四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

カテゴリ: 日本

毎月、ちょっと気になる新譜をまとめて紹介をしてきましたが、今月より厳選して紹介する方針に変更しました。

最初は、ファッションモデル出身のminiちゃんの3月2日発売のアルバム『D.N.A.』。今まで2枚のシングルをリリースしていますが、これがデビュー・アルバムとなります。miniちゃんの身長は不明ですが、名前の通りミニなのでしょうか?

未定 (DVD付)未定 (DVD付)
アーティスト:mini
販売元:cutting edge
(2011-03-02)
販売元:Amazon.co.jp
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1stシングル『Are U Ready?』は、GReeeeNのプロデューサーが絡んでいる割にエレクトロ。中田ヤスタカがリミックスをしたという話で、miniちゃんの存在を元々知ったのですが、「Are U Ready? (yasutaka nakata remix)」もあります。



2nd『GiRLS SPiRiT』は、1stでも醸し出していた和製LADY GAGAを狙ったのかと思わせるPV。サウンド的はちょっとcapsuleっぽいエレクトロをavex風にやりましたと感じ。個人的には衣装に大胆さが欲しかった。



3rdシングルとしてリリース告知されていた「Two Of Us」は、歌詞的にも西野カナの恋愛症候群を思わせる震えそうなバラードにエレクトロ風味付け。アルバムを優先してか、実際リリースはされていない模様。

先日、告知したFANJ twiceで行われたJaccaPoPの大阪ワンマンに行ってきたので、ライヴレポートをしましょう。セットリストに従い、コメントをしていきます。期待のポイントとしては、MIRUちゃんがステージ上で自由に踊り、自由に発言し、SUN君が戸惑うという構図がどこまでこの日見られるかです。

手売り限定発売の2ndアルバム『Giraffe』(2010年)から今回のワンマンのタイトル「2×5で愛に10」にもひっかけた「愛に10」でオープンニング。「1、2、3、4、愛に10」にあわせて、皆さん、「JaccaPoPのボーカルMIRUです。」タオルをぐるぐる振り回し、MIRUちゃんノリノリです。

mirudesu


そして、「NEW WORLD」へと続きます。この間、SUN君とMIRUちゃんは自己紹介。MIRUちゃん自ら「JaccaPoPのリーダーMIRUです。」とリーダー宣言(笑)。Wikipediaにもその情報は書いてありません。

代表曲のひとつでもある、「MIRU key way」。この曲は、ビートマニアというゲーセンに収録されています。

続く「Search Lighter」はスローなちょっとアンビエントなヴァージョンを披露。これは、JaccaPoPのエコバックを買った人に特典として付いてくるRemix CD(3曲入り)に収録されていました。

MIRUちゃんが曲紹介をし、「Majik Night」に続くと思いきや、「Happy Birthday」を流します。そう、ライヴの日、2月5日は、MIRUちゃんの誕生日。SUN君、リーダーに気を使っています。

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JaccaPoP語で歌った「音no化GA9式」・・・JaccaPoPって言葉遣いや表記が可笑しくって好きです。

「ミントーレール」の後は、SUN君は未発表のインストを披露。そして、「君はスナイパー」。これは、1月に発売されたばかりの★STAR GUiTARの『Carbon Copy』にMIRUちゃんをゲストに迎えて収録されている曲。これ、まじカッコいいですよ。

『Giraffe』より「Leo」そして「Jacarico」。こちらが、「Jacarico」PVの完全ヴァージョン。終盤のパンダにも注目!



iTunes限定で配信されたくるりのカヴァー「WORLD'S END SUPER NOVA」、そしてライヴをやるのは初めての「333333333」。

JaccaPoPファンにはおなじみの「ポプラ」、食べ物ソングとして愛聴している「チェルシー」。最後は「21st Century Girl」。

アンコールって、まだ曲あったっけ?と思いきや、「Merry Christmas, Mr. Laweress」・・・いやそこから「Search Lighter」オリジナル・ヴァージョンで締めくくってくれました。確かに一部コード進行が似ていますね。

以上、全17曲、JaccaPoPワールドが満喫できました。そして、SUN君がMC中困っていても助け船を出さない(いや、ただ自由にしている)MIRUちゃんでした。

【ライヴ写真集】
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次は「東京ワンマン」です!

「Search World」
公演:3月19日(土)
場所:渋谷 スターラウンジ
時間:OPEN 18:30 START19:00
料金:前売り 2500円 当日 3000円(ドリンク代別)
[チケット販売]
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Search World

ymk2以前、紹介したinvisible Futureというソロ・ユニットをやっているymさんから、彼がYMK1号としてメンバーであるYMKの新作『YMK-2』をAmazon MP3とiTunes(3月3日から)からの配信を始めるとの連絡をもらいました。

YMKの公式サイトから試聴もできます。

YMK1号さんとのショートインタヴューを交えて、YMKの紹介をしたいと思います。

YMK1号と2号が出会ったきっかけは?

とあるパーティーに出演した際に知り合い、友人になったDJから紹介されました。彼らは「のんこのしゃあ」というヒップホップユニットのメンバーだったのですが、YMK2号は音楽のルーツが私と同じくYMOだったこともあり意気投合し、YMKを始めました。なお、「のんこのしゃあ」は今年の元旦に我がレーベル!-TAKから作品をリリースしたばかりです。


「心温まるエレクトロポップユニット」とYMKを自己紹介されていますが、たしかYMKの音には80年代テクノポップのほんわかした感じがありますね。テクノポップは無機質だとか言われる事が多いですが、実際そうではないと。

当時のテクノポップが無機質と言われていたのは汗を美化していたロックシーンへのアンチテーゼ的な要素が多分にあったのだと思います。実は当時の楽曲も実はシンセの音色はかわいかったりしますし、すべての楽曲が平坦だったわけではありません。むしろ汗の匂いを感じさせないように汗をかいていたのではないでしょうか(笑)?

テクノポップの「ポップ」な部分は無機質なだけでは成立しないと思います。ですから我々はあえて無機質と感じられないように心がける意味もあり、あえて「心温まる」としています。


YMKというのはやはりYMOへのリスペクトの表れかと思いますが、YMOのカヴァーをするのではなく、「音霊 - OTOTAMA -」や「Secession」とかを聴いていると自作の曲にYMO的特徴をもったサウンドを隠し味的に入れていますね。YMOサウンドとして特に意識が強かった音は?

