四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

四方宏明の“音楽世界旅行” [共産テクノ部]

SOVIETECHNO:『共産テクノ ソ連編 (共産趣味インターナショナル) 』の発売を記念して、共産テクノの動画を中心に紹介!

SweetYmotion

11月 5日

ウランバートルでのコンサート体験と交通事情

ウランバートルに行った際、ぜひ体験したかったのが、地元でのライヴ。モンゴル語が分からないし、自分で調べようもないので、現地ツアーの旅行社に「ウランバートルで、Kiwi、SweetYmotion、3 Ohinなどのコンサートが見たい」とリクエストしてみました。ウランバートルに到着するまで分からなかったのですが、日本語ガイドさんがちゃんと土曜日の夜のコンサートを押さえてくれました。

これがチケットです(上の部分は入場の際、破られてしまいました)。10月22日(土)にウランバートル・パレス(UB Palace)で行われた「MY SONGS 2011」。チケットの値段は約900円。
mysongs2011


こちらは、去年行われた「MY SONGS 2010」の様子です。このコンサートは、バルフジャヴ(Балхжав)という作曲家の曲をいろんなアーティストが歌うという企画です。だから、MY SONGS。

この髭のバルフジャヴさんはモンゴルでは著名な作曲家であり、かつUBSというテレビ局を運営しています。こちらは、彼の曲を集めたCD『MY SONGS 2010』。
mysongs2010


コンサートは、7時に始まり、終わったのが11時半頃。会場は満員で、モンゴルの人達の音楽好きが分かるコンサートでした。彼が曲を提供したKiwiと3 Ohinが出てくるのを期待したのですが(昨年は出ていた)、今回登場した中で僕が知っていたのは、SweetYmotionとChinbaa。SweetYmotionはモンゴル里帰りという感じで盛大に歓迎されていました。

SweetYmotionについては既に紹介しましたが、こちらは、バルフジャヴさんが提供した「Zuudleerei」のPV。


今回、ウランバートルを訪問するにあたって気をつけないといけないのが、交通事情!
1)タクシーの数が少ないので、白タクに頼らざるおえない。
2)地元の人達もヒッチハイクのように街で走る車に乗せてもらっている(当然、モンゴル語が出来ない外国人にはハードルが高い)。
3)運転はかなり度胸がいる。接触事故とか僕が居る間だけでも2回遭遇。
なんか揉めている写真。
ulaanbaatar-car

4)駐車場はカオスとなる。

今回、移動する場合は全て日本語ガイドさんと運転手さんのお世話になりました。上記の交通事情を考えると、正解だったと。コンサートのあったウランバートル・パレスの駐車場で驚いたのは、皆、車が通る道にもどんどん停めて行きます。当然、出庫する時には大混乱。出口の車が出て行くまでは奥の車は出られません。幸い、運転手さんは出口近くで待っていてくれていたので、無事脱出。
9月 19日

モンゴル国歌を壮大に歌うSweetYmotion

SweetYmotionを語る際、重要人物が居ます。プロデューサーで、自らNicitonというロックバンドでも活動していたChinbaaとして知られるChinbat Batmunkhです。モンゴルの小室哲哉みたいな存在。いかにもモンゴル男子という風貌ですが、ピアノの名手でもあります。

また、私生活でもSweetYmotionのメンバーでもある(何度でも書きますが、クリスタル・ケイに似た)Sarnaiと結婚しているようで、二人の間に子供もいます。これが証拠映像!


こちらは、SweetYmotion feat. Chinbaaとして「Turiin duulal(国歌)」、文字通りモンゴル国歌を壮大に歌っているPV。モンゴルの民族衣装は、男性も女性も強そうでカッコいいですね。
9月 18日

モンゴル女性の力強いセクシーさ

割と正統派というイメージのSweetYmotionですが、セクシー路線にも挑戦しています。それは、ロシアやウクライナというよりもアメリカのブラックミュージック系の匂いがします。アメリカ人ラッパーのTwilite Jonezをフィーチャリングした「You're So Sexy」。このJonez君、他にも作品を出していますが、この曲が一番YouTubeでヒット数を記録しているので、本国ではそれほど知名度はありません。アメリカ修行が長いせいもあるでしょうが、モンゴル女性の力強いセクシーさを感じるPVです。クリスタル・ケイ似のSarnaiも頑張っています。


こちらは、上記の曲も収録したSweetYmotionとしてのアルバム『Emotion』(2011年)。ジャケもセクシー!
emotion

9月 17日

ウランバートルからシカゴへ

モンゴリアンポップ第2弾は、SweetYmotionです。正確に言うと、2003年よりモンゴルからアメリカのシカゴにベースを移して活動するモンゴルの女性グループです。さらに正確にいうEmotionという名前でもともと活動して、途中でSweetYmotionに改名されました。メンバーはBogi(Болороо)、Sarnai(Сарнай)、Sundre(Сүндэрээ)。ひとり、ちょっと色グロのクリスタル・ケイに似ている人がいますが、彼女はSarnaiです。Emotion時代にはSolongoというメンバーもおり、4人組でした。彼女達は7歳の頃から、友達でウランバートルの音楽・ダンス学校に通う仲間でした。まるで、Perfumeみたいですね。こちらは、4人組だった頃のアルバム『Why』(2001年)。
why


モンゴルにはペンタトニック音楽祭というレコード大賞のようなイベントがあり、彼女達は見事、アルバム『The First Rain Comes At Night』(2000年)でベストアルバム大賞を受賞。ちなみに既に紹介したKiwiも2008年に受賞しています。

SweetYmotionは音楽的にはR&B的な要素が強いのですが、実際聴いてみると、純然たるR&Bでない曲の方が面白いです。「Sanahiin Ayalguu」は、最初はR&B曲かなと思わせておいて、後半からバンド・サウンドで熱唱し始め、衣装も含めて突然ハードロック化します。3人とも声が良く出て、モンゴル女性の逞しさに感服!
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Hiroaki Shikata


四方宏明
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年になんとなく設立。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドを担当してます。Twitterで更新のお知らせ中。

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