四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

2010年07月

7月後半から8月にかけてはロックフェスが多いです。
みなさん、熱射病や日焼けに気をつけましょう。
年長者の僕も十分対策練ってロックフェスに挑みたいと思います。

では、新譜情報・・・
■シブがき隊と言えば、「スシ食いねぇ!」。拡大解釈ですが、テクノ歌謡とされる事もあります。元シブがき隊のふっくんの初ソロデビュー曲は、『そば食いねぇ!』。やたら前置きが長いPVとなっていますが、エレクトロ(どちらかというと80年代の黒いエレクトロファンク)の香りがします。

新譜とは関係ないですが、食べ物ソングをもう1曲紹介。ぶどう÷グレープが突然、最新アルバム『秘密ギャラリー』に収録されている「すしや すしや」のPVを発表!


■あんまりテクノポップと関係ないですが、綾瀬はるかちゃんの久々のシングルを紹介。彼女には「飛行機雲」という隠れたエレクトロ歌謡があります。その路線も期待はするのですが、大御所(松本隆=呉田軽穂)による「マーガレット」は“普通に”凄くいい。

■アルバムに続いてシングルを矢継ぎ早にリリースするMEGちゃん、ガンガン行くのかと思っていたら、Blogにてピューロランドでのライヴ以降、音楽活動を休止するとの宣言。

8月2日:TRF『EZ DO DANCE retracked by Yasutaka Nakata』配信限定
8月4日:キノコホテル『マリアンヌの休日』 
8月4日:Moonriders『Archives Series Vol.06 Live At Shibuya 2010.3.23 T』 
8月4日:ロケットマン『thank you for the music!』ベストアルバム
8月4日:FPM『VerSus "Japanese Rock VS FPM" selected and non-stop mixed by FPM』 
8月4日:やけのはら 『This Night Is Still Young』 
8月4日:LADY BiRD 『STYLiST』  
8月4日:V.A.『MP3 KILLED THE CD STAR?』 
8月4日:ふっくん布川『そば食いねぇ!』CDS

8月11日:Cocco『エメラルド』RYUKYUDISKO参加
8月11日:Perfume『VOICE』CDS 
8月11日:綾瀬はるか『マーガレット』CDS

8月14日:ソワカちゃんとアーバンギャルド『プラスティック・チェリー・ボム 』コミックマーケット78限定
8月18日:童子-T『雨上がり feat. 竹本健一』CDS;中田ヤスタカRemix
8月18日:石野卓球『CRUISE』  

8月20日:ヒカシュー『私の愉しみ』再発
8月24日:David Guetta『One Love 2010』  
8月25日:MEG『PASSPORT/PARIS』CDS
8月25日:AK『Say That You Love Me -Best Of N.Y.Sweet Electro』  
8月25日:Fantastic Explosion『Sound In Space』  
8月25日:ADAPTER。『僕のLIFE』CDS
8月25日:Katy Perry『Teenage Dream』 
8月25日:Tomato n’Pine『RED SCARLET(写真集付) 』CDS
8月25日:Tomato n’Pine『キャプテンは君だ! 』CDS

僕の子供時代から、学研から『科学と学習』(『科学』『学習』それぞれ別に発刊)という小学生向け雑誌が出ていました。『学習』は覚えていないけど、『科学』は買った覚えがあります。最近まであったようですが、それぞれ2009年、2010年に廃刊となりました。小学生向けなのに文科系と理科系に分けているところなどが粋でした。学研が大人向けの『科学』として2003年から始めたのが『大人の科学』。テクノポップのコンセプトとして重要な要素として、“科学”というのがあります。『大人の科学』は、そんな困った大人の期待に応えてくれる雑誌。

テクノポップ度が高い特集としては・・・
vol. 17 (テルミンmini)

vol. 27 (テクノ工作セット)
*こちらの表紙は、Jullieちゃんですね。

別冊シンセサイザークロニクル(アナログ・シンセサイザー SX-150)

これが出た時(2008年7月)は、テクノ界隈ではかなり話題になりました。
なんかいい動画でもないだろうかと、調べてみると、こういう時に期待を裏切らないジェット☆ダイスケさんが、ちゃんと解説しています。


何が言いたいかというと、CTO LAB.のニュー・アルバム『Okie-Dokie』の話。
okiedokie

今回、リリースに合わせて、ムーンライダーズの岡田徹さん、エイプリルズのイマイケンタロウさん、ELEKTELのpolymoogさんにAll Aboutテクノポップでインタヴューしていますが、このアルバムは大人の科学の思想をまるで受け継いだような作品です。3人が小型電子楽器を駆使して作り上げた少年心溢れる、THIS IS TECHNOPOPと呼びたい作品となっております。


Theme of SX-150



クラッシュ万事休す


Okie Dokie!Okie Dokie!
アーティスト:CTO LAB.
販売元:バウンディ
発売日:2010-07-28
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大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)
著者:大人の科学マガジン編集部
販売元:学習研究社
発売日:2007-09-28
おすすめ度:4.5
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大人の科学マガジン Vol.27(8ビットマイコン) (Gakken Mook)
大人の科学マガジン Vol.27(8ビットマイコン) (Gakken Mook)
著者:大人の科学マガジン編集部
販売元:学習研究社
発売日:2010-05-12
おすすめ度:5.0
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大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル (Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン)
大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル (Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン)
販売元:学習研究社
発売日:2008-07-30
おすすめ度:4.0
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本日、All Aboutテクノポップにて、√thummのインタヴュー記事をUPしました。ファースト・アルバムの『coton』が出て暫くしてからのタイミングで、インタヴューをする予定だったのですが、セカンドもまもなく出るということで、今回『Yamatopia』のリリースのタイミングに合わせて、インタヴューをする事となりました。お陰で、デビュー時から、今までの√thummについてのかなり濃いインタヴューになりました。ファーストとセカンドについて当然聞いていますが、JAPAN EXPO’10でのフランス公演やTwitter事件(笑)についてもお話を伺いました。
yamatopia

さて、この『Yamatopia』というアルバム、色とりどりの√thummの魅力が詰まっている作品となっています。前作の「hama」(今回のアルバムもリミックス収録)などにもみられた、和風テクノポップの方向性です。これは日本人だからこそ出来る作風。今回のアルバムでは、PVも作られた「harukami」。ロケ地は、若草山・・・鹿のフンがいっぱいで大変だったらしいですけど(笑)。


他にも「ヤマトコトノハ」「皐-satsuki-」なども和風と言えるのですが、これがなかなか一筋縄でいかないいい意味で保守的に収まらない楽曲に仕上がっています。と、思ったら、Strawberry Switchbladeの「Since Yesterday」(Tommy februray6やMariMari Rhythm Killerとかもカヴァーしていましたね)や前作の「Beautiful Field」をサケアウツGがぐにょぐにょのエレクトロ・リミックスしたり・・・

和風テクノポップに戻りますが、そう言えば、Perfumeの「575」なんかも和風テイストですね!

cotoncoton
アーティスト:√thumm
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2009-12-02
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YAMATOPIAYAMATOPIA
アーティスト:√thumm
販売元:Side Street records
発売日:2010-07-28
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(四方)先生:地下アイドル・シリーズ第一弾として先ずは、僕も知っているコスメティックロボット(コスロボ)について話し合いましょう。
僕もAll Aboutテクノポップの方で2回ほど書いています。
’08年Post Perfume〜アイドル編
エレクトロガール☆trio