YMKという名前はもちろんYMOからきています。我々のイニシャルを合成したら「YMK」になったんです。実は「Youth Mind Key」という意味だと答えているんですが、完全に後付けです(笑)。聴き込んでくださってありがとうございますっ。

楽曲にYMO的な要素を取り入れることについては意識してやっている時と無自覚な時があります。実は「YMOの正統な継承者」を目指していますので、「YMOが散開せずに現在のようなフィジカル路線でない場合にどんな音を作っただろう?」なんて話し合いはしたことがあります。

ですのでYMOサウンドで特に意識した、ということよりも今作では「YMOの中期を明るくポップに」みたいなことはお互いになんとなく思っていたことですね。

YMKは現在3部作と考えて制作しているので次回作が「YMK-3」ってタイトルになることまでは決まっています。それから年内に必ず一度はライヴを実施する予定です。

1月30日の恵比寿LIQUIDROOMは、6都市を回った「Aira Mitsuki LiVE TOUR 2011 『???』」は最終公演となりました(掲載している写真はLIQUIDROOMのライヴより)。僕は、1月22日の大阪FANJtwiceと1月23日の神戸チキンジョージを見ることができましたが、ツアーも終わったのでライヴレポートをします。

今回のツアーでは、柏PALOOZA(1月10日)と今回の神戸でAira MitsukiちゃんとSaori@destinyちゃんが対バン。同じ事務所に所属し、Terukado氏がほとんどの曲をプロデュースするこの二人ですが、あまり同じ場所に現れる事はありませんでした。

3番目のアクトとしてSaoriちゃんが登場!
01. Re:revolution
02. シンパ
03. グロテスク
04. ファニー・パレード
05. I can't
06. エスニック・プラネット・サバイバル
07. EZ DO DANCE

前日の大阪公演で、Airaちゃんは、Saoriちゃんの楽曲について面白い発言をしていました。「I can’t」は、Saoriちゃんのエスニック・ニューウェイヴ感溢れる『WORLD WILD 2010』に収録されている曲で、Airaちゃんも『6 FORCE』のタワレコ購入特典トラックとしてカヴァーしています。どうやら、この曲、Airaちゃんはたいそう気にいっているらしい。自分の曲にしたかったみたい(笑)。同じく、今回のライヴでトリとなったtrfの「EZ DO DANCE」のハイエナジーカヴァーについても同様の発言。

肝心のSaoriちゃんのライヴはインストアでは押さえ気味だった音も全開となり、盛り上がりました。個人的には「エスニック・プラネット・サバイバル」はツボですね。Saoriちゃんのライヴ中、水玉模様のSaoriコスをした男性(知り合いです)がいました。Saoriちゃん・・・「始めて見たSaoriコスの人が男性だ」と苦渋のコメント。

そして、Aira Mitsukiちゃん登場。
01. 321
02. ロボットハニー
03. ??? Short ver.
04. HEAT MY LOVE
05. Wonder touch
06. BAD trip
07. rainy tone
08. Human Future
09. ニーハイガール
10. 愛し愛されて生きるのさ
11. WHY TWO?
12. fly
13. TRAIN TRAIN
14. チャイナ・ディスコティカ
15. サヨナラ TECHNOPOLiS
16. ファンタジー・キャンディー
17. カラフル・トーキョーサウンズ・NO.9
18. ???
19. Summeeeeeeeer set
(アンコール)
20. smile
21. LOVE Re:
22. イエロー・スーパーカー

衣装は、みんながキットカットと呼んでいたピンクのチェック柄で登場しました。

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2つ目の衣装は、モノマニアというブランドだそうです。

airatokyo2


こうしてセットリストを見てみるとアンコールも含めて22曲もやっています。「ニーハイガール」は、以前のライヴでもやっていたDaft Punkの「Technologic」とのマッシュアップversion。「愛し愛されて生きるのさ」は、AiraちゃんのDJによりトラックはAira versionでヴォーカルはオリジナルの小沢健二という変化球を投げてきました。

ドラムやショルキーなどの演奏で大奮闘のAiraちゃんですが、MCになるとAiraワールドに。自ら公言している事ですが、AiraちゃんはMCに苦手意識があり、「何をしゃべるか考えてきていないと」とキッパリ(笑)。そんな時、救いの手が。Airaちゃんのバックダンサーは4人いますが、一人の口癖が「間違いない」であるというネタで無事にMCをひっぱりました。めでたしめでたし。

余談ですが、Airaちゃんの「サヨナラTECHNOPOLiS」のコスをした残念な男性(残念ながら知り合い)に「ピンクのタイツは暑そう」とコメント。KRB君、無視されなくて、良かったね。

2月のちょっと気になる新譜情報です。最近、セレクションが結構バラバラなんですが、今回はサカモト教授を紹介します。紛らわしい名前ですね。しかも、2月にリリースされる新譜は『SKMT』ですから。

SKMTSKMT
アーティスト:サカモト教授
販売元:LASTRUM
(2011-02-09)
販売元:Amazon.co.jp
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ゲーム機を頭に載せて演奏するサカモト教授は、往年のゲーム音楽を見事なアレンジで再生。レパートリーはなんと約1000曲あるらしい!



こちらは、新譜にあわせたPV「SAMURAI」。“DE DE MOUSE meetsゲーム音楽”のような感じで、素敵です。



【2月発売のちょっと気になる新譜】

2月2日:土岐麻子 『TOKI ASAKO "LIGHT!" 〜CM & COVER SONGS〜』
2月2日:LIL『Watching you feat.WISE』Single
2月4日:白石なごむ『ぱらのいあ☆らヴ』8曲入りSingle;サエキけんぞうエグゼクティブ・プロデュース

2月9日:HALCALI『TOKYO CONNECTION』
2月9日:MISSWONDA『In Flawless』
2月9日:LIL『Synchronize』Limited Edition
2月9日:Perfume『結成10周年、 メジャーデビュー5周年記念! Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」』DVD
2月9日:サカモト教授『SKMT』
2月9日:すきすきスウィッチ『忘れてもいいよ』Reissue
2月9日:CAPRICIEUX『渋谷エレクトロポップ』

2月16日:V.A.『Kitsune Parisian』

2月22日:Diplo『Riddimentary: Selected & Mixed By Diplo』US盤
2月23日:□□□『CD』
2月23日:Natasha Bedingfield『Strip Me』
2月23日:Crystal Fighters『Star Of Love』
2月23日:deadmau5『4x4=12』

2月1日にスプツニ子ちゃんのインタヴュー記事をAll Aboutにて掲載します。

まったくの偶然なのですが、僕がスプツニ子ちゃんと対談しているとは知らないけろっぐ博士から、スプツニ子ちゃんに対する熱い想いを語ったメールが来ました。その概要は・・・

現在、大のお気に入りがスプツニ子様です。
エキセントリックやスプラッタな表現をするアーティストは他にもいますが、共感するしないは別としてやりたい事の概要は理解出来る。そして、ちゃんと予想しうるオチが用意されている。
それに対してスプツニ子様はそれが一体何なのかすらつかみ所が無い。また凡人が予想しうるオチが用意されていない。またここがエンタテイメントとアートの違いだとも言える。 こういう事をする人は、思いっきり芸術家か相当飛んでる人だと思える。 例えば、「寿司ボーグ」というタイトルからは全く内容が想像できない。


・・・と彼女への称賛の言葉でした。

こちらは、映像作品「寿司ボーグ☆ユカリ」です。



他の作品も紹介しましょう。「生理マシーン、タカシの場合。」・・・生理をテーマした歌はそこそこあるのですが、生理マシーンという発想は天才的です。他にも、スプツニ子ちゃんは「チンボーグ」という装着ギアも発明しています。



こちらは初期衝動に溢れる「チンコの歌」。地球上の30億人の女性のために作られた元気の出る歌です。インタヴューでも聞きましたが、現在YouTubeからは削除され、ニコニコ動画のみでライヴ版が見れます。この歌だけで彼女の全体像を掴むべきではありませんが、この落差も素敵です。



「チンコの歌」も含めてオリジナル映像作品全てを見たい人はぜひ、DVD『Parakonpe 3000』を(笑)! チンキュー!

