四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

EASTECHNO:『共産テクノ 東欧編 (共産趣味インターナショナル)』の発売を記念して、共産テクノの動画を中心に紹介!

√thumm

7月 25日

√thummに見る和風テクノポップの可能性

本日、All Aboutテクノポップにて、√thummのインタヴュー記事をUPしました。ファースト・アルバムの『coton』が出て暫くしてからのタイミングで、インタヴューをする予定だったのですが、セカンドもまもなく出るということで、今回『Yamatopia』のリリースのタイミングに合わせて、インタヴューをする事となりました。お陰で、デビュー時から、今までの√thummについてのかなり濃いインタヴューになりました。ファーストとセカンドについて当然聞いていますが、JAPAN EXPO’10でのフランス公演やTwitter事件(笑)についてもお話を伺いました。
yamatopia

さて、この『Yamatopia』というアルバム、色とりどりの√thummの魅力が詰まっている作品となっています。前作の「hama」(今回のアルバムもリミックス収録)などにもみられた、和風テクノポップの方向性です。これは日本人だからこそ出来る作風。今回のアルバムでは、PVも作られた「harukami」。ロケ地は、若草山・・・鹿のフンがいっぱいで大変だったらしいですけど(笑)。


他にも「ヤマトコトノハ」「皐-satsuki-」なども和風と言えるのですが、これがなかなか一筋縄でいかないいい意味で保守的に収まらない楽曲に仕上がっています。と、思ったら、Strawberry Switchbladeの「Since Yesterday」(Tommy februray6やMariMari Rhythm Killerとかもカヴァーしていましたね)や前作の「Beautiful Field」をサケアウツGがぐにょぐにょのエレクトロ・リミックスしたり・・・

和風テクノポップに戻りますが、そう言えば、Perfumeの「575」なんかも和風テイストですね!

cotoncoton
アーティスト:√thumm
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2009-12-02
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YAMATOPIAYAMATOPIA
アーティスト:√thumm
販売元:Side Street records
発売日:2010-07-28
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6月 2日

Beautiful Girls Electroとnuxxレコ発イベント

techrock65月30日に北堀江のclub vijonで「TECHROCK6」としてレコ発イベントがあったので、行ってきました。「TECHROCK」とは、先日紹介した√thummとnuxx主催するイベントで、今回が6回目となります。2組ともaranparallel (アランパラレル)に所属するレーベルメイト。堀江という場所ですが、関西をあまり知らない人に敢えて説明するなら、浪花の代官山ですかね。元々、南堀江は家具の街として知られていましたが、2000年あたりから、おしゃれなカフェ、レストラン、ブティックなどが増えてきました。vijonもそんな界隈にあります。


bge今回のイベント、前売り予約した人には、もれなくコンピ・アルバム『Beautiful Girls Electro』をプレゼントという大盤振る舞い。市販でも、1000円と超良心的価格!大阪商人の根性を感じます。このコンピは「大阪美少女図鑑」(怪しい店名でありません)というフリーペーパーも絡んでいます。「美少女図鑑」は大阪だけのものではなく、札幌から沖縄まで全国津々浦々を網羅しています。ぜひ、iPadヴァージョンも出して欲しいものです。


「TECHROCK6」のラインナップは、登場順にSQUASH、DAMBO、√thumm、EeL、スパナ、nuxxと全て今回のコンピに収録されている人達です。また、コンピにも参加している「大阪美少女図鑑」のモデルでもある、山口陽子さんとChii☆さんが、今回のレコ発でもゲストとして歌ってくれました。今回、TECHROCKを初めて見ましたが、これは盛りだくさんでお薦めです。大阪でこういうイベントをやってくれるのも、大変うれしい。

soundache最後に登場したnuxxですが、『Sound Ache』というデビュー・アルバムを5月19日にリリースしたばかり。BaNG BaNG BaLLooNというバンド名から改名したようです。BaNG BaNG BaLLooN時代の動画がありましたので、貼っておきます。




eccoちゃん、ize-macくん、Gun-Hiroshiくんからなる紅一点のトリオ編成。nuxxってどこかで見た単語だと思っていたら、Underworldに「Born Slippy Nuxx」という曲がありますよね。



ちなみにNuxxの意味を調べてみると・・・北欧の国出身の髭をはやした性倒錯者(笑)。1曲目の「PL>YBUTTON」を聴いていると、Underworld好きそうだし。√thummのレーベルメイトだけあって、キャッチーだし、エレクトロな「runner's high」、メローな「ache」となかなか幅が広い。ステージで演奏をし始めると、おとなしそうに見えたeccoちゃんのテンションが高いのが、意外性があってキュンとしました。

Beautiful Girls Electro
アーティスト:オムニバス
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2010-05-19
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Sound Ache
アーティスト:nuxx
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2010-05-19
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5月 11日

せんとくんを超えろ!√thummのジャッピー君

√thummのライヴ、4月29日の大阪舞洲で行われた渚音楽祭で見てきましたが、これで2回目です。予定よりも短かったのが残念でしたが、人力テクノポップ・バンドとして凄く楽しめました。ヴォーカルのlioちゃんも元気いっぱい! 昨年、確か北堀江のclub vijonでBREMENなどと出ているイベントで偶然、彼らのライヴを見る機会があって、気に入ってしまいました。

僕の周辺でも、√thummファンが増えています。僕がよく対談している研究生も、先日のMETROのイベントで√thummが好きになったと報告してくれました。残念ながら、渚では予定が早まって、彼は√thummを見逃しましたが・・・ lioちゃんにがっついていた男性(特徴:黒ブチ眼鏡をかけて8分丈のズボンを履いている)は、研究生です。

僕も一時、奈良に住んでいた事があるので、彼らが奈良出身というのにも、親近感が沸きます。奈良を代表するキャラクターといえば、せんとくんですが、√thummのメンバーらしいジャッピー君も奈良出身のキャラクターとしてせんとくんを超えてほしいものです。他に奈良出身の人って調べてみると、意外な事に青山テルマちゃんも奈良(大和高田市)なんですね。このジャンル(テクノポップとかエレクトロとか)、どうしても東京圏出身の、または東京を活動拠点にするアーティストが多いです。そんな中、奈良出身の√thummや神戸出身のJaccaPoPなどが頑張っているのは、関西人のひとりとしては、素直にうれしく、応援したくなります。

coton彼らが2009年12月にリリースしたデビュー・フルアルバム『coton』には、粒ぞろいの曲が揃っています。「Magic Love」や「NEU!」のように今のエレクトロも取り込みつつ、80年代のテクノポップやNew Orderのような泣きが入る曲が多いです。




MySpaceの英語のプロフィール(何故か日本語の紹介文には同様の文章がありません)を見てみると、「The trio takes plenty of inspiration from Perfume, capsule and (the Japanese genre’s father) Yellow Magic Orchestra」などと紹介されています。

cotoncoton
アーティスト:√thumm
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2009-12-02
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プロフィール

shikata

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Hiroaki Shikata


四方宏明
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年になんとなく設立。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドを担当してます。Twitterで更新のお知らせ中。

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