四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

EASTECHNO:『共産テクノ 東欧編 (共産趣味インターナショナル)』の発売を記念して、共産テクノの動画を中心に紹介!

日本

4月 15日

Satellite Youngを理解するためのRetrowave解説

このところ、共産テクノ系ネタばかり書いていたのですが、たまには趣向を変えます。今回はRetrowave!

Satellite YoungがSXSW 2017で海外公演を果たし、満を持してデビューアルバム『Satellite Young』を4月5日にドロップしました。

satelliteyoung

SATELLITE YOUNG
SATELLITE YOUNG
2017-04-05



Satellite Youngのメンバー(草野絵美ちゃん、ベルメゾン関根さん)には、2015年7月にAll Aboutでインタビューをしています。現在は、自称サイボーグのテレヒデオさんが加入し、トリオとなっています。

80年代をギークにするサテライトヤング (All About)

「歌謡エレクトロ」といった形容もされるSatellite Youngですが、彼らはRetrowaveの正当なる継承者であり、日本においてはその第一人者とも言えます。彼らの魅力を理解してもらうために、まず「Retrowaveとは何か?」について解説させてください。

2000年代初期、80年代のエレクトロポップやニューウェイヴに影響を受けたエレクトロクラッシュというムーヴメントがNYCを中心に起こり、イギリス、ドイツ、フランスなどにも広がっていきました。エレクトロクラッシュはディスコパンクへと繋がったり、その後のエレクトロ勃興の前兆であったとも言えます。

エレクトロクラッシュとは? (All About)

これらの動きが一息ついた2000年代終盤に、VARELIEというエレクトロ集団が現れました。彼らはフランスを拠点としています(カルフォルニアにも支部がある)。当時、Kitsune、Ed Bangerなどのレーベルがフランスにありましたが、VALERIEはBLOG、イベントから派生したフランス西部に位置するナント発のカルチャー集団だったのです。レトロフューチャーなビジュアル、溢れる80年代への愛…前述のレーベルのようなオシャレ感とは一線を画す、80年代的ダサかっこよさが魅力! 代表的なバンドは、Anoraak、College、Minitel Roseなど。VALERIEからのコンピ集『Valerie and Friends』(2009年)にリリースされています。彼らは当時The New 80’sとも呼ばれていました。

VALERIE〜フレンチエレクトロ集団 (All About)
VALERIE〜THE NEW 80’S (All About)

この辺りが起点となって、Retrowave(Synthwaveという呼称もよく使われる)が誕生し、現在も脈々と続いています。二つの映画を紹介しましょう。

2011年に公開された映画『Drive』は、Retrowave度が高いサウンドトラックになっており、Collegeなども参加しています。主演男優は、映画『La La Land』で注目を浴びたRyan Gosling。

College feat. Electric Youth - A Real Hero


もう一つは、奇想天外SF痛快アクション映画『Kung Fury』! カンフー達人の警察官である主人公は、ナチス軍団を率いるヒットラーを撲滅するために時空の旅に出ます。テレヒデオさんのような人も登場します。サウンドトラックはテロップでいちいち丁寧に解説されており、スウェーデンのRetrowaveアーティスト、Mitch Murderが手がけたもの。映画はフルでYouTubeで観れます!

KUNG FURY Official Movie


Satellite YoungはそのMitchとコラボをしているんです。やはり通じるものがあるのでしょう。

Satellite Young & Mitch Murder - Sniper Rouge


アルバム『Satellite Young』から改めて感じるのは、彼らは音楽集団でありつつも、カルチャー集団なのだと。それらはサウンドでだけでなく、歌詞、ビジュアル、コスチューム、全ての世界観から来るものです。それらが全て繋がって、Retrowaveであり、The New 80’sなんだと。同時に80年代には存在しなかったテクノロジーが彼らの表現を支えています。その代表例がディープラーニングを生かした「Dividual Heart」のPVでしょう。

Dividual Heart


最後に僕のお気に入りは、愛車でのドライブデートに最適な「フェイクメモリー」と「AI Threnody」です。


リアルでSatellite Youngを体験したい方、5月14日(日)、阿佐ヶ谷ロフトAにてトーク&ライヴがあります!

