四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

タグ:iPAD


iPad関連ガジェット・シリーズ第3弾です。カーステとしてiPodやiPhoneを利用している方も既にいると思います。HDの中に曲がストックできたりするカーステもありますが、やはり大量の曲から自由に聞くとなれば、iPodやその類のミュージックプレイヤーを車に装着したいですね。

今回は、iPadを自分の車に付けてみました。iPodやiPhoneなら専用または携帯電話の装着用キットで付けられますが、iPadとなると、でかいだけに悩みます。どうせつけるなら、綺麗にパネルに付けたいと考えました。ちなみに僕の車は以前、3,000円くらいのキットをヤフオクで買って、それをアップル純正のケーブル(こちらの方が高かった)を使って、Dock Stationから元々はiPodに対応していないカーステに繋ぎました。

よって、iPadをちゃんと固定すれば、iPadをカーステ代わりにできるはず。3Gモデルを持っていれば、カーナビにもなります。

iPad専用の車載キットとしては、こんなのがあります。

Car Holder for iPad (iPad用カーホルダー)Car Holder for iPad (iPad用カーホルダー)
販売元:ネクストゼロワン

販売元:Amazon.co.jp
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CAR LAPTOP HOLDER for iPad CLH321CAR LAPTOP HOLDER for iPad CLH321
販売元:サンコー

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アメリカにはこんなのもあります。



僕の場合、車載用のDVDスタンドです。寸法を調べ、ちょうどiPadが綺麗に収まる事を確認し、購入。装着に当たっては、TCS(トータルカーサービス神戸)の山本さんに相談し、付けてもらいました。元々このDVDスタンドは後部座席用でDVDを水平に置くようになっています。でも、iPadは垂直に取り付けたい。ちょうど、カーステ装着部に隙間があるので、そこに差し込めるよう、L字型の金具を追加購入してスタンドにねじで付けて、完成。

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こちらがiPadを付けた写真。綺麗に収まったと思います。

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車内で音楽を聴く際、純正のiPodアプリでもいいのですが、お勧めは先日紹介したdjay。ジャケがぐるぐる回って楽しいです。iPodの時よりも、僕の設定では格段に音が良くなりました。唯一の弱点はiPadの場合、今回の設定では充電が出来ないという事。

皆さんの車内の構造によって、どの方法がいいかは違うと思いますが、iPadの車載はお勧めです。

電子書籍元年とか言いながら、日本ではまだまだ電子書籍として買えるものは、限られています。欲しい本を電子書籍で買うと言うよりも、iTune Storeなどで売っている電子書籍の中から選ぶというのが現状です。

「宝島社は、電子書籍に反対です。」など電子書籍反対派もいます。賛成反対の議論をするよりも、市場に判断を委ねたいと考えますが、先ずは電子書籍化が進むアメリカ、その先鋒とも言える、Amazon.comのKindle Storeを試してみました。

AmazonはKindleという電子書籍用端末を販売していますが、AmazonのKindle Storeで買った電子書籍は幅広い電子端末に対応しています。iPad、iPhoneも含んだスマートフォン、そしてMacを含んだPCまで。「Buy A Book Once. Read It Everywhere」とあるように一度買った書籍は複数の端末で読めます。これはなかなか親切ですね。Kindleは持っていませんので、今回はiPadで読む前提で買ってみました。

PCから買おうか、iPadから買おうか迷ったのですが、PCから買ってみました。先ずは、Amazon.comに行きましょう。僕は以前、Amazon.comでCDを買った事があったので、既にアカウントがありましたが、Amazon.co.jpとはまた別のアカウントとなるので、初めての方はアカウントを作らないといけません。

kindle


iPadの方も、Kindleのアプリを入れておく必要があります。iPadでアプリを使う際、Amazon.comのアカウントを要求してきますので、入力してください。

音楽関係の書籍を買う事に決めていたので、Amazon.com内のKindle Storeを選んで「World Music」と入れて検索しました。いくつか出てきたのですが、値段も手ごろで、レーティングも4☆の『World Music: The Basics [Kindle Edition]』を選びました。ここで便利なのは、チラ見したいという人のためには、右下の「Send Sample Free」を押せば、最初の部分が送られてきます。

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書籍によって価格はまちまちですが、今回の本の場合、
Kindle Edition $11.99
Hardcover $47.50
Paperback $15.54
となっており、ペーパーバックよりも若干お得です。

iPadにデリバーするということにして、購入のクリックをしました。

次にiPadのKindleアプリをWiFiに繋いで立ち上げます。すると、PCで買った書籍が自動的にダウンロードされます。あれ、購入した覚えのない辞書『New Oxford American Dictionary』(右端)もダウンロードされています。中央が購入した本。ちなみに左端にあるのは、Sampleを注文したLady Gaga本です(笑)。

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この辞書が便利なのです。文中で分からない単語があると、単語を指でなぞれば、その意味を説明してくれます。日本版Kindleでは、ぜひ英和辞典にも対応してほしいものです。他にも栞や検索の機能や文字サイズ・色・明るさの設定と電子書籍ならではの能力も発揮しています。このような音楽本だったら、将来、音源も聴けたりするとすごいんですけどね。

『World Music: The Basics』はまだ読み終わっていませんが、Japanの項目もあります。ワールドミュージック的には沖縄中心の解説となっていますが、Haruomi Hosonoも登場。Yellow Magic Orchestraも細野さんの説明文の中に出てきます。

Kindle、なかなかやるなーというのが正直な感想。あまり英語を読みたくないという方でも、写真などが中心の自分の好きな分野の書籍なら楽しめるのでは。

iPadもともとは電子書籍目的で買ったつもりなんですけど、まだ読みたい書籍が限られているため、2、3冊有料ダウンロードをしたくらいで、あまり電子書籍用としては活躍していません。

ちょっとしたメールを見たり、ネットサーフィンをする以外は、大きなiPodとして音楽・動画用に使う事が多いです。毎月第3週に神戸北野のmini studioで行われる神戸テクミーというイベントでトークをする際、Dock接続でもっぱら動画をプロジェクターに映し出しをするのにiPadは活躍しています。

以前、iPadのDJアプリはSonorasaurus Rexを買いましたが、iTunes音源が使えなかったりしたので、使わずじまい(その後のアップデートでiTunes音源にも対応しました)。Mixrというのが発売されると知り、待っていたのですが、djayというアプリを発見し、カスタマー評価の内容もなかなかいいので、早速購入。価格は2,300円。



まだ試している段階ですが、結構使えそうな予感です。

気にいった点としては・・・
1)iTunesのライブラリーの曲がそのまま選曲できる
2)直観的に判るインターフェースになっており、ターンテーブルにジャケ写が出てくる
djay

3)AUTOMIXを使えば、BPMを合わせて勝手に繋いでくれる(これは別にDJしない人でもMIXを聴くために重宝すると思います)

改良点としては・・・
1)DRM保護された音源はプレイ不可で、iTunes PlusでDRMフリーにアップグレードが必要(元の値段の30%チャージされる)・・・これはAppleの問題と言った方がいいでしょう
2)ヘッドフォーンを使うにはAudio Spilt Adapterが必要(Dock接続すると使えない)
3)一部のジャケは読み込めなかった
4)EFFECTが無い(スクラッチは出来ますが、しないし)
5)短いトラックだと、次の曲を読み込む時間がない

要望はあるものの致命的な欠点はありません。現時点の結論としては、2,300円という値段を考えると、買う価値ありとします。

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