(Hyper_)tetsu:実は、先日あったライヴで解散が発表されました。

先生:えっ、そうなんですか! tetsuさんとしてどんな気持ちですか?

tetsu:切ないですよね。
アイドルって、本人の意思に反してこういうの決められちゃうんですよねぇ。いろいろ理由は噂で流れてますが、ほんとのところはわかんないですし・・・私の中では、なによりあの素晴らしい曲達を歌う人がいなくなるのか・・・ってショックがでかいです。解散までに何回かは行きたいと思っています。

先生:心中お察し申し上げます。では、今日は想いを込めて語ってください。コスロボとの出会いは?

tetsu:私は、石丸電気の8Fであった『コスゼロ』DVDのリリースイベントだったと思います。今は名古屋に住んでいますが、当時秋葉原のリアル住人でして、暇だったら石丸電気のリリイべに行っていた時期があるんです。今も、暇だったら行っている気がしますが(笑)。出会った頃は全然ファンじゃなかったんです。はじめて握手をしたとき、あむちゃんに愛想なく対応されて心が折れたのもあります。

先生:きっとツンデレなんでしょう。デビュー・シングルの『シリアルナンバー99』は僕も買ってしまったのです。「モンキー・マジック」っぽいフレーズがあったりして、あっ「Butterfly」とか「Sazae Funkadelic」のネタとも被るなぁ〜と(笑)。

tetsu:僕もそういうのもあって、最初は、いまいち好きじゃなかったんですよね。あっ「メルシー・メロディー」は昔から好きでした。

先生:いや、僕はそれを面白がっていました。あと、カップリングの「ラブロボボ」は、ロボットの悲哀を歌っているので、コンセプト的にもなかなかいいなぁ〜と。ロボットソング大好きですから。

tetsu:ちょっと前のアイドルイベントで、渋谷WOMBで「シリアルナンバー99」聴いたんですけど、もの凄くカッコ良かったです。その時、最初3列目ぐらいで見ていたんですが、ご本人たちそっちのけで、音に浸りたくてフロアのど真ん中に下がったぐらい良かった。
流石WOMB!!!世界に誇る日本のクラブです。低音の抜けが良くって気持良すぎました。ほんと素晴らしかったです。そして、「シリアル」って曲に謝りたい気分でした。

先生:『コスゼロ』のDVDを知人に半強制的に見せてもらったのですが、手作り感に溢れていました(笑)。

tetsu:あれは、ちょっと・・・って言いたくなります(笑)。しかも、短くてお値段がいい(笑)。確か4000円ぐらいしなかったですっけ。ガチヲタじゃないと複数枚買いできねぇよ(笑)みたいな。「ラブロボボ」PVも、PVというか・・・残念感は否めない感じで・・・

先生:複数枚買いできるかで、値段を判断するんですね(苦笑)。その後の2枚のシングルは、ちょっとテクノ度が落ちた感じで、個人的には惜しいなと思ったのですが、tetsuさん的にはどうだったのでしょうか? 僕はライヴを見たことがなく、テクノ度だけの偏った評価してしまっているので、違った意見もあると思います。

tetsu:テクノポップにロックテイストを盛り込んだ曲をやるって言っているのに、2枚目ぐらいの時にテクノ度が落ちて何がやりたいんだろうとか思ったものですけど、セールスを考えるとしょうがない気はします。

地下アイドルヲタとして気になるのは2ndシングル『キラメキ★ワンピース』です。コスロボの曲の中でも、一番と言っていいぐらいに盛り上がれる曲で、ライヴのラストによくやる曲です。2008年に解散したリトルレンズの「one piece」を歌詞とアレンジを変えてリメイクしたものなんですが、もともとの歌詞が、この時のリトルレンズの稲村美穂にしか書けない、ものすごいリアルな歌詞なんです。

先生:えー、コスロボ曲にリメイクがあるとは知りませんでした。しかも、リトルレンズって知らないし。

tetsu:リトルレンズのファンではなかったけれども、たまにしかやらないこの曲は結構好きでした(たぶん2回か3回しか聞いたことないです)。それだけに、はじめてコスロボの「キラメキ★ワンピース」聴いた時、僕の中での拒否感は強かったです。確か振付まで似ていましたしね。今は、「いい歌は歌い継がれるのだ」とか思って普通に盛り上がっていますけど。

先生:ライヴの動員力とかはどうなんですか?

tetsu:ワンマンだと表参道Fabとか渋谷O-WESTをそこそこ埋めちゃう位には人が来ます。300人位ですかね? 解散ライヴの原宿ASTROも埋まるんじゃないでしょうか。

先生:3人のメンバーを見ていると、誰が誰か認識できていないのですが、ルックスからキリリとしたのっち系、コケティッシュなかしゆか系、人懐っこいあ〜ちゃん系といったPerfumeの3人のようなキャラ割なのかなぁ〜と勝手に思っているのですが・・・ 

tetsu:キャラ割としては、
きれいで元気でまとめ役「なっちゃん」
若くて歌が上手い「あむちゃん」
天然系「もっさん」
みたいな感じだと思います。私は、もっさんファンです。
先生!!!地下現場にも来て下さいよ(笑)!!
コスロボはもうすぐいなくなっちゃいますけど・・・

先生:2010年3月には4枚目のシングル『デジタル・LOVE』をリリースし、オリコンディリーで14位というのはかなりの健闘ですね。Daft Punkのカヴァーなのかと一瞬、期待しましたが、オリジナル。でも、テクノ度が戻って、タイトルもいいから久しぶりに買っちゃいました。
digitallove 

tetsu:
音的にも、結構良かったですよね。ランキング的にも、良かったにもかかわらず解散するんですよねぇ・・・

オリコンランキングについてですが、実際の売れ数とは違ってたくさんのバイアスがかかっています。あんまり信用しない方がいいです。地下アイドルのリリイべのメッカである石丸電機では、実売数より明らかにオリコン上の売れ数が少なくなるということが起きています。起こらないこともあるんですよねぇ。そこら辺の基準がわからない(笑)。

先生:では、次のテクノ系地下アイドルは誰にしましょう?

tetsu:小桃音まいさんはどうですか?

