四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

EASTECHNO:『共産テクノ 東欧編 (共産趣味インターナショナル)』の発売を記念して、共産テクノの動画を中心に紹介!

バイアグラ

10月 8日

アーニャが表紙のPLAYBOY誌は記録的な部数に!

元バイアグラ(Виа Гра)のアーニャことアンナ・セドコーヴァ(Анна Седокова)の続きです。さて、ウクライナやロシアの歌姫は必ずと言っていいほど「PLAYBOY」「MAXIM」といった男性誌に登場します。アーニャも例外ではありません。ソロ活動に合わせて、2006年に発行されたアーニャが表紙を飾ったPLAYBOY誌は記録的な売り上げを収めたとの事。
playboy-sedokova


こちらは2010年のMAXIUM誌。
maxim-annasedokova


肝心の音楽の話に戻りましょう。初期の曲はどちらかというと凡庸だったのですが、「Драма (Drama)」(2010年)ではエレクトロに接近し、いい意味の貫禄が出てきました。


最新リリースとなる「Ревность (Jealousy)」では、ダンサーをバックにタンゴを取り入れています。


アルバムも発売される予定!
10月 2日

元バイアグラの悲劇の自叙伝

バイアグラ(Виа Гра)及びメンバーのソロ活動については一通り網羅したつもりだったのですが、大事なメンバーについてまだ書いていませんでした。

バイアグラが来日した時の最強メンバーの一人、茶髪のアンナ・セドコーヴァ(Анна Седокова、Anna Sedokova)です! 愛称はアーニャ。アーニャは、2004年にウクライナのサッカー選手とめでたくゴールイン(出来ちゃった婚)し、バイアグラを引退します。

一体、アーニャはどうしているのかと、彼女の公式サイトに行ってみると、彼女は自叙伝「Искусство Соблазнения (The Art Of Seduction)」を出版している事が判明。自伝記によると、アーニャは離婚し、仕事もアパートも車もお金もない状態に追い込まれます。しかも、娘と莫大なローンを抱えて・・・。
theartofseduction


しかし、そんな状況の中、アーニャはソロとしてのキャリアを再スタートさせ、カムバックしました。ソロとしてのデビュー曲はちょっとしんみりした「Моё Сердце (My Heart)」。


がんばれ、働くお母さん、アーニャ!
2月 17日

元バイアグラ美女と“マイアヒ”の人と意外なコラボ

元バイアグラのソロ活動、3人目は、ヴェーラ・ブレージュネヴァ(Vera Brezhneva)。彼女は、2003年から2007年までバイアグラで活動しており、来日もしていました。個人的にはバイアグラ史上最強のラインナップだった時の一人。青い瞳のブロンドと、いかにもモデル美人顔。ヴェーラちゃんは、2007年のロシア版『MAXIM』誌にて最もセクシーな女性に読者投票により選ばれています。

2009年には映画『Love in the City』にて主演。

2010年にはソロとしてのデビュー・アルバム『Love Will Save the World』をリリースとその美貌を生かし順調なソロ活動をしているようです。

vera


こちらはタイトル曲の「Love Will Save the World」。



ヴェーラちゃんの最新の曲は、ダン・バラン(Dan Balan )とデュエットをした「Лепестками слез(Petals Tears)」。ダン・バランを知らない人も、彼がフロントマンを務めていたモルドバ共和国出身のO-ZONEなら知っているのでは。それでも分からなければ、『恋のマイアヒ』と言えば、ほとんどの人が思い出すでしょう。

2月 14日

セクシー・バレンタイン!

前回のウクライナ特集のスポーツ祭典で元バイアグラのアリョーナと一緒に歌っていたのは、スヴェトラーナ・ラバダ(Світлана Лобода)。バイアグラに在籍したのは、アリョーナが抜けた後の2004年のみの短命メンバーですが、歌手としては一番成功しているようです。また、バイアグラ加入前は、CappuccinoとKetchというユニットでも活動していました。シンガーだけでなく、ソングライティング、女優、TVレポーター、衣装デザイナーとしても活動する多彩な人。バイアグラのメンバーって侮れませんね。

