四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

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マーティン・ソルベグ(Martin Solveig)君の2006年のアルバム『ヘドニスト-快楽主義-(Hedonist)』から空耳ソングを紹介します。
ヘドニスト-快楽主義-ヘドニスト-快楽主義-
アーティスト:マーティン・ソルベグ
販売元:エイベックス・トラックス
(2006-12-13)
販売元:Amazon.co.jp
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リー・フィールズ(Lee Fields)をフィーチャリングした「Jealously」というタイトルの曲。聴いてみると、まるでジェームス・ブラウン(James Brown)のような曲。この人、ルックス的にももろジェームス・ブラウン。実際、ファンクの帝王、ジェームス・ブラウンのフォロワーとしてキャリアを始めたとのこと。


いちびって登場するマーティンは、リーからマイクを奪おうとしますが、取り押さえられます。で、聴いてもらえれば分かりますが、バックコーラスが歌う「Ahh, Jealousy」の部分が「ああ、いやらしぃ〜」にどうしても聴こえちゃいます。よって、邦題は空耳の通り。

マーティン・ソルベグ(Martin Solveig)君の続きです。マーティンは、90年代から活動していますが、最新アルバム『Smash』で遂に勢いがついて来た様子で、Madonnaの新作のプロデューサーの一人としても見染められています。Madonnaはプロデューサーの趣味がいいですからね。

彼のアンセム的ナンバーと言えるのが、シングルとしてもヨーロッパ全土を中心にヒットした「Hello」。こちらも前回紹介した「Big In Japan」と同じく、Dragonetteとのコラボ。ポロシャツとヘッドバンドがユニフォーム化しているマーティンですが、PV(長編と短編がありますが、長編を紹介)ではフレンチDJの大御所、ボブ・シンクレア(Bob Sinclar)とのテニスマッチ。マーティンはボブに最初ボコボコされますが・・・さて、エンディングは??? これがなかなかストーリー仕立てになっていて、とぼけたマーティン君はいい味を出しています。


こちらは、「Hello」が使用されたTrident VitalityガムのCM。


HelloHello
アーティスト:Martin Solveig
販売元:Mercury
(2010-11-23)
販売元:Amazon.co.jp
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暫く、辺境に偏っていたので、このあたりでちょっと西欧を攻めてみます。今回紹介するのは、フランスのDJ、マーティン・ソルベグ(Martin Solveig)。フランスはひところまでトレンドの中心とは言い難い国でしたが、Daft Punkやフレンチタッチ(なつかしい響き)以降、ハウス〜エレクトロはもうお国芸ですね。

同じフランスのデヴィッド・ゲッタ(David Guetta)と同じく、フィーチャリング大好きなマーティンですが、今回紹介するのもMartin Solveig & Dragonette feat. Idoling!!! 名義での「Big In Japan」。“Big In Japan”とは日本で人気があるけど本国ではそこまでは人気がなかったりするアーティスト。世界で売れる前のQueenやJapanやあまりフランス人が知らないクレモンティーヌとか(ちょっと次元が違いますが)。


Dragonette はカナダのエレクトロポップ・グループ。そして、Idoling!!!とは、日本のアイドル、アイドリング!!!です。個人的にはPerfumeをフィーチャリングして欲しかったけど、Perfumeではひねりがないし、AKB48では多すぎるし(ギャラも高いのかな)、アイドルリング!!!あたりが、マーティンの美的感覚としてはちょうどいい塩梅だったのかもしれません。このマーティン、なかなかとぼけたフランス人。憎めません。

スマッシュスマッシュ
アーティスト:マーティン・ソルベイグ
販売元:ケイエスアール
(2011-09-07)
販売元:Amazon.co.jp
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