Hierophant Greenっていうユニットをご存じでしょうか? Brilliant Greenみたいに聞こえたりもしますが、全然違います。Hierophantって何かなと思って調べてみると、タロットカードにも出てくる“法王”という意味。Hierophantという名前の別バンドもありますので、要注意。

hunterHierophant Greenとは、cafelonのベーシストでもある長谷記史さんのソロ・ユニットなのですが、caferonがバンドサウンドであるとは全く対照的に、Hierophant Greenの方は、ロッキンエレクトロ! 凄い、不思議です。Brilliant GreenとTommy february6 とのギャップどころではありません。2008年2月にミニアルバム『I Want The World』、iTunesでのリリース連続配信後、2009年9月にアルバム『HUNTER』をリリース。




僕は『HUNTER』で彼の音楽を知ったのですが、いい意味でストレートなノリが気持いいエレクトロ。Daft Punk、Justice、Digitalismなどの王道、capsuleなら『FRUITS CLiPPER』あたりのどエレクトロ! 「Fxxxxn' birthday」や「like a rock star」を聴いた時、やっぱりこんなの聴きたかったんだと。反復の美学を感じる「like a rock star」を聴いていると、「Technologic」とついつい口ずさんでしまいます(笑)。

Hierophant Greenがプロデュースするのが、candy bear stupid! 実は、知らなかったのです、二人の関係。先に知ったのが、iTunes配信されているcandy bear stupid!で、「star Light Cruising」というデビュー配信曲はお気に入りです。その頃の彼女のHPでは、彼女はTommy februray6風キャンパスガールの写真を載せていたと思います。oops!では、「新たなテクノポップ界のDIVA」と紹介され、以前は秋葉原で活動されていたようですが、イメージが沸きません。

次に配信されたのが、「dramatic emotion」。1曲目のキラキラ度もよかったのですが、この曲のちょっとウェットでエレクトロな部分が素敵です。彼女のネーミングのセンスも好きなのですが、この2曲は気がつくと、ヘビーローテーションになって行きました。

weakend4月21日には、iTunesにて『week+end EP』(「dramatic emotion」は「re-edit」)の配信を開始。CDもぜひ出して頂きたい。




HUNTERHUNTER
アーティスト:HIEROPHANT GREEN
販売元:Three D System =music=
発売日:2009-09-09
おすすめ度:5.0
クチコミを見る


I Want The WorldI Want The World
アーティスト:HIEROPHANT GREEN
販売元:3d system(DDD)(M)
発売日:2008-02-20
クチコミを見る