四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

SOVIETECHNO:『共産テクノ ソ連編 (共産趣味インターナショナル) 』の発売を記念して、共産テクノの動画を中心に紹介!

DaftPunk

1月 7日

Daft Punkへ捧げる曲

Daft Punkの曲の多くは元ネタがあって、それらの多くは古いソウルものですが、カヴァーではなく、Daft Punkをネタにした曲もありますね。

有名なところでは、LCD Soundsystemの「Daft Punk Is Playing At My House」。


オリジナルよりもSoulwaxのリミックスの方が僕は好きですけど。

イギリスのエレクトロポップ系アーティスト、Frankmusik君(Vincent James Turner)が、なかなか手の込んだトリビュート・ソング「Our Discovery」を作っています。歌詞もサウンドも「One More Time」「Aerodynamic」「Technologic」などのDaft Punk曲がちりばめられています。偶然、発見したのですが、WhoSampledというどの曲がどの曲をサンプリングしたかをデータベース化したサイトで、この曲のことも書いてあります。


longlivefrankmusik尚、これは通常リリースではなく『Long Live Frankmusik』という無料配信EPに収録されています。Lady Gagaの「"Eh Eh (Nothing Else I Can Say)」やCSSの「Move」などのリミックス仕事、最近ではErasureのアルバム『Tomorrow's World』のプロデューサーとしても活躍しています。
4月 15日

『Tron: Legacy』のリミックスはどうか?

Daft Punkのサントラ『Tron: Legacy』は以前も紹介しましたが、このリミックス盤となる『Tron: Legacy Reconfigured』が発売されました。オリジナルの方は、サントラとしては上出来だと思うのですが、Daft Punkの作品としてはやはり映像が無い状態では物足りなさを感じました。まぁ、これはサントラの性格上しょうがないことですが。

Tron: Legacy ReconfiguredTron: Legacy Reconfigured
アーティスト:Various Artists
販売元:Walt Disney Records
(2011-04-05)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


さて、このリミックスなのですが、文字通り、“再構築 (Reconfigured)”されたと言える出来で、僕はこちらの方が楽しめます。オリジナルでは一番好きだったエレクトロ度の高い「Derezzed」は1:44という短い曲ですが、The Glitch Mobによるリミックスでは、4:22となり、エレクトロ度も更にパワーアップしています。



The Glitch Mobは意外な事にヨーロッパではなく、アメリカ、カリフォルニアのDJ集団ですが、この「Beyond Monday」の動画を見ていると、ぜひ一度ライヴを見たくなります。



他、Boys Noizeによる「End Of Line」やThe Crystal Methodによる「The Grid」のリミックスも相性よし。なお、「Tron: Legacy Soundtrack」の公式サイトでは、限定アイテムも買えるようです。
12月 6日

世界初の本格的なエレクトロ・ガイド!

タイトルは、最近発売された書籍『ELECTRO BOOK 2010』から頂きました。最初、タワレコで積んであった表紙を見た時に、「あれっ?『TRON: LEGACY』のガイドブックでも出たのか?」と思ったのですが、手に取ってみると、所謂ディスクガイド本でした。

CROSSBEAT Presents エレクトロ・ブック2010 (シンコー・ミュージックMOOK)CROSSBEAT Presents エレクトロ・ブック2010 (シンコー・ミュージックMOOK)
販売元:シンコーミュージック・エンタテイメント
(2010-11-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


どちらでも興味はあったのですが、ディスガイド本に弱い僕は早速購入。確かに、テクノポップ、テクノ、ニューウェイヴ、他クラブ系のディスクガイドはあったけど、エレクトロに特化したものは僕も他に知りません。