Satellite Young
 TalkGIG

Satellite Young Official Site
12月 31日

「共産テクノ」のテーマ曲にしたい和製共産テクノ歌謡

1週間ほど前の話ですが、クリスマス(12月25日)に「ソ連ナイト〜ソ連にクリスマスは存在しない2〜 」を新しく渋谷に移転した「東京カルチャーカルチャー」で開催しました。おかげさまで、満員御礼となり、ご来場および共演の方々、誠にありがとうございました。

イベントの様子はTogetterでまとめられています。

「共産テクノ」としては三回目のトークをしましたが、今回は「疑惑の共産テクノとX’MAS編」となりました。「疑惑の共産テクノ」については「共産テクノ番外編:ソ連のパクリ疑惑黒歴史」をご参照ください。

さて、2016年に共産テクノ的に一つ記念となる曲を選びたいと思います。『共産テクノ ソ連編』の出版前にこの曲がリリースされていたら、インリン・オブ・ジョイトイとともに番外編として紹介したかった曲です。

上坂すみれの「恋する図形 (cubic futurismo)」であります!
共産テクノ的にコンセプト、タイトル、サウンド、歌詞、コスチューム、全ての角度からアヴァンギャルドに完璧です。「共産テクノ」のテーマ曲にしたいほどです。






楽曲提供をしたのは、YMOの遺伝子を引き継いだTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND。10年ほど前にAll Aboutでインタヴューをしました。

この曲は最初「cubic futurismo」というタイトルのみでしたが、上坂が戸川純の「図形の恋」へのオマージュとして、「恋する図形」が加わったのです。 Ураааааааа(万歳)!!!

1月 21日

変名自在の野佐怜奈ちゃん

昨日の話ですが、アーバンギャルドが参戦した初春音演会(心斎橋JANUS)に行ってきました。その日、海外出張から帰って来たばっかりだったのですが、行ってよかったと感じた実りのあるライヴでした。先ずは、オープニングを務めた野佐怜奈ちゃんを紹介。

アルバム『don’t kiss , but yes』が昨年の10月にリリースされ、ここに収録されている「嘘つきルージュ」が超ストライクで耳から離れません! 透き通るような声質が素晴らしい。楽曲も高浪慶太郎プロデュース(云わずと知れたex-Pizzicatoの人ですが、彼のユニットが2008年にリリースしたarcorhymeの2枚のアルバムも大好きです)で、アルバム曲は、Pizzicatoとキノコホテルが共演したようなモンド渋谷系・・・すいません、こんな表現しかできないですが、マジで褒めています。ちなみにシングル『ランブルスコに恋して』は、キノコホテルのマリアンヌ東雲がゲスト。昨日のライヴでもキノコホテルのイザベル=ケメ鴨川 がサポート。



DON'T KISS, BUT YESDON'T KISS, BUT YES
アーティスト:野佐怜奈
販売元:EMISSION ENTERTAINMENT
(2012-10-10)
販売元:Amazon.co.jp


僕の中では突然現れた彼女ですが、困惑させられました。野佐怜奈というのは、本名なのかどうか知らないですが、もうひとつ、ノーサレーナというグループがいます。歌っているのは、どう見ても彼女。こちらのグルーヴィー歌謡も素敵。



GIRLS SAZANAMI BEAT! VOL.5GIRLS SAZANAMI BEAT! VOL.5
アーティスト:VA (オムニバス)
販売元:サザナミ・レーベル
(2013-02-09)
販売元:Amazon.co.jp


さらに僕を混乱させるのは、響レイ奈という存在。彼女は昭和歌謡。



そして、彼女は、その名はスペイドでRubyとしても2009年まで活動してました。これはお話をさらに伺いたい。

野佐怜奈
ノーサレーナ
響レイ奈
12月 8日

今夜はチュパ♡リコ

SPANKERS繋がりでもう一つ行きましょう。先ずは、彼らの「Chupa Rico(今夜はチュパリコ)」(2011年)。おねえさんが盛りだくさんのラテン系のセクシー・パーティーソング。



実は、こっちを先に知っていたのですが、同年にたかはし智秋が「今夜はチュパ♡リコ」をリリース。

今夜はチュパ♡リコ今夜はチュパ♡リコ
アーティスト:たかはし智秋
販売元:avex trax
(2011-10-05)
販売元:Amazon.co.jp


現在35歳、声優かつグラビアモデルというなかなか希少価値の高い人です。 リリースしたのは、SPANKERSの日本盤も出しているavex。レコチョクの順位にどれほど意味があるのか分かりませんが、ビデオクリップ・ディリーで1位。オリコンでもデイリー26位なので、まあまあ健闘。このクリップが、日本人として大健闘のセクシーな内容で、YouTubeにアップして3時間でR指定の確信犯。

11月 25日

Perfume World Tour 1st

11月24日、昨日の話ですが、「Perfume World Tour 1st」のシンガポール公演を見てきました。と言っても、映画館でのライビューイングです。シンガポールはよく行くのであわよくばと思いつつ、残念ながら日程があいませんでした。シンガポール在住のPerfumeファンのLinちゃんとこの前お話をした時、彼女も会場が小さいので、申し込みに落ちて、チケット入手できなーいと嘆いていました。「ヤフオクとかは?」と訊くとそんなのないと・・・



