメンバーも含めると、なんと12人となります。ウクライナのユニットと書きましたが、正確にはロシア人メンバーも2名います。2004年から現在も在籍するアルビナ(Albina Dzhanabaeva)ちゃんと既に卒業した元ミス・ロシアのタティアナ(Tatiana Kotova)ちゃんです。

こちら、タティアナちゃんが、2006年のミス・ロシアに選ばれた映像です。見事ダントツの1位!



ミン・ニェットの時にも書きましたが、歴史的にもロシアとウクライナというのは微妙な関係にあります。バイアグラの場合、ロシアは大きなマーケットですから、ロシア人をメンバーに取り込むことによって、親ロ派路線をとっているように思われます。

こちらはバイアグラが、2009年の大晦日のショーに出たもの。セクシーさを売り物にしつつもバラエティーもこなします。



バイアグラって名前からしても色モノっぽいですが、意外とお茶の間的存在なのでしょう。2010年のTV番組で子供(実の子供)と「LML」を歌うバイアグラのお姉さん、いやお母さんを見ていると、ほのぼのとした気分にさえなります。ウクライナやロシアでは、バイアグラが標準と考えれば、やたらセクシー系ユニットが多い事に説明がつきます。

ロシアへの旅はまだ続けますが、旧ソ連から独立したウクライナです。ウクライナは奥が深い。第1弾は、ロシアでも人気のウクライナ発の悩殺美女集団、バイアグラ特集。また詳しく説明しますが、正確にはウクライナ・ロシア混成集団です。ロシア語表記だと「ВИАГра」、英語表記「VIA Gra」となるのですが、Nu Virgosという名前をロシア・CIS諸国以外では使おうとしているようです。日本盤『Stop! Stop! Stop! [ストップ!ストップ! 〜愛の罠〜]』(2003年)がリリースされた頃は、まだ、V.I.A.“Gra”と表記されています。名前が多すぎて、かえってややこしいんですけど・・・

ストップ!ストップ!~愛の罠~(初回)(DVD付)ストップ!ストップ!~愛の罠~(初回)(DVD付)
アーティスト:バイアグラ
販売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
(2003-09-18)
販売元:Amazon.co.jp
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バイアグラは、「めざましテレビ」でも放映されたので、ウクライナの数少ない日本に紹介された歌手としてご存知な方もいるでしょう。こちらは、バイアグラが2003年10月に来日した模様を収めた動画です。バイアグラ3人娘、日本の楽しんでいるようです。でも、畳の上のバイアグラは不自然です。



バイアグラについては、All Aboutにて「悩殺☆バイアグラ」という記事を書きましたが、上記アルバムに収録されたのが、タイトル曲にもなっている「Stop! Stop! Stop!」のロシア語で歌ったオリジナルです。なにげに意味ありげなモザイクがかかります。



その後、英語版PVも作られたのですが、ここではメンバーが2人入れ替えとなっています。ナージャ(黒髪)、ヴェーラ(金髪)、アーニャ(茶髪)と3人のバランスも絶妙で、個人的には、この時のメンバーが最強です。彼女達が来日し、六本木のヴェルファーレでライヴを行った時、見たのですが、この最強メンバーだったと思います。



次はその後のバイアグラについて。続く・・・

もう活動していないミン・ニェットですが、これで最終回。

調べてみると、ミン・ニェットの最後のリリースは、『Eto prosto Sex(これは単なるSEX)』(2007年)。これは、単独ではなく、エレーナ・ベルコワ&ミン・ニェット(Elena Berkova & Min-Net)という名義になっています。こちらはユニットとしてステージの映像ですが、ステージの飾り付けにロシアを感じます。



エレーナ・ベルコワについて調べてみると面白い事が分かりました。1985年生まれのロシアの元モデル、テレビキャスター、そしてポルノ女優とあります。とにかく人目を引くという戦略でやってきたミン・ニェットにとっては、戦略に沿ったコラボだったのでしょう。