Parakonpe 3000 [DVD]Parakonpe 3000 [DVD]
出演:スプツニ子
販売元:Sputniko!
(2010-09-08)
販売元:Amazon.co.jp
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JaccaPoPが2月、3月にかけて大阪・東京でワンマンを行います。JaccaPoPは、2009年に山根君にその存在を教えてもらい、地元神戸出身ということもあり、それ以降、数回のライヴを見る機会がありました。

jaccapop2


2009年9月にリリースされた1st アルバム『Parsley』でデビュー。このアルバムが胸キュン、ずっきゅんでイイんです。

ParsleyParsley
アーティスト:JaccaPoP
販売元:ARTIMAGE RECORDS
(2009-09-09)
販売元:Amazon.co.jp
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「Search Lighter」は、SUN君の作るせつな系のメロディーにのせたヴォーカルのMIRUちゃんのちょっと舌足らずな歌い方できゅーん。



「チェルシー」は、あのお菓子のチェルシーがモチーフなんでしょう。ライヴでMIRUちゃんが配っていましたから。もともと、食べ物系ソングが好きな僕としては、スィートスポットです。PVでは撮影者ばかりが映っています(笑)。



過去のライヴでは、フリーダムなMIRUちゃんがステージ上で自由に踊り、自由に発言し、SUN君が戸惑う・・JaccaPoPの上下関係が読み取れました(笑)。ワンマン、さらにフリーダムを期待します。

jaccapop1


■大阪ワンマン
「2×5で愛に10」〜JaccaPoPワンマン with MIRU Birthday Party〜
公演:2月5日(土)
場所:大阪 アメリカ村FANJ twicce
時間:OPEN 18:30 START19:00
料金:前売り 2500円 当日 3000円(ドリンク代別)
[チケット販売]
ローソン(Lコード:56032)
ぴあ(Pコード:126-167)

■東京ワンマン
「Search World」
公演:3月19日(土)
場所:渋谷 スターラウンジ
時間:OPEN 18:30 START19:00
料金:前売り 2500円 当日 3000円(ドリンク代別)
[チケット販売]
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Search World

博士:今年の大河ドラマは「江〜姫たちの戦国〜」ですが、お勧めユニットを一つ紹介します。

先生:何ですか? 大河ドラマとユニットってあんまり繋がらないのですが・・・

博士:浅井三姉妹「AZAISM」です。これを見てください!



先生:・・・これはロゴからしても、Perfumeの「GAME」っぽい。

博士:実はコレ、「戦国鍋TV」という歴史パロディー番組の中の企画ユニットなんです。 他にもジャニーズ系を模した「GO!天正遣欧少年使節」「シズガタケの七本槍」、なんていうユニットがあり、どれも安易なパロディーのレベルではない完成度だったのですが、いよいよ登場した女性ユニットの第一弾が「浅井三姉妹〜AZAISM」なんです。 B'zのような「兵衛'z」なんていうのもあります。

先生:フリも「ポリリズム」と「チョコレイトディスコ」っぽい。

博士:フォーメーションチェンジもちゃんと踏襲されていて、かなりしっかりしています。 サウンド的には割りとあっさりしいて、少しユーロビート風なのですが、全体に程よくテクノポップっぽさを残していて、思わずウレシくなりますね。

先生:これを見れば、歴史の勉強も出来る、一石二鳥ですな。

博士:AKB48を選ばず“こっち”を選んでくれたセンスは抜群ですね。まさに大河ドラマともリンクしてあらゆる意味で完璧な・・・まじジャストミートなユニットですね。

先生:チームA以外にもチームがあるみたいですね。でも、1曲だけなのかな。

博士:他にもチームZ、チームIが有るそうです。このあたりは今のアイドルのトレンドを上手く取り入れていてニクい演出です。

先生:テレビ神奈川、チバテレ、テレ玉、サンテレビの4局による共同制作番組ですが、サンテレビでも見れるようなので、僕も今度見てみます。

博士:〜柴田勝YEAH!!!!〜

先日、EAM2010そしてピコピコ神社でも笛による「Rydeen」を披露してくれた保山ひゃん(保山宗明王、元モダンチョキチョキズ)に教えてもらったのですが、テイチクからメジャーデビューすることになった関西系アイドル、JK21の「めちゃラキガール」という曲が、保山さん曰く「Daft Punkのようだ」と。保山さんのEAM2010でのステージの様子はこちら。



さっそく、JK21について調べてみました。一文字少ないですが、AKB48のようなネーミング。JK21とは、女子高生のJKと思いきや、Japan Kanasai 21世紀という意味だとさっき公式サイトで知りました。

2008年に結成されたJK21の現在のメンバーは6人で、過去に他の在籍メンバーもいたようで、他にもJK21〜プチっ娘〜や研究生など階層がある組織のようです。

マザーズレコードからは、シングル2枚とアルバム『ちゃうねん。』をリリースしており、関テレなどの関西ローカルテレビ局出演もかなりしています。

2008年にリリースされたシングルは『WIN!WIN!タイガース』。めちゃ、関西色濃い。

WIN!WIN!タイガースWIN!WIN!タイガース
アーティスト:JK21
販売元:マザーズレコード
(2008-11-22)
販売元:Amazon.co.jp
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2010年12月にテイチクからリリースの初メジャー・シングルが、『I・愛 KANSAI』。



カップリングの「めちゃラキガール」の映像があると最高なのですが、ここで注意しないといけないのは、この「めちゃラキガール」は、『I・愛 KANSAI (通常盤B)』にしか収録されいないという事。初回盤や通常盤Aには入っていませんから。iTunes Storeでこの曲だけでも買えます。

I・愛 KANSAI(B)I・愛 KANSAI(B)
アーティスト:JK21
販売元:テイチクエンタテインメント
(2010-12-15)
販売元:Amazon.co.jp
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確かに他のアイドル然とした曲と比べると、この「めちゃラキガール」は浮いています。基本、capsuleなどゼロ年代後半に見られたエレクトロ〜ハウス系の音。Daft Punkが好きな人なら気にいるとまで言いませんが、ERIKA様のハウス歌謡などが好きな人なら通じるものを感じるでしょう。

アルバム『ちゃうねん。』にも、「happygraduation〜HouseMix〜」(こちらは未聴)というのがあるので、今度聴いておきたいと思います。

みなさま、あけましておめでとうございます。2011年もよろしくお願いします。

本日は、わたくし、ピコピコ神社にお参りに行きます。関西の方は、本町ヌォーへ。

pikopikojinja


では、今回紹介した新譜の中からふたつPVを紹介します。

アルバム『Carbon Copy』に収録のSTAR GUiTAR の「Future」。Underworld meets DE DE MOUSE(笑)みたいな。アルバムには多彩なゲストも。JaccaPoPのMIRUちゃんのクレジットも。



Carbon CopyCarbon Copy
アーティスト:★STAR GUiTAR
販売元:CLUSTER SOUNDS
(2011-01-07)
販売元:Amazon.co.jp
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訳が分からないけど、衝動を求めるあなたにぴったりなLAKILAKI was 真保☆タイディスコの「IN THE MIRRORBALIC NIGHT」。アルバム『FUTURISTIC HANDIWORK』から! 亜熱帯のとある町での場末のディスコいる和製M.I.A.!? これはライヴ、すごーく見たい。



Amazon.co.jpを見ると、2010年9月に同タイトルの2枚組も出てくるのですが、これはリリースされたんでしょうかね?