映画館で生中継って正直どうなんだろうと思いつつ、物は試し的に見に行きました。 音響はあまり低音が響かず小さめでそこは物足りなかったですが、 海外での反応を知るという点で十分楽しめました。気になるのは、言葉の壁。やはり、あ〜ちゃんの力量と云いましょか、観客に通訳(日本語➡シングリッシュ)を依頼したりして、英語・日本語を交えながら、コミュニケーションは見事に成り立っていました。

我田引水となりますが、2008年に「Perfume対談〜グラミー賞への道」という記事を書きました。世界に認められないとダメだとは言いませんが、世界に認められることはやはり意義があります。認められるとまで言わなくても、面白がってもらったらいい。僕自身もこのブログをやっていて、日本以外の音楽的にまだ世界的に認知されていなけど、面白いと思える人たちを知ってもらいたい・・・そこにちょっと意義を感じています。

Perfume Global Compilation LOVE THE WORLD(初回限定盤)(DVD付)Perfume Global Compilation LOVE THE WORLD(初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:Perfume
販売元:徳間ジャパンコミュニケーションズ
(2012-09-12)
販売元:Amazon.co.jp


K-POPがアジア諸国で流れ、PSYの「江南スタイル」が世界的なヒットとなりました。自分の中にはそれほど民族主義者的なところはないと思っていましたが、やっぱりちょっと悔しい。Perfumeや同じくWorld Tour宣言をしたきゃりーぱみゅぱみゅには、そこそこのチャンスがあるとふんでいます。頑張ってください!

あ、久しぶりに真面目な事を書きました。
11月 11日

イーアル ! キョンシー、9nineがFUNKOTに挑戦!

Tokyo Coolest Soundをやっているパトリックさんに「 四方さんっぽいネタ」として教えてもらったのですが、9nine(ナインナインではなく、ただナインと読む)の『イーアル ! キョンシー feat. 好好! キョンシーガール』を紹介。テレビ東京系列ドラマ「好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜」の主題歌です。

キョンシーと言えば、その昔、ドラマ「来来!キョンシーズ」の主題歌として秋山絵美が歌った『キョンシー!!』は、松本=細野作のテクノ歌謡。「イーアル ! キョンシー」は、インドネシアの高速ダンスミュージック、FUNKY KOTA(現在はFUNKOTと呼ばれる事が多い)アレンジ。日本のFUNKOTの第1人者(第2人者はいるのか?)、高野政所によるもの。Saori@destinyやPerfumeのFUNKOTリミックスのようなものはありましたが、ガチのアイドルとしては確かに初めてのFUNKOTというのが貴重。



買うのなら、ジャケ的にもリミックス的(「イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール Ver. FUNKOT ASLI」収録)にも初回生産限定盤B(キョンシー盤)をお勧めします。

イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール/Brave(初回生産限定盤B)(キョンシー盤)(DVD付)イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール/Brave(初回生産限定盤B)(キョンシー盤)(DVD付)
アーティスト:9nine
販売元:SME
(2012-11-14)
販売元:Amazon.co.jp
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9nine(でも、現在は5人組)は、Perfumeのあ〜ちゃんの妹の西脇彩華ちゃんがいるので、名前は知っていました。付け加えれば、ドラマの主演をし、CMでも見たりする川島海荷ちゃんはどこかエキゾチックかわいい。ちなみに海荷ちゃんは、広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」もカヴァーしています。

MajiでKoiする5秒前MajiでKoiする5秒前
アーティスト:Umika as Yamako
販売元:アニプレックス
(2010-07-14)
販売元:Amazon.co.jp
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11月 10日

g.u.のきゃりー効果?

昨日、クロアチアの日本大好き女子、エリE.(エリーと読む)ちゃんのインタヴュー記事(クロアチアのエリE.ちゃん〜私はヘンタイです)を載せましたが、彼女にPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅ、黒色すみれ、アーバンギャルドのミュージッククリップを見てもらい、その感想を訊いてみました。予想したとおり、全てに好反応。そして、やはり、きゃりーについてはもとから知っていたようで、「PONPONPON」は彼女を虜にして、皆に見せまくっていたようです。まだサンプルは少ないものの、外国人特に日本のサブカル好きには受けるきゃりーちゃんです。

きゃりーのサードシングル(「PONPONPON」はシングルCDとしてのリリースはなし)となる『ファッションモンスター』も『つけまつける』(7位)、『CANDY CANDY』(8位)に続き、5位といい位置につけました。