こちらは、TNTの「クイズ$ミリオネア」のようなクイズ番組に出演しているエレーナちゃん。ちなみのこの番組の本家は、イギリスの「Who Wants to Be a Millionaire?」で日本、ロシアを含めて世界各国に輸出されました。



ミン・ニェットは他にもコラボをしていたようです。Erikaという女の子とのコラボ曲「I Don't Know」。詳細分からず。

orangealbumミン・ニェットについて続けます。彼女たちの3rdアルバム『Oranzhevyj Singl (Оранжевый Сингл)』(2005年)は、日本語に訳すと、「オレンジ・アルバム」。このオレンジが曲者なのです。ジャケには、青と黄色のウクライナの国旗のようなデザインがあります。

既発の曲に追加されたのが、「Оранжевая песня」。「オレンジ・ソング」という意味です。これは元ネタがあって、元々の「オレンジ・ソング」はどこかで聞いたような、懐かしさがあります。



Min Netのカヴァー曲を最近知り合ったウクライナ人のMarkさんに聞いてもらったところ、「この曲はソ連の曲のパロディーで、オレンジ革命で騒がれたユーリヤ・ティモシェンコへの嫌がらせの曲ですね。」との指摘がありました。

オレンジ革命とは、2004年のウクライナ大統領選で、親欧米派のユシチェンコ氏が、日本でも“美女すぎる首相”としても有名なティモシェンコ氏(のちユシチェンコ氏とは対立)と共に、大統領の座をつかんだ混乱・政変です。こちらは美女すぎるティモシェンコ氏のスライドショー。



ユシチェンコ大統領は反ロシア的立場をとってきたので、ロシアのユニットであるミン・ニェットがこの曲をカヴァーしていると言う事は・・・Markさんの指摘通り皮肉としか思えません。ロシアのサイトでしかMin NetのPV(イカレタ内容なので閲覧注意)は見つけられませんでしたが、いかにもウクライナを揶揄するような内容。金髪の三つ編みがトレードマークのティモシェンコ元首相に似た女性(ティモシェンコ氏ほどの美貌ではないですが・・・)が露わな姿に・・・ ロシアとウクライナの関係のややこしさが垣間見られる歌です。

ubitdetslaロシアのミン・ニェットの続きです。2枚目としてリリースされたのが、『Ubit Detsla (УБИТЬ ДЕЦЛА)』(2005年)。「おバカをやっちまえ」と言う意味らしいです。ジャケは、「あんたKILL BILLか?」と突っ込みたくなります。3人組のはずなのに、センターと思われるパッツンのガルダだけしか映っていません。ロシアの場合よくあるのですが、これらは新曲を追加して、既発曲、リミックス曲を混ぜて、新しいアルバムとしてリリースしています。

『Ubit Detsla』に収録の「Ne Plach」にはPVもあります。背の高いパッツンの子が手話を交えつつラップし、何故か中国語の漢字が表示されます。さらに不思議なのは、他の二人は上半身服を着ないで胸を隠しつつ映っています。



さて、ミン・ニェットのCDを購入するのはなかなか大変です。また、ロシア・ウクライナのCD購入体験をレポートする予定ですが、ミン・ニェットの場合は公式サイトでほとんどタウンロードできてしまいます。ロシアや周辺諸国は著作権的に緩いから、公式で配布しちゃったのでしょうかね。このいい加減さいや大らかさがロシアらしい。

nomines

2004年に「ロシアの美少女戦士ミン・ニェット」という記事をAll Aboutで書きました。Мин Нет(Min Net)というこの3人組ユニット、まるでt.A.T.u.のプロデューサー兼広報担当、イワン・ シャポヴァーロフ(Ivan Shapovalov)の手法を参考にしたようなセンセーショナルな話題を提供する事で注目を集めようとしていました。ミン・ニェットの場合、アレキサンダー・ヴァロフ(Alexander Valov)がそのプロデューサー名義の首謀者でした。

