四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

カテゴリ: 日本

dameyo1Mizcaちゃんのセカンド・シングル『ダメよ(ハート)』が、6月2日にリリース! Mizcaちゃんと彼女のプロデューサー、pal@popさんについては、「エレクトロガール☆Mizcaとpal@pop」で書きましたが、どんな方向性に行くのか楽しみにしていました。「ダメよ」のPVからは、近未来型セクシー・アイドルへの決意が感じ取れます。帯を見ると、「デコ・クイーン・シンガー」とあります。何なんだ(!)、それは? デコそんなに広くないし・・・Mizcaちゃん、雑誌で私物デコ・グッズを披露したことから来るキャッチフレーズのようです。


dameyo2路線的には、上記のDVD付きの初回盤ではなく、あくまでもこっちの通常盤のジャケの方が正しいでしょう。配信シングルの『Robotics』のジャケもちょっとMEGっぽかったから、素質は十分でしょう。楽曲の方ですが、palp@popらしいせつないイントロから始まりますが、BPM 147の高速チューン。普通に歌うなら130台くらいが妥当な曲なので、カラオケで歌うのは早口言葉並みの技がいります。あ、でもやったら、面白いだろうなぁ。しかも、シングル収録3曲すべて、ほぼBPMは同じ。




姫的なオーラが出ているMizcaちゃんですが、6月12日にはこんなイベントも!

発売Mizca「ダメよ」発売記念“ダメよ会”実施決定!〜Mizcaがあなたをやさしく叱ります〜
◆◆握手会→対象商品購入者(CD)
Mizcaに叱って欲しい事を記入、それを見てMizcaがダメよステッカーにコメントを記入し「ダメよ」とやさしく叱りほっぺにそのステッカーを貼らせて頂きます。オリジナル「ダメよ」ステッカーはそのままプレゼント!とMっ気が強い人にはたまらないイベントです(笑)


バニラビーンズが『LOVE&HATE』の発売記念イベントの際、頭なでなでかほおビンタを選択できるイベントをやっていましたが、バニビのビンタよりはソフトみたいです。しかし、このような企画が、これからのイベントの新しい流れとなるのでしょうか? ちなみに、CDに同封された応募券で当選すると、Mizcaちゃんが当選者に電話して、「ダメよ」とやさしく叱ってくれる・・・

カップリングは、「Music」と「last cross〜Virus.Ver〜」。後者は、光岡昌美時代の元々はロックテイストだったJ-ポップ曲「last cross」のエレクトロ・ヴァージョンです。下のPVはオリジナルの方。



ダメよ(初回限定盤)(DVD付)ダメよ(初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:Mizca
販売元:日本クラウン
発売日:2010-06-02
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ダメよダメよ
アーティスト:Mizca
販売元:日本クラウン
発売日:2010-06-02
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Hierophant Greenっていうユニットをご存じでしょうか? Brilliant Greenみたいに聞こえたりもしますが、全然違います。Hierophantって何かなと思って調べてみると、タロットカードにも出てくる“法王”という意味。Hierophantという名前の別バンドもありますので、要注意。

hunterHierophant Greenとは、cafelonのベーシストでもある長谷記史さんのソロ・ユニットなのですが、caferonがバンドサウンドであるとは全く対照的に、Hierophant Greenの方は、ロッキンエレクトロ! 凄い、不思議です。Brilliant GreenとTommy february6 とのギャップどころではありません。2008年2月にミニアルバム『I Want The World』、iTunesでのリリース連続配信後、2009年9月にアルバム『HUNTER』をリリース。




僕は『HUNTER』で彼の音楽を知ったのですが、いい意味でストレートなノリが気持いいエレクトロ。Daft Punk、Justice、Digitalismなどの王道、capsuleなら『FRUITS CLiPPER』あたりのどエレクトロ! 「Fxxxxn' birthday」や「like a rock star」を聴いた時、やっぱりこんなの聴きたかったんだと。反復の美学を感じる「like a rock star」を聴いていると、「Technologic」とついつい口ずさんでしまいます(笑)。

Hierophant Greenがプロデュースするのが、candy bear stupid! 実は、知らなかったのです、二人の関係。先に知ったのが、iTunes配信されているcandy bear stupid!で、「star Light Cruising」というデビュー配信曲はお気に入りです。その頃の彼女のHPでは、彼女はTommy februray6風キャンパスガールの写真を載せていたと思います。oops!では、「新たなテクノポップ界のDIVA」と紹介され、以前は秋葉原で活動されていたようですが、イメージが沸きません。

次に配信されたのが、「dramatic emotion」。1曲目のキラキラ度もよかったのですが、この曲のちょっとウェットでエレクトロな部分が素敵です。彼女のネーミングのセンスも好きなのですが、この2曲は気がつくと、ヘビーローテーションになって行きました。

weakend4月21日には、iTunesにて『week+end EP』(「dramatic emotion」は「re-edit」)の配信を開始。CDもぜひ出して頂きたい。




HUNTERHUNTER
アーティスト:HIEROPHANT GREEN
販売元:Three D System =music=
発売日:2009-09-09
おすすめ度:5.0
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I Want The WorldI Want The World
アーティスト:HIEROPHANT GREEN
販売元:3d system(DDD)(M)
発売日:2008-02-20
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All AboutにてIdiot Popさんのインタヴューを致しました。番外編をこちらで掲載します。アルバムでもglobeの「DEPATURES」のカヴァーをしているくらいですから、小室哲哉氏は彼に大きな影響を与えました。ただ、この影響というのは、Idiot Popが小室サウンド風であるという意味ではありません。一見、かけ離れた所にいる感じがするのですが、良く聴いてみると・・・というレベルです。彼が好きな小室哲哉作品をいっぱいある中、解説入りで答えて頂きました。

華原朋美「I'm Proud」



いつかこんな曲を作ってみたいのが、この曲です。
このストリングスとドラマチックな展開は無敵だと思います。


宮沢りえ「my kick heart」



宮沢りえと小室さんの曲は、dream rushとかno titlistとかもその頃のTMのサウンドが入っていいんですが、あげるとしたらこれですね。小室ファンだったらこれは絶対好きな曲とあげるファンが知る名曲だと。ヘタウマがたまらないです。


globe「genesis of next」



だいたいトランス期に入ると、みんな聞かなくなっていく、まあ僕もそうだったんですが、めちゃくちゃかっこいいです。このサビの高揚感もたまらないし、小室さんのトランス期って以外と名曲多いんです。


円谷憂子「mystery of sound」



円谷プロの創立者の孫だった気がする。なんか『スピード2』の曲に近いというか、テクノっぽいと思います。


安室奈美恵「whisper」



安室の『concentration 20』っていう小室プロデュースとしては2枚目のアルバムの収録曲です。小室さんってアルバム結構冒険しちゃってるんですよね。このアルバムは、その頃流行ってた、ケミカル(Chemical Brothers)とかProdigyとかのデジロック(死語かな)を相当意識したアルバムで。僕の中でもglobeの『globe』、華原朋美の『LOVE BRACE』に次ぐ名盤だと思っています。なんかロッキンオンのケミカルの取材で、インタヴュアーが、ケミカル本人達に聞かせて、いいんじゃないとか言われてた気がします。まあそれを期待して聞くとそうでもないんですが(笑)。


最後に、インタヴュー中でも触れた少女時代をモチーフに使った「Swan Lake In My Head」を見てください!


techrock65月