四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

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前回、「Tigersushiという名前はクールなんでしょうかね」という発言をしましたが、そのクールさはひねくれていて、あえてアンクールなモチーフでクールさを逆説的に表現している確信犯だと考えています。

「何が言いたいのか?」と言われる方もおられるでしょうが、Tigersushiを主宰するJoakimによるクリップを見て頂ければ、ニュアンスは伝わるか、さらに混乱するかのどちらかでしょう。

こちらのクリップは、同じフランスのValerieという懐古主義的集団にも通じる「Forever Young」。音的にはチルウェイヴっぽくもあります。



脱力エレクトロな「Find A Way」。クリップ中盤から出てくるの女子はとってもかわいいのだけど、周りにいる他の人たちがなんか変。



Joakimのアルバム『Nothing Gold』は味があって、なかなかの名盤。

Nothing GoldNothing Gold
アーティスト:Joakim
販売元:Tigersushi France
(2011-10-25)
販売元:Amazon.co.jp

Tigersushiというフランスのレーベルがあります。ネーミング的にも同じフランスのKitsuneと近いものがあります(笑)。やはり、日本由来の名前はフランス人的にはfrais(クール)なんでしょうかね。ゼロ年代初め、そうエレクトロクラッシュが流行っていた頃からやっていました。

Tigersushiの主宰者は、Joakim。彼が率いるJoakim & The DiscoのメンバーでもあるJuan De GuillebonがやっているのがDyE。このDyEのミュージッククリップ「Fantasy」に注目。音は、エレクトロというよりもレトロ感があるエレクトロポップ。クリップにアニメを使っているなと思いつつ、どうしてこんなにYouTubeのヒット数があるのだろうと不思議に思っていました。中盤から、ちょっとエッチな男女のお話は、ホラーへと展開していきます。ギャー、怖い。



Taki 183Taki 183
アーティスト:Dye
販売元:Tigersushi France
(2011-07-19)
販売元:Amazon.co.jp



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