ファッションモンスター(通常盤/初回プレス分)ファッションモンスター(通常盤/初回プレス分)
アーティスト:きゃりーぱみゅぱみゅ
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
(2012-10-17)
販売元:Amazon.co.jp
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この曲は、g.u.とのタイアップですが、先日ショップを覗いてみたところ、以前より活気がありました。正直、g.u.は設立当初、どうしょうもない感じのブランドでしたが、地道に立て直しを計り、きゃりー効果で低価格でありつつもオシャレ感を出そうとするブランドの意図にはぴったりだったのでしょう。もちろん、お客さんがみんなきゃりー予備軍のような感じではありませんでしたけど。UNIQLOに頼りすぎるファーストリテイリングとしては、なんとかg.u.を躍進させたいのかと。きゃりーちゃんの立ち位置を考えると、g.u.もUNIQLOのように世界展開した場合、そのまま使えそうでね、この手。
8月 19日

やっぱり外さないサイキック少女たち、Perfume

Perfumeがサマソニに初めて出演したのは、2007年。Dance Stageのオープニングアクト(大阪のみ)。今ほどの知名度がなかったPerfume、前の方で余裕で見れました。

自らいい加減、そのうちに飽きてしまうのではないかと思いつつ、やっぱり2012年のサマソニでPerfumeを見ている僕がいました。しかも、サマソニのメインステージであるOceanで。大阪では途中、落雷豪雨のため中断するというハプニングもありましたが、やっぱりPerfumeは楽しいのです。リリースしたばかりの新曲「Spending all my time」も期待通り3曲目にやってくれました。

シングル『Spending all my time』は、どうしてここが好きって分かるの?って言いたくなるほどにツボとついています。

Spending all my time (初回限定盤)(DVD付)Spending all my time (初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:Perfume
販売元:ユニバーサルJ
(2012-08-15)
販売元:Amazon.co.jp
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Spending all my timeSpending all my time
アーティスト:Perfume
販売元:ユニバーサルJ
(2012-08-15)
販売元:Amazon.co.jp
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1) 反復の美学! これはテクノの美学でもあります。言い方を変えれば、同じことばかり最初から最後まで歌っている。でも、いいんです、これが好きなんです。逆説的には反復に耐える曲。

2) 指の動き! Daft Punkのパロディーで以前、Daft Handsという秀逸な動画を作った人がいましたが、それにインスパイアされたかは分かりませんが、この指の動きを注目し、振りにしてしまった(サマソニで実際のダンスを見ましたが、リズミカルでアクロバチックで素敵)。



3) 制服! 別に制服マニアではありません。この微妙な美しいターコイズブルー、襟元と袖元の赤いワンポイント。フェミニンないかり型フォルム。完璧です。しかも、彼女たちはサイキック少女!

ORICONでのインタヴューを読んでみると、今回の曲、最初は英語のみだったんですね。英語が部分的に入るJ-POPはスタンダード化していますが(逆に入れないのが難しい)、日本語がはいる英語メインの歌詞にちょっと疑問を持っていたんです。Perfumeが日本語を入れてと後で頼んだという話・・・なるほど。
6月 15日

旅がしたくなる曲を選べと言われれば

今回のエアライン特集、最後は綺麗に締めます。ショコラータの時代から好きなかの香織様ですが、僕は彼女のソロ作はほぼコンプリートしています。ショコラータのアヴァンギャルドな曲も大好きですが、ソロ第1作の『fine』(1991年)に収録の「みちくさ」なんかを聴いているとホロッとします。

旅行が好きである、そして旅をしている姿が似合う彼女の代表曲のひとつが、「青い地球はてのひら」。セカンドアルバム『EXTRA BRIGHT』(1994年)に収録されていますが、オリジナルとリミックスの2ヴァージョンの両方が入っています。旅がしたくなる曲を選べと言われれば、「浪漫飛行」が多分ベストに選ばれてしまいそうですが、僕はダントツこの曲を挙げます。綺麗にまとめた屋敷豪太アレンジも、冴えています。



EXTRA BRIGHT
アーティスト:かの香織
販売元:ソニーレコード
(1994-09-21)
販売元:Amazon.co.jp
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こちらは2枚組ベスト。

angel songs~the very best of cano caoli~angel songs~the very best of cano caoli~
アーティスト:かの香織
販売元:Sony Music Direct
(2007-06-13)
販売元:Amazon.co.jp
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6月 12日

esu-efuの近未来型テクノポップ

初音ミクなどのボーカロイドを駆使して作品を発表する職人を通称、ボカロPと呼びます。Pとはプロデューサー。仮想アイドル歌手をプロデュースする気分。

複数のボカロPによって往年のニューウェイヴ曲をカヴァーしたアルバム『初音ミク sings ニューウェイヴ』の発売を記念してインタヴューをした時に登場していただいたボカロPのひとりに、キャプテンミライ、P名としてはキャプミラPという方がいました。