FUTURISTIC HANDIWORKFUTURISTIC HANDIWORK
アーティスト:LAKILAKI was 真保☆タイディスコ
販売元:バウンディ
(2011-01-26)
販売元:Amazon.co.jp
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1月5日:CHERRYBOY FUNCTION『SUGGESTED FUNCTION EP#2』
1月7日:Jeannie『NY to London』
1月7日:STAR GUiTAR『Carbon Copy』

1月11日:Mylene Farmer『Bleu Noir』
1月12日:Caroline『Verdugo Hills』沖縄出身
1月12日:erectricmole『芳香の午睡』 flawless records
1月12日:Moonriders『クラウン・イヤーズ・ベスト&LIVE』

1月17日:Underworld『Live from The Roundhouse』CD+DVD(日本独占企画盤)
1月19日:BREMEN『SKIN』
1月19日:Inner Science『Elegant Confections』
1月19日:Inner Science『"BIRTHDAY" Official Guide Book + Sound Track』
1月19日:グンジョ-ガクレヨン『2ND ALBUM』 Reissue
1月19日:すきすきスウィッチ『忘れてもいいよ』Reissue
1月19日:のいづんずり『抱擁』Reissue
1月19日:のいづんずり『人間は金の為に死ねるか』Reissue
1月19日:日本マドンナ『月経前症候群〜PMS〜』

1月25日:Hello Seahorse『Lejos No Tan Lejos』Mexico
1月25日:ヒカシュー『ニコセロンpart3』
1月26日:LAKILAKI was 真保☆タイディスコ『FUTURISTIC HANDIWORK』
1月26日:Selena Gomez and the Scene『Year Without Rain (Deluxe Edition)』CD+DVD
1月26日:鈴木慶一『ヘイト船長回顧録 ラヴ航海士抄 』

中南米音楽・日本編の第2弾は、ボンブラことBON-BON BLANCO(スペイン語で「いけてるじゃじゃ馬娘」)。AKB48などなど、多人数アイドル・グループがシングル・チャートを席巻している昨今の日本ですが、実のところいまいち僕は着いていけていません。未だに、AKB48をアキバ48などとつい読んでしまう。そんなアイドル・グループ花盛りの日本ですが、ボンブラはそれほど売れませんでした。

2002年にシングル『愛 WANT YOU!!』でデビューし、2009年に解散してしまったボンブラ。リード曲も陽気なラテン系で乗れる曲なのですが、カップリングは、Miami Sound Machineの「Conga」とラテン路線を明確に出しています。

ラテン歌謡は、日本の歌謡曲の歴史をたどれば、ひとつのジャンルとして確立されているのですが、アイドル・グループとしては稀有なラテン・パーカッション(マラカス、ティンバレス、ボンゴ、コンガ)を武器にしています。他にココナッツ娘。くらいですから、ラテンが多いなーと感じたのは。ソロ、グループのアイドルでラテン歌謡を単体としてリリースすることはあるのですが、ここまでラテンにこだわったアイドルは珍しい。音楽性に一貫性を持ったアイドルとしてPerfumeが珍しく売れたテクノポップ・アイドルだったように、ボンブラにもラテン系アイドルとして売れてほしかったです。

正確に言うと、ボンブラは全然売れなかった訳ではありません。人気アニメ「ONE PIECE」オープニングテーマ『BON VOYAGE!』(2004年)は、8位まで行きました。Perfumeの「ポリリズム」が7位でしたから、あんまり変わらない。

2曲目のシングル曲「だって、女の子なんだもん!」は、なかなか完成度の高い。どこかで聴いたようなフレーズ(終盤は、「君の瞳に恋している」)をうまく駆使しています。SANTOS ANNAちゃんは歌唱力もあるし、マラカスのMAKOちゃんが飛び跳ねてやけに頑張っている(動画見てください!)。



敢えて言えば、ボンブラにはバイレファンキ、電子クンビアなどのより実験的なラテン歌謡にも挑戦してほしかった。だからと言って、売れるとは言いませんが・・・

B3 Master Pieces 2002-2004 (初回生産限定盤)B3 Master Pieces 2002-2004 (初回生産限定盤)
アーティスト:BON-BON BLANCO
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
(2004-03-24)
販売元:Amazon.co.jp
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先生:今回はチャクラについて対談しましょう。YMOが売れた時期、多くのニューウェイヴ〜テクノポップ系のバンドが登場しましたが、チャクラもその一つです。実際に売れたバンドはあまりいませんでしたが、音楽性で今でも十分評価に値するバンドは結構いたと思います。チャクラもそうです。

ポール:チャクラを初めて聴いたのは、徳間ジャパンが最初にCD化したときでした。なので、完全に後追いです。存在自体は、細野さんがプロデュースしたバンド、ということで知ってはいましたけど。メンバーはヴォーカルの小川美潮さん、ギターの板倉文(文明)さんを中心に、他はアルバムごとにメンバーが違ってますね。ドラムの横沢龍太郎さんは1stと2ndに参加、ベースの永田どんべえさんとキーボードの近藤達郎さんは2ndのみに参加。3rdでは、メンバーは二人だけで、他はゲスト扱いになってますね。

先生:当時、ニューウェイヴの一つの方向性として、エスニック、アジア、無国籍というがありましたが、チャクラもその流れだったと思います。

ポール:エスニックのブーム、ありましたね。チャクラは、いわゆる“業界ニューウェイヴ”一派として聴いたんですけど、ジャケや衣装だけがテクノっぽくて、出てくる音は普通のロックンロールだったりするバンドが多い中、惹かれる部分は多かったですね。ただ、“テクノポップ”かと言うとちょっと微妙かなとも思いましたが。でも、板倉さんは「テクノっていう概念はなかった」と言ってましたけどね。

先生:チャクラは渡辺プロダクションに所属していた事もあり、テレビ出演がありました。僕は見ていないのですが、「8時だよ!全員集合」にも出演したようです。こちらは別の番組だと思いますが、チャクラの「福の種」と「せんせい」のメドレーが見れます。ライヴ、生半可でなく上手いですね〜。



ポール:当時テレビ出演した映像は、いくつか見ました。「全員集合」の映像は、知人に見せてもらいましたよ。「福の種」を短いヴァージョンでやってましたね。とにかく美潮さんのかわいらしさにしか目が行きませんでしたね。化粧っ気がなくてナチュラルで、でも不思議ちゃんぽくて、魅力的でした。余談ですが、あがた森魚さんも一時期渡辺プロに所属していて、その頃「芸能人大運動会に出させられた」と言ってて驚きました。チャクラも、そういうタレントっぽいことをさせられたりしたのかな…?と思ってしまいます。

先生:森昌子の「せんせい」のカヴァーを聴いたら、ぶっ飛びますね。オリジナルはどうでもいいですが、この「せんせい」はカッコいいです。

ポール:驚異的に鮮明な画像で、しかも音もいい。すごいものが残ってましたね〜。ベースもギターも素晴らしい。しかし、ものすごいコード使ってギリギリのバランスでアレンジしてますね。さすがに歌いにくそうですけど、見事です。やっぱりうまいバンドですね。

先生:一緒に踊っている観客の若者達に、80年代を感じます。「福の種」で踊るのは、どちらかというと盆踊りのようになりそうですが・・・ ヒカシューのメンバーも観客に混じっていますね。

ポール:ヒカシューのメンバーはノリがいいですからね。この当時の別番組でテクノ御三家が出たときでも、ヒカシュー(巻上公一)とプラスチックス(チカ+立花ハジメ)はボンボン持って楽しそうに踊ってるのに、P-MODELのメンバーはただ傍観しているだけ…という事態もありましたし。

