四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

タグ:Gala

正式に解散したのか分かりませんが、Galaの方の活動はどうやら途中で終了してしまったようです。片割れのAnu(Ану)ちゃんはその後、ソロとして精力的に活動。YouTubeでGalaのPVを見ていると、AnuちゃんのPVも表示されます。最初、GalaとそのAnuちゃんは全く関係がないと確信していました。だって、Anuちゃん、Gala時代と全然外見も醸し出す雰囲気が違うんですから。

アルバム『New Brilliant』(2010年)のジャケがこれ!
newbrilliant


いや、これはまだ変身の威力が伝わっていないので、PVを見て頂きましょう。

Lady Gagaを意識したような、「Function Minutes」。隣のおねえちゃんはもう芸能界のセクシーディーヴァに。PVは2分16秒辺りで凝視してください。蒙古版Lady Gagaと言った事に納得して頂けるでしょう。


ダメ押しとして、MONGOLMUSIC.NETの記事を紹介。モンゴル語のみですが、画像を見て頂ければ、分かります。

モンゴリアンポップ、今回紹介するのは、Gala(Гала)。Galaとはモンゴル語で「火」の意味。

メンバーは、Anu(Анү )ちゃんとBolor (Болор)ちゃんの二人。モンゴル人の本名は結構長い(タイ人ほどではないけど)ので、愛称です。卒業したかは確認が取れていませんが、二人とも大学に入学しています。Anuちゃん(ジャケでは右側)は、モンゴルの最高学府とされるモンゴル国立大学(法律学部)です。

今回、ウランバートルを案内してくれた日本語ガイドの方にモンゴルの大学について聞いてみた所、モンゴルでは、二つの学位をとる事も稀でないそうです。また、人気のある学部は、鉱物エンジニアリングで、鉱物資源が豊富なモンゴルを反映しています。

ルックス的には今までの人達が芸能界然としていたのですが、Galaはストリート系。ウランバートルの街を普通に歩いていそうなちょっと派手目のおねえちゃんで、気軽にイベントとかにも来てくれそうです。

現在までに確認されたリリースは・・・
アルバム『Хөвгүүн』(2005年)
gala


アルバム『Мөрөөдлийн』(2006年)

ウランバートルのCDショップでも探してみたのですが、既に廃盤になっていました。

モンゴル語はGoogle翻訳も出来ないので、それ以上の事は分かりません(Googleさん、早くモンゴル語にも対応して!)。

PVとして注目したいのが、「Khalaasand Mini Chinii Zurag」。アレンジは洗練されていませんが、なかなかメロディーもツボを突いていて、切なくっていい曲。


New Orderの「Regret」を思い出したのは僕だけだろうか?

↑このページのトップヘ