四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

カテゴリ: セクシーPV

ゴルバチョワと聞くと、なんとなく政治家っぽい名前ですね。ゴルバチョフ書記長の夫人の名前は、ライサ・ゴルバチョワでした。ロシア語などのスラブ系の言語の場合、男性と女性で苗字が変わります。日本人には不思議ですね。シャラポフは男性だけど、シャラポワは女性。・チャイコフスキーは男性で、チャイコフスカヤは女性。

アルクティカのオリガ・ゴルバチョワ(Ольга Горбачева)の場合、微妙にライサ・ゴルバチョワ(Раиса Горбачёва)とは表記が違いますが・・・ ゴルバチョワがカタカナ表記としては一般的ですが、発音としては、ガルバチョーヴァの方が原語に近いようです。このあたり、悩むのでまたロシア語の先生に聞いておきます。

オリガはセクシーなだけではなく、ウクライナの音楽TV番組「M1」のキャスターとしても人気があります。そのコミュニケーション能力を買われて、オリガはキエフ市議会に立候補するという話がありました。しかしながら、結局mamamusicのプロデューサー、ユリィ・ニキティン(Юрий Никитин)が阻止したとの事。ティモシェンコ(Тимошенко)首相に続く、美人過ぎる政治家も見たかったです。でも、手下の二人はどうするつもりだったんだろう。議員秘書?

彼女は現在まで、アルクティカ(Арктика)名義で2枚のアルバムをリリース。
『Герои (Heroes)』 (2006年)
heroes

『Белая звёзда (White Star)』(2009年)
whitestar


最後にアルクティカのセクシー・ポーズ満載の「Пожалуйста (Please)」をお楽しみください。

ウクライナのmamamusic特集続行です。

先週のロシア語の授業で、ウクライナ出身の先生に「mamamusicを知っていますか?」と聞いたところ、NikitAは知っていたのですが(でも、ロシアのユニットだと先生は思っていたみたい)、mamamusicは知りませんでした。

ここまで来ると、柳の下にどじょうが何匹いるか?を数える状態ですが、NikitAに続いてウクライナのオリガ・ゴルバチョワ&アルクティカ(Ольга Горбачева и Арктика)がやってくれました。名前が色々あってややこしいのですが、フロントの女性の名前は、オリガ・ゴルバチョワ(Ольга Горбачева)。アルクティカ(Арктика)というのは、ユニット名のようで、手下のリタ(Рита)とダーシャ(Даша)を引き連れて活動しています。

2010年に問題のPV「Нечего Терять (Nothing To Lose)」はリリースされました。さっそうと家の中から現れる歩き始めるオリガちゃん。全然予想しない展開から、いつのまにかマッパの後ろ姿が! 次に現れるのが手下の二人。もちろん、マッパになります。


ほぼ同時期かと思いますが、アルクティカとして3人でウクライナ版PLAYBOY誌に予想通りに登場!
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mamamusicの公式サイトを見てみると、こんなショッキングな報告が・・・
Группа HOLLYWOOD FM лишилась девственности.
Group HOLLYWOOD FM lost her virginity.

それもあの愛苦しいと言ったユーリャが、ウクライナのプレイボーイ誌の表紙に。mamamusicに所属するということは、プレイボーイ誌に出るという鉄則があるのでしょうか?どうして、アレシャは登場せず、ユーリャだけなのかは謎です。アレシャは続編なのでしょうか?
playboy-hollywoodfm


等と・・・いっぱいの疑問を抱えつつ、同時にダメ押しのようにPV「Догола(Stripping Off)」を公開。しかも、世界進出を狙っているのか、「Stripping Off」というタイトルで英語版のPVも製作しています。タイトルからも想起できますが、もちろんセクシー路線です。