何がエレクトロでどこからどこまでをエレクトロとするかというのはなかなか悩ましい課題ですが、この本では、80年代のどちらかと言うと黒いエレクトロではなく、ゼロ年代のエレクトロを指しています。1997年からディスクガイドは始まります。これは、Daft Punkのデビュー・アルバム『Home Work』がリリースされた年ですね。この本でも書いていますが、確かのこのアルバムはエレクトロとは言い難い、当時どちらというとハウス(フィルターハウス)とされていた作品です。しかしながら、このアルバムをエレクトロの流れの中で扱うと事には僕も賛同します。



ゼロ年代初期に於いては、かなりのエレクトロクラッシュ系が紹介されています。あだ花的な扱いもされるこのジャンルですが、適正な評価をしていると思います。また、Soulwaxに関する見解にも激しく同意したいと思います。Soulwaxは『Night Versions』です!

紹介されているディスクですが、めちゃくちゃ所有率高いです(笑)!
11月 26日

2010年12月の新譜情報〜YMO feat. Crystal Kay

あ〜、もうすぐ12月!12月はCDリリース数が多いです。

「『TRON:LEGACY』はUS盤か日本盤、どちらを買うべきか?」でも書きました。このDaft Punkのサントラに関しては僕もまだどれを買おうか迷っているのですが、第3の選択肢もあります。それはUS盤の2枚組。

Ost: Tron LegacyOst: Tron Legacy
アーティスト:Daft Punk
販売元:EMI Import
(2010-12-14)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


US通常盤も日本盤も22曲入りですが、こちらの2枚組のトラックリストを見ると、2枚目に5曲追加されています。値段はUS通常盤の約3倍(3,249円)ですが、気になります。

≪Disc 1≫
01. Overture
02. The Grid
03. The Son Of Flynn
04. Recognizer
05. Armory
06. Arena
07. Rinzler
08. The Game Has Changed
09. Outlands
10. Adagio For Tron
11. Nocturne
12. End Of Line
13. Derezzed
14. Fall
15. Solar Sailer
16. Rectifier
17. Disc Wars
18. C.L.U.
19. Arrival
20. Flynn Lives
21. Tron Legacy (End Titles)
22. Finale

≪Disc 2≫
01. Encom Part I
02. Encom Part II
03. Round One
04. Castor
05. Reflections

Daft Punkの次は、YMO。今年の夏フェス「WORLD HAPPINESS」でクリケイことCrystal Kayをゲストに迎えて、Sly & The Family Stoneの「Thank You For Talkin' To Me Africa」をカヴァーしましたが、クリケイの新譜『Spin The Music』にこの「Thank You For Talkin' To Me Africa」が収録されます。名義が凄いんです、Yellow Magic Orchestra feat. Crystal Kay!

Spin The MusicSpin The Music
アーティスト:Crystal Kay
販売元:ERJ
(2010-12-08)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


今月リリースのGROOVE UNCHANT(グルーヴあんちゃん)とアマリリスのアリスセイラーさんのインタヴュー記事をAll Aboutテクノポップに掲載予定なので、よろしくお願いします。

11月24日:DJ あばっと『TOKYO BOOTLEG 2010 MIXED BY DJ あばっと』Mix CD
11月24日:The Lowbrows『EMOTION』

12月1日:MAA『Ghost Enemy』Single;和製Lady Gaga
12月1日:V.A.『ロマンチスト〜THE STALIN・遠藤ミチロウTribute Album〜』Tribute
12月1日:GROOVE UNCHANT『NOTRE MUSIQUE』
12月3日:Q;indivi of Rin Oikawa『Happy Celebration』

12月7日:Daft Punk『Tron: Legacy』US盤;日本盤は12月15日発売
12月8日:FreeTEMPO『TENSE』Best Album
12月8日:POLYSICS『eee-P!!!』Mini Album
12月8日:Lady Gaga『The Singles』Box Set
12月8日:恵比寿マスカッツ『チヨコレイト/かわいい甲子園』Single
12月8日:ケラ&ザ・シンセサイザーズ『Body and Song』
12月8日:A-bee『CURRENTRIA』
12月8日:PAX JAPONICA GROOVE『Fantastical Adventure』
12月8日:MASTERLINK『Muziiic Store』
12月8日:Crystal Kay『Spin The Music』YMO feat.Crystal Kay「Thank You For Talkin’ To Me Africa」収録
12月10日:FLOPPY『Over Technology』