先生:山城新吾さんと芳村真理さんも映っていて、「夜ヒット」の司会で有名だった芳村さんは耳をふさいでいます。やはり、万人に理解される音楽ではないのですねぇ。

ポール:芳村真理さんが「素晴らしい!」とか言ったところで見てるこっちは逆に冷めそうですが…。でもこれは、しかるべきリアクションじゃないかなと思いますけどね。やっぱそうだよね、というか。

先生:そう言えば、先日、田原俊彦がTV出演した歌番組で久しぶりに芳村さんを見ました。
話を戻しましょう。チャクラは3枚のアルバム『CHAKRA』(1980年)、『さてこそ』(1981年)、『南洋でヨイショ』(1982年)を残して解散しました。3枚とも好きですが、2ndは細野晴臣さんがプロデュースしていますが、僕は矢野誠さんプロデュースの1stに思い入れがあります。ほとんど曲を作曲していた板倉文さんの力と小川美潮ちゃんとの化学反応が、素晴らしい。

CHAKRACHAKRA
アーティスト:チャクラ
販売元:アブソードミュージックジャパン
(2002-07-24)
販売元:Amazon.co.jp
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さてこそさてこそ
アーティスト:チャクラ
販売元:アブソードミュージックジャパン
(2002-07-24)
販売元:Amazon.co.jp
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南洋でヨイショ南洋でヨイショ
アーティスト:チャクラ
販売元:アブソードミュージックジャパン
(2002-07-24)
販売元:Amazon.co.jp
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ポール:僕はやっぱりYMO世代しては2ndかな〜。細野さんのカラーが強すぎるとも思うんですけど、ファンとしてはそこがいいなと。細野さんお気に入りの「いとほに」は、“ドレミファソラシド”を“いろはにほへと”に置き換えた歌詞が面白いです。

先生:1st収録の「マヌカン」はビートルズ中期のようなポップなんだけれど、演奏が絶妙にストレンジ!

ポール:1stシングルの「福の種」は音頭ですね。20歳そこそこの娘さんにこんなエロスな歌詞を歌わせるなんて…と思ったら美潮さんも歌詞書いた一人だったりしますね。実は他にも意外とけっこうエロスな歌詞の曲があるんですよね。で、「福の種」を作曲したベーシストの友貞一正(ガンちゃん)さんは、現在は住職さんになられたそうですね。人生わからないものです。

先生:「東京スウィート」は3部構成の8分以上のプログレ趣味が爆発する曲。

ポール:2曲目(というか2楽章?)の「オープンスペース」は、ちょっとフュージョン的なコード進行とかもありますね。2nd収録の「ミュンミュン」もフュージョンしてましたね。最初聴いたときは、同時期の教授を思わせるものを感じました。教授っぽいと言えば、3rd収録の「まだ」という曲。これはモロに教授っぽいポップスで大好き。美潮さんの声って、ヴォーカルももちろんいいですけど、この曲で聴かれるような多重コーラスもすごくいいんですよ。あ、教授と言えば、板倉さんはなぜか教授の『BEAUTY』にギターで1曲だけ参加してるんですよね。意外でした。

先生:聴き直して思ったのですが、ロリータよりも幼い美潮ちゃんの幼児のような声、不思議な言葉遣い、ストレンジな音楽性、でもポップ・・・相対性理論が好きな若者たちに聴いてもらったら、結構受けるのではないかと思います。

ポール:EPIC時代のソロ3作は、エヴァーグリーンなポップスで素晴らしいですよね。チャクラ時代とはまた違った、とっつきやすさがあると思います。そこから入って、チャクラに戻ってズブズブと深みにハマっていく…というパターンもいいかなと思います。

先生:チャクラの後の小川美潮ちゃんについても、また話し合いましょう。

デジタルクンビアの方が一般名だと思いますが、響きが好きなので電子クンビアについてこれから書こうと思います。でも、その前にクンビアおよび日本に波及したクンビア歌謡の古い話をします。よって、中南米特集なのに日本です。クンビアはコロンビア生まれの「ズンチャズンチャ」の2拍子のビートを基調としたダンスミュージック。

その起源は古く、黒人が南米大陸にアフリカから来た19世紀後半と考えられています。実際に広まったのは1950年代以降で、1965年にはメキシコのカルメン・リベロ楽団による「赤いスカートのクンビア(La Pollera Colora)」がヒットします。



面白い事にその勢いは、同年日本にまで波及します。前述の「赤いスカートのクンビア」をカップリングした金井克子は「踊るクンビア娘」を、ラテン歌謡を多く歌った御影あい子も「クンビアをうたおう」、そして弘田三枝子は紅白歌合戦でも歌った「恋のクンビア」をリリースし、1965年はクンビア歌謡イヤーとなります。こんな時代でも、日本の歌謡界は世界のムーヴメントの中にいたのですね〜。確かにこの時代、ラテン歌謡なるものが、多かった気がします。僕自身、生まれてはいましたが、あまりにも幼少だったため、確かな記憶はありませんが。ボックスセット『激熱 ラテン歌謡 オーレ!』には、紹介したクンビア歌謡も収録したラテン歌謡の集大成です。

激熱 ラテン歌謡 オーレ!(CD)【演歌・歌謡曲 CD】【マラソンP10】
激熱 ラテン歌謡 オーレ!(CD)【演歌・歌謡曲 CD】【マラソンP10】


後で気が付いたのですが、弘田三枝子は、2006年に「恋のクンビア21」というセルフ・リメイクをMICO Loves CUMBIA BROS.名義で行っています。いや、40年経っても圧倒的なパワーを感じます。



恋のクンビア21恋のクンビア21
アーティスト:MICO Loves CUMBIA BROS.
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
(2006-11-01)
販売元:Amazon.co.jp
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しつこく、和製Lady Gaga特集です。Lady Gagaを感じさせる人を見つけたら、基本、Lady Gagaの事を書かなくても、追っかけて行きたいと思います。もし、心当たりがあれば、ご通報ください。

和製Lady Gagaはもういないのかと捜索して、発見したのがキムビアンカ(KimBIANCA)ちゃんです。見た感じは、ちょっと引田天功さん的。お父さんは韓国人、お母さんは日本人で、名前はイタリアンです。活動を始めたのはGaga 様がブレイクする前で、プロフィールを見ると、和製マドンナとも書かれていますが、まぁ、Gaga様はマドンナの系譜にいるわけで、和製Lady Gagaというのは遠からず。

2010年4月に、DVD付シングル『脱ぎなさいよ』をリリース。

脱ぎなさいよ(DVD付)脱ぎなさいよ(DVD付)
アーティスト:KimBIANCA
販売元:DREAM*factor RECORDS
(2010-04-04)
販売元:Amazon.co.jp
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和製Lady GagaというとどうしてもGaga様を日本人向けにソフトにしたイメージがあるのです。Gaga様の本質は、或る種下世話なモノもファッションとアートとして正当化するパワーではないかと思います。彼女の場合はGaga様の本質に近づこう意気込みがPVからも伝わります。



このCDをリリース後、5月から12カ月連続でiTunes Storeなどで毎月新曲配信という前人未到の記録に挑戦中。

Twitterの文句が素敵(笑)。

Twitterで
繋がりましょ(性的な意味で)


「仲里依紗、目指せ!和製LADY GAGA!!」
という記事を5月に書きました。新しいリリースも無い割にGaga様はいろんな話題を僕たちに提供しつつ、世界中の人達を楽しませてくれているようです。

