四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

SOVIETECHNO:『共産テクノ ソ連編 (共産趣味インターナショナル) 』の発売を記念して、共産テクノの動画を中心に紹介!

G-Twenty

10月 18日

終始、泣きながら歌うFour-Mod

アジアの中で日本の除けば、タイの記事が最近増えて記事数では現在2位。自分でクリップを観たり、タイ在住(または元在住)の人たちから話を聞いて、T-POPからひとつのパターンが見えてきます。たぶん、それはタイ人の好みやタイの文化を反映しています。

○スーローなバラード系:このタイプで押しまくる人もいますが、一見そうでない人たちでもこの系統がリリースの中に定番として入ってきます。
○ドラマ仕立ての展開:泣かせるドラマが好き。悲劇、時には そこまでするかと言いたくなる絶望感が漂うものも多い。台詞が入るものもある。もちろん、女の涙は欠かせません。
○エンドロール:これは二つ目のポイントに関わる演出となっています。クリップの終盤では、まるで映画のようにエンドロールで終わるものが多々観られる。

こんなパターンにピッタリ当てはまるクリップを二つ紹介します。

theverylastminute一つ目は、Four-Modの新曲「คนดีนาทีสุดท้าย (The very last minute)」。始めから終わりまで、FourちゃんとModちゃんは泣きながら歌っています。女子が集団化して花束をもって不機嫌な顔をしており、かなり怖い・・・ 何かの儀式なのでしょうか?三角関係なのかどうかは分かりませんが、とにかくイケメンの男性は責められているようです。もちろん、エンドロールで終わります。



g20二つ目は、G-Twentyの「เรื่องเข้าใจผิด (Misunderstanding)」。11分を超える大作ですが、歌い始めるのは8分ちょっと前。彼氏の死を悼んでいるようです。これは、ミュージッククリップというより短編ドラマと言うべきでしょう。

7月 18日

タイの小悪魔?Candy Mafia

やはりタイではアイドルグループ・ブームなのか、KamiKaze以外のレーベルもこの領域に力を入れてきています。mono musicはアイドル専門レーベルではありませんが、そこから出てきたのが、Candy Mafia。なかなかタイらしいネーミングです。

candymafia彼女達の「Alzheimer」(2010年)は、凄いタイトル(アルツハイマー)ですが、なかなか出来た曲です。ここ2回ほどK-POP化するT-POPを紹介しましたが、この曲もその路線ですね。




g20同じ、mono musicからは、お姉さん格のちょっぴりセクシーなG-Twentyも紹介。「Magic Hour」はスッチーコスっぽいですが、実はスッチーっぽいハンバーガーショップの制服でした。




タイのCDショップでは、特にアイドル系は売り切りのようで、見つからないものを多かったですが、今回紹介した2枚のCD(DVD付き)は店頭に並べられていました。
プロフィール

shikata

hiroaki4kataをフォローしましょう
Hiroaki Shikata


四方宏明
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年になんとなく設立。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドを担当してます。Twitterで更新のお知らせ中。

記事検索
ギャラリー
  • 「ソ連カルカル7」にて共産歌姫特集をやってきました
  • スポーツテクノを極める国宝級ポーランドのオッサン
  • ソ連カルカルを振り返って……
  • リトアニアン・ディスコグルーヴがかっこいい!
  • リトアニアン・ディスコグルーヴがかっこいい!
  • リトアニアン・ディスコグルーヴがかっこいい!
  • リトアニアの”教授”が放ったスペースディスコ!
  • リトアニアの”教授”が放ったスペースディスコ!
  • GO EastBam!  ソ連ではDJでなくTJだった!
  • 真打!ソ連における地下テクノポップの開拓者
  • 真打!ソ連における地下テクノポップの開拓者
  • 見かけによらず…白ロシアにもスポーツテクノが!
  • ウクライナのサッカーチームの賛歌を残したテクノポップ・バンド
  • ウクライナのサッカーチームの賛歌を残したテクノポップ・バンド
  • ソ連版Depeche Modeとロシアン・ウィスパー
  • ソ連版Depeche Modeとロシアン・ウィスパー
  • 元国営レーベルも認めたアルゼンチンよりスポーツテクノの継承者現る!
  • 元国営レーベルも認めたアルゼンチンよりスポーツテクノの継承者現る!
  • ハチマキ女子はエストニアにもいた
  • ハチマキ女子はエストニアにもいた
  • ソ連は意外とレゲエが好き、Kraftwerkのレゲエ・カヴァー
  • ソ連は意外とレゲエが好き、Kraftwerkのレゲエ・カヴァー
  • アムステルダムでOMFOさんと共産テクノについて話しました
  • DOMMUNE「共産テクノSP」でノックアウトされたYa Maha!
  • 共産主婦はスポーツテクノでエアロビクス!
  • 共産主婦はスポーツテクノでエアロビクス!
  • 共産主婦はスポーツテクノでエアロビクス!
  • Frank Zappaにも認められ、Brian Enoとコラボをした、ソ連のKraftwerk
  • Frank Zappaにも認められ、Brian Enoとコラボをした、ソ連のKraftwerk
  • Frank Zappaにも認められ、Brian Enoとコラボをした、ソ連のKraftwerk
  • ロシア語が学べる役にたつ共産テクノ
  • ロシア語が学べる役にたつ共産テクノ
  • 白人だけですが、共産2トーンな人たち
  • 火星出身と言い張る、早すぎたLady Gaga
  • 火星出身と言い張る、早すぎたLady Gaga
  • 早すぎたチルウェイヴ、そしてムネオハウス的政治テクノ
  • 早すぎたチルウェイヴ、そしてムネオハウス的政治テクノ
  • あの頃、ソ連でもマレットヘアが流行っていた
  • ソ連でも歌姫は髪を逆立てて、ニューウェイヴ化していた
  • ロシアで「ソ連時代のテクノポップを調べている」というと怪訝な顔をされた
  • ソフトロック、ハードロック…そしてテクノと変わり身の早いおじさん
  • 「百万本のバラ」を歌った女王は、テクノ歌謡化し、スウェーデンで1位に!
  • ウズベクのファンキーおばちゃんは最強です!
  • 2トラック録音機だけで作り上げたロボット・テクノポップ
  • 映画『エレクトロ・モスクワ』にも登場したソ連製シンセ、ポリヴォクス
  • 映画『エレクトロ・モスクワ』にも登場したソ連製シンセ、ポリヴォクス
  • 米ソ友好ソングを放ったツェントルのリーダー
  • ナナイ族が生んだコーラ・ベルドィが放つ口琴テクノ
  • ナナイ族が生んだコーラ・ベルドィが放つ口琴テクノ
  • 『第三惑星の秘密』からのスペースエイジポップ
  • 『惑星ソラリス』でも使われたバカでかいシンセサイザー、ANS
  • ガガーリンもファンだったミシェーリン楽団は、舟木一夫をカヴァー!
Twitter
このブログについて

その道のプロ「シェルパ」が未知の世界へご案内。

Sherpa Blog
藤本 健 の“DTMステーション”
南 樹里の“映画評マニエラ”
Amazonライブリンク
QRコード
QRコード