前回は、スペインの渋谷系インディーポップ、La Casa Azulを紹介しましたが、今回もインディーポップ系。Souvenirというバンドです。ジャケには二人しか写っていないのですが、Patricia de la Fuente、J'aime Cristobal、Pablo Erreaからなる男女混合3人組のようです。彼らは不思議な事に、スペイン出身なのに、フランス語でほとんどの曲を歌っています。よって、フレンチテクノポップな雰囲気を醸し出しています。

結成して10年ほど経ち、『Points de Suspension』(2001年)、『Recto/verso』(2003年)、『Des Equilibres』(2005年)、『64』(2007年)、『Drums, Sex and Dance』(2009年)と現在まで5枚のフルアルバムをリリースしています。1stの『Points de Suspension』はほとんど話題にならなかったと思いますが、日本盤もリリースされています。最新作『Drums, Sex and Dance』は、テクノポップと言ってもいいサウンドですが、初期の作品はボサノバ的であったり、ギターポップ度も高いです。

Drums Sex & DanceDrums Sex & Dance
アーティスト:Souvenir
販売元:Jabalina
発売日:2009-03-24
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2曲目の「Ta machine」はタイトルからしてもテクノです。サウンドもKraftwerkっぽくもあり、同時にギターバンドとして生楽器との折衷具合がオツであります。



3曲目の「Monkey see monkey do」・・・ジャマイカ由来の言い廻しらしいですが、サル真似という意味でしょう。こちらは、ニューウェイヴ的なロケンロールなんですが、ピコピコもしていてカワイイ。