どうやら、彼女達のコンセプトは、“清純と挑発の融合”のようです。

НеАнгелы (NeAngeli)の続きです。
どうやら、mamamusicの所属アーティストは、プレイボーイ誌と提携しているようです。NikitA、А.Р.М.И.Я.もそうでしたが、2006年7月号の表紙にNeAngeliは登場。
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セカンド・アルバム『Долго не было Тебя (Long Time No You)』(2010年)のジャケでは、3人になっていますが、うーん・・・3人目が誰なんだ(?)と調べてみたら、面白い事を発見。こちらは次回に回します。
longtimenoyou


さて、このアルバム収録曲としてお薦めPVは、「Убей меня (Kill Me)」。スラーヴァとヴィクトリヤのお二人、女性としてはかなりの低音で、妙な迫力があります。美女二人は何故か密林の中にハンターとして入り込み、川の中ではお決まりのセクシーショットも披露してくれます。寒いイメージのあるウクライナやロシアには見えないですが、一体この密林、どこなんでしょう?

はい、またウクライナです!
以前、ウクライナ人のマークさんに教えてもらったНеАнгелы(NeAngeliまたはNeAngelyと表記される)という2人組。意味は、No Angels(天使じゃない)でしょう。ちなみにドイツにもユーロダンス系5人組でNo Angelsというのがいます。メンバーは、赤毛のスラーヴァ(Слава)と黒髪のヴィクトリヤ(Виктория)。ちなみにスラーヴァの好物は寿司(うなぎ)と緑茶。知った所で役には立たないでしょうけど。

彼女達のデビュー・アルバム『Номер один (Number One)』(2006年)は、mamamusicからリリースされました。mamamusicと言えば、あのNikitAをプロデュースしたユーリ・ニキティン(Юрием Никитиным)のレーベル。もちろん、プロデュースは、ユーリ。
number1


「Ты Из Тех Самых (You're One Of Those)」が最初のヒット曲ですが・・・バイアグラを意識したような二人はくねくね踊りながら、終盤にはロシア・ウクライナでは定番の手ブラの決めポーズ!

Винтаж (Vintage)のアルバム『SEX』(2009年)からもう1曲「Ева (Eva)」を紹介しましょう。エヴァって人名のようですが、調べてみると、Ева Польна (Eva Pol'na)という歌手に捧げた曲と言う事が分かりました。

いったい誰なんだと調べてみると、サンクト・ペテルブルグ(旧レニングラード)生まれの35歳。現在はソロ活動をしていますが、Гости из будущего (Visitors From The Future)というユニットでЮрий Усачёв (Yuri Usachev)と二人で活動していました。
runawayfromme


PV「Беги от Меня (Run Away From Me)」(1999年)は、「Eva」の元ネタです。


現在のEvaはこの頃よりかなり貫禄がついて迫力があります。

さて、肝心のVintageの「Eva」のPVは、ボサノヴァ調で始まる曲でEvaらしき人も登場。でも、入浴シーンやお着替えシーンなどAnnaちゃんのセクシー・シーンが満載となっています。どうしてそうなるのか、脈絡がさっぱり分からない・・・


しかしながら、この曲はロシアで2009年に一番流れた曲だとの事。

Винтаж(Vintage)のメンバーについてさらに掘り下げていきましょう。シンガーのАнна Плетнев (Anna Pletnev)は、意外と芸歴が長く、子持ちの33歳、2度目の結婚。ちなみに2度目の旦那さんはロシアの有力薬品メーカーの共同オーナー。こういうパターンが多いですね、旧ソ連圏は。

Лицей(Lyceum;「High School」という意味)というギャルバンで1997年から2005年まで活動していました。このグループは1991年に結成され、High Schoolという名前にも関わらず、メンバーを変えつつも現在まで存続している長寿バンド。Annaが在籍した比較的最近の曲「Двери открой(Doors Open)」(2004年)では、ギター二人にベース一人の編成で歌っています。現在では、全然High Schoolというイメージはありません。


Vintageとしては『Криминальная любовь (Criminal Love)』(2007年)と『SEX』(2009年)という2枚のアルバムをリリースしています。
criminallove

sex


Annaちゃん、Vintage加入以降はセクシー路線に転換。Vintageとしてロシアで初の1位となった曲が「Плохая девочка (Bad Girl)」です。この曲に参加したのは、ロシアのTVシリーズ(昼メロ系)に出演する女優、Елена Корикова(Elena Korikova)です。
elena


