四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

SOVIETECHNO:『共産テクノ ソ連編 (共産趣味インターナショナル) 』の発売を記念して、共産テクノの動画を中心に紹介!

ファンキーコタ

11月 11日

イーアル ! キョンシー、9nineがFUNKOTに挑戦!

Tokyo Coolest Soundをやっているパトリックさんに「 四方さんっぽいネタ」として教えてもらったのですが、9nine(ナインナインではなく、ただナインと読む)の『イーアル ! キョンシー feat. 好好! キョンシーガール』を紹介。テレビ東京系列ドラマ「好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜」の主題歌です。

キョンシーと言えば、その昔、ドラマ「来来!キョンシーズ」の主題歌として秋山絵美が歌った『キョンシー!!』は、松本=細野作のテクノ歌謡。「イーアル ! キョンシー」は、インドネシアの高速ダンスミュージック、FUNKY KOTA(現在はFUNKOTと呼ばれる事が多い)アレンジ。日本のFUNKOTの第1人者(第2人者はいるのか?)、高野政所によるもの。Saori@destinyやPerfumeのFUNKOTリミックスのようなものはありましたが、ガチのアイドルとしては確かに初めてのFUNKOTというのが貴重。



買うのなら、ジャケ的にもリミックス的(「イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール Ver. FUNKOT ASLI」収録)にも初回生産限定盤B(キョンシー盤)をお勧めします。

イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール/Brave(初回生産限定盤B)(キョンシー盤)(DVD付)イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール/Brave(初回生産限定盤B)(キョンシー盤)(DVD付)
アーティスト:9nine
販売元:SME
(2012-11-14)
販売元:Amazon.co.jp
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9nine(でも、現在は5人組)は、Perfumeのあ〜ちゃんの妹の西脇彩華ちゃんがいるので、名前は知っていました。付け加えれば、ドラマの主演をし、CMでも見たりする川島海荷ちゃんはどこかエキゾチックかわいい。ちなみに海荷ちゃんは、広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」もカヴァーしています。

MajiでKoiする5秒前MajiでKoiする5秒前
アーティスト:Umika as Yamako
販売元:アニプレックス
(2010-07-14)
販売元:Amazon.co.jp
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7月 23日

ファンキーコタ化した「ワンルーム・ディスコ」

神戸テクミーvol. 4から3度目のネタです。

KAM君のDJでかけられた1曲が、多くの人たちの興味を引きました。S.T.D.Kによる「One Room Dugem」です。インドネシア語でdugemとはdunia gemerlapの略で、大雑把に言えば盛り場、限定的でないにせよ、ディスコも含まれるようです。だから、これは「ワンルーム・ディスコ」と解釈してもいいでしょう。S.T.D.Kとは、Sound of Tropical Disco Krewの略のように見えますが、スットコドッコイという意味らしい。

「ライムスター宇田丸のウィークエンドシャッフル(タマフル)」でのリスナーならご存知なのかと思いますが(最近聴いていなかった・・・)、S.T.D.Kはファンキーコタ(FUNKY KOTA)、またはファンコット(FUNKOT)と呼ばれるインドネシアの最新のダンスミュージックを日本でやっているJ-KOTAユニットです。S.T.D.KはDJ JET BARONG(レオパルドンの高野政所)+ JOCKIE MASTABASS SUAMA。ファンキーコタについては、頑なにもファンキーコタに傾倒するレオパルドンが、「総まとめ!ファンキーコタ概論!」として丁寧に解説されていますので、ぜひご参照ください。そちらでは、ファンキーコタというのは、高速スットコドッコイ・エレクトロ・ダンス・ミュージックと紹介されています。Saori@destinyの『WORLD WILD 2010』収録の「「Lonely Lonely Lonely(FUNKOT.JP remix)」をリミックスしたのも高野さん。


インドネシアと言えば、細野晴臣さん、坂本龍一さんやSandii & The Sunsetzなども取り入れたガムランの国ですが、ファンキーコタは超ホイホイ大衆ディスコ路線。垢ぬけない陽気さがあります。要はこんな感じ。

KAM君に入手方法を聞くと、Amazon.co.jpで普通に買えると。その場で僕はAmazonのワンクリックをして、S.T.D.Kの『FUNKOT.JP』を入手しました。
funkotjp

12曲収録中、ほとんど曲は同じリズムパターンですが、これは手の抜いたというよりも、これがファンキーコタなんでしょう。「One Room Dugem」はそうは書いていませんが、Perfumeが歌っているみたいだし、「ワンルーム・ディスコ」のリミックスなのかなぁ。他、YMOやDaft Punk(一部だけ)ネタもあります。しばらくインドネシアに行っていませんが、ぜひ一度現地のファンキーコタも体験したいものです。


FUNKOT.JPFUNKOT.JP
アーティスト:S.T.D.K
販売元:S.T.D.K RECORDS
発売日:2010-05-05
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Hiroaki Shikata


四方宏明
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年になんとなく設立。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドを担当してます。Twitterで更新のお知らせ中。

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