KARA、少女時代に続けと、K-POPガールズは戦国時代の様相。日本上陸を控えるグループの中の一つが、T-ARA(티아라)。7月5日にSHIBUYA-AXで1,500人を招待する無料ライヴで一気に勢いをつけようとしています。

K-POPのCDを買う時に気をつけないといけないのは、タイトルが違っても、ボーナス追加という形で再リリース(リパッケージ)しているものも多い事です。T-ARAも『Absolute First Album』(2009年)を出した後、2曲多い『Breaking Heart』(2010年)をリリースしています。
T-ara 1集 - Breaking Heart (リパッケージ) (通常版)(韓国盤)T-ara 1集 - Breaking Heart (リパッケージ) (通常版)(韓国盤)
アーティスト:T-ara
販売元:Mnet Media
(2010-03-09)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


K-POPの日本盤ってコストパフォーマンスが低いです。韓国では2000年代にCDが売れなくなってしまったため、特殊ジャケやミニ写真集が通常盤として売られている事が多いです。現在円高ウォン安というのもありますが、アルバムなら大体15,000ウォン前後(1,100〜1,200円程度)。まぁ、そのために日本語曲や日本オリジナル曲を作ったり、ボックスセット販売したりとか日本盤を売るための営業努力をしているんだとは思いますが、僕個人は日本語の曲はどうでもいいし、特殊ジャケは好きだし、韓国盤でいいと。でも、CDラックに入らないのが多いので困ります。

話が逸れてしまいましたが、T-ARAの最大のヒット曲は「Bo Peep Bo Peep」。予備知識が無い時に聴いても、この曲だけはある意味、R&B歌謡っぽいアルバムの中でいい意味で浮いていて、Wonder Girlsの「Tell Me」、KARAの「Mr.」、少女時代の「Gee」にも見られるK-POPは反復が基本というヒットの定石(通称フックソング)を見事に踏んでいます。

こちらのPVは、19歳未満は見てはいけないSexy ver.。確かにベッドシーンもあるんですけど、ウクライナやロシアなら全く問題ありません。


放送許可が下りたお子様向けのCute Ver.。


「Bo Peep Bo Peep」は本来は「ボピープボピープ」と歌っているはずですが、空耳で「ポピポピ」に聞こえます。韓国の人にもそう聞こえるらしく、「ポピ」というトイレットペーパーを製造販売するユーハン・キンバリーは、その意図しない宣伝効果に感謝して、T-ARAにトラック1台分のポピをプレゼントしました。一体どこに保管しているのでしょう?