今日は2月14日! では、バレンタイン・デイに相応しい曲を贈ります。このPVでチョコレート漬の美女を楽しんでください。

「Be My Valentine (Anti-Crisis Girl)」は、2009年のEuro Vision Contestのウクライナ代表に選ばれています。過去のPVからの編集もしているようですが、セクシー以上にワイルドなオーラが出ています。自らドラムも叩いています。美女なんですが、眼、鼻、口それぞれのパーツが大きく、ラテン系な顔立ちです。曲調もラテンが入っています。この曲はやはりEuro Vision用に意図的に英語にしたのでしょうかね。



こちらはタイトル曲を含んだ編集アルバム『Anti-Crisis Girl』(2009年)です。

anticrisisgirl
2月 11日

スポーツ祭典で「We Will Rock You」する元バイアグラ

なんだか最近、テクノポップ定点観測というよりもウクライナ定点観測みたいになっています。ここで、バイアグラに再登場してもらいましょう。と言っても、今回はバイアグラに在籍したメンバーのソロ活動についてです。

アリョーナ・ヴィーニツカヤ(Alеna Vinnitskaya)は、2000年から2003年まで在籍した初期バイアグラ構成員。公式サイトで確認する限り、2010年にリリースされたベストアルバムを含めて6枚のアルバムをリリースしており、作詞作曲にも参加しています。バイアグラのメンバーという先入観を持つとかなり意外な才能です。

2ndアルバムとして『007』(2005年)をリリースしていますが、タイトル曲の「007」。イントロは、もろHenry Manciniの「James Bond 007 Movie Theme Music」!

007




こちらは、ドンバス・アリーナで行われたスポーツの祭典で「We Will Rock You」を歌うアリョーナちゃん。もう一人の元バイアグラのスヴェトラーナ・ラバダ(Світлана Лобода)も登場。最後に現れたナタリア・モギレヴィスカヤ(Natalya Mogilevskaya)は、バイアグラ出身ではなく、TVレポーターでもあるソロシンガー。



バカでかいアリーナは超満員!ウクライナのスポーツ祭典、一度見に行きたくなります。
1月 29日

セクシー美女の二人羽織

バイアグラ続けます。「Den' bez tebya (A Day Without You)」(2010年)は、現在のところ最新と思われるPV。「Biologiya」の路線をさらに推し進めた渾身の近未来型PV。皆さん、近未来ヘアに宇宙服が似合います。キリル文字がさらにSF度を高めてくれます。楽曲も、ちょっとトランスが入っている(でもトランスすぎない)けど、エレクトロ歌謡です。ウクライナって、音が歌謡曲です。好きです。うーん、PerfumeもこんなPV作ってほしい。



近未来だけでは物足りないという方には、「Stop! Stop! Stop!」以降バイアグラ史上、一番ヒットした「Potselui (Kisses)」(2007年)を紹介します(ジャケは、それまでのヒット曲を収録したアルバム『Potselui (Kisses)』)。

kisses


ロシア・ウクライナ共にチャート1位です。でも、あまり正規盤、しかもシングルなんてあまり売れない国で何を指標にチャートが決まっているのか不思議ですが・・・この時期、バイアグラは、アルビナ(Albina Dzhanabaeva)とメセダ(Meseda Bagaudinova)の二人だけ。ちなみにメセダはロシア連邦からの独立紛争が続くチェチェン共和国の首都グロズヌイ出身なので、この時点ではバイアグラにウクライナ出身者はいません。

さて、PVの方はアルビナの見えそうで見えないきわどいショットに始まり、二人羽織ダンスでキメています。

1月 28日

セクシーな近未来型美女は坊主も似合う

前回は、家族的な一面を見せてくれたバイアグラですが、過去のPVを調べてみると近未来的な、SFっぽいものが意外とあります。

これは、ロシア語盤『Stop! Snyato!』の後にリリースされたアルバム『Biologiya』(2003年)のタイトル曲「Biologiya」。日本デビューアルバムとなった『Stop! Snyato!』の英語盤にあたる『Stop! Stop! Stop!』よりは前に出ています・・・ややこしい。

biologiya


スパイ歌謡のようなサウンドにのせてバイアグラが近未来型ビキニ(笑)で、初老の紳士をウイルスのように“体内”から誘惑します。「Biologiya」とは「Biology」の意味ですが、だから「Biology」なんですね。