現在、38歳のElenaですが、スラブ系のうっとりする超セクシー美人! ロシアのセクシー熟女の共演です。

本日紹介するグループは、ロシア発のВинтаж(Vintage)。2006年に結成されたグループで、現在のメンバーは、Anna Pletnev(シンガー)、Alexei Romanov(コンポーザー、ちなみに男性)、Svetlana Ivanova(ダンサー)の3人。2008年まではイギリス人のMiaというダンサーも在籍していました。

今までロシアとウクライナの特集をしていると、好むと好まざるに関わらず、セクシーPVが多い事に気づきます。Vintageも例外ではありませんが、VintageのYouTube内動画チャネルに「Sex (Megamix - Clip Fan)」という彼らのセカンド・アルバム『SEX』(2009年)からのタイトル曲「SEX」に合わせて作られた動画マッシュアップがあります。


Vintage自らに加え、既に紹介済みのバイアグラ、スヴェトラーナ・ロボダ、NikitAや懐かしいt.A.T.u.などのPVがエディットされて登場します。ファンが勝手に作ったマッシュアップではないかと推測しますが、これらはレーベルが違い、チャネルで堂々と公開してしまうところがやっぱりロシア・ウクライナだなぁと。

ウクライナやロシアには3人組女子ユニットが多い事はこれまで書いてきた記事を読んで頂ければ、判ると思いますが、同時にメンバー・チェンジが頻繁に起こります。バイアグラしかり、スリーフキしかり、XSしかり。SMSもその例外ではありません。

これまでこんな感じでメンバーが交代しています。
マリナ(МАРИНА)
タティアナ(Татьяна)→ヴェロニカ(ВЕРОНИКА)
ラーナ(Лана)→アレキサンドラ(Анастасия)→ナスタヤ(НАСТЯ)

ということで、現在のメンバーは、唯一古参のブルーネットのマリナ、赤毛のヴェロニカとブロンドのナスタヤとなります。

セカンド・アルバムは、『Тело(Body)』(2006年)。
telo


ここで紹介すべきは、タイトル曲の「Тело(Body)」です。バイアグラを意識したのか、SMSという本来の趣旨に戻ったのか、ボンデージを意識したPV。スキンヘッドのごついおっさんは意外にバイオリンを弾いたりしています。


モスクワのステージでも歌番組の観客を前にボンデージ(笑)。結構、お客さんが入っています。

2004年に結成されたウクライナの3人組、SMSです。SMSとは携帯で使用するShort Message Serviceの略として使われていますが、たぶんそれが由来ではないかと思ったのですが・・・

ロシアのFacebookまたはmixiのようなサイト、в Контакте(フ・コンタクティェ)によれば、SMSとはSex Music Sportとの事。SMAPみたい(笑)。

2004年結成時のメンバーはブルーネットのマリナ(МАРИНА)とWブロンドのタティアナ(Татьяна)、ラーナ(Лана)の3人。この3人で、デビュー・アルバム『SMS format』(2004年)をリリース。
smsformat


「Любий, кохай мене (Love Me, Honey)」のPVで注目を浴びたようですが、これはロシア語ではなくウクライナ語で歌われています(違いがいまいち分かりませんけど)。ベッドでまくら投げするエロカワなクリップです。


「В мае (In May)」も同じアルバムに収録されていますが、メンバーが一人違いますね。セクシー度も高く、アダルトコンテンポラリーなディスコ・ナンバーでなかなかよろしい。

韓国で孤軍奮闘状態のNaked Girls(네이키드)特集です。青少年の方々は見ないでね。

調べてみると、Naked Girlsというのは「nakedNEWS Korea」というお色気ニュース番組のキャスター出身。この「nakedNEWS」は日本も含め世界中の様々な国で配信されており、世界情勢を学べるし、語学の勉強にも役立ちます。