そう言っちゃうと内容がないようなのですが、僕はこのクラシックをモチーフにしたロシア語エレクトロラップが好きでした。極寒のモスクワからやってきた白いヒップホップ。では、PVを紹介しつつ、ミン・ニェットのおさらいをしましょう。

peace-daデビュー・アルバム『Peace-Да (Peace – Da)』(2004年)のジャケはとってもセンセーショナル。左から、のっち、かしゆか、あ〜ちゃん・・・嘘です。アンフィサ(Anfisa)、ガルダ(Gerda)、アリサ(Alisa)です。パッツンなので言ってみたかっただけです。美少女と書きましたが、どちらかというとロシアに普通にいそうな女子みたいな。

これがたぶん、一番知名度がある「Никто не знает (No One Knows)」。学園もので、ミン・ニェットの割には、政治的要素があまりありません。



ユニット名と同じ曲「Min Net(地雷反対)」。これはリミックスの方ですが、アメリカのイラク侵攻をネタにしていると思われます。怒れる3人のティーンエイジャーだー!



ベートーヴェンの「交響曲第9番 喜びの歌」を使ったチェチェン戦争への反戦ラップ「Peace - Da!(平和、賛成)」。PVはグリュコーザ(Glukoza)的。こちらについてはまた後日書きます。CDにはラテン・リミックスなどもあります。



アメリカだけではなく、自国の戦争問題もテーマにしています。このような政治的な歌が歌えるということは、ソ連時代を考えると進歩と捉えるべきなのでしょう。では、その後のミン・ニェットについてさらに調べてみたいと思います。


iPad関連ガジェット・シリーズ第3弾です。カーステとしてiPodやiPhoneを利用している方も既にいると思います。HDの中に曲がストックできたりするカーステもありますが、やはり大量の曲から自由に聞くとなれば、iPodやその類のミュージックプレイヤーを車に装着したいですね。

今回は、iPadを自分の車に付けてみました。iPodやiPhoneなら専用または携帯電話の装着用キットで付けられますが、iPadとなると、でかいだけに悩みます。どうせつけるなら、綺麗にパネルに付けたいと考えました。ちなみに僕の車は以前、3,000円くらいのキットをヤフオクで買って、それをアップル純正のケーブル(こちらの方が高かった)を使って、Dock Stationから元々はiPodに対応していないカーステに繋ぎました。

よって、iPadをちゃんと固定すれば、iPadをカーステ代わりにできるはず。3Gモデルを持っていれば、カーナビにもなります。

iPad専用の車載キットとしては、こんなのがあります。

Car Holder for iPad (iPad用カーホルダー)Car Holder for iPad (iPad用カーホルダー)
販売元:ネクストゼロワン

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CAR LAPTOP HOLDER for iPad CLH321CAR LAPTOP HOLDER for iPad CLH321
販売元:サンコー

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アメリカにはこんなのもあります。



僕の場合、車載用のDVDスタンドです。寸法を調べ、ちょうどiPadが綺麗に収まる事を確認し、購入。装着に当たっては、TCS(トータルカーサービス神戸)の山本さんに相談し、付けてもらいました。元々このDVDスタンドは後部座席用でDVDを水平に置くようになっています。でも、iPadは垂直に取り付けたい。ちょうど、カーステ装着部に隙間があるので、そこに差し込めるよう、L字型の金具を追加購入してスタンドにねじで付けて、完成。

ipadcar1


こちらがiPadを付けた写真。綺麗に収まったと思います。

ipadcar2


車内で音楽を聴く際、純正のiPodアプリでもいいのですが、お勧めは先日紹介したdjay。ジャケがぐるぐる回って楽しいです。iPodの時よりも、僕の設定では格段に音が良くなりました。唯一の弱点はiPadの場合、今回の設定では充電が出来ないという事。

