フォルム(Форум)というバンドは、第2期のエレクトロクルブ(Электроклуб)に吸収されてきました。リードヴォーカリストのヴィクトール・サルティコーフ(Виктор Салтыков)は、ソロとしても活動しましたが、この時期、マレットヘアがトレードマークとなっていました。エレクトロクルブの2枚目のアルバム『Электроклуб-2』(1989年)のジャケットとそこからの動画で検証してください。ヴォーカリスト以上に、後方のパーカッションとベースの人のマレット度が絶妙です。

Электроклуб-2




マレットヘアについては、Wikipediaの解説を参照していただきたいですが、「中欧、東欧では今でもマレットにする若者が多くいると言われる」という記述もあります。確かに東ドイツの共産テクノにもマレットヘアの人がいました。