こちらが、問題の「Finger」のPV。


T-ARAのPV「Bo Peep Bo Peep」のSexy ver.でも19歳未満禁止となった韓国ですから、このような扇情的なグループは社会的論議となっている報道もあります。2010年には『Naked Girls Vol. 1』という19歳未満発売禁止のCDもリリースしているようです。僕の努力不足かもしれませんが、韓国のCDショップでも見つからなかったし、今のところネット上でも買える所が不明。
nakedgirls


Nake Girlsの公式サイトに行こうとしたところ・・・

この情報の内容は、青少年有害媒体物として、情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律、および青少年保護法の規定により19歳未満の青少年が利用することはできません。

との表示が出ます。19歳以上の証明が外国人にはできないようなので、断念!

Olialia社の第3弾! 日本や韓国の芸能界では、整形疑惑などが話題になる事が多いですね。最近、韓国では自己申告する人もいるですが、リトアニアのブロンド美女は次元が違います。Olialia社は美容クリニックも手掛けている総合企業。な、なんと、Olialia社は、広告塔であるOlialia Pupytesを美容クリニックの豊胸手術のモデルとして使っているのです。しかも、手術のプロセスをYouTubeで広告として配信。

こちらのクリップは、メンバーのOksanaちゃんの「外科医に、私の最後の訪問!」の様子を収めたものです。手術の最終段階ですが、別のクリップでは手術中の様子も公開しています。見たくない人もいるかもしれないので、自分で探してください。グラスチノチ(情報公開)もここまで来ると凄いです。


本題の音楽の話もちょっとしましょう。彼女達のユニット名が曲名になった「Olialia Pupytes - Montana Remix」・・・こちらの方がサウンド的には、エレクトロ調で僕の好み。


最後にPlayboy誌の表紙、第2弾! 侮れないリトアニア!
playboyolialia2

ブロンド美女だけのリトアニア企業、Olialia社の紹介に続いて、Olialia社の社風そのものと言えるセクシー・グループが、Olialia Pupytės。たぶんリトアニアで最も人気のあるガール・グループであると自負しており、リトアニアだけではなく、ラトビア、ウクライナ、ロシアへも頻繁に出かけているようです(どうしてエストニアは入っていないの?)。

Olialia PupytėsはMarina、Skaistė、Oksanaの3人のブロンド娘で2007年に結成されました。デビュー・アルバムは、超セクシー路線の『Išpildyk Mano Norus (Fulfil My Desires)』(2009年)。
ispildyk


リトアニア語だけでなく、ロシア語、英語、そして何故かイタリア語でも歌っています。Beastie Boysの「Fight For Your Right」もカヴァーしています。海外では、短縮名でOlialia!と名乗り、当にOlialia社の広告塔。ウクライナ・ロシアにもこのパターンはセクシー・グループの定番となっていますが、Playboy誌の表紙を飾っています。
playboy-olialiapupytes


ユーロダンス系のタイトル曲「Išpildyk Mano Norus」のPVも、期待を裏切らない。歌詞が空耳で「びちょびちょ」って聞こえるんですけど(笑)。

前回はXSの話からティモシェンコ元首相の話になってしまいましたが、XSの話の続きです。XSのセカンド・アルバム『Дефлорация (Defloration)』は、2008年にリリースされました。
defloration


ファーストでは、R&B調主体だったのですが、セカンドではよりローカル色や民族色が強くなりサウンドの幅も広がり、セクシー度も上がっています。個人的には大変好ましい。多彩な曲の中でも注目したのは、「Эдем и Ад (Eden And Hell)」。どこか日本の歌謡曲の構造にも通じる哀愁が漂うバラード。


あと気になったのが「Любити-платити (Loving-Play)」という曲。この曲のサビがNik Kershawの「The Riddle」に似すぎています。