皆さんの車内の構造によって、どの方法がいいかは違うと思いますが、iPadの車載はお勧めです。

JaccaPoPが2月、3月にかけて大阪・東京でワンマンを行います。JaccaPoPは、2009年に山根君にその存在を教えてもらい、地元神戸出身ということもあり、それ以降、数回のライヴを見る機会がありました。

jaccapop2


2009年9月にリリースされた1st アルバム『Parsley』でデビュー。このアルバムが胸キュン、ずっきゅんでイイんです。

ParsleyParsley
アーティスト:JaccaPoP
販売元:ARTIMAGE RECORDS
(2009-09-09)
販売元:Amazon.co.jp
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「Search Lighter」は、SUN君の作るせつな系のメロディーにのせたヴォーカルのMIRUちゃんのちょっと舌足らずな歌い方できゅーん。



「チェルシー」は、あのお菓子のチェルシーがモチーフなんでしょう。ライヴでMIRUちゃんが配っていましたから。もともと、食べ物系ソングが好きな僕としては、スィートスポットです。PVでは撮影者ばかりが映っています(笑)。



過去のライヴでは、フリーダムなMIRUちゃんがステージ上で自由に踊り、自由に発言し、SUN君が戸惑う・・JaccaPoPの上下関係が読み取れました(笑)。ワンマン、さらにフリーダムを期待します。

jaccapop1


■大阪ワンマン
「2×5で愛に10」〜JaccaPoPワンマン with MIRU Birthday Party〜
公演:2月5日(土)
場所:大阪 アメリカ村FANJ twicce
時間:OPEN 18:30 START19:00
料金:前売り 2500円 当日 3000円(ドリンク代別)
[チケット販売]
ローソン(Lコード:56032)
ぴあ(Pコード:126-167)

■東京ワンマン
「Search World」
公演:3月19日(土)
場所:渋谷 スターラウンジ
時間:OPEN 18:30 START19:00
料金:前売り 2500円 当日 3000円(ドリンク代別)
[チケット販売]
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Search World

n.A.T.o.(またはnATo)という表記となるようですが、いかにもt.A.T.u.を意識したような名前。同時に旧ソ連を中心とした東側諸国に対抗するための軍事同盟として誕生したNATO(北大西洋条約機構)にも当然、ひっかけているのでしょう。

こんな事をしそうな人・・・それは、t.A.T.u.のプロデューサーだったイワン・ シャポヴァーロフ(Ivan Shapovalov)です。n.A.T.o.とは、Natalya Shevlyakova 。諸説があるみたいですが、旧ソ連だったグルジア共和国(グルジアに属するアブハジア自治共和国)をルーツにもつロシアの当時10代の歌手。

PV「Chorjavon」では、イスラム教徒によく見られるヘジャブを纏い、神秘に包まれています。Natalyaはタジク語、ペルシャ語、ウズベク語で歌い、僕には何語で歌っており、何を歌っているかは全く不明ですが、CNN等ののニュース番組のクリップが時々引用され、政治的演出を感じます。基本、アラブ音楽的ですが、t.A.T.u.的なテクノな部分も見られます。この曲はリミックス版(DJ Niki & DJ Atli Extended Remix)もあります。



「Be Umide」の方は、より哀愁のバラード。



2004年にモスクワ、2005年にドイツでコンサートを行っているようですが、2004年のイギリスでのコンサートの発表の際には、テロ事件を商業利用しているという非難を受けています。

結局、世界デビューには至らず、n.A.T.o.の活動は既に終わってしまったようですが、10曲入りアルバム『n.A.T.o.』(2005年)を残しています。

nato

t.A.T.u.特集3回目です。2008年10月には3rdアルバム『Vesyolye Ulybki (Happy Smiles)』をリリース。

Весёлые улыбки / Happy Smiles [Import]Весёлые улыбки / Happy Smiles [Import]
アーティスト:t.A.T.u.
販売元:T.A. Music
(2008-10-17)
販売元:Amazon.co.jp
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01. Intro
02. Beliy Plaschik
03. You and I
04. Snegopady
05. 220
06. Marsianskie Glaza
07. Chelovechki
08. Veselye Ulybki
09. Running Blind
10. Fly on the Wall
11. Vremya Luny
12. Ne Zhaley