先生:では、勉強させて頂きます。

シリアルナンバー99
アーティスト:コスメティックロボット
販売元:シリアルナンバー99
発売日:2008-11-05
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キラメキ★ワンピースキラメキ★ワンピース
アーティスト:コスメティックロボット
販売元:cheer-music
発売日:2009-04-29
おすすめ度:5.0
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メタリックドール
アーティスト:コスメティックロボット
販売元:cheer-music
発売日:2009-09-23
おすすめ度:5.0
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デジタル・LOVE
アーティスト:コスメティックロボット
販売元:am music
発売日:2010-03-03
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コスゼロ [DVD]
出演:コスメティックロボット
販売元:コスゼロ
発売日:2008-10-22
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神戸テクミーvol. 4から3度目のネタです。

KAM君のDJでかけられた1曲が、多くの人たちの興味を引きました。S.T.D.Kによる「One Room Dugem」です。インドネシア語でdugemとはdunia gemerlapの略で、大雑把に言えば盛り場、限定的でないにせよ、ディスコも含まれるようです。だから、これは「ワンルーム・ディスコ」と解釈してもいいでしょう。S.T.D.Kとは、Sound of Tropical Disco Krewの略のように見えますが、スットコドッコイという意味らしい。

「ライムスター宇田丸のウィークエンドシャッフル(タマフル)」でのリスナーならご存知なのかと思いますが(最近聴いていなかった・・・)、S.T.D.Kはファンキーコタ(FUNKY KOTA)、またはファンコット(FUNKOT)と呼ばれるインドネシアの最新のダンスミュージックを日本でやっているJ-KOTAユニットです。S.T.D.KはDJ JET BARONG(レオパルドンの高野政所)+ JOCKIE MASTABASS SUAMA。ファンキーコタについては、頑なにもファンキーコタに傾倒するレオパルドンが、「総まとめ!ファンキーコタ概論!」として丁寧に解説されていますので、ぜひご参照ください。そちらでは、ファンキーコタというのは、高速スットコドッコイ・エレクトロ・ダンス・ミュージックと紹介されています。Saori@destinyの『WORLD WILD 2010』収録の「「Lonely Lonely Lonely(FUNKOT.JP remix)」をリミックスしたのも高野さん。


インドネシアと言えば、細野晴臣さん、坂本龍一さんやSandii & The Sunsetzなども取り入れたガムランの国ですが、ファンキーコタは超ホイホイ大衆ディスコ路線。垢ぬけない陽気さがあります。要はこんな感じ。

KAM君に入手方法を聞くと、Amazon.co.jpで普通に買えると。その場で僕はAmazonのワンクリックをして、S.T.D.Kの『FUNKOT.JP』を入手しました。
funkotjp

12曲収録中、ほとんど曲は同じリズムパターンですが、これは手の抜いたというよりも、これがファンキーコタなんでしょう。「One Room Dugem」はそうは書いていませんが、Perfumeが歌っているみたいだし、「ワンルーム・ディスコ」のリミックスなのかなぁ。他、YMOやDaft Punk(一部だけ)ネタもあります。しばらくインドネシアに行っていませんが、ぜひ一度現地のファンキーコタも体験したいものです。


FUNKOT.JPFUNKOT.JP
アーティスト:S.T.D.K
販売元:S.T.D.K RECORDS
発売日:2010-05-05
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21世紀になって確実に増えたのが、携帯電話をモチーフにつかった楽曲。特にラヴソングにおいて、この傾向は顕著。多くの歌は、人と人とのコミュニケーションを題材にしており、コミュニケーションの方法の主体が携帯電話になったことの表れとも言えましょう。一度、携帯Songなるものを集めて、分析する必要があると考えます。

All Aboutテクノポップにて「Mizcaとpal@pop」という記事を最近書きました。pal@popこと高野健一さんが、Mizcaちゃんをきっかけとして、テクノポップへの回帰現象を起こしています。もともとはpal@popデビューした高野さんですが、久しぶりにpal@pop名義でのアルバム『feat.PLUS』が7月14日にリリースされました。
featplus

タイトルから想像できるように、女性ヴォーカルをfeaturingして作られたアルバムです。HALCALあたりはなるほどなんですが、何故か芸人も。よしもとのエヴァ芸人としても知られる桜・稲垣早希ちゃんや森三中も参加。森三中は、意外とこの手の仕事があって、以前Peachy’sの「My Baby Boy」の影のヴォーカリストであった事を発表し、夢が砕かれた人もいたでしょう。

稲垣早希ちゃんのヴォーカル曲「はつ恋」は、先行シングルとしても、3ヴァージョンの配信リリースされました(何故か、Amazonで表示されるのはそっちの方)。ギリギリまでオートチューン加工されたせつな系テクノポップですが、詞の内容は初恋の男性への淡い思いを歌ったもの。泣かせる詞を書くpal@popの得意領域です。

絵文字のメールがくる度に 胸が張り裂けそう」という一節があるのですが、これを聴いていいて、思い出したのが、西野カナちゃんのシングル曲「もっと・・・」です。具体的には、「絵文字1つもない そっけない返事しか届かなくて」という部分です。絵文字で胸が張り裂けそうになる稲垣早希ちゃん、絵文字がなくて落ち込む西野カナちゃん。凄く対照的な歌詞です。「会えない」旋風を起こしている西野カナちゃんについては、別途考察予定です。

どちらにしても、絵文字はメールにおいて、女の子が送信者の気持ちを測る一つの指針となっていることは間違いなさそうです。まあ、絵文字さえ入れればいいというものではないでしょうが、絵文字を入れる手間や文では伝わらない気持ちを評価しているのでしょうかね。

feat.PLUS(初回限定盤)(CD+DVD)feat.PLUS(初回限定盤)(CD+DVD)
アーティスト:pal@pop
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2010-07-14
おすすめ度:5.0
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強引なタイトルをつけて申し訳ありません。

7月17日にあった神戸テクミーvol. 4の続きです。この日、スペシャルゲストとして登場したのは、I Hate This PlaceのSean Nerney君。男前の好青年! インタヴュアー兼通訳として、Sean君にいろいろな話をしてもらいました。そのインタヴューを元に、I Hate This Placeを紹介したいと思います。
sean

どうして、「I Hate This Place」っていう変わった名前なのでしょう? 彼はアジアで生まれましたが、アメリカで育ちました。デンバー州に住んでいたこともありました。デンバーは自然が豊かな場所であるものの、若い彼にとっては退屈な場所であり、それが「I Hate This Place」という名前の由来です。でも、彼は決してデンバーが大嫌いなわけではないようです。

彼は今まで日本で『Never Go』(2008年)、『Our Hearts Still Beating』(2009年)、『Snowlights』(2009年)の3枚のアルバムをリリースしています。本国、アメリカでは6枚のアルバムで、この日、彼が持ってきたのは、『Our Hearts Still Beating』とアメリカでの3作目となる『Aero』。『Our Hearts Still Beating』から彼がかけてくれと言ったのは、「Falling For」。

聴いてみると判ると思いますが、メロディーを大切にしたエレクトロニカなインディーポップ。聴きながら、Owl Cityとかが好きな人にはお薦めだなぁと思っていたら・・・彼に影響を与えたのは、Postal Serviceなど。そして、Owl Cityも彼の好きなアーティスト。あと、驚いたのが、僕が以前、ひょんなきっかけでインタヴューしたBoston出身のバンド、Freezepopも好きだと。繋がりました。

彼は来日してから、奈良に住んでいます。日本で好きなアーティストは(?)と聞いてみると・・・Perfume、capsuleなど。気が合いますね〜。Sean君曰く、Perfumeはアイドルかもしれないけど、とてもよく出来たポップソングだと。

この日は、彼が日本を去り、現在のホームグランドであるシンガポールへ旅立つ2日ほど前。僕も仕事でシンガポールへはよく行くので、シンガポールでのシーンについて聞いてみると・・・シンガポールはメジャーなアーティストを呼べるような大きな会場はあるけど、インディーズの活動ができるようなハコがあまりなく、開発途上だと。でも、流れは変わってきているようで、今後のシーンの発展には期待しているようでした。シンガポールのシーンをぜひ彼に一役買ってもらい、作って欲しいものです。そして、日本にも戻ってきてライヴをやってください!

