アカ族に続いてはヤオ族です。ヤオ族(中国では瑶族と表記)は、「人」という意味の自称ミェン族(Iu Mien)ですが、タイではヤオ族が一般的みたいです。中国雲南省あたりからタイへ流入。アジア全体(中国、ベトナム、ラオス、タイ)で、約310万人とされ、その多くは中国に住むが、タイには約44,000人が居住。
ミェン語(ヤオ語の方言とする場合もある)は、中国・チベット語族の中のミャオ・ヤオ語族で、モン族の話すミャオ語とは同じ語族に入る。
ありがとう=レン・チング
「こんにちは」と同義の言葉はないようですが、「ミン・ハイ・タイ」(どこへ行くの?)が挨拶代わりの言葉
ヤオ族を見たのは、観光客向けのチェンマイ近辺のメーリムの山岳民族村とメーサロンの山岳地帯のヤオ族の村。村の家屋は土間式で、玄関には果実が飾り付けられて、中国語で「合家平安」と「家内安全」のような張り紙がある所からも、中国文化や道教の影響が伺えます。同時に精霊を信じるアニミズムが彼ら古来の信仰。他の民族の集落でもよく見ますが、パラボラアンテナが設置されていたりもします。
メーサロンのヤオ族の村(合家平安)

メーサロンのヤオ族の村(干し肉)

メーサロンのヤオ族の村

ヤオ族にはその衣装からいくつかの支族に別れるようですが、タイにいるのは一支族。メーリムの山岳民族村にいたヤオ族はターバンのような布(ンゴンペオ)を巻き、赤い襟巻き(ルイクワン)、そして美しい刺繍の入ったもんぺ(スカートの場合もあり)という華麗な装い。ちなみにチェンライの山岳民族美人コンテストでは、ヤオ族はよく優勝するらしいです。中国のヤオ族は必ずしも襟巻きをしていないので、タイに来た支族の衣装なのでしょう。 写真の女性は、 モンゴロイド系の顔立ちですが、しかし、カラーコンタクトをしている訳でもないのに瞳が亜麻色(かなり薄い茶色)でエキゾチック美人でした。彼女には、中央アジアのコーカソイド系の血も流れているのでしょうか?
メーリムのヤオ族

メーリムのヤオ族(もんぺ)

ヤオ族の村では、お年寄りはターバンのようなものを冠っていましたが、普段着でした。次は、雲南省のヤオ族にも会ってみたいです。
メーサロンのヤオ族の村の人たち

メーサロンのヤオ族の村のおばあちゃん

これは、ヤオ族(ミェン族)の女性が伝統的な民謡を歌うクリップ。なんだかおばさんは照れていて、かわいい。
こんな本もあります。
ヤオ族の刺しゅう 文様に込められた祈りと移住の物語
著者:訳者:坂口 里香
販売元:文芸社
(2011-02-15)
販売元:Amazon.co.jp
ミェン語(ヤオ語の方言とする場合もある)は、中国・チベット語族の中のミャオ・ヤオ語族で、モン族の話すミャオ語とは同じ語族に入る。
ありがとう=レン・チング
「こんにちは」と同義の言葉はないようですが、「ミン・ハイ・タイ」(どこへ行くの?)が挨拶代わりの言葉
ヤオ族を見たのは、観光客向けのチェンマイ近辺のメーリムの山岳民族村とメーサロンの山岳地帯のヤオ族の村。村の家屋は土間式で、玄関には果実が飾り付けられて、中国語で「合家平安」と「家内安全」のような張り紙がある所からも、中国文化や道教の影響が伺えます。同時に精霊を信じるアニミズムが彼ら古来の信仰。他の民族の集落でもよく見ますが、パラボラアンテナが設置されていたりもします。
メーサロンのヤオ族の村(合家平安)

メーサロンのヤオ族の村(干し肉)

メーサロンのヤオ族の村

ヤオ族にはその衣装からいくつかの支族に別れるようですが、タイにいるのは一支族。メーリムの山岳民族村にいたヤオ族はターバンのような布(ンゴンペオ)を巻き、赤い襟巻き(ルイクワン)、そして美しい刺繍の入ったもんぺ(スカートの場合もあり)という華麗な装い。ちなみにチェンライの山岳民族美人コンテストでは、ヤオ族はよく優勝するらしいです。中国のヤオ族は必ずしも襟巻きをしていないので、タイに来た支族の衣装なのでしょう。 写真の女性は、 モンゴロイド系の顔立ちですが、しかし、カラーコンタクトをしている訳でもないのに瞳が亜麻色(かなり薄い茶色)でエキゾチック美人でした。彼女には、中央アジアのコーカソイド系の血も流れているのでしょうか?
メーリムのヤオ族

メーリムのヤオ族(もんぺ)

ヤオ族の村では、お年寄りはターバンのようなものを冠っていましたが、普段着でした。次は、雲南省のヤオ族にも会ってみたいです。
メーサロンのヤオ族の村の人たち

メーサロンのヤオ族の村のおばあちゃん

これは、ヤオ族(ミェン族)の女性が伝統的な民謡を歌うクリップ。なんだかおばさんは照れていて、かわいい。
こんな本もあります。

著者:訳者:坂口 里香
販売元:文芸社
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