ジャケは、Aira Mitsukiちゃんの『サヨナラ TECHNOPOLiS』を拡大したような(笑)。

サヨナラ TECHNOPOLiSサヨナラ TECHNOPOLiS
アーティスト:Aira Mitsuki
販売元:D-topia Entertainment
(2009-01-21)
販売元:Amazon.co.jp
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前回紹介したHyperion盤『Beliy Plaschik/White Robe』ラストの「220」(英語タイトルは何故か「Sparks」)はPVも作られていますが、珍しくバンドセット仕様となっています。



そして、「Snegopady」を見た時、あれ?途中から曲が始まって、「202」と同じセットじゃんと思ったら、「202」のエンディングから繋げるという技に出ています。PVは二人はパンチラでバイクをかっ飛ばすのですが、この曲はリズムが変てこで好きです。



クオリティーが低い作品だとは思いませんが、ロシア本国で1st、2ndともに今まで1位だったと比べると、この3rdは7位とセールス的に振るいませんでした。2009年12月にリリースされた英語版にあたる『Waste Management』も一部の国では上位に入りましたが、やはりジリ貧感があります。

Waste ManagmentWaste Managment
アーティスト:T.a.T.U.
(2010-02-16)
販売元:Amazon.co.jp
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01. White Robe
02. You and I
03. Sparks [220]
04. Snowfalls [Snegopady]
05. Marsianskie Glaza
06. Little People [Chelovechki]
07. Waste Management
08. Running Blind
09. Fly on the Wall
10. Time of the Moon [Vremya Luny]
11. Don't Regret [Ne Zhaley]
12. Beliy Plaschik (Fly Dream Remix)
13. Running Blind (Transformer Remix)
14. Ne Zhaley (Sniper Remix)

2009年9月頃からt.A.T.u.解散の噂が流れ始めました。2011年には、『Waste Management Remixes』が発売される予定で、ブランドとしてのt.A.T.u.が消滅してわけではないようです。しかし、リェーナは現在、ソロ活動に専念しているようです。ユーリャは、それに対して「絶対的にバカげている」と否定的な発言もしています。

wastemanagementremixes


t.A.T.u.公式サイトに何かヒントがあるのではと行ってみたところ、Lena Katina Official Siteと左上にあります。これはバナーで、t.A.T.u.のサイトがリェーナの名前に変わったということではないようですが、今後ソロ活動中心になっていくと解釈できます。(以上1/16/2011に訂正)今後再起動があるかはt.A.T.u.のみが知るとは思いますが、当分二人が一緒にやる事はない様子です。

t.A.T.u.を引き続き追ってみました。日本ではほとんど話題になりませんでしたが、ロシアにて2007年にシングル『Beliy Plaschik (White Robe)』をリリース。もうみんな忘れちゃったかもしれないので、t.A.T.u.の二人を改めて紹介します。身長が少し高い長い髪がリェーナ(Lena)、低い黒い短髪がユーリャ(Julia)です。イワン・ シャポヴァーロフ(Ivan Shapovalov)時代のt.A.T.u.路線を引き継いだロシア的暗さを感じる曲となっています。PVには、修正版と無修正版があり、無修正版では、お二人が裸体を披露しています。リェーナは軍人、ユーリァは捕虜のような設定で、最後は狙撃されるというt.A.T.u.らしいエンディング。



2008年の5月には、通称「Hyperion盤」と呼ばれている8曲入りミニアルバム(またマキシシングル)『Beliy Plaschik/White Robe』がリリースされます。ジャケには「POWER」の文字があるので、「Power」というタイトルだと思っていました。

Белый плащик / White Robe [Import]Белый плащик / White Robe [Import]
アーティスト:t.A.T.u.
販売元:T.A. Music
(2008-05-08)
販売元:Amazon.co.jp
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01. Beliy Plaschik
02. White Robe
03. Plant of nothing
04. No Mercy
05. Marsiano
06. House of robots
07. Astero
08. 220

このCDがややこしい代物で、曲名からすると8曲違う曲が入っているように見えますが、1曲目はロシア語版「Beliy Plaschik」、2曲目は英語版、3曲目から7曲目までは「Beliy Plaschik」のリミックス曲。よって、基本2曲です。