ネバー・ゴーネバー・ゴー
アーティスト:アイ・ヘイト・ディス・プレイス
販売元:XTAL RECORDS
発売日:2008-02-13
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Our Hearts Still BeatingOur Hearts Still Beating
アーティスト:アイ・ヘイト・ディス・プレイス
販売元:XTAL RECORDS
発売日:2009-01-10
おすすめ度:5.0
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SnowlightsSnowlights
アーティスト:アイ・ヘイト・ディス・プレイス
販売元:XTAL RECORDS
発売日:2009-11-04
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(四方)先生:今回からシリーズとして、僕もイベントでよく遭遇するアイドルDJとしてE3!!!などで活躍されているHyper_tetsuさんに登場して頂きたいと思います。一部テクノアイドルには詳しいですが、僕はこの分野全般についてはそれほど詳しくないので、いろいろ教えてください。

(Hyper_)tetsu:こちらこそ、よろしくお願いします。そこそこ知ってるのは歌うアイドルだけです。

先生:確かに・・・グラビアアイドルとかも居ますからね。

tetsu:私は推しはいますが広く浅く派で、音推しDDです。音がよければ誰でも大好きです(笑)。歌うアイドルでも、メイド系や声優系は弱いです。分かる範囲で答えますのでよろしくお願いします。

先生:先ずは自己紹介からお願いしましょう。音楽に目覚めたのは?

testu:中学校の頃、当時クラスの男子みんな聞いてたBOØWYに走らず、洋楽に走ったんですよね。GenesisというかPhil Collinsがめっちゃ好きでしたね。 それと同時に、ガールポップが大好きでした。今でも好きですが鈴木祥子ほんと好きでしたよ。結婚したときショックで泣きました。テクノに目覚めたのは、大学の頃、難波のRocketsで田中フミヤに出会ってからです。アイドルに目覚めたのは、モー娘。かな? Perfumeから地下世界に落ちてしまいました。

先生:やはり、Perfumeですか(笑)。アイドルというと、昔は大きな事務所に所属するアイドルしかいなかったのですが、今はメジャー系アイドルから地下アイドルまでいろいろいるみたいですね?

tetsu:2000年代、モーニング娘。さんが下火になって、一時期歌うアイドルが極端に減って、歌う人は地下に潜ることが多かったんですが、最近AKB48さんのブレイクをきっかけに、会えるアイドルをコンセプトにももいろクローバー、スマイレージ、東京女子流、アイドリング等、たくさんのアイドルが大手事務所からデビューしています。AKBさんがトップランナーであることは間違いないですが、やっといい流れができてきたと思います。

先生:なるほど。AKB48とかは一般常識程度しかしらないですが、確かに最近周期がまた回ってきた感じですね。

tetsu:やっぱ大きな事務所はすごいですよ。お金ありますよね。いろんな面で一流のプロがつく。作詞・作曲からダンスや舞台監督的な方までね。ただ、自分からの表現ではないのでメッセージ性とかは希薄になっちゃいますが、並のミュージシャンよりずっとライブでのトータルパフォーマンスが素晴らしいことをみんな気づくべきです。

地下アイドルもそれに近づこうとお金のない中頑張ってる。応援していきたいです。

先生:ライブアイドル、インディーズアイドルとかいう呼称もありますが、これらと地下アイドルはほぼ同義として使われているのでしょうか? ライブアイドルだと、メジャーの息がかかっている人達も含まれてしまうような気もしますが・・・

tetsu:厳密に言うと違うんでしょうけど、ほとんどボーダレスだと思いますよ。大手事務所でもいきなりメジャーレーベルからCDが出ることもありますが、インディーズで鍛え上げてからって事も多いです。地下アイドルでも大手事務所以上にレベル高いと思う人もいますしね。

先生:例えば?

testu:Feam、Chu☆Lips、d-trance、コスメティックロボット、小桃音まい・・・ 
音的なジャンルは違うけど、地下のトップどころはみんなほんと素晴らしいです。

8/7・8 とTOKYO IDOL FESTIVAL 2010が品川でありますが、純粋な地下アイドルの方々がどんなパフォーマンスを見せてくれるか凄く期待しています。

先生:その日程だと、サマソニやWORLD HAPPINESSと被りますね。昨今、音楽業界はCDの売り上げなどからも長期右肩下がり傾向にありますが、地下アイドルというのは、経済的に成り立つのでしょうか?

tetsu:生活は間違いなく売れないと成り立たないです。ただ、CDは出し易くなりましたよね。テクノロジーの進化といいますか、DTMソフトの進化によって、ほとんど机上で住むようになった。昔みたいにスタジオを何日も借り切ってとか、しなくてよくなった。テクノ系の地下アイドルが増えたのは、DTMの進化の影響が大きいです。今は、100万あれば1枚のまともなシングルが出来ちゃう。一枚1000円で1000枚売ればペイできる。作詞・作曲・アレンジ・マスタリングまで自分とこで賄えると自分たちの月給ぐらいでもいける。ほんとイイ時代になりました。

先生:地下アイドルの場合、どのくらいの集客力があるのでしょうね?

tetsu:ほんと、ピンキリです。トップクラスの地下アイドルのワンマンライブなら300人くらいは来ると思います。最地下のイベントとかに行くと、逆に10人もいないイベントもあったりします。場末感がたまんなくて、たまーに行きたくなります。

先生:なるほど。じゃ、次回よりテクノポップの影響が強い地下アイドルについて、具体的に聞いて行きたいと思います。

前回、「テクノなジャケは黄色が多いのか?」というテーマで神戸テクノポップミーティング(神戸テクミー)でのエピソードをご紹介しましたが、今回は7月17日に行われた神戸テクミーvol. 4からロボットについてお話します。前回のテクミーで、DJ mameTEPPOUちゃんが、図書館で借りたロボットの本について、Kraftwerkの「The Robots」をかけながら、語り始めたのです。僕はそれに感銘をうけ、インスパイアされて、今回ロボットにまつわる曲を紹介することにしました。ロボットは、宇宙、未来と並ぶ、テクノポップの3大コンセプトの一つです。

