√thummのライヴ、4月29日の大阪舞洲で行われた渚音楽祭で見てきましたが、これで2回目です。予定よりも短かったのが残念でしたが、人力テクノポップ・バンドとして凄く楽しめました。ヴォーカルのlioちゃんも元気いっぱい! 昨年、確か北堀江のclub vijonでBREMENなどと出ているイベントで偶然、彼らのライヴを見る機会があって、気に入ってしまいました。

僕の周辺でも、√thummファンが増えています。僕がよく対談している研究生も、先日のMETROのイベントで√thummが好きになったと報告してくれました。残念ながら、渚では予定が早まって、彼は√thummを見逃しましたが・・・ lioちゃんにがっついていた男性(特徴:黒ブチ眼鏡をかけて8分丈のズボンを履いている)は、研究生です。

僕も一時、奈良に住んでいた事があるので、彼らが奈良出身というのにも、親近感が沸きます。奈良を代表するキャラクターといえば、せんとくんですが、√thummのメンバーらしいジャッピー君も奈良出身のキャラクターとしてせんとくんを超えてほしいものです。他に奈良出身の人って調べてみると、意外な事に青山テルマちゃんも奈良(大和高田市)なんですね。このジャンル(テクノポップとかエレクトロとか)、どうしても東京圏出身の、または東京を活動拠点にするアーティストが多いです。そんな中、奈良出身の√thummや神戸出身のJaccaPoPなどが頑張っているのは、関西人のひとりとしては、素直にうれしく、応援したくなります。

coton彼らが2009年12月にリリースしたデビュー・フルアルバム『coton』には、粒ぞろいの曲が揃っています。「Magic Love」や「NEU!」のように今のエレクトロも取り込みつつ、80年代のテクノポップやNew Orderのような泣きが入る曲が多いです。




MySpaceの英語のプロフィール(何故か日本語の紹介文には同様の文章がありません)を見てみると、「The trio takes plenty of inspiration from Perfume, capsule and (the Japanese genre’s father) Yellow Magic Orchestra」などと紹介されています。

cotoncoton
アーティスト:√thumm
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2009-12-02
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