12月15日:V.A.『CITY COVER BOOK』Tribute
12月15日:V.A.『Gossip』2CD
12月15日:V.A.『Kitsune Maison Vol.10: the Fireworks Issue』2CD;US盤は1月4日発売
12月15日:Michael Jackson『MICHAEL』「Behind The Mask」収録
12月15日:DECO*27『愛迷エレジー』
12月15日:Dave Stewart & Barbara Gaskin『Broken Records - The Singles [Special Edition] 』Remastering Reissue
12月15日:すきすきスウィッチ『忘れてもいいよ』Remastering Reissue
12月15日:V.A.『はっぴいえんどに捧ぐ+』Tribute
12月15日:アマリリス『アマリリス名曲大全集』

12月20日:Logic System『Electric Carnaval 1982 Logic System』
12月21日:EeL『Kung-Fu People Etcetera』
12月22日:Yapoos『ヤプーズ・デ・ラ・クルスの犯罪的人生』DVD
12月22日:Yapoos『HYS NOISE』DVD
12月22日:MiChi『LOVE is.』Single
12月22日:元気ロケッツ『"make.believe" 3D Music Clips e.p.』Blu-ray 3D
12月22日:DJ NOBU『"ON"』
12月22日:Neko Jump『化粧品売リ場ハ ドコデスカ? Neko Jump日本デビュー1周年記念盤〜ふたりいっしょに抱きしめたい!ビジュアルコレクション〜』CD+DVD
12月23日:ヒカシュー『人間の顔』紙ジャケ
12月24日:DJ KYOKO『XXX Reckless With Your Love』Mix CD
11月 6日

『TRON:LEGACY』はUS盤か日本盤、どちらを買うべきか?

オリジナルの『TRON』に続き、12月17日公開の『TRON: LEGACY』に話を移しましょう。昨年からいろいろな情報が流れていましたが、遂にDaft Punkの新曲「Derezzed」をバックにしたトレイラーも公開されました。



この映画におけるDaft Punkの起用は、ドンピシャすぎて、期待しすぎてしまいます。Daft Punk自ら監督を務めた『Electrorama』(2006年)というロードムーヴィーを公開していますが、このサントラはTodd RungdrenやBrian Enoなどの音源が使用されており、Daft Punkを聴きたかった人達には正直、不完全燃焼となるものでした。それだけに、さらに期待は高まってしまうのですが、公開音源を聴く限り、Daft Punk節が炸裂しそうな予感です。

サントラ『Tron: Legacy』の発売は、US盤が12月7日、日本盤が12月15日。それ以上に気になるのが、US盤が1,134円、日本盤が2,600円(本日のAmazon.co.jpでの価格)。円高の影響でさらに内外格差は広がり、日本盤は2倍以上の値段になっています。日本盤は初回限定仕様とありますが、よっぽど特典にでも価値がないと、US盤に流れてしまいそうです。

Tron LegacyTron Legacy
アーティスト:Various Artists
販売元:Walt Disney Records
(2010-12-07)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


トロン:レガシー オリジナル・サウンドトラックトロン:レガシー オリジナル・サウンドトラック
アーティスト:サントラ
販売元:WALT DISNEY RECORDS
(2010-12-15)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


もう一つの選択肢を紹介します。サントラ用の公式サイトで買えるCD+Digital Album+Tron Posterのセットが$34.98(海外送料別)。ポスターはもちろん、Daft Punkの二人がヘルメット姿で決めてくれています。
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Hiroaki Shikata


四方宏明
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年になんとなく設立。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドを担当してます。Twitterで更新のお知らせ中。

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