30分ちょっとで39曲を紹介しようとする暴挙を行ったため、一部紹介出来ませんでしたが、以下が用意したセットリストです。もちろん、触り部分しかかけていません。

01. The Alan Parsons Project「I Robot」
02. Kraftwerk「The Robots」 
03. Bacalao「The Robots (Die Roboter)」 
04. Senor Coconut「The Robots」 
05. あがた森魚「りんご園のロボットさん〜「リンゴ追分」入り〜」 
06. Digitals「ロボット・トミー」 
07. The Buggles「I Love You (Miss Robot) 」
08. The Buggles「Astroboy (And The Proles On Parade)」 
09. 林夕紀子「Astroboy -And the Proles On Parade-」 
10. Styx 「Mr. Roboto」 
11. POLYSICS「ドモアリガトミスターロボット」 
12. MV (Featuring Hanna)「Mr. Roboto」 
13. Beroshima「Domo Arrigato Mr. Roboto」 
14. Plastics「Robot」 
15. 砂原良徳「ROBOT」 
16. ハルメンズ「アンドロイドな女」 
17. ハルメンズ「レーダーマン」 
18. 戸川純「レーダーマン(Original Mix) 」
19. ハルメンズ「ふにゃふにゃサイボーグ」 
20. アーバンギャルド「ロボットと私」 
21. CTO LAB.「TELEVOX」 
22. 榊原郁恵「Robot」 
23. テディ・団&ワールド・チャンピオンズ「ダンシング・ロボット」 
24. ともさかりえ「少女ロボット」 
25. Aira Mitsuki「ロボットハニー」 
26. ab「Robot」 
27. Mizca「Robotics」  
28. コスメティックロボット「ラブロボボ」 
29. Classix Nouveaux「The Robot Dance」 
30. The Pulsars「My Pet Robot」 
31. t.A.T.u.「Robot」 
32. Daft Punk「Robot Rock」 
33. capsule「Robot Disco」 
34. Hakan Libdo「Sexy Robot」 
35. Boys Noize「Arcade Robot」 
36. Royksopp「The Girl And The Robot」 
37. Filthy Dukes「Tupac Robot Club Rock (L-Vis 1990 Remix)」 
38. Uffie「Robot Oeuf」 
39. Goodnight Electric「Am I Robot」

上記の多くの曲は、All Aboutテクノポップで以前やった3部作「ロボポップ」で紹介しました。 
ロボポップ I 
ロボポップ II 
ロボポップ III 

細かい部分は上記3部作を読んで頂きたいのですが、一部新しい曲も紹介したので、反応がよかった曲も含めてザクっと書きます。

(02)から(06)まではKraftwerkの「The Robots」の原曲及びそのカヴァー(厳密には(05)(06)はそうでない)です。あがた森魚さんの「りんご園のロボットさん」は初めて聴いた人も多かったようで、「リンゴ追分」とのマッシュアップ的な秀逸な作品となっています。

Bugglesのアルバム『The Age Of Plastic』には、2曲(07)(08)もロボットにまつわる曲が収録されていますが、林夕紀子さんというジャズシンガーが「Astroboy」(09)のカヴァーをしています。オシャレなカフェ向きなアレンジに仕上がっており、原曲の良さが確認出来ます。
theageofplastic

CTO LAB.の「TELEVOX」(21)は、彼らの7月28日発売予定の『Okie Dokie!』に収録されていますが、「TELEVOX」というのは1927年発明されたロボットのような通信機器の名前。CTO LAB.のインタヴュー記事を掲載する予定なので、また詳しく紹介します。

(26)のab(アビィ)ちゃんの「Robot」は、出だしはロボット感というかテクノ感があります。ある意味、妖艶と言うかエロい感じのabちゃんのヴォーカルが入るとダンス系J-ポップになる、変な味わいがある曲。

最後(39)は、インドネシアのエレクトロポップ・バンド、Goodnight Electricによるもの。ファンキー・コタの国、インドネシアにもエレクトロポップはちゃんとあるんですね。PVをご覧ください。

まだまだロボットにまつわる曲はあると思いますので、発掘したら、また紹介したいと思います。

今回のテクミーは盛りだくさんで、まだネタがありますので、続く・・・

(四方)先生:ニュー・シングルの話をする予定でしたが、CMが公開されたので、CMの話をしましょう。ところで、参院選も終わりましたね。

 

(けろっぐ)博士:「議員でも金」とかだれか言ってますが、かしゆかの次の目標は「ドームでも金」でしょうね。

 

先生:「議員でも金」の金が何を指すか不明ですが、Perfumeの新曲「VOICE」はまたもやCMタイアップですね。



博士:しかしあの「三人あわせて・・」のきめ文句が・・・世界的企業のコピーに使用されるとは!考えるとすごいですね。

 

先生:CMの方は「三匹あわせて」なので、レツゴー三匹です。「かしゆかです!あ〜ちゃんです!のっちです!三人合わせて…」というのは、やはりレツゴー三匹の「じゅんで〜〜す!長作で〜〜す!三波春夫でございます」がネタ元なんでしょうかね〜。そのあたり、本人に聞いてみたいです。
(訂正とお詫び)ご指摘を受け、「レッツゴー三匹」を正しい表記「レツゴー三匹」に訂正いたしました。 

 

博士:Perfumeカンガルーはカクカクシカジカと同じファミリーのキャラクターかと一瞬思いましたが、日産とダイハツだから違いますね。

 

先生:カクカクシカジカに似ていると言われた僕としては、ファミリーになれなくて残念です。Perfumeはトヨタのこども店長との一騎打ち。Perfume3人は運転免許もっているんでしょうか?

 

博士:カンガルーですから、どちらにしても運転できないし。

 

先生:CMからはいまいち曲のイメージがつかめない。

 

博士:そうですね、まだ全然曲が見えませんね。しかし、あの断片から既に耳コピをUPしてるツワモノもいますよ。

 

先生:CMからだけだと、PEPSI NEXの方がフルヴァージョンとしての期待が高いのですが、「Lovefool」の方はシングルに収録されないのが残念です。


博士:まだ1月近く余裕が・・・と油断してたら、ニュー・シングルは、Amazon.co.jpは既に追加入荷未定表示が!

 

先生:Amazonでの予約って、2度ほど二重注文しているんですよね。先日も、Sweet Vacationの『Re;未来派宣言』がAmazonから2枚来ました(汗)。

 

博士:相次ぐメジャー企業とのタイアップ効果と見ても、もしかしたら今の人気はまだ前奏曲で、ピークはドームの先にあるのかもしれませんね。

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アーティスト:Perfume
販売元:徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売日:2010-08-11
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アーティスト:Perfume
販売元:徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売日:2010-08-11
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今日は、Kylie Minogue姐さんのお話をしたいと思いますが、先ずは最近あった飲み屋での会話を再現しましょう。

 

私「Lady Gagaの神戸ワールドであったライヴ、よかったですよ〜」

Mちゃん「Lady Gaga、神戸に来ていたの?私も行きたかった。あの人、いいよね。」

Kさん「知っていたんですけど、仕事であきらめたんですよ。でも、前座が終わって8時からGagaだったら、行けたので、残念なことをしました。」

私「Gaga、かなり浸透していますね。」

Kさん「Madonnaは別格として、Britneyとかは追い越した感じです。」

Mちゃん「Madonnaのライヴは、私も行ったわ。」

私「確かに、BritneyChristinaより、今はGagaみたいですね。」

Mちゃん「私、Kylieも好き〜」

私「なかなかいい事を言うじゃないですか? Gagaも好きだけど、やっぱりKylieは僕的にはドンピシャ。ニュー・アルバムもいいからぜひ聞いて。」

 

と言った感じで、強引にKylie姐さんに話を引っ張ります。

ところで、「In My Arms」のPVの出だしのショットは確かにGagaっぽい。いや、2008年だから、Kylieが先ですけど。


彼女に関しては「カイリー・ミノーグ≒ダニー」などAll Aboutテクノポップでもシリーズで記事を書きました。ゼロ年代を振り返ると、Kylieの『Fever』(2001年)は完成度の高い、エレクトロガールポップの先駆けとも言える作品。その後の『Body Language』(2003年)は地味さが祟ってか、それほど売れませんでしたが、内容的は渋くて好きなアルバム。忘れていた頃出た『X』(2007)は、「Wow」は「The One」など、Kylieらしいキラーチューンもあって、チャート的には復調しました。でも、相変わらず、アメリカでの人気はいまひとつですけど。