まだ2枚しかオリジナル録音アルバムを出していないGaga様ですが、リミックスなど彼女の音源は凄い数になっています。iTunes Storeに負けじと、Amazon.co.jpもMP3配信を開始しました。Amazon.co.jpを「Lady Gaga」で検索してみると、な、な、なんと1,366曲も出てきました! カヴァーや被っている曲もあるとは思いますが、アメリカ経済は、AppleとGoogleとAmazonとGaga様で回っているのではないかと思ってしまいます。

こんな状況の中、世界中で彼女に影響された、インスパイアされた、中にはGaga様よりも前にGaga様のようなスタイルだったとクレームする人達も現れています。

和製Lady Gaga特集、ゼブラクイーンこと仲里依紗に続くのはMAA。名前だけなら、M.I.A.みたいですが、「まあ」と読むようです。お父さんはアメリカ人、お母さんは日本人。元m-floのLISAに雰囲気が似ています。

2010年9月に第1弾シングル『Ghost Enemy』でデビュー。Gaga様が「Monster」なら、MAAちゃんはGhost。妖艶さを強調しつつも、露出度は抑え目なのがちょっと惜しい。



11月リリースの第2弾は『バレリーナ・ブレインシステム』。これはなかなかタイトルが面白いです。おお、かなりポップです。PVの方は、確信犯的にGaga様。顔立ちもなんだか似てきた気がします。こちらの方が彼女の表情が伝わって、僕は好きです。



上記のシングルを収録したミニアルバム『Monkey Kingdom』は、12月1日リリース!

Monkey KingdomMonkey Kingdom
アーティスト:MAA
販売元:EXIT LINE
(2010-12-01)
販売元:Amazon.co.jp
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あ〜、もうすぐ12月!12月はCDリリース数が多いです。

「『TRON:LEGACY』はUS盤か日本盤、どちらを買うべきか?」でも書きました。このDaft Punkのサントラに関しては僕もまだどれを買おうか迷っているのですが、第3の選択肢もあります。それはUS盤の2枚組。

Ost: Tron LegacyOst: Tron Legacy
アーティスト:Daft Punk
販売元:EMI Import
(2010-12-14)
販売元:Amazon.co.jp
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US通常盤も日本盤も22曲入りですが、こちらの2枚組のトラックリストを見ると、2枚目に5曲追加されています。値段はUS通常盤の約3倍(3,249円)ですが、気になります。

≪Disc 1≫
01. Overture
02. The Grid
03. The Son Of Flynn
04. Recognizer
05. Armory
06. Arena
07. Rinzler
08. The Game Has Changed
09. Outlands
10. Adagio For Tron
11. Nocturne
12. End Of Line
13. Derezzed
14. Fall
15. Solar Sailer
16. Rectifier
17. Disc Wars
18. C.L.U.
19. Arrival
20. Flynn Lives
21. Tron Legacy (End Titles)
22. Finale

≪Disc 2≫
01. Encom Part I
02. Encom Part II
03. Round One
04. Castor
05. Reflections

Daft Punkの次は、YMO。今年の夏フェス「WORLD HAPPINESS」でクリケイことCrystal Kayをゲストに迎えて、Sly & The Family Stoneの「Thank You For Talkin' To Me Africa」をカヴァーしましたが、クリケイの新譜『Spin The Music』にこの「Thank You For Talkin' To Me Africa」が収録されます。名義が凄いんです、Yellow Magic Orchestra feat. Crystal Kay!

Spin The MusicSpin The Music
アーティスト:Crystal Kay
販売元:ERJ
(2010-12-08)
販売元:Amazon.co.jp
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今月リリースのGROOVE UNCHANT(グルーヴあんちゃん)とアマリリスのアリスセイラーさんのインタヴュー記事をAll Aboutテクノポップに掲載予定なので、よろしくお願いします。

11月24日:DJ あばっと『TOKYO BOOTLEG 2010 MIXED BY DJ あばっと』Mix CD
11月24日:The Lowbrows『EMOTION』

12月1日:MAA『Ghost Enemy』Single;和製Lady Gaga
12月1日:V.A.『ロマンチスト〜THE STALIN・遠藤ミチロウTribute Album〜』Tribute
12月1日:GROOVE UNCHANT『NOTRE MUSIQUE』
12月3日:Q;indivi of Rin Oikawa『Happy Celebration』

12月7日:Daft Punk『Tron: Legacy』US盤;日本盤は12月15日発売
12月8日:FreeTEMPO『TENSE』Best Album
12月8日:POLYSICS『eee-P!!!』Mini Album
12月8日:Lady Gaga『The Singles』Box Set
12月8日:恵比寿マスカッツ『チヨコレイト/かわいい甲子園』Single
12月8日:ケラ&ザ・シンセサイザーズ『Body and Song』
12月8日:A-bee『CURRENTRIA』
12月8日:PAX JAPONICA GROOVE『Fantastical Adventure』
12月8日:MASTERLINK『Muziiic Store』
12月8日:Crystal Kay『Spin The Music』YMO feat.Crystal Kay「Thank You For Talkin’ To Me Africa」収録
12月10日:FLOPPY『Over Technology』

12月15日:V.A.『CITY COVER BOOK』Tribute
12月15日:V.A.『Gossip』2CD
12月15日:V.A.『Kitsune Maison Vol.10: the Fireworks Issue』2CD;US盤は1月4日発売
12月15日:Michael Jackson『MICHAEL』「Behind The Mask」収録
12月15日:DECO*27『愛迷エレジー』
12月15日:Dave Stewart & Barbara Gaskin『Broken Records - The Singles [Special Edition] 』Remastering Reissue
12月15日:すきすきスウィッチ『忘れてもいいよ』Remastering Reissue
12月15日:V.A.『はっぴいえんどに捧ぐ+』Tribute
12月15日:アマリリス『アマリリス名曲大全集』

12月20日:Logic System『Electric Carnaval 1982 Logic System』
12月21日:EeL『Kung-Fu People Etcetera』
12月22日:Yapoos『ヤプーズ・デ・ラ・クルスの犯罪的人生』DVD
12月22日:Yapoos『HYS NOISE』DVD
12月22日:MiChi『LOVE is.』Single
12月22日:元気ロケッツ『"make.believe" 3D Music Clips e.p.』Blu-ray 3D
12月22日:DJ NOBU『"ON"』
12月22日:Neko Jump『化粧品売リ場ハ ドコデスカ? Neko Jump日本デビュー1周年記念盤〜ふたりいっしょに抱きしめたい!ビジュアルコレクション〜』CD+DVD
12月23日:ヒカシュー『人間の顔』紙ジャケ
12月24日:DJ KYOKO『XXX Reckless With Your Love』Mix CD

では、シリーズ第2弾『ラップ歌謡 あの娘にカセットあげよう』(2010年)に話を移します。

ラップ歌謡 [第2弾] あの娘にカセットあげようラップ歌謡 [第2弾] あの娘にカセットあげよう
アーティスト:オムニバス
販売元:Pヴァイン・レコード
(2010-11-03)
販売元:Amazon.co.jp
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01. Real Fish「ジャンクビート東京」(1987年)
02. クレイジー・ケン「黒猫のファンク」(1995年)
03. 下町兄弟「War War!Stop It」(1997年)
04. 小島あやめ「あやめのドレミ」(2008年)
05. 山田邦子「邦子のかわい子ぶりっ子(バスガイド編)」(1981年)
06. 谷啓「怪奇ラップ現象」(1992年)
07. 星井七瀬「恋愛15シミュレーション」(2003年)
08. AKIRA(EMOTO+SAKATA)「ほいじゃが」(1985年)
09. さかなクンwith 山口瑠美「さかな de ラップ」(2004年)
10. なな子&BENCO「チューチューパッパ」(1984年)
11. L.L. BROTHERS「 L.L.ブラザーズのテーマ」(1991年)
12. Y.F.ZOMBIE COMPANY「12FRIENDS」(1989年)
13. C-C-B「ないものねだりのI Want You〜ゼイ肉Mix」(1987年)
14. 野坂昭如「Dani Earth (Drum'n'Bass Mix)[ダニアースの唄]」(1998年)
15. 野村沙知代「SUCH A BEAUTIFUL LADY」(1999年)
16. BRAND NEW MONKEYS「ヤングGO!GO!〜カセットは顔で選ぼう」(1995年)

