相対性理論の『シンクロニシィテーン』は予想通りに売れています。前作『ハイファイ白書』がオリコン7位だったのに対し、今回は3位。それ以上に驚くのが、相対性理論、特にやくしまるえつこのモテぶり。

『ハイファイ新書』以降、相対性理論の課外活動は、時系列にざっとこんな感じ・・・

oyasumiparadoxやくしまるえつこ『おやすみパラドックス』

ourmusic相対性理論+渋谷慶一郎『アワー ミュージック』

blu-dayやくしまるえつことd.v.d『Blu-Day』


今後のリリースは・・・
kamisamanoiutooriいしわたり淳治&砂原良徳+やくしまるえつこ『神様のいうとおり』

やくしまるえつこ『ヴィーナスとジーザス』
kokuhakuやくしまるえつこ&永井聖一「The Meeting Place」(サントラ『告白』)

相対性理論と大谷能生 映画「乱暴と待機」の主題歌(リリース未定)

この現象は、売れるバンドになった事もあるでしょうが、やはり他のミュージシャンが一緒にやりたくなる何かがあるんでしょう。課外活動も悪くないのですが、やはり相対性理論を聴きたいと思っていた人達も多いでしょう。やくしまるえつこのウィスパー・ヴォイスは確かにどれもアンニュイで魅力的です。でも、純粋に相対性理論にならないと、あの脱力感は感じられない。

synchroniciteen『シンクロニシィテーン』には初期衝動的な驚きはないのですが、聴いている内にジンワリと中毒症状が起こってきます。どの曲にも存在感があります。PVも制作されている「ミス・パラレルワールド」は、「バーモント・キッス」などにも繋がる壮大な世界と矮小な日常が交差する世界観がありますね。しかし、それ以上に脳内ループしてしまうのが、“あかさたな”攻めの「マイハートハードピンチ」。




以前のAll Aboutの記事で12ページにわたって、4人で相対性理論について語りましたが、言葉とサウンドの両方から伝わる“やる気のなさそうな萌え”の要素って大事じゃないかと思うんです。萌えっていう言葉、固定したイメージが出来ちゃっていて、僕もどちらかというと抵抗があるので、敢えて翻訳すれば、“熱くならないロマンチシズム”。

タワレコ特典として付いてきたマリーゴールドの種を植えましたが、ちゃんと咲くのかな?