四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

タグ:NeAngely

現在は政治的に正しい表現として、フライトアテンダント、キャビンクルー、客室乗務員などの呼称が使われますが、古くはスチュワーデス、エアホステスなどの呼称が使われていました。今でも、スチュワーデス(略称としてスッチーだけど死語?)の方に馴染んでいる人も多いでしょう。

あえて女性の客室乗務員が着用することを強調するため、スッチー・コスという表現を使いますが、スッチー・コスで登場するPVを紹介しましょう。

有名どころでは、Britney Spearsの「Toxic」。PAN AMの制服を超セクシーに改造したようなコス。



知る人は日本にはほとんど居ないでしょうが、以前紹介したウクライナのセクシー2人組、неАнгелы (NeAngely)の「Киев-Москва(Kiev - Moscow)」。なかなか低音の魅力があるお二人ですが、こちらも二種類の露出度が高いスッチー・コス。しかし、街や線路を駆け抜ける地に足がついたスッチーです。最後にちょこっとだけ飛行機シーンがありますけどね。

NeAngeliの二人と一緒にアルバム『Долго не было Тебя (Long Time No You)』(2010年)に写っていた中央にいる女性は、新メンバーなのかと思ったのですが、イスラエルから特別ゲストとして迎えたDana Internationalであると判明。
longtimenoyou


こちらはDana Internationalのベスト盤。しかし、Amazon.co.jpでの中古価格設定、やけに高い!
It's All for the BestIt's All for the Best
アーティスト:Dana International
(2009-01-01)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


彼女は、男子として生まれましたが、1992年に性転換手術を受けて心身ともに女性となりました。そして、1998年には、イスラエル代表としてユーロヴィジョン・コンテストに「Diva」という曲で出場し、見事に優勝を果たしました。また、2000年には来日も果たしており、日本のTV番組にも登場しています。


こちらは、2007年に発表されたDana InternationalとNeAngeliの夢の共演曲「I Need Your Love」。セクシーさでは負けていません、Danaちゃん。

НеАнгелы (NeAngeli)の続きです。
どうやら、mamamusicの所属アーティストは、プレイボーイ誌と提携しているようです。NikitA、А.Р.М.И.Я.もそうでしたが、2006年7月号の表紙にNeAngeliは登場。
playboy-neangeli


セカンド・アルバム『Долго не было Тебя (Long Time No You)』(2010年)のジャケでは、3人になっていますが、うーん・・・3人目が誰なんだ(?)と調べてみたら、面白い事を発見。こちらは次回に回します。
longtimenoyou


さて、このアルバム収録曲としてお薦めPVは、「Убей меня (Kill Me)」。スラーヴァとヴィクトリヤのお二人、女性としてはかなりの低音で、妙な迫力があります。美女二人は何故か密林の中にハンターとして入り込み、川の中ではお決まりのセクシーショットも披露してくれます。寒いイメージのあるウクライナやロシアには見えないですが、一体この密林、どこなんでしょう?

はい、またウクライナです!
以前、ウクライナ人のマークさんに教えてもらったНеАнгелы(NeAngeliまたはNeAngelyと表記される)という2人組。意味は、No Angels(天使じゃない)でしょう。ちなみにドイツにもユーロダンス系5人組でNo Angelsというのがいます。メンバーは、赤毛のスラーヴァ(Слава)と黒髪のヴィクトリヤ(Виктория)。ちなみにスラーヴァの好物は寿司(うなぎ)と緑茶。知った所で役には立たないでしょうけど。

彼女達のデビュー・アルバム『Номер один (Number One)』(2006年)は、mamamusicからリリースされました。mamamusicと言えば、あのNikitAをプロデュースしたユーリ・ニキティン(Юрием Никитиным)のレーベル。もちろん、プロデュースは、ユーリ。
number1


「Ты Из Тех Самых (You're One Of Those)」が最初のヒット曲ですが・・・バイアグラを意識したような二人はくねくね踊りながら、終盤にはロシア・ウクライナでは定番の手ブラの決めポーズ!

↑このページのトップヘ