5月の末に韓国、ソウルに行ってきたので、K-POP特集をしたいと思います。僕が初めて韓国に行ったのは80年代末。それから数回訪れましたが、訪れる毎に韓国は、文化的により解放されて、面白い事になっています。当時、路上ではカセットで音楽作品が販売されており、音楽も含めた日本文化の輸入も規制されていました(もちろん、海賊版は常に存在)。

その後、90年代後期になって、ポンチャックの帝王こと李博士(イ・パクサ)なども紹介され、DEEP KOREA的小ブームもありました。
李博士(イ・パクサ)のポンチャック大百科李博士(イ・パクサ)のポンチャック大百科
アーティスト:李博士
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(1996-04-01)
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電気グルーヴとのコラボ作品もありましたね。
李博士 VS 電気グルーヴの「ひらけ!ポンチャック」李博士 VS 電気グルーヴの「ひらけ!ポンチャック」
アーティスト:李博士
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ポンチャックとは、韓国の大衆歌謡メドレー宴会芸のようなもんです。こちらは、李博士の「ポンチャック・ディスコ」。


1995年には、金鳥コックローチSのCMにも出演していた李博士。


ポンチャックはタクシー・バスの運転手が眠気覚ましに聴くという説明がWikipediaにもあります。韓国のタクシー料金は日本と比べるとぐんと安い。一般タクシーなら1000円もあれば、大体の所には行けてしまいます。今回もソウルでかなりタクシーに乗ったのですが、残念ながら、ポンチャックをかけてくれた運転手さんはいませんでした。年配の方の場合、トロット(韓国の演歌)系が多い。若くなると洋楽とか。というか、今のところ、ポンチャック・ファンを自認する韓国の人にはあった事がありません。ソウルではなく、もっと田舎に行くべきなのだろうか?