アーニャ(ジャケで一番左)以外の二人のメンバーは、レーラ(Лера)とエフゲーニャ(Евгения)に代わります。XSは「Playboy」誌にも登場しているのですが、メンバー交代の理由がヌード拒否であったという記述もあります。僕は、ティモシェンコの三つ編みをしていた子(ナターシャ)が好きだったのですが、脱退してしまいました。
xs-plaboy


2009年にリリースされたPV「Силиконовые мозги (Silicone Brain)」では、セクシー路線が確固たるものとなります。これが功を奏したのか、携帯でヒットしました。


なお、XSの多くの曲は、公式サイトにて無料ダウンロードできます。ウクライナですから(笑)。

本日紹介するのは、チーナ・カーロリ。ロシア語表記で「Тина Кароль」。ラテン文字表記で「Tina Karol」となっているので、「ティナ・キャロル」とカタカナ表記してしまいそうですが、「チーナ・カーロリ」が一番原語に近い表記となります。

現在26歳のチーナは、ロシア生まれですが、ユダヤ系のウクライナ人で、6歳の時にロシアからウクライナに移住したそうです。ちなみにユーリヤ・ティモシェンコ元首相もユダヤ系血筋と言われています。チーナは個人的にもティモシェンコ氏と親しいようです。チーナは小さな頃からコンテスト等で活躍し、2005年にはウクライナの軍の任務により平和調停のためイラクやコソヴォに派遣されています。

正式なデビュー・アルバムは、『Show Me Your Love』(2006年)で、タイトル曲のシングルはウクライナで1位となりました。

showmeyourlove


このタイトル曲で2006年度のEuro Vision Contestのウクライナ代表として出場し、7位に入賞。この時の映像です。



同じ年に2枚目のアルバム『Ноченька (Sweet Night)』(2006年)をリリース。

nochenka


タイトル曲「Ноченька」はバラード曲で、脈絡は分からないのですが、見えそうで見えない大胆かつ美しいセミヌードを披露。ちなみにチーナは、2008年に「VIVA!」誌によって「ウクライナで一番美しい女性」に選ばれています。確かに選ばれるだけある愛くるしい女性だと思います。

69(ジャケの右下の二人)が出てくるPVには、アーシア・ハートとコンビになっているモノしかないと思っていたのですが、69単独のPVも発見しました。

iwantitall


「Я хочу все! (I Want It All!)」というPVですが、69はこちらでは演奏している映像はありません。劣化したオースティン・パワーズのようなおっさんが、カメラマンやDJになって、69の二人と枕投げなどをしながら、戯れています。よく見ると、PVの初めに「Ostin Power's」と出てきます。僕は、『オースティン・パワーズ』のシリーズが大好きなのですが、ウクライナでも人気があったのでしょうかベイビー。



69は単独の時、「Группа 69 (Group 69)」と表記される事もあるようです。調べてみたのですが、69の二人のプロフィールは謎です。

熟女熟女と連呼しすぎてしまいましたが、セクシーダイナマイト熟女のアーシア・アハトの続きです。

アーシアの旦那さんは結構な事業家のようで、「Фуршет(Cocktail)」というウクライナでは2番目に大きいスーパーマーケットのチェーンのオーナーです。また、二人の息子さんもいます。

goryachiypoceluyアーシア・アハトの5枚目のアルバム『ГОРЯЧИЙ ПОЦЕЛУЙ (Hot Kiss)』(2006年)は、Assiya Ahat & 69 という名義になっています。これは“69”というアーシア・ハートの手下のようなブロンド女性二人組とのユニット。左の子が“6”で右の子が“9”・・・というのは単なる僕の妄想です。曲によっては69単独の曲もあるようです。しかし、ロシアもウクライナも手ブラが多い(笑)。

こちらは、アルバムのタイトル曲「ГОРЯЧИЙ ПОЦЕЛУЙ (Hot Kiss)」のPVです。予測通り、何気にセクシーなPVですが、69の二人は単なるバックダンサーではなく、ちゃんと楽器演奏者として参加しています。