初音ミクsingsニューウェイヴ初音ミクsingsニューウェイヴ
アーティスト:オムニバス
販売元:ビクターエンタテインメント
(2011-10-26)
販売元:Amazon.co.jp
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エアライン特集を始めてから、テーマにぴったりだなぁと偶然見つけた曲が、esu-efuの「プロペラソング」。esu-efuは、野本かりあとキャプテンミライによる異色ユニット。一見、つながらないお二人ですが、これがとってもいい化学反応を起こし、珠玉の近未来型テクノポップを生み出しています。PVでも、ポーズを決めるかりあちゃんも可愛く、彼女の新しい魅力を発見できます。しかも、いっぱい飛行機が出てきて嬉しい。



5月23日にリリースされたデビュー・ミニアルバム『Sing Future』はこちら。

Sing FutureSing Future
アーティスト:エスエフ
販売元:バイバイレコード
(2012-05-23)
販売元:Amazon.co.jp
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6月 10日

幻のテクノポップ・アイドル、portable

ぱすぽ☆以外の日本のスッチー・コスのアイドルも紹介しましょう。

単発ですが、バニラビーンズのセカンド・シングル「ニコラ」のPVもカラフルなスッチー・コスでしたね。こちらはリカちゃんが抜けて加入したリサちゃんレナちゃんとしては最初の曲。



ジャケもコスだけではなく、エアライン度高し!

ニコラ(DVD付)ニコラ(DVD付)
アーティスト:バニラビーンズ
販売元:徳間ジャパンコミュニケーションズ
(2008-05-21)
販売元:Amazon.co.jp
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大阪にもいたんです。Perfumeのブレイクの余波だったのでしょうか、portableという短命ユニットが! ジャケは、4人で映っていますが、すぐに1人は離脱したようで、こちらのタイトル曲「ハジメサセナイ」のライヴ映像では既に3人。



個人的にカップリングの「ボクノブンシン」が押します。活動停止してしまって残念なユニットです。



ハジメサセナイ/ボクノブンシハジメサセナイ/ボクノブンシ
アーティスト:portable
販売元:インディーズ・メーカー
(2008-10-01)
販売元:Amazon.co.jp
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6月 9日

マイレージ制があったアイドル・グループ

エアラインをコンセプトに作られたアイドル・ユニットがいます。名前も、パスポート由来のぱすぽ☆ですから、真剣度が伝わります。

メンバーは現状では10人ですが、Wikipediaを見ると、エアライン用語で統一されています。
メンバー=クルー
リーダー=キャプテン
ライヴ=フライト
ファン=パッセンジャー
CDリリースも、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスと特典によって値段が違います。パスポートも発行し、マイレージ制もありました(現在廃止)。

初アルバムのタイトルは『TAKE☆OFF』で、メジャー初アルバムのタイトルは『CHECK-IN』。こちらのPVは、『CHECK-IN』にも収録のスッチー・コス度が高い「キス=スキ」を収録。関空(KIX)とタイアップのようです。



TAKE☆OFFTAKE☆OFF
アーティスト:ぱすぽ☆
販売元:ジョリー・ロジャー
(2010-12-08)
販売元:Amazon.co.jp
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CHECK-IN(初回限定盤)(DVD付)CHECK-IN(初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:ぱすぽ☆
販売元:ユニバーサルJ
(2011-12-07)
販売元:Amazon.co.jp
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曲名も、「夢パスポート」「Boarding」「少女飛行」・・・そして6月13日発売のシングルは「Next Flight」。コンセプトやディテールに対するこだわりは十分評価に値するのですが、欲を言えば、サウンドもエアライン仕様にして欲しかった。



ファーストクラスからエコノミークラスまで一挙発売。

Next Flight(初回限定盤A)(ファーストクラス盤)(DVD付)Next Flight(初回限定盤A)(ファーストクラス盤)(DVD付)
アーティスト:ぱすぽ☆
販売元:ユニバーサルJ
(2012-06-13)
販売元:Amazon.co.jp
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Next Flight(初回限定盤B)(ビジネスクラス盤)(DVD付)Next Flight(初回限定盤B)(ビジネスクラス盤)(DVD付)
アーティスト:ぱすぽ☆
販売元:ユニバーサルJ
(2012-06-13)
販売元:Amazon.co.jp
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Next Flight(エコノミークラス盤)Next Flight(エコノミークラス盤)
アーティスト:ぱすぽ☆
販売元:ユニバーサルJ
(2012-06-13)
販売元:Amazon.co.jp
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5月 31日

