アメリカに戻ります。今回紹介するのは、年齢24歳、デトロイト出身、現在NYで活動するアレックス・ウィンストン(Alex Winston)。

最近、魔女系とかが流行っているそうですが、イギリスのケイト・ブッシュ(Kate Bush)はその元祖。アメリカン・インディー系でありながらも、アレックスは魔女のオーラを出しています。ルックス的にもケイトっぽい。最近、アメリカとヨーロッパの境界線があいまいになってきました。

既に、『Sister Wife』(2011年)と『Velvet Elvis』(2011年)という2枚のEPをリリースしていますが、全然ヘヴィロックではないHeavyRocMusicから無料配信されたEPが『The Basement Covers』(2010年)。文字通り、カヴァーをしていますが、Old but Newな折衷の妙があります。

thebasementcovers


彼女のフルアルバム『King Con』(2012年)は、その集大成。オペラも含めて音楽の才があるアレックスの歌は、そのカヴァーのセンスからもうかがえる、どこか懐かしいけど今の音。おススメ曲は多いのですが、「Velvet Elvis」「Choice Notes」あたり。





King ConKing Con
アーティスト:Alex Winston
販売元:Cooperative Music
(2012-04-10)
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Alex Winston