 

そんな中、630日に世界に先駆けて日本先行発売がされたKylie Minogueの久しぶりのニュー・アルバム『Aphrodite』は、全英で堂々の第1位! 他の国でもそこそこいいポジションに着けています(ちなみに日本では28位)。42歳にしてリリースした11枚目のアルバム、エレクトロポップ・ディーヴァのオーラもジャケットから出ています。

aphrodite
 

先行シングルとなった「All The Lovers」のPVは先日、紹介しましたが、初回のエキスぺリンス盤では、PVMaking動画も収録されています。かなり大変な撮影だったようです。個人的には、このシングル以上に琴線に触れる曲が多い!個人的には「Cupid Boy」あたり。プロデューサーのクレジットを見ると、Stuart PriceMadonnaの『Confessions On A Dance Floor』(2005年)を手掛け、Les Rythmes DigitalesZoot Womanとしても活躍する人ですが、興味のある人は、以前書いた「マドンナも惚れたスチュアート・プライス」もぜひチェックしてください。他にも、Calvin HarrisKeaneTim Rice-OxleyScissor SistersJake Shearsとなかなか渋いメンツが参加しています。

アフロディーテ(エクスペリエアフロディーテ(エクスペリエ
アーティスト:カイリー・ミノーグ
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2010-06-30
おすすめ度:5.0
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(四方)先生:

僕の髪を切ってくれている美容師さんが前回の対談のタイトル「【Perfume対談】東京ドームへの道」を見て(中身は明らかに読んでいない)、「Perfumeにインタヴューしたんですか?」って聞かれてしまいました。いや、あくまでも「Perfume対談」とは「Perfumeとの対談」を指すのではなく、「Perfumeについての対談」を指すのですと言い訳しました。紛らわしくて、ごめんなさい。

 

(けろっぐ)博士:

いやいや、振り返ってみると対談もまんざら不可能でもなかった時期もありましたよね。 初めて行ったインストアで、みんなメッセージやプレゼントを渡したりしてるのに、先生は確か名刺を渡してましたよね! アイドルに名刺を渡した人も少ないでしょうね・・・

 

先生:

どうでもいい古い話を覚えていますね。いや、ボクは礼儀正しいので。そして、仕事ですから。

アクセス解析を見ていると、やはり、Perfumeについて書くと、読者が増えます。同時に、アンチ的なコメントも増えるのです。まぁ、これはPerfumeが世の中に認知された証拠として好意的に受け止めましょう。

 

博士:

国民的アイドルという観念は、既に過去のものです。

 

先生:

博士もファンクラブ限定DVD『外では言えないファンクラブ会員だからこその秘密トークまさかの75分くらいDVD!! 〜ファンクラブトゥワー本編映像付き(笑)〜』を買っちゃったんですね。やたら長いので、ジャケにある謎の記号のような「1053」を略称としましょう。「1053」の意味を知ったかぶりして、語りたいのですが、知らないので、Yahoo!の知恵袋に頼ります。

1053
 

博士:

1053』は、内容的にはライヴDVDというより会員向けのオマケDVD+αといった感じでした。

 

先生:

確かに、今年の春の「P.T.A. presents Perfume 結成10周年!!!! 『パッと楽しく遊ぼうの会』ライブハウストゥワ―」からは4曲だけで、他はライヴからのMCと過去の振り返った3人の対談ですからね。

 

博士:

しかし、こちらのタイトルも長い。

 

先生:

GAME TOUR」以降はシンプルになりましたが、それ以前に・・・

Perfume まさかのカウントダウン!? 〜リ○ッドルーム あの夜をもう一度 in Zepp Tokyo〜」

「感謝!感激!ポリ荒らし! 〜あらためまして、Perfumeです〜」

「「Perfume presents 〜Perfumeがいっぱいサンタ呼んじゃいました♪〜」

等がありました。

 

博士:

Perfumeの変遷は今更語らなくてもライヴ・パートの冒頭のプロジェクター用PVと過去を振り返った対談のかしゆかの部分で言い尽くされましたね。

 

先生:

「外では言えないファンクラブ会員だからこその秘密トーク」というタイトルなので、気を使ってしまうのですが、博士の印象に強く残った部分は?

 

博士:

パッツンじゃないかしゆかを見ると世界遺産を見るような厳かな気持ちになってしまいます。

 

先生:

そう、来ましたか! 世界遺産の定義とは、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をもつ不動産を指します(Wikipediaで調べました)。かしゆかは普遍的でかつ不動産なのですね。

 

博士:

彼女たちのプロジェクターで紹介された変遷は我々の対談とほぼ併走しているので、なんだかリアルによみがえりますね。

 

先生:

確かに。しかし、あ〜ちゃんはグッズ販売トークが上手いです。度付きじゃないから、かけもしないのに、「きみはイケメン眼鏡」(略称きみイケ)買ってしまいましたもん。でも、他のグッズは買っていません(キリリ)。

 

博士:

グッズは自分で作りますから、いりません。

 

先生:

では、次の対談のお題は8月に発売のニュー・シングルといたしましょう。

(四方)先生:

All About上では今までかなりの対談をけろっぐ博士とはしましたが、しばらく封印していたので、久しぶりに場所を変えてやりましょう。

 

振り返ってみると、博士との対談は、お互いに共感している部分もあるのですが、それぞれの視点というか“気づき”が違って、相互補完して対談が成り立っているんだなぁと読み返して思いました。最近、どうっすか、Perfumeは?

 

(けろっぐ)博士:

まずは我々が以前に予測した路線を振り返ってみると、多くの点で合致し、また多くの点で修正を余儀なくされたとも言えますね。

 

先生:

修正とは?

 

博士:

念願の紅白出場、出世魚の様なライヴキャパの増床。そしてレギュラー番組確保・・・と順調にアイドル街道を上り詰めてきた彼女たちですが、今年に入ってからは、「MUSIC JAPAN」に専念し、一応はアイドルとしてのファーストシーズンは終わったと見るのが妥当でしょう。

 

先生:

NHKは意外にテクノポップを無意識かのように贔屓するTV局ですが、PerfumeNHKも相性がいいですね。

 

博士:

しかし、彼女たちのアイドルとして絶頂期だった2009年は、我々の対談が封印されていた期間に過ぎてしまったと言っても良いでしょう。

 

今はアイドルとしての彼女たちがどうとかではなく、来るべきセカンドシーズンについていかにあるべきか・・を予測する事に終始したいですね。

 

先生:

セカンドシーズン・・・どっかで聞いた台詞ですね。あっ、セカンドステージでした。

79日からファンクラブチケットの申し込みが始まりますが、113日には東京ドームで公演を行うことが決まりました。国内女性グループとしてはSPEED以来、2組目というのも、SPEEDに憧れてきたPerfumeにとっては象徴的です。女性ソロならもっといますけどね。

 

ちなみにWikipediaに東京ドーム公演をしたリストがあります。

 

 

博士:

アイドルとしてはピークとも思える大バコへの進展の後のいきなりのライヴハウスツアー。これは私には体のいい「言い訳」にも取れましたが、ここに来ていきなりドーム宣言。

これはPerfumeがすでにピークを過ぎた・・・という懸念どころか確実に来るべきセカンドシーズンへの自信ですよね。これはいったいどういう現象が起きているのでしょうか?