オープニングは、Real Fishの「ジャンクビート東京」! Real Fishとは並行活動していたShi-Shonen(戸田誠司、福原まり、渡辺等、友田真吾)に矢口博康(Sax)と美尾洋乃(Violin)を加えて編成した、インスト中心のバンド。テクノポップなShi-Shonen対してReal Fishはニューウェイヴ的な文脈ですが、ラウンジや民族音楽の要素も備えた独自の音楽性を追求していました。そんな中、シングルとして出た『ジャンクビート東京』は、Real Fishとしては異色の作品。作詞作曲は、いとうせいこう・戸田誠司の共作で、ヴォーカルは桑田圭祐!

junkbeattokyo




以前、戸田誠司さんにインタヴューした時に聞いた話ですが、戸田さんがいとうせいこうさんの「東京ブロンクス」に衝撃を受けて、わがままで作った曲だと。また、桑田さんは、曲が気に入って、サザンに欲しいと言われたらしいです。詳しくは、インタヴュー記事をぜひ読んでください。

There She Goes Again〜戸田誠司さん



ちなみに戸田誠司さんは、いとうせいこうさんと再びコラボです。タナカカツキさん、鈴木光人さん、とくさしけんごさんと共にkappa名義で配信アルバム『よろよろ feat. いとうせいこう』を11月16日にOTOTOY限定からリリースしました。

前回紹介した『ラップ歌謡 フォローしてちょうだい』(2010年)に収録されている曲の中で、注目したいのがユリオカ超特Qのハゲのハゲによるハゲのためのラップ「HAGE=RAP〜ハゲ革命★始まりの合図」(2005年)。

Hage=Rap ~ハゲ革命★始まりの合Hage=Rap ~ハゲ革命★始まりの合
アーティスト:ユリオカ超特Q
販売元:PSC
(2005-11-30)
販売元:Amazon.co.jp
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歌詞も笑いをとるだけでなく秀逸だし、トラックもせつなさが溢れるし、なにせユリオカ超特Qのラップが上手くて、芸人の域を超えています! いや、これはラップ歌謡の革命! PVには、カツラボクサーこと小口雅之選手が出演しています。2005年の試合中にカツラがとれてしまったプロボクサーですが、モマーニという育毛剤を使用している小口選手は、「みてくれ!俺の変化を!」と訴えています。気になる方は、こちらを確認ください。



余談ですが、Amazon.co.jpでよく一緒に購入されている商品としてこのCDと柄沢怜奈とお兄ちゃんの『チンチンポンポン』 が選ばれています。なんとなく納得。

他にハゲを題材にしたラップと言えば、アルバム『KARATEKA』(1992年)に収録の電気グルーヴの「ザ・ケトルマン」もありますね。

11月の新譜情報でも紹介した『ラップ歌謡』を掘り下げてみます。全ての“歌謡”について言える事ですが、○○○歌謡というのは日本で独自に進化したジャンル。日本のガラパゴス化を憂う今日この頃ですが、このガラパゴス化は歓迎したいです。

テクノ歌謡の時にも、どこからどこまでがテクノで、テクノ歌謡とテクノポップの境界線は・・・という微笑ましい論点がありました。ラップ歌謡の場合、ラップという割とはっきりした歌唱法で判断ができます。問題は、ラップ歌謡なのか、日本のヒップホップ(J-HIP HOP)なのか、このあたりには多少のグレイゾーンはありそうです。J-RAPという呼称もありますね。

一通り、検証してから結論付けたいと思いますが、3つくらいの傾向が見えてきます。

1)ラップ歌謡にはノヴェルティーソングが多い
2)コメディアンが歌うラップ歌謡が多い
3)子供が歌うラップ歌謡が結構ある

では、シリーズ第1弾『ラップ歌謡 フォローしてちょうだい』(2010年)について話を進めましょう。

ラップ歌謡 [第1弾] フォローしてちょうだいラップ歌謡 [第1弾] フォローしてちょうだい
アーティスト:オムニバス
販売元:Pヴァイン・レコード
(2010-11-03)
販売元:Amazon.co.jp
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01. M.C.コミヤ「ケンタイキ」(1991年)
02. 安達祐実「どーした!安達」(1994年)
03. diEZEl from JPS「たまごっちフリーク」(1997年)
04. たんたろう「牛タン・ラップ」(2003年)
05. 若松市政&アフリカ「ストロングマシーンWe are No.1」(1985年)
06. YLA-MAGO「T YO ROCK」(1984年)
07. 砂東由香利「わい わい わい・・・」(1982年)
08. ザ・ナンバーワン・バンド「うわさのカム・トゥ・ハワイ」(1982年)
09. メッケ隊「STYLIST A GO-GO!! 」(1996年)
10. 桂ざこば「尽くさんかい」(1999年)
11. L.L.COOL J太郎「J.Said Kock You Out」(2003年)
12. ジャドーズ「IKASUMAN」(1986年)
13. minako「プラネット・オブ・ジ・エイプ」(1995年)
14. 五十嵐寿也「ぶっちぎりバトルハッカーズ」(1987年)
15. ユリオカ超特Q「HAGE=RAP〜ハゲ革命★始まりの合図」(2005年)
16. 深津絵里と中上雅巳「NIGHT-CLUBBING」(1991年)

ラップ歌謡というと90年代というイメージが強いのですが、80年代のトラックが6曲も収録されています。初めて知るラップ歌謡、CDを持っていたけれど再発見したラップ歌謡など、選曲者のこだわりと愛情を感じる内容となっています。

オープニングは、M.C.コミヤによるM.C. Hammerの「U Can't Touch This」の日本語カヴァー。この曲はラップ歌謡にコメディアンが多いという代表的なパターンで、M.C.コミヤはコント赤信号の小宮孝泰。シングルになった「遣唐使です〜ちょっと目立たない〜」もありますが、ミニアルバム『プリーズ・コミヤ・ドント・ハーテム』(1991年)に収録の「ケンタイキ」の方を収録。ちなみにこのアルバム・タイトルも本家の『プリーズ・ハマー・ドント・ハーテム』(1991年)から頂いていますが、ジャケも忠実にコピー。これは、単にコメディアンが流行りネタに便乗したという域を超えています。赤信号では一番目立たない存在の小宮さんが、突然輝いた記念盤でもあります。

kommierM.C.コミヤ/プリーズ・コミヤ・ドント・ハーテム
販売元:株式会社EMIミュージック・ジャパン
(1991-07-05)
販売元:Amazon.co.jp
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プリーズ・ハマー・ドント・ハーテムプリーズ・ハマー・ドント・ハーテム
アーティスト:M.C.ハマー
販売元:EMIミュージック・ジャパン
(2007-10-03)
販売元:Amazon.co.jp
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長くなってしまったので、続く・・・