PAN AM: THE SOUND OF ‘70s

1995年、電気グルーヴの各メンバーがソロ活動をし始めましたが、砂原良徳のソロ作品『CROSSOVER』には良い意味での驚きがありました。

先日のPAN AM展でも、PAN AMの仮想ノベルティ・アルバム『THE SOUND OF ‘70s』のジャケが飾られ、砂原良徳・常磐響両氏によるトークショーなどもありました(僕は残念ながら行けませんでしたけど)。

このアルバム、ちょっとややこしいのです。こちらは、1998年にリリースされた機体がジャケになった日本盤。こちらは、「747 DUB」などを収録した8曲入り。

THE SOUND OF´70sTHE SOUND OF´70s
アーティスト:砂原良徳
販売元:キューンレコード
(1998-11-11)
販売元:Amazon.co.jp
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こちらは、元々ドイツのBungalowからシングルリリースされた「LOVE BEAT」を追加収録した2000年にリリースされたアメリカ盤(他にドイツ盤もあり)。買うのならこっちです。

Pan Am: The Sounds of the 70'sPan Am: The Sounds of the 70's
アーティスト:Yoshinori Sunhara
販売元:Efa Imports
(2000-01-25)
販売元:Amazon.co.jp
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この「LOVE BEAT」、2001年にリリースされた『LOVEBEAT』とは関係ない曲ですが、PVも含めてPAN AM度も抜群でサウンドも最高。



好きなものに対するこだわりがここまで来ると、こんなに素晴らしい作品を作れるんですね!もちろん、才能ありきの話ですが。
5月 26日

きゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサーが気になる

きゃりーぱみゅぱみゅ、三度目の登場です。気がついてみると、きゃりーちゃん、少なくとも日本は征服しそうな勢いです。テレビでも本屋でも、最近のきゃりーちゃんの露出の多さには驚くばかり。

デビュー・フルアルバム『ぱみゅぱみゅレボリューション』も好調で、初日はオリコン1位でした。彼女がアイドルかどうかは置いておいて、大人達が勝手に作り上げた存在ではないという点では、革命的。もちろん、中田ヤスタカの中毒性のある曲やPVのアート性の高さが後押ししている事は間違いありませんが。

ぱみゅぱみゅレボリューション(初回限定盤)ぱみゅぱみゅレボリューション(初回限定盤)
アーティスト:きゃりーぱみゅぱみゅ
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
(2012-05-23)
販売元:Amazon.co.jp
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ぱみゅぱみゅレボリューション(通常盤)ぱみゅぱみゅレボリューション(通常盤)
アーティスト:きゃりーぱみゅぱみゅ
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
(2012-05-23)
販売元:Amazon.co.jp
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きゃりーちゃんには反復性の高い曲が多いですが、先行シングルだった「CANDY CANDY」もその一つ。数字を顔に書いたきゃりーちゃんの手下のようなバックダンサー(お面の力強いダンサーもいますけどね)がいますよね。



この子達、べじっ子だんさーずと言います。名前も紹介しましょう。Amane、P→★、YU-KA、あおの4人。この子達、琉球風テクノポップ「ベジタリズム」で踊っています。歌っているのは、ベジタガールズ&ゆきまゆこ。曲も踊りもなんだかシュールでいい感じ。



「みんなの歌」で6月から使われるゆきまゆことししみシスターズの「しじみのダンス」と両A面扱いで、6月13日に発売。

しじみのダンス/ベジタリズム(両A面)(期間限定盤)しじみのダンス/ベジタリズム(両A面)(期間限定盤)
アーティスト:ゆきまゆこ(うた)しじみシスターズ(おどり)/ベジタガールズ&ゆきまゆこ(うた)べじっ子だんさーず(おどり)
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
(2012-06-13)
販売元:Amazon.co.jp
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しじみのダンス/ベジタリズム(両A面)(通常盤)しじみのダンス/ベジタリズム(両A面)(通常盤)
アーティスト:ゆきまゆこ(うた)しじみシスターズ(おどり)/ベジタガールズ&ゆきまゆこ(うた)べじっ子だんさーず(おどり)
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
(2012-06-13)
販売元:Amazon.co.jp
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4月 28日

Stop In The Name Of Love

前回のSandiiと同じパターンですが、高橋幸宏のソロアルバム『音楽殺人』もレコードがすり切れるほどというか、すり切れるまで聴きました。

音楽殺人音楽殺人
アーティスト:高橋ユキヒロ
販売元:キングレコード
(2009-03-25)
販売元:Amazon.co.jp
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テクノポップでありつつも、60年代的黄金ポップスの風格のある作品です。その風格を作り出している曲と言っても良いのが、「Stop In The Name Of Love」。