 

先生:

Perfume初のワンマンは、200413日のSHIBUYA-BOXX300名前後のキャパでしょう。その後、LIQUID ROOMZEPP TOKYOなどのライヴハウスでレベルアップしていき、目標だった日本武道館へと。その後も代々木競技場第一体育館、大阪城ホール、横浜アリーナと・・・確かに残る大バコは東京ドームですもんね。

 

東京ドームは会場設定にもよりますが、5万人クラス。これがちゃんと埋まるかというのは一つの話題にもなっています。2003121日・2日に行われたt.A.T.u.公演(写真はその時撮影したもの)はボクも行きましたが、空席多かったです。

tokyodome
 

博士:

今までチケット争奪戦が悩みの種でした。やはり先生もそこが気になりますよね。

 

先生:

満員になるけれど、チケは買いやすい程度がいいんですよね。

先日、P.T.A.のファンクラブの番号からファンクラブ会員数は5万人程度ではないかと推測したのですが、東京に来れないファンがいるとしても、そこからすると確かに会場を埋めるのは無理な数字でもない。

 

博士:

しかしそれではまるでメッカ巡礼・・・というか、総動員を前提とした数値と言えますよね。

 

先生:

複数買う会員やファンクラブに入っていないファンもいるでしょうから、もう少し行きますけどね。

 

博士:

問題は今回の東京ドームはいったい誰を前提としたターゲット設定がされているかという事だと思います。滞在束縛時間に限りある人気絶頂の外タレという訳でもなく、今のPerfumeにしてみれば小さめのハコをこなしていく余裕も時間もあるはずです。全国のファン総動員というモチベーションは武道館〜代々木で捻出してしまった様にも思います。はたして東京近辺でPerfumeをあえて今見たいと願う層だけを純粋に狙っているのか?

 

先生:

僕は、純粋に一つの頂点を狙った記念公演的意味合いの方が強いのだと思います。

 

博士:

心配性の私の悪い癖ですが、往年のキャンディーズの後楽園公演のようなサプライズがあったらと一抹の不安さえよぎりますね。おそらくその演出は今からでは時期的に無理だとしても、逆に何か次のシーズンを予期させるサプライズが必ずあるはずです。

 

先生:

うーん・・・その可能性は薄いでしょう。今でも「普通の女の子」なんですから。

 

博士:

今より直前までに行われると想定される販売促進、プロモーションの動向が気になります。

今後さらに分析が必要ですね。ところでP.T.A.より『1053』が投函されましたね。

 

先生:

これについては続編で。

 

Aira MitsukiSaori@destiny80_panなどのプロデューサーとしても知られるTerukado氏が、KOR=GIRLのメジャー・デビュー・ミニアルバム『KOR=GIRL I』の721日にリリースに先駆けて、公式サイトにて全曲を無料配布!
korgirl1

自主製作の曲を無料配信したり、1曲だけiTunes Storeで無料配信したり、公式サイトでリミックスやデモヴァージョン的な曲を無料配信するという事は、今までもありましたが、ここまで思い切った無料配布は前代未聞です。既発の「NANBA」と「KIYOMIZU」を聴き比べてみる限り、配布されたのは、少しだけ短いエディットのようです。本来はCDと同じヴァージョンを無料配布したいというのが、Terukado氏の意向だったようですが、権利関係からFree Download Editionとなったようです。

 

KOR=GIRLは今までのTerukado氏のプロデュース・アーティストとはかなり趣向が違います。KORG WAVEDRUMを演奏するツイン・ヴォーカルの女性2人組ビート・ヒッティング・ユニット。エレクトロでもハウスでもなく、エレクトロニカとも言い難い。あえて言えば、リズムを基調としたポストロック。

 

WAVEDRUMについてはオフィシャルの説明動画もありますが、ビデオブロガーとして知られるジェット☆ダイスケ氏がその魅力をデモる動画あるので、見てください。

 


公式サイトでは、Terukado氏が今回の無料
配布に踏み切った意図を語るメッセージを発しています。

 

Musicians never die


僕のプロデュースする楽曲が

いくつかの、違法アップロードサイトで、

無料配布されている。

ここ数年ずっとだ。

なぜだか、リリース前の音源が

そういったサイトに上がってたりする。

世間では、流出っていうらしい。

僕のパートナーのスタッフは、

楽曲を守ろうと、必死になって

削除するよう督促をかけている。

応じるサイトや応じないサイト様々だ。

でも、いずれ音楽は無料になる。

iPhoneならYOU TUBEが僕のハードディスク

みたいなもんだ。

いずれ音楽は無料になる。

みんな反対するし、問題もあるのかも

しれないけど、僕の新曲すべて無料

配布しようと思う。

たくさんの人にきいてもらえたら

すごく嬉しいよ、

僕らミュージシャンやアーティストは死なない。

 

彼のメッセージを読んでいて、一番驚いたのは、「僕の新曲すべて無料配布しようと思う」・・・えっ、新曲すべてって、これは今回のKOR=GIRLだけでなく、今後の他のプロデュース作も無料配信するということなんだろうか?

 

Terukado氏は同時にこのような発言もしています。

 

Think different”のキャッチコピーでコンピュータを変えたアップル、

ハイスペック路線に進んでいたゲーム業界に一石を投じたWiiのように、

音楽を送り出している僕らのような人間も、変わらなければならない。

コンテンツを記録したモノを売るという考え方を離れ、音楽がもっと可愛がられる、楽しんでもらえる、

音楽体験を提供していかなければならない。発想を転換していく第一歩にしたいと思っています。

 

今回の無料配布は本当に継続的なビジネスモデルとして成り立つのだろうかと正直心配にもなる。間違いなく、リスナーの数は増える。その中からどれくらいのリスナーが、CDやライヴのチケットなどの“購入”という行動をとってくれるのか? それが無料配布しなかった時とどれくらい違うのか?

