僕がモスクワのグリンカ中央音楽博物館を訪れた際、テルミンと並んで展示されていたのが、エクヴォディン(Экводин:一番左)とANS(АНС:右側の大きなタンス)シンセサイザーです。
エクヴォディンは、1936年に開発され、ソ連初のシンセサイザーとされています。前回登場したヴィチスラーフ・ミシェーリン(Вячеслав Мещерин)も使っていました。
1958年に開発されたANSシンセサイザー を使ったミュージシャンとして有名なのが、エドゥアルド・ アルテミエフ(Эдуард Артемьев)。ANSが使われた彼の代表作は、1972年のソ連SF映画『Солярис(惑星ソラリス)』のサウンドトラック。テーマ曲であるバッハの「イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ」は、映画の感動のラストシーンを飾りました。
英国では、Psychic TVのメンバーだった、Coilの二人が、その名もずばり『ANS』(2004年)というタイトルでボックスセットをリリースしています。
エクヴォディンは、1936年に開発され、ソ連初のシンセサイザーとされています。前回登場したヴィチスラーフ・ミシェーリン(Вячеслав Мещерин)も使っていました。
1958年に開発されたANSシンセサイザー を使ったミュージシャンとして有名なのが、エドゥアルド・ アルテミエフ(Эдуард Артемьев)。ANSが使われた彼の代表作は、1972年のソ連SF映画『Солярис(惑星ソラリス)』のサウンドトラック。テーマ曲であるバッハの「イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ」は、映画の感動のラストシーンを飾りました。
英国では、Psychic TVのメンバーだった、Coilの二人が、その名もずばり『ANS』(2004年)というタイトルでボックスセットをリリースしています。