「Just One Of Those Things」はジャズのスタンダードとされ、作られたのは1935年ですから、オリジナルを語るのはやめましょう。かつ、数えきれない人たちが歌っています。僕がこの曲を知ったのは、僕が好きなBrazilian Girlsのヴァージョン。この曲は、ジャケ写からもタランティーノ風映画サントラ『Nobel Son』(2008年)に収録されています。クレジットからすると、Blossom Dearieの「Just One Of Those Things」をBrazilian Girlsがリミックスしたと考えて良いのでしょう。うん、この曲が1935年に作られたとは思えない。



Nobel SonNobel Son
アーティスト:Various Artists
販売元:Lakeshore Records
(2008-11-11)
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Blossom Dearieの原曲は、1958年のアルバム『Give Him the Ooh-La-La』に収録されています。ジャズにはそれほど詳しくありませんが、女性ジャズヴォーカルでしかも元祖メガネ女子という風格のあるBlossomは渋い。そして、声がかわいらしい。でも、「Just One Of Those Things」の動画はないので、「Thou Swell」を紹介しておきます。



Give Him the Ooh La LaGive Him the Ooh La La
アーティスト:Blossom Dearie
販売元:Polygram Records
(1998-06-23)
販売元:Amazon.co.jp
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