次は現在に至るt.A.T.u.について報告します。

これから、しばらくの間ロシアおよび旧ソ連圏を中心に音楽世界旅行をします。ロシアンポップ、いやロシア以外もあるから、スラブ系ポップまたはユーラシア系ポップ(ユーラシアは狭義で旧ソ連圏として捉えてください)とでも言いましょうか・・・

All Aboutテクノポップで僕が一番よく書いた記事は、t.A.T.u.とPerfumeでしょう。正確に数えた訳ではありませんが、一番読まれたのもこの二つでしょう。僕が音楽世界旅行というテーマで世界各国のポップに興味を持ち始めたきっかけでもあります。

当時、t.A.T.u.(ТАТУ)の日本でデビュー・アルバム『t.A.T.u.(200 Km/H in the Wrong Lane)』(2003年)が1位になったのは、全く予想外の事件でした。日本だけでなく、主要国でヒットした世界的な現象と言った方がいいでしょう。アメリカでさえも13位。

日本ではPerfumeは未だ健在ですが、残念ながらt.A.T.u.は例のMステどたキャン事件以来、日本で人気は急降下。もう、皆さんの記憶から遠のいた事でしょう。輸入盤も合わせて200万枚も売れただけに、1stはえさ箱行きでしょう。僕自身も、彼女達の2nd『Dangerous and Moving』(2005年)を聴いた後は、特に注意を払っていませんでした。でも、意外と本国以外でも2ndはチャート上位(日本でも9位)と健闘しました。

Dangerous and MovingDangerous and Moving
アーティスト:T.A.T.U.
販売元:Universal
(2005-10-10)
販売元:Amazon.co.jp
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確かに、「All About Us」は世界標準を狙ったメロディーが綺麗なトラック。



2ndのロシア盤『Lyudi invalidy (Invalid People)』でも、「All About Us」は英語歌詞のみでロシア語版がないのが残念です。

Люди инвалиды (Lyudi invalidy) / Invalid People [Import]Люди инвалиды (Lyudi invalidy) / Invalid People [Import]
アーティスト:t.A.T.u.
販売元:Interscope Records
(2005-10-19)
販売元:Amazon.co.jp
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01. Lyudi Invalidy (Intro)
02. Novaya Model
03. Obez'yanka Nol
04. Loves Me Not
05. Kosmos
06. Ty Soglasna
07. Nich'ya
08. Vsya Moya Lubov'
09. All About Us
10. Chto Ne Hvataet
11. Lyudi Invalidy

t.A.T.u.を振り返って思うのですが、1stの英語版プロデューサーであった僕の大好きなTrevor Horn先生には申し訳ないのですが、やはりロシア語版の方に魅力を感じます。当然、ロシア語圏以外でも受け入れられるために英語版でリリースするというのは、経済的にはまっとうな事なのですが、やはりロシア風メロディーにきつい感じさえするロシア語の響きが一番似合います。意味不明のロシア語だけれど、そこに異国風情(英語も異国だけど距離感が違います)を感じるわけです。K-POPについても同様の意見を聞く事があります。

あれから、t.A.T.u.はどうなったのか? 追跡してみました。続く・・・

博士:今年の大河ドラマは「江〜姫たちの戦国〜」ですが、お勧めユニットを一つ紹介します。

先生:何ですか? 大河ドラマとユニットってあんまり繋がらないのですが・・・

博士:浅井三姉妹「AZAISM」です。これを見てください!



