タイには何度か訪れた記憶があります。外国なら一応、レコード店をチェックする習慣がありますが、以前Web上で公開していたレコハン日記を見ると、1999年の7月にバンコクに出張をしています。まだ、バンコクではCDよりもカセットが幅を利かせていました。

その時、唯一買ったタイポップのCDが、China Dollsのデビュー・アルバム『China Doll』。日記では、「タイの東洋ディスコ風女性デュオで現在ブレイク中」ともっともらしい事を書いていますが、 リード曲的な「Muay Nee Kah」なんかを改めて聴くとタイ語で歌う中華風ユーロビートと言った方がいいですね。 ちなみにリリースは、タイ最大のレーベルのGMM Grammyです。



タイなのに何故China Dollsなんでしょう? タイには華僑系も多いですが、ワーワーはお父さんがタイ華僑でお母さんが台湾人、ベルはお父さんがタイ華僑でお母さんが中国人。よって、タイだけでなく中華圏で活動できたというのは、メリットでしょう。

MUAI NII KHA(ムアイ・ニー・カー)MUAI NII KHA(ムアイ・ニー・カー)
アーティスト:CHINA DOLLS
販売元:gmm
(2005-12-15)
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話は戻りますが、この時期、今ほど多くのガールグループがいるという状況ではなかったようです。タイポップと言いながら、いつもの通り、女性シンガーに偏重しますが、お許しのほどを。