四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

カテゴリ: お知らせ

しばらくの間記事の更新を休止しておりましたが、そろそろ再開いたします。

“テクノポップ定点観測”というタイトルでBlogを始めて約1年やってまいりましたが、4月より“音楽世界旅行”という名前で再スタートをします。

内容的には刷新されるといよりも、これまで書いてきた記事の内容により相応しいタイトルに変えた意味合いが強いです。“音楽世界旅行”というタイトルもカテゴリー名として今まで使ってきたものですから。

テクノポップ系も扱っていきますが、ジャンル的にはこだわりながらも自由度を持っていきたいと考えています。世界の音楽(ポップなもの)を扱う趣旨で、ワールドミュージックに特化する意図はありません。多くの記事は僕の仮想旅行に基づきますが、実際に現地に旅行をしてレポートすることも今後計画しています。

URLも変わりました。
http://music.sherpablog.jp/

みなさま、引き続きよろしくお願いします。

2010年最終記事となります。音楽記事サイトらしく2010年のオリコンチャートを振り返ってみましょう。

シングル・ベスト10
1位:AKB48『Beginner』
2位:AKB48『ヘビーローテーション』
3位:嵐『Troublemaker』
4位:嵐『Monster』
5位:AKB48『ポニーテールとシュシュ』
6位:嵐『果てない空』
7位:嵐『Lφve Rainbow』
8位:AKB48『チャンスの順番』
9位:嵐『Dear Snow』
10位:嵐『To be free』

これを見ていると、AKBと嵐が日本を席巻!!!と言うべきなのでしょうが、シングル・チャートというのは“買い支え”の指標と言った方がいいでしょう。まぁ、かわいいですけど(嵐の事ではない)。

アルバム・ベスト10
1位:嵐『僕の見ている風景』
2位:いきものがかり『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』
3位:西野カナ『to LOVE』
4位:FUNKY MONKEY BABYS『ファンキーモンキーベイビーズBEST』
5位:Mr.Children『SENSE』
6位:安室奈美恵『PAST<FUTURE』
7位:東方神起『BEST SELECTION 2010』
8位:いきものがかり『ハジマリノウタ』
9位:福山雅治『THE BEST BANG!!』
10位:木村カエラ『5years』

相変わらず、日本のアルバム・チャートはベスト盤が強いですね。会いたくて 会いたくて 会えばいいじゃないかの西野カナちゃんは、3位と大健闘であります。

ちなみにシングル、アルバムのオリコン50位以内に入ったCDで僕が買ったのは、2枚あります。
ひとつは、Lady Gagaの『The Monster』(14位)。
もうひとつは、Lady Gagaの『The Remix』(41位)です(笑)。
輸入盤で買っている人も多いでしょうから、『The Monster』はベスト10に入ってもいい位の売上枚数でしょう。

「Poker Face (LLG vs GLG Remix)」のリミックスPVです。


レコード大賞の方を見てみましょう・・・

日本レコード大賞:EXILE『I Wish For You』
最優秀歌唱賞:近藤真彦『心 ざんばら』
最優秀新人賞:スマイレージ『夢見る 15歳」』
最優秀アルバム賞:いきものがかり『ハジマリノウタ』

と、大変コメントしづらい状況です。
個人的には、Lady Gagaでいいのではと思います。

テクノポップやエレクトロ系に限って言えば、海外でも日本でも一息ついた感があります。このあたりで、新しい動きの模索が始まるのではないかと思っています。個人的には、トロピカリズムやトライバルなものを取り入れたエレクトロ(&ポップ)系とかが推しです。

2010年、みなさま、ご愛読ありがとうございました。カウントダウン終了後に、元旦記事もアップいたします。

2010年04月19日に試運転を開始した“テクノポップ定点観測”ですが、12月27日までの記事のランキングが判明したので、ここで紹介させていただきます。このランキングは、ブログ形式で掲載されているSherpa Blogと転載されているlivedoorニュース内の記事の合計を集計したものです。

1位は・・・なんと、しず風! しず風ってそんなに人気があったのか! testuさん、ありがとう!

けろっぐ博士とのPerfume対談がそこそこ読まれているとは予想していましたが、最近掲載したBON-BON BLANCOも堂々の2位。再評価してあげてください。

他にも意外だったのは、ポール・フランクさんと対談したチャクラやゲルニカの記事。チャクラは「せんせい」に反応があったのか!

「戦メリ」関連記事も二つBest 10入り。ブラジルのディスコパンク・バンド、CSSが何故か10位に・・・不思議です。

1:【アイドル対談】しず風はメンバーチェンジできない

2:日本(2)〜BON-BON BLANCOはどうして売れなかったのだろう?

3:【Perfume対談】ねぇねぇねぇ

4:【テクノポップ対談】チャクラが歌った「せんせい」

5:【Perfume対談】Perfumeは巨大な東京ドームを克服できたのか?

6:X'mas (2)〜「戦メリ」のワイングラス・サンプリング分析

7:【テクノポップ対談】懐かしのゲルニカの「スイートキッス」CM

8:X'mas (3)〜『Utada The Best』にも入っている宇多田ヒカルの「戦メリ」

9:【Perfume対談】「FAKE IT」に見るシングルB面のうまみ

10:ブラジル(4)〜セクシーにうんざり・・・CSS

四方です。みなさん、ごきげんいかがでしょうか?

先ずは自己紹介いたします。1997年にテクノポップ系の辞典サイト(当時は無かったけど、テクノポップ専門のWikipediaのようなコンセプト)を作りたいと思って、POP ACADEMYというサイトを立ち上げました。現在も残していますが、更新は停止しています。2001年からは、All Aboutにてテクノポップ担当のガイドをしています。時々、雑誌等にも書いたりしています。

テクノポップというジャンル名を堂々と使うのはどうなんだろうと思いつつAll Aboutでの連載を始めましたが、ゼロ年代の奇跡、Perfume効果も手伝って、テクノポップというジャンルは意外にも一般に認知されるようになりました。僕はミュージシャンでもなく、単なるレコード(CDも含む)を集める人(レコードハンターと言えば、少しいい響き)なんですが、そんな立ち位置でとにかく網羅して、系統化していく事を楽しんでいます。趣味と言うか性格ですね・・・

今回、ご縁があって、ライブドアの協力のもと、テクノポップ系ブログメディアを立ち上げる事になりました。現在、All Aboutの音楽チャネルでDTMとテクノポップという共通項も多いレアなジャンル(?)のみが共存していますが、先行したDTMの藤本健さん(DTMステーション)に続いて、僕も始めます。All Aboutの方も継続していきますが、そちらはインタヴュー記事を中心にしていき、こちらでは、メディアの特性を生かして、古今東西の音楽をテクノポップ的視線で定点観測をしていきます。

今回、「テクノポップの定点観測」という名称で暫定的に試運転しますが、今後見直して、調整、変更をしていきたいと思います。よろしくお願いします!

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