先生:ハルメンズ→8 1/2→野宮真貴と行きましたが、ここではハルメンズにも関連するゲルニカについて語り合いましょう。

ポール:とりあえずメンバー紹介させていただきます。まずヴォーカルの戸川純さん。当時は女優のタマゴで8 1/2のファン。自ら作った上野耕路氏のファンクラブのただひとりの会員でした。ハルメンズが解散し、予定していたPhewのプロデュースも坂本教授に奪われ、さてこれからどうしようと思っていた時、久保田慎吾氏に聞かされたテープに入っていた、戸川さんが歌う「蘇州夜曲」に衝撃を受け、戸川さんをこのユニットに誘った張本人、上野耕路氏。作曲とすべての演奏を担当。そして、作詞とアートワーク、あとコンセプトメーカー的な役割も担っていたと思われる太田螢一氏の3人。太田氏の名前で思い出すのは、坂本教授が「サウンドストリート」で「オオタキ・エイイチじゃないですよ、オオタ・ケイイチですからね」と言っていたことですね。妙に耳に残ってます。

先生:ポールさん、記憶めちゃくちゃいいですね! ゲルニカの動画を探してみたんですが、結構出てきます。高橋幸宏・細野晴臣両氏がゲルニカを紹介するという貴重な動画があります。これはゲルニカとして初TV出演だったようで、戸川純ちゃん以上に上野耕路氏がどう見ても挙動不審。「蘇州夜曲」をちょっとだけやって、「復興の唄」へと・・・いや、戦後を思い出します。



ポール:この番組、リアルタイムで見てましたよ。たしか同じ番組でホストが違う回もあったと思うんですが、そっちは盛り上がってるんですよ、普通にワーッて。でも細野さんと幸宏氏のときは、客席が妙に静かで、異様な雰囲気でした。正直、見ててつらかったような記憶があります。というか、どう受け止めていいかわからなかったのかもしれないですね。笑っていいのかいけないのか。ギャグっぽいことやっても、ドッとウケるわけでもないし、ドヨドヨ〜…と周りを気にしつつ笑う感じというか。誰かが「YMOのライヴは職員室に行く感じ」と言ってた人がいましたが、それに近いのかもしれない。上野氏のしゃべり方は、『音版ビックリハウス ウルトラサイケビックリパーティー』のときと一緒ですね。あれは作ったキャラじゃなかったんだな。

先生:現在、ゲルニカのカヴァーした「蘇州夜曲」は、CD Box『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI 〜ゲルニカ20周年記念完全盤〜』(2002年)に収録されていますが、このBoxは家宝にしたいです。ゲルニカの3枚のアルバム『改造への躍動』(1982年、)『新世紀への運河』(1988年)、『電離層からの眼差し』(1989年)に未発表音源も含めたまさにゲルニカの集大成です。

GUERNICA IN MEMORIA FUTURI~ゲルニカ20周年記念盤~GUERNICA IN MEMORIA FUTURI~ゲルニカ20周年記念盤~
アーティスト:ゲルニカ
販売元:インペリアルレコード
(2002-12-04)
販売元:Amazon.co.jp
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ポール:僕の持ってるのは、もうプラケースになってる再プレス盤のやつでした。それでも入手困難でしたね。ライヴとかデモ音源とかリハーサル音源まで入ってて、素晴らしいですね。

先生:これが出る前、「蘇州夜曲」聴きたさにCRAGALE RECORDSからの『NEO POPS 1982』というCD(CD-R)を買いました。これは夢音で行われたライヴ録音テープをCD-R化したもので、トイレットペーパーのパッケージがジャケです(笑)。

neopops1982


ポール:あの三軒茶屋のインディーズ系レコード屋、FUJIYAMAのページに載ってますね。

先生:シングルになった『銀輪は唄う』はちゃんとPVもあるんですね。当時、見た覚えがないのですが、作詞作曲編曲、演奏、歌唱、映像、全てにおいて完璧と言える作品だと思います。ただ、懐メロっぽい曲を作ってみたとかいうレベルではなく、聴く者を時代に吸い込む力がありますね。

ginrinwautau




ポール:このシングル、最初に聞いたときは「あれ、シンセじゃないのか〜」と、ちょっとガッカリした覚えがありますね。でも、今でもデモテープをそのままレコード化してしまった『改造への躍動』(歌は録音し直してあるそうです)に対して、「やっぱり新録したかった」と言う上野氏が、本当にやりたかったことはこっちなんでしょうね。よく神保町に行く自分にとっては、B面「マロニエ読本」のほうが好きだったりします。歌詞がまたいいんですよ。

先生:この曲が使用された「スイートキッス」のCMは見覚えがあります。ゲルニカのようなマニアックな志向のユニットがCMに使われたのは画期的です。この時代、セブンアップ飲料という会社名ですね。



ポール:これ、リアルタイムでは見た覚えがないんです。ただ、¥ENレーベルのファンクラブ「¥EN友会」に入ってまして、そのファンクラブのイベントで¥ENひるがた会(¥ENゆうがた会に当選しなかった人たちのための追加公演)ていうのがあったんですよ。そこでビデオ上映会があって、そのとき初めて見たような記憶がありますね。上野氏のアップのとき、客席で笑いが起こってました。

先生:ゲルニカの3枚のアルバム、やはり、¥ENからリリースされた1st『改造への躍動』が時代的にもテクノ度一番高いですね。2nd以降のオーケストラ・アレンジも好きですが・・・

改造への躍動(紙ジャケット仕様)改造への躍動(紙ジャケット仕様)
アーティスト:ゲルニカ
販売元:Sony Music Direct
(2006-02-22)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


ポール:『改造への躍動』は、リアルタイムで買いましたよ。でも当時小学5年生ぐらいで、何だかよくわからなかったんです。前例がなかったですし。でも抵抗もなかったですけどね。「カフェ・ド・サヰコ」はテクノっぽくてすぐ好きになりましたね。しかし、1stをリリースした1982年当時の3人の年齢、戸川さんが21歳、上野氏が22歳、太田氏が25歳、ってなんなんでしょう。上野氏はもっと年上かと思ってたんですけど、戸川さんのひとつ上だったんですね。22歳であんなものすごい曲書いてたなんて、とんでもないっスねぇ。2ndと3rdも濃くて好きですけど、思い入れも含めて1stがいちばん好きですね。

先生:ゲルニカって、大好きなんですけど、同時に聴き過ぎると、精神的にふっと落ち込んでしまいそうな魔力がありますね。「潜水艦」とか(笑)。当然、それも含めてゲルニカの良さだと思うんですけど。

ポール:2ndと3rdは特に、鑑賞するような感じでかしこまって聴いちゃうような、堅苦しさがありますね。1stとの違いはなんなんでしょうね。戸川さんがうまくなりすぎたからかな?

先生:最後に、ゲルニカの公式サイトを紹介しておきます。太田螢一氏のアートワークも含め、カッコいいサイトです。

ポール:おぉ。「サウンドール」に載ってた太田氏の連載漫画を思い出しますね。いやー、好きですね、太田氏の気持ち悪良いイラストは。ヒカシューの『うわさの人類』とか、少年ホームランズ『少年ホームランズ』、やぎ『IL NEIGE』それぞれのジャケ、みんな好きです。一度見たら頭から離れないインパクト。戸川さんがゲルニカに対して「まったく後継者がいない」と言ってましたけど、太田さんの画風もそうですよね。まったく独特。

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