リス族(傈僳族)は中国の雲南省から四川省にも住む少数民族ですが、タイにも38,000人程度おり、中国、ミャンマー、インド北部も合わせると120万人くらいはいると思われます。リスとは高貴な人という意味。リス族は、山岳民族の中でも清潔好きで、美男美女が多い事で知られています。なんだか名前も衣装も可愛くて、親近感が湧きます。

リス族は、中国・チベット語族のチベット・ビルマ語族のリス語を話します。ラフ族のラフ語に最も近いとのこと。
こんにちは=ア・コエ・チャ
ありがとう=ブー・ムー・ショー(良い響き)

リス族の村に訪れた際、村にはほとんど人がいませんでした。もともとアニミズムを信仰していた人たちですが、村にはキリスト教の教会がありました。

メーサロンのリス族村の教会
lisu04


赤と緑のクリスマスを思わせる飾り付けもされています。

メーサロンのリス族村
lisu06


やっぱり、辛いものが好きなのでしょう、唐辛子が干されています。

メーサロンのリス族村
lisu05


大人の艶やかな衣装を来たリス族に会えなかったのが残念ですが、アカ族の市場にリス族の子供たちが、アームバンドやバッグを行商に来ていました。僕は赤いリスっぽいアームバンドを20バーツ(60円)購入。別の子たちが来て、「僕はもう買ったよ」というと、「私のはまだ買っていない!」となかなかの商売人。リス族のトレードマークの飾り紐いっぱいの平べったい帽子は、子供が冠っても超カワイイ! 将来イケメンになりそうな男の子の衣装もオシャレー。リス族の過剰ファッション、きゃりーぱみゅぱみゅの原型を感じます。

メーサロンの市場で行商をするリス族の子供たち
lisu01


lisu02


lisu03


タイのリス族についてうまくまとめられた動画を見つけたので、貼っておきます。