比較的最近のものなら、「Anti Geisha」(2009年)。「芸者反対」って意味ですか?どのような意図か全く不明ですが、こちらはアラビア歌謡。黒髪のナージャ以外のメンバーは代わっていますが、相変わらず挑発的。セクシーな部分もいいのですが、ツッコミどころは、2分55秒あたりから。日本の女子高生が出てきて、意味不明の日本語の台詞を喋ります。何故か、脈絡もなくバイアグラの3人は丸坊主(もちろんカツラだと思いますが)!!!ほんとうの美人は坊主も似合うということを実証してくれます。



バイアグラ・・・まだ続きます。
1月 25日

ミス・ロシアもいたバイアグラ

バイアグラのメンバーは、2人でスタートした後、基本3人です。でも、2人に一時的になったりもします。妊娠して、お休みというパターンもあるようです。バイアグラは現在も絶賛活動中ですが、過去のメンバーも含めると、なんと12人となります。ウクライナのユニットと書きましたが、正確にはロシア人メンバーも2名います。2004年から現在も在籍するアルビナ(Albina Dzhanabaeva)ちゃんと既に卒業した元ミス・ロシアのタティアナ(Tatiana Kotova)ちゃんです。

こちら、タティアナちゃんが、2006年のミス・ロシアに選ばれた映像です。見事ダントツの1位!



ミン・ニェットの時にも書きましたが、歴史的にもロシアとウクライナというのは微妙な関係にあります。バイアグラの場合、ロシアは大きなマーケットですから、ロシア人をメンバーに取り込むことによって、親ロ派路線をとっているように思われます。

こちらはバイアグラが、2009年の大晦日のショーに出たもの。セクシーさを売り物にしつつもバラエティーもこなします。



バイアグラって名前からしても色モノっぽいですが、意外とお茶の間的存在なのでしょう。2010年のTV番組で子供(実の子供)と「LML」を歌うバイアグラのお姉さん、いやお母さんを見ていると、ほのぼのとした気分にさえなります。ウクライナやロシアでは、バイアグラが標準と考えれば、やたらセクシー系ユニットが多い事に説明がつきます。

1月 23日

悩殺バイアグラ IN JAPAN!

ロシアへの旅はまだ続けますが、旧ソ連から独立したウクライナです。ウクライナは奥が深い。第1弾は、ロシアでも人気のウクライナ発の悩殺美女集団、バイアグラ特集。また詳しく説明しますが、正確にはウクライナ・ロシア混成集団です。ロシア語表記だと「ВИАГра」、英語表記「VIA Gra」となるのですが、Nu Virgosという名前をロシア・CIS諸国以外では使おうとしているようです。日本盤『Stop! Stop! Stop! [ストップ!ストップ! 〜愛の罠〜]』(2003年)がリリースされた頃は、まだ、V.I.A.“Gra”と表記されています。名前が多すぎて、かえってややこしいんですけど・・・

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バイアグラは、「めざましテレビ」でも放映されたので、ウクライナの数少ない日本に紹介された歌手としてご存知な方もいるでしょう。こちらは、バイアグラが2003年10月に来日した模様を収めた動画です。バイアグラ3人娘、日本の楽しんでいるようです。でも、畳の上のバイアグラは不自然です。



バイアグラについては、All Aboutにて「悩殺☆バイアグラ」という記事を書きましたが、上記アルバムに収録されたのが、タイトル曲にもなっている「Stop! Stop! Stop!」のロシア語で歌ったオリジナルです。なにげに意味ありげなモザイクがかかります。



その後、英語版PVも作られたのですが、ここではメンバーが2人入れ替えとなっています。ナージャ(黒髪)、ヴェーラ(金髪)、アーニャ(茶髪)と3人のバランスも絶妙で、個人的には、この時のメンバーが最強です。彼女達が来日し、六本木のヴェルファーレでライヴを行った時、見たのですが、この最強メンバーだったと思います。



次はその後のバイアグラについて。続く・・・
プロフィール

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Hiroaki Shikata


四方宏明
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年になんとなく設立。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドを担当してます。Twitterで更新のお知らせ中。

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