音楽産業がジリ貧の中、発想を変えなければ、今の状態を続けていっても未来は見えないでしょう。同時にYouTubeUstreamなどの新しいメディアは偉大な発明だと思うし、なんでも取り締まるというよりもうまく共存する又は利用する形が望ましいと思う。その様な中、一石を投じようとしているTerukado氏の意志は、積極的に評価したい。成り立てば、それは暴挙ではなく快挙となる。そして、僕は快挙、少なくとも快挙のきっかけとなって欲しい。


KOR=GIRL I
アーティスト:KOR=GIRL
販売元:D-topia Entertainment
発売日:2010-07-21
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北欧の風シリーズです。でも、バニラビーンズは登場しません。今回は本当の北欧モノです。北欧と言えば、ノルウェーのRoyksopp。彼らのメルマガを購読していますが、メールからリンクをすると、The Track Of The Monthで「Hus Nr. 9」がmp3WAVでダウンロードできます。

 

Royksopp9月にアルバム『Senior』をリリース予定ですが、昨年、『Junior』をリリースしています。どうやら、『Junior』はヴォーカル入りのポップな作風であったのに対し、『Senior』は内向的なインスト中心となるようです。前作に収録の「The Girl & The Robot」でスウェーデン出身のRobynちゃんをフューチャーしました。


Robyn
ちゃん、最初は美形の男性かと思ったのですが、1996年にデビューした結構芸歴が長い31歳の女性。現在は刈り上げも入ったテクノカット。ちょっとチェッカーズっぽかったりする。昔からとショートカットだったようです。元々はどちらかと言うとメインストリーム系のポップシンガーでしたが、2005年のセルフ・タイトルのアルバム『Robyn』でエレクトロへと大変身し、スウェーデンでは初の1位となりました。リリースは自身が設立したレーベル、Konichiwa Records・・・なんてレーベル名なんでしょう!同時期、Basement Jaxxのアルバム『Crazy Itch Radio』(2006年)で「Hey U」のヴォーカルとして参加しています。Konichiwaですが、アルバム『Robyn』では「Konichiwa Bitches」という曲もあり、PVでは“間違った日本”が炸裂しています。



2010
年には8曲入りアルバム『Body Talk Pt. 1』をリリース。これは、年内にPt. 2Pt. 3までリリースされる予定です。Royksoppがプロデュースした「None Of Dem」が収録されているという理由で買ったのですが、Royksoppが絡んでいない作品も含めて、ポップと実験がいい具合に融合した素敵な作品となっています。
bodytalkpt1


Royksopp
とエレクトロガールの相性の良さは、Annieちゃんで既に証明済みですが、大沢伸一のプロデュースでデビューした信近エリのリミックス・アルバム『nobuchikaeri.rx』(2006年)に収録の「SING A SONG (Royksopp i kramsno remix)」もお勧め! これどこかで書いておきたかった。

ジュニアジュニア
アーティスト:ロイクソップ
販売元:EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
発売日:2009-03-18
おすすめ度:3.0
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Robyn
Robyn
アーティスト:Robyn
販売元:Island
発売日:2007-08-13
おすすめ度:5.0
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Body Talk Pt 1Body Talk Pt 1
アーティスト:Robyn
販売元:Cherry Tree
発売日:2010-06-15
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nobuchikaeri.rxnobuchikaeri.rx
アーティスト:信近エリ
販売元:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
発売日:2006-05-10
おすすめ度:3.5
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こんなタイトルにすると検索で意味もなく引っかかりそうですが、All Aboutテクノポップにてアーバンギャルドの松永天馬君とよこたんへのインタヴュー記事「傷だらけのアーバンギャルド」を掲載したので、そこでも話題となった無修正ビデオPVについて。

 

79日にリリースのシングル『傷だらけのマリア』・・・「傷だらけのローラ」の妹のようでもあり、「Bloody Maria」ってなんだかカクテルみたいですね。とにもかくにもアーバンらしさに溢れた美しいカオスを感じます。
kizudarakenomaria

そのPVには、修正済と無修正の2ヴァージョンあるわけです。こちらは、血まみれのよこたんの無修正版。


 

修正済を見たい方は、初回限定盤を買いましょう。

 
インタヴューでも触れていますが、無修正のPVと言えば、思い出すのが、Duran Duranの「グラビアの美少女(Girls On Film)」。BBCが放送禁止処分にして、かえって有名になりました。これは、10ccの半分(5ccですね)でもあったGodley & Cremeが手掛けた当時としてはセクシーなPV



こちらは修正済のショート・ヴァージョン(誰も見ないと思うけど)

 

80年代の放送禁止(楽曲も含めて)となった有名なのは、Frankie Goes To Hollywoodの「Relax」。Brian De Palma監督の映画『Body Double』でもFGTHが登場し、挿入歌として使われていました。



傷だらけのマリア(初回限定盤)(DVD付)傷だらけのマリア(初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:アーバンギャルド
販売元:前衛都市
発売日:2010-07-09
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発売日:2010-07-09
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7月はテクノポップ〜エレクトロ系のリリースが多い!

 

■取りこぼしましたが、2 many dj’sの新譜と一見思ったのですが、よく見たら違うマイケル・ネタのマッシュアップ・アルバムがリリースされています。「君に、胸キュン。」とのマッシュアップもあり。

 

GAGA様に負けじと、カイリー姐さんの新作からのPVAll The Lovers」は、超セクシーなマスゲーム! でも、姐さんの衣装が意外と大人しい。



 

■アミーゴのDJ MIX CDは買うべきか、買わないべきか・・・正直迷う。

 

All Aboutテクノポップの方で、インタヴュー記事掲載予定のアーバンギャルド、CTO LAB.(エイプリルズのイマイ・ケンタロウ、ELEKTELpolymoogMoonridersの岡田徹)、√thumm、3組のテクノポップバンドのリリースにも注目!

 

623日:2 many MJ7s, 2 Any DJ'sThis Is Mash Up - In Memory Of Michael Jackson

630Kylie MinogueAphrodite   

 

75日:Jerry BouthierKitsune X Ponystep: Mixed By Jerry Bouthier

 

77日:M.I.A.MAYA       

77日:CrystalMade In Japan "Future" ClassicsMix CD

77日:キリンジ『夏の光』CDS

77CUBISMO GRAFICO FIVEDOUBLE DOZEN  

77日:SAWAWelcome to Sa-World  

77日:POLYSICSBUDOKAN OR DIE!!!! 2010.3.14DVD

77日:鈴木亜美『BLOOMING mixed by DJ Ami Suzuki   

77日:LADY BiRD『東京は夜の七時 feat.yula.CDS

77日:V.A.Child's Fantastic Moment 'MEGA MIX'Mix CD

77日:THE YOUNG PUNX!Mashpop & Punxstep        

77日:長谷川明子『Sunrise!(サンライズ)』CDS

77日:YUMMYD.I.S.K.     

77日:TOWA TEIMOTIVATION H compiled by DJ TOWA TEI      

77日:桃井はるこ『MOMO-i REMIXES 

79日:V.A.TOgetherSONGS Neo girls 2010 

79日:アーバンギャルド『傷だらけのマリア』CDS

712日:Nouvelle Vague Best Of Nouvelle Vague    

 

714日:Sweet VacationRe; 未来派宣言』     

714日:pal@popfeat. PLUS(フィーチャリング・プラス)』     

714日:DJ CodomoPlay    

714日:細川ふみえ『THE BEST HIT & HEAL + CLIPS "HOSOKAWA FUMIE" BEST COLLECTION   

714日:DJ KYOKOXXX Everybody NeedsMix CD        

 

721日:DEXPISTOLSFIRE feat. ZeebraCDS

721日:MizcaUFUFU      

725日:Yellow Magic Orchestra+鋤田正義『Yellow Magic Orchestra X SUKITA 写真集』

727日:Art Of NoiseInfluence』米

 

728日:pupadreaming pupa

728日:CTO LAB.Okie Dokie!      

728AUTORAAUTORA     

728:√thummYAMATOPIA 

728日:pupafloating 6 pupas Live in Tokyo 2008DVDDVD

728日:砂原良徳『SubliminalCDS

 

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