MOってなんだと思われたかもしれませんが、これから説明します。80年代、オランダにニューウェイヴ・シーンが存在したのか調べてみたけど、いまいち分かりません。オランダのMecano(スペインのMecanoと同名のバンドですが、彼らの方が早かったと言っています)のメンバー、Tejo Boltenさんとやりとりした時、あったと言っていますから、あったのでしょう。
何故か、日本盤もリリースされているオランダのバンド、The MOというのがいます。現在、「テクノポップ対談」をしているポール・フランクさんに教えてもらったバンドなのですが、これが素晴らしくツボにハマります。The MOとしてファースト・アルバム『MO』(1981年)にBack Doorというレーベルからリリースされました。日本でも『タンゴ・ポップ』というタイトルでPolystarからリリースされました。最初、原題も「Tango Pop」だと思って、探してみましたが、何も出てこない。
The MOの『MO』というアルバムを探すのは、あまりにも語数が少なすぎて、ネットでは難題となります。タンゴ・ポップっていうタイトルですが、それほどタンゴっぽいわけでなく、たぶんバスーン奏者がいることから日本で、「じゃ、タンゴ・ポップで行きましょう」という軽いノリで決まったのだと思います。シングルとしてもリリースされた「Fred Astaire (Just A Summer Love Affair)」は、変てこなリズムなんだけど、癖になるひねくれポップ。
セカンド『Ha Ha! The Sound Of Laughing(マジカル・ポップ)』(1983年)の時点では、The MOからMOになります。でも日本盤ではリンダ&MOとなります。これもたぶん、「MOだけだと、短すぎてインパクトないからリンダをつけよう」と軽いノリで、バンド名変えちゃったのでしょうか? いいのか、そんなことで? メンバーはドラムのHarm Bieger以外の3人は全て総入れ替え!
ここからはポール・フランクさんの発言を引用します。
ひねくれポップの金字塔「ADSR」は名曲なのでぜひ聴いてほしいですが、「Cheese」(何故か邦題は「マジカル・ポップ」)も日本人好みのメロディーの胸キュン・チューン。
何故か、日本盤もリリースされているオランダのバンド、The MOというのがいます。現在、「テクノポップ対談」をしているポール・フランクさんに教えてもらったバンドなのですが、これが素晴らしくツボにハマります。The MOとしてファースト・アルバム『MO』(1981年)にBack Doorというレーベルからリリースされました。日本でも『タンゴ・ポップ』というタイトルでPolystarからリリースされました。最初、原題も「Tango Pop」だと思って、探してみましたが、何も出てこない。
The MOの『MO』というアルバムを探すのは、あまりにも語数が少なすぎて、ネットでは難題となります。タンゴ・ポップっていうタイトルですが、それほどタンゴっぽいわけでなく、たぶんバスーン奏者がいることから日本で、「じゃ、タンゴ・ポップで行きましょう」という軽いノリで決まったのだと思います。シングルとしてもリリースされた「Fred Astaire (Just A Summer Love Affair)」は、変てこなリズムなんだけど、癖になるひねくれポップ。
セカンド『Ha Ha! The Sound Of Laughing(マジカル・ポップ)』(1983年)の時点では、The MOからMOになります。でも日本盤ではリンダ&MOとなります。これもたぶん、「MOだけだと、短すぎてインパクトないからリンダをつけよう」と軽いノリで、バンド名変えちゃったのでしょうか? いいのか、そんなことで? メンバーはドラムのHarm Bieger以外の3人は全て総入れ替え!
ここからはポール・フランクさんの発言を引用します。
曲を書いている人もヴォーカルも以前と違うのに、ほとんど同傾向のサウンド(歌声も近い雰囲気)とメロディーのセンス。なぜに。ファースト以上に転調ばかりのメロディー・ラインには、とにかく驚かされます。しかもポップ。特に「ADSR」(シンセ用語のAttack Decay Sustain Releaseのことでしょう)という曲や「Human Race Put On Display」という曲はすごく好きな曲。オススメです。
ひねくれポップの金字塔「ADSR」は名曲なのでぜひ聴いてほしいですが、「Cheese」(何故か邦題は「マジカル・ポップ」)も日本人好みのメロディーの胸キュン・チューン。