オリジナルは、Diana Rossがリードヴォーカルを務めるThe Supremes。そして、「Jimmy Mack」と同じMotownの制作チームHolland-Dozier-Hollandによる作品。1965年に発表されたこの曲は見事に全米1位となります。



アルティメイト・コレクションアルティメイト・コレクション
アーティスト:ダイアナ・ロス&シュープリームス
販売元:ユニバーサル インターナショナル
(2006-01-25)
販売元:Amazon.co.jp
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リミックス集もあります。

DIANA ROSS&THE SUPREMES REMIXESDIANA ROSS&THE SUPREMES REMIXES
アーティスト:オムニバス
販売元:ユニバーサル シグマ
(2007-06-27)
販売元:Amazon.co.jp
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この曲のカヴァーは海外にも数多く存在しますが、日本ではglobeもカヴァーしていますね。
4月 25日

Jimmy Mack

以前、Tracy UllmanやMari Wilsonの時に、60年代リヴァイヴァル的80年代ポップについて書きましたが、今回はその続きのようなもので、オリジナルも含めて紹介していきます。

YMOがブレイクして間もない1980年、Sandiiの『Eating Pleasure』は、僕がYMOと共にすり切れるほど聴いたアルバム。細野晴臣プロデュースのこのアルバム、テクノでありながらも、エスニックでかつファンキー。オープニングの「Idol Era」にはガッツーンとやられました。それ以外にも、高橋幸宏作の「Drip Dry Eyes」など名曲ぞろい。そして、この「Jimmy Mack」の秀逸すぎるカヴァー。



EATING PLEASUREEATING PLEASURE
アーティスト:サンディー
販売元:Sony Music Direct
(2006-09-13)
販売元:Amazon.co.jp
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Martha and the Vandellasによるオリジナルは、が1967年にモータウンから発表され、全米10位となりました。この曲は1964年にAnnette Beardが歌いレコーディングされましたが、ヴェトナム戦争のさなか、相応しくないとの配慮でモータウンはお蔵入りさせました。Jimmy Mackとは、ボーイフレンドの名前で、「Jimmy早く帰ってきて」と歌う恋いこがれる歌。



ClassicClassic
アーティスト:Martha Reeves & Vandellas
販売元:Spectrum Audio UK
(2009-04-07)
販売元:Amazon.co.jp
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なお、Sandiiがカヴァーした後にも、Sheena Easton、Laura Nyroなどがカヴァーしていますが、SandiiのカヴァーがR&Bの魂を失わず、昇華したという意味では一番評価できます。
3月 30日

電気仕掛けのPerfume

Perfumeの4月11日発売のニューシングル『Spring Of Life』・・・最初タイトルだけを知った時、「季節に合わせた爽やかな春の歌ね。平成のキャンディーズの「春一番」のイメージ?」くらいの印象しか持ちませんでした。

Spring of Life (初回限定盤)(DVD付)Spring of Life (初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:Perfume
販売元:ユニバーサルJ
(2012-04-11)
販売元:Amazon.co.jp
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Spring of LifeSpring of Life
アーティスト:Perfume
販売元:ユニバーサルJ
(2012-04-11)
販売元:Amazon.co.jp
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KIRIN氷結のCMに使用されているこの曲、CMを見ても・・・うん、良いんだけど、普通に良いという印象。



しかしながら、このTeaserを見て、「何これ?」・・・CMの曲とは全然違う!みんなマンマシーン(ガールマシーンかな)。近未来型テクノポップのPerfumeが戻ってきた!と年甲斐も無く興奮しました。あ〜ちゃんの動きなんかKraftwerkの孫娘。



昨日、何時頃か知らないけど、ついにショートヴァージョンのPVが公開されました。イントロは本音を言えば、Teaserのエレクトロなサウンドから繋げて欲しかったですが、今回PVの完成度が高い。単純に僕の趣味というのも歪めませんが、近未来的テクノロジカルなモチーフで弾けています。電気仕掛けのマリオネットのように踊るPerfume・・・ヤラレタ! PerfumeのGlobal Siteも路線的に近いですね。



このコスを自作して挑戦する女子が現れるのでしょうか?(希望) もし、する人がいたら、ぜひ取材させてください。
1月 26日

フレンチロリータの系譜〜ロリータ、アリゼの前と言えば?

では、引き続きフレンチロリータ特集です。00年代のフレンチロリータと言えば、アリゼ(Alizee)、80年代後半ではヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)が代表的。

ロリータ系の場合、じんわりと人気が出るというよりも、ロリータ度マックスのデビュー曲で一気に人気が出るパターンが普通です。アリゼもそうでしたが、ヴァネッサも。1987年、ヴァネッサのデビュー曲「夢見るジョー(Joe Le Taxi)」は、フランスで11週連続1位を記録しました。この曲は、基本レゲエですが、見事にシャンソン化され、イントロから鳥肌が立ちます。



Joe le taxi (1987) / Vinyl Maxi Single [Vinyl 12'']Joe le taxi (1987) / Vinyl Maxi Single [Vinyl 12'']
アーティスト:Vanessa Paradis
販売元:Import
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そんな名曲ですから、フランス語圏以外でも当然カヴァー曲が存在します。日本人では、戸川純、元芸者さんの花代(Hanayo)、immiがカヴァーしています。Hanayoのカヴァーは、00年代のエレクトロクラッシュ系のコンピなんかにも入っており、ドイツなどでリリースされました。ジャケも攻撃的。



hanayo-joeletaxi
1月 20日

遅ればせながらPerfume『JPN』

久しぶりにPerfumeについて書きます。11月30日に発売のアルバム『JPN』発売後、書こう書こうと思いつつ、機を逃してしまいました。1月14日(土)から僕の地元、神戸から始まったJPNツアー(もちろん、行きました)で気持ちが再燃してきたので、やっぱり書きます。

JPNツアーはまだ終了していないので、ネタバレになるような内容は書けないのですが、僕が行った初日はワールド記念ホールは満席でした。

アルバム『JPN』は、14曲中9曲は既に5枚のシングルに収録されていたという事もあり、大きなサプライズはない印象だったのですが、今回ツアー前に再度、予習をしてみて、作品のクオリティーはやはり高いといのが結論です。

JPN(初回限定盤)(DVD付)JPN(初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:Perfume
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特にひかっかった3曲選んでみます。

「微かなカオリ」・・・シングル『レーザービーム』が出た時にも書きましたが、古典的に泣ける曲。最近、依頼で「涙する歌BEST5」という記事(また告知します)を書いたのですが、もちろん入れました。ボーカリスト、Perfumeとしても成り立っている曲。



「MY COLOR」・・・普通シングルのリード曲以外は、アルバムの曲数を埋め合わせるような曲が入ったりするもんなんですが、今回のアルバムに限らず、Perfumeのアルバム新曲は手抜きがないというのを実証しているような曲。耳残りがいいキャッチーさは流石。アルバム曲でもちゃんとCM曲だと思ったのですが、これはMAD(掲載後ご指摘を頂きましたので、ここで訂正します)。Perfume曲はCMとの親和性がいいんですね。

どちらにしてもPerfumeはやたらにCM曲が多いです。これって、けっこうPerfumeビジネスの収入源なのかなぁ。



「GLITTER」・・・今回、「GLITTER」と「レーザービーム」はシングルとは違うAlbum-mixという配慮があります。特にアルバム収録の「GLITTER」の方は、クラブミュージック入門としてのPerfumeの意義があります。PVはシングルver.です。

1月 16日

ビジネスウーマン、 きゃりーぱみゅぱみゅ

久しぶりにJAPANの話題を。

先日、某大学にゲスト講師として招かれて行きました。ご丁寧に、僕の本職以外にも“テクノポップの人”みたいな紹介をしていただき、その時、学生さんから「Perfume以外、何がきそうですか?」という質問を受け、「うーん、きゃりーぱみゅぱみゅ」と答えました。やっぱり、舌を噛みそうになりましたけど。

唐突に質問されて答えた訳ですが、これはあながち間違っていないです。彼女のセカンド・リリース『つけまつける』は初日オリコンで8位だし、英語のWikipediaでもKyary Pamyu Pamyuが作られています。職業として、シンガー、モデル、ブロガー、ビジネスウーマンと格好良く紹介されています。
つけまつける (初回限定盤 フォトブック仕様パッケージ)つけまつける (初回限定盤 フォトブック仕様パッケージ)
アーティスト:きゃりーぱみゅぱみゅ
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アーティスト:きゃりーぱみゅぱみゅ
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
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この曲とも関係しますが、EYEMAZING「原宿dollシリーズ」は、きゃりーが完全プロデュースしたという触れ込みです。確かに18歳で立派なビジネスウーマン。

海外からの反応も相変わらず好評みたいで、今にCOOL JAPANのアイコンになるのではないかと思わせます。Lady Gagaも好きなんじゃないかと推測します。Gagaの日本公演の時、前座が面白くなかったんですが、いっそきゃりーにしたらいい。中田ヤスタカのきゃりーの素材を生かした楽曲にも感心しますが、PVの完成度も高いです。監督は田向潤、美術装飾は増田セバスチャン。今後の作品にも期待したいです。
プロフィール

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Hiroaki Shikata


四方宏明
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年になんとなく設立。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドを担当してます。Twitterで更新のお知らせ中。

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