4月23日(土)の「MUSIC FAIR」にPerfume等と出演していたMiChiです。女子にはちゃん付けする癖があるんですが、MiChiの場合、MiChiちゃんというのは、語呂として違和感がいっぱいなので、MiChiって書きます。でも、Lady Gagaちゃんは無かっただろうと反省しています。やはりGaga様と言うべきだったのでしょう。

uptoyou2009年には、シングルを3連発『ChaNge the WoRLd』『KiSS KiSS xxx』『YOU』でリリース。TVドラマ主題歌やCMタイアップもあって、すべてオリコン30位以内に入っています。その後、9月にリリースされたセカンド・アルバム『UP TO YOU』は、ウィークリー4位とまずまずの健闘をしています。


odorurockタワレコでは、J-CLUBコナーや「踊るロック」特集に取り上げられるMiChiですが、ロッキンエレクトロ一辺倒ではないです。オープニングの「MadNesS Vol. 1」(「Vol.2」は既に前作に収録)など今流行りのヒップホップ味のエレクトロですが、シングル曲でもあるなんとなくSavage Gardenみたいなバラード「YOU」、アコースティックなアメリカン味(1/2イギリス人なのにね)の「RaiN」「Oh Oh...」・・・その中ので異彩をある意味放っている曲が「Why oh Why」。食欲との戦いを歌にしたcapsuleの「do do pi do」と双璧となる、食べ物系エレクトロです。


allaboutthegirlsそんな中、突然、4月21日リリースされたのが、『All about the Girls〜いいじゃんか Party People〜』。通常盤のCDとどちらにしようかとちょっと悩んだのですが、やはりワンマンツアー「MiChi 2009 UP TO YOU TOUR」から10曲の映像が収録されたDVD入り初回盤を購入いたしました。このタイトル曲、Scatman Johnの「SCATMAN (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)」のサンプリングというか下敷きにしたカヴァー曲になっています。この曲の構想は、DJ OZMAから来たもんだと勝手に思っていたら、BARKSのインタヴューを読んでみると違いました。MiChi自身の構想で作詞作業に行き詰った結果、DJ OZMAに依頼して、歌詞がリライトされた結果、エロい歌詞になったようです。




インタヴューでも触れられていますが、予想通りというか・・・この曲はネット上で物議を醸しました。僕の意見を言わせてもらえば、全然、いいんじゃないと思います。確かにScatmanの原曲は深い意味をもった歌詞でしたが、別に原曲と同じ意味を持たせてやる必要もないし、ともすればスカした感じに思われてしまう美形のMiChiがぶっちゃけた感じでやっちゃうのに、人間味を感じます。PVでのくずれたセンスも良しとします。それ以上に、批判を覚悟して“自分のしたい事”をやっていく気持ちを肯定的にとらえたいですね。