ウクライナの旅、バイアグラ、NikitAとセクシー系を探訪してまいりましたが、まだ終わったわけではありません。ウクライナは奥が深いのです。ウクライナの歌姫と呼ばれる(Facebookにそう書いてありました)アーシア・アハト(ロシア語「Ассия Ахат」、ラテン文字表記「Assia Akhat」)を紹介します。

アーシア、見かけからすると爆発寸前のセクシーダイナマイト! 1965年、キエフ生まれの45歳、熟女真っ只中。実はちゃんと幼少から音楽教育を受けたヴァイオリニストで、ヨーロッパでもコンサートツアー奏者として活躍していたらしいです。そんなアーシアは、遅咲き熟女として、1999年に『Homo Novus』でシンガーでもダンサーでもなくヴァイオリニストとしてCDデビュー。2000年に『You, Anais (Тебе, Анаис)』でシンガーとして正式デビューし、現在も熟女パワーを炸裂させております。

彼女の3枚目のアルバム『Chocolate (Шоколад)』(2003年)からタイトル曲「Chocolate」を紹介しましょう。

shokolad


PVはウクライナの標準とも言えるセクシーな映像ですが、ちゃんとヴァイオリンを弾いています。何故か、英語のスピーチをするお茶目な一面もあります。



なおこのアルバムは、Amazon.co.jpでもMP3なら買えます。

前回のウクライナ特集のスポーツ祭典で元バイアグラのアリョーナと一緒に歌っていたのは、スヴェトラーナ・ラバダ(Світлана Лобода)。バイアグラに在籍したのは、アリョーナが抜けた後の2004年のみの短命メンバーですが、歌手としては一番成功しているようです。また、バイアグラ加入前は、CappuccinoとKetchというユニットでも活動していました。シンガーだけでなく、ソングライティング、女優、TVレポーター、衣装デザイナーとしても活動する多彩な人。バイアグラのメンバーって侮れませんね。

今日は2月14日! では、バレンタイン・デイに相応しい曲を贈ります。このPVでチョコレート漬の美女を楽しんでください。

「Be My Valentine (Anti-Crisis Girl)」は、2009年のEuro Vision Contestのウクライナ代表に選ばれています。過去のPVからの編集もしているようですが、セクシー以上にワイルドなオーラが出ています。自らドラムも叩いています。美女なんですが、眼、鼻、口それぞれのパーツが大きく、ラテン系な顔立ちです。曲調もラテンが入っています。この曲はやはりEuro Vision用に意図的に英語にしたのでしょうかね。



こちらはタイトル曲を含んだ編集アルバム『Anti-Crisis Girl』(2009年)です。

anticrisisgirl

NikitAとA.Р.М.И.Я(「A.R.M.Y」だから女軍ね)の事を調べている内に面白い事がいくつか判明しました。

現在のNikitAのユリアが在籍していた時、A.Р.М.И.Яとしてウクライナの地方版『Playboy』に5人で登場。ちょうど、ユリアが妊娠している時ですが、これでNikitAのメンバー二人ともプレイメイト。

playboyukraine


A.Р.М.И.Я名義では、『PRO ETO(Про это)』(2008年)というアルバムをリリース。「About It」という意味です。

proeto


この中ではユリアがセンターをとっても不思議ではないのですが、意外と目立っていません。NikitAでのユリアの方に輝きを感じるのは、僕だけでしょうか? 調べてみると、NikitAもA.Р.М.И.ЯもYuri Nikitinがプロデューサーとして活動するmamamusicに所属しています。このレーベルには他にもVerka Serduchka、Irina Bilyk、Avyator、neAngely、HOLLYWOOD FMなどのアーティストが所属しています。ウクライナのHello! Projectのようなものなのでしょうか?

ユリアはメンバーから外れましたが、緑の瞳のVera Varlamov(センターをとっているお姐さんだと思います)との共同名義で5人体制は維持。ウクライナのセクシー系は層が厚いです。PV「Allo, Allo」では、BMW MINIで登場したメンバーはゴルフ場で大暴れ。終盤には、NikitAも颯爽と登場!

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