先生:・・・これはロゴからしても、Perfumeの「GAME」っぽい。

博士:実はコレ、「戦国鍋TV」という歴史パロディー番組の中の企画ユニットなんです。 他にもジャニーズ系を模した「GO!天正遣欧少年使節」「シズガタケの七本槍」、なんていうユニットがあり、どれも安易なパロディーのレベルではない完成度だったのですが、いよいよ登場した女性ユニットの第一弾が「浅井三姉妹〜AZAISM」なんです。 B'zのような「兵衛'z」なんていうのもあります。

先生:フリも「ポリリズム」と「チョコレイトディスコ」っぽい。

博士:フォーメーションチェンジもちゃんと踏襲されていて、かなりしっかりしています。 サウンド的には割りとあっさりしいて、少しユーロビート風なのですが、全体に程よくテクノポップっぽさを残していて、思わずウレシくなりますね。

先生:これを見れば、歴史の勉強も出来る、一石二鳥ですな。

博士:AKB48を選ばず“こっち”を選んでくれたセンスは抜群ですね。まさに大河ドラマともリンクしてあらゆる意味で完璧な・・・まじジャストミートなユニットですね。

先生:チームA以外にもチームがあるみたいですね。でも、1曲だけなのかな。

博士:他にもチームZ、チームIが有るそうです。このあたりは今のアイドルのトレンドを上手く取り入れていてニクい演出です。

先生:テレビ神奈川、チバテレ、テレ玉、サンテレビの4局による共同制作番組ですが、サンテレビでも見れるようなので、僕も今度見てみます。

博士:〜柴田勝YEAH!!!!〜

フランス特集を続けましょう。既に一部の人たちの間では話題になったMake The Girl Danceの「Baby Baby Baby」(2009年)のセクシーPV。パリの街を全裸で闊歩する3人の女性、Make The Girl Danceのメンバーだそうです。PVだけが注目されてしまいますが、なかなかイイ曲。Daft Punkにも通じる反復の美学を感じるフレンチエレクトロ。フランス語というのも想像力を掻き立ててくれます



Baby Baby BabyBaby Baby Baby
アーティスト:Make the Girl Dance
(2009-06-09)
販売元:Amazon.co.jp
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このPVを元に作られたのが、ゲーム「Guitar Hero 5」のトレイラー。「Baby Baby Baby」(「Sexy Sexy」と歌うヴァージョンもあり)に乗せて、4人の女性が同じく全裸で闊歩。そこに割り込む太めの男性というパロディ設定になっています。



時系列的には、Fat Boy SlimのNorman Cookのプロジェクト、The BPA feat. David Byrne & Dizzee Rascal の「Toe Jam」が元ネタっぽいです。確かにDavid Byrneの声ですね。こちらのPVは70年代的なレトロ調。



実はこれだけではないのです、後日、マッパで闊歩するPV続編を紹介します。続く・・・

西ヨーロッパはイタリア、スペインと周遊してきましたが、このあたりでフランスについて書いていきます。フランスと言えば、Daft Punk、Air、Tahiti80などフレンチタッチからJusticeなどのフレンチエレクトロ勢と90年代終盤から俄然勢いがあります。もちろん、80年代のフレンチテクノポップの中にも素晴らしいアーティストが多数います。よって一気に紹介するには多すぎるので、じっくりとやって行くつもりです。

今回、紹介するのは、Antoine HillaireとFlo LyonettからなるJAMAICA。JusticeのXavier De Rosnay プロデュースで日本では2010年8月に『No Problem』をリリースしましたが、新参者ではなく、Poney Poneyという名義でやっていました。別にPony Pony Run Runというバンドもあるので、紛らわしから変えたのかなぁ〜。JAMAICAとしてもやっていますが、Poney Poneyとしてリリースされた「Cross Fader」は、ロッキンエレクトロ。

ノー・プロブレム 通常盤ノー・プロブレム 通常盤
アーティスト:ジャマイカ
販売元:ケイエスアール
(2010-08-18)
販売元:Amazon.co.jp
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もし好きなフレンチバンドを二つ挙げろと言われたら、迷いなく答えるのが、Daft PunkとPhoenix。「Daft PunkとPhoenixが一緒になったような・・・」という殺し文句で、買いました。

Daft Punkというよりもプロデューサーの影響からもJustice要素が少しだけ入った、インディーロック的サウンドですね。『Kitsune Maison 9』にも収録された「Short & Entertaining」は確かにPhoenixっぽい。



でも、どうしてJAMAICA? JAMAICAという名前からだけ判断すれば、レゲエとしか思えません。でも、レゲエのかけらもありません。超キャッチーな「I Think I Like U 2」のPVでは、JAMAICAのネーミングについても触れています。JAMAICAの固定観念を打破するような志ですかね。



国名が部分的についたバンドは多いですが、JAMAICA(フランス)以外にも国名そのものがバンド名になった比較的有名なバンドを挙げてみます。

Japan(イギリス)
America(アメリカ)
U.K.(イギリス)
Soviet(アメリカ)

必ずしも、国名とバンド出身国は一致しません。Japanと言えば、1月4日にJapanのベーシストだった Mick Karn氏が亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

電子書籍元年とか言いながら、日本ではまだまだ電子書籍として買えるものは、限られています。欲しい本を電子書籍で買うと言うよりも、iTune Storeなどで売っている電子書籍の中から選ぶというのが現状です。

「宝島社は、電子書籍に反対です。」など電子書籍反対派もいます。賛成反対の議論をするよりも、市場に判断を委ねたいと考えますが、先ずは電子書籍化が進むアメリカ、その先鋒とも言える、Amazon.comのKindle Storeを試してみました。

AmazonはKindleという電子書籍用端末を販売していますが、AmazonのKindle Storeで買った電子書籍は幅広い電子端末に対応しています。iPad、iPhoneも含んだスマートフォン、そしてMacを含んだPCまで。「Buy A Book Once. Read It Everywhere」とあるように一度買った書籍は複数の端末で読めます。これはなかなか親切ですね。Kindleは持っていませんので、今回はiPadで読む前提で買ってみました。

PCから買おうか、iPadから買おうか迷ったのですが、PCから買ってみました。先ずは、Amazon.comに行きましょう。僕は以前、Amazon.comでCDを買った事があったので、既にアカウントがありましたが、Amazon.co.jpとはまた別のアカウントとなるので、初めての方はアカウントを作らないといけません。

kindle


iPadの方も、Kindleのアプリを入れておく必要があります。iPadでアプリを使う際、Amazon.comのアカウントを要求してきますので、入力してください。

音楽関係の書籍を買う事に決めていたので、Amazon.com内のKindle Storeを選んで「World Music」と入れて検索しました。いくつか出てきたのですが、値段も手ごろで、レーティングも4☆の『World Music: The Basics [Kindle Edition]』を選びました。ここで便利なのは、チラ見したいという人のためには、右下の「Send Sample Free」を押せば、最初の部分が送られてきます。

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書籍によって価格はまちまちですが、今回の本の場合、
Kindle Edition $11.99
Hardcover $47.50
Paperback $15.54
となっており、ペーパーバックよりも若干お得です。

iPadにデリバーするということにして、購入のクリックをしました。

次にiPadのKindleアプリをWiFiに繋いで立ち上げます。すると、PCで買った書籍が自動的にダウンロードされます。あれ、購入した覚えのない辞書『New Oxford American Dictionary』(右端)もダウンロードされています。中央が購入した本。ちなみに左端にあるのは、Sampleを注文したLady Gaga本です(笑)。

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この辞書が便利なのです。文中で分からない単語があると、単語を指でなぞれば、その意味を説明してくれます。日本版Kindleでは、ぜひ英和辞典にも対応してほしいものです。他にも栞や検索の機能や文字サイズ・色・明るさの設定と電子書籍ならではの能力も発揮しています。このような音楽本だったら、将来、音源も聴けたりするとすごいんですけどね。

『World Music: The Basics』はまだ読み終わっていませんが、Japanの項目もあります。ワールドミュージック的には沖縄中心の解説となっていますが、Haruomi Hosonoも登場。Yellow Magic Orchestraも細野さんの説明文の中に出てきます。

Kindle、なかなかやるなーというのが正直な感想。あまり英語を読みたくないという方でも、写真などが中心の自分の好きな分野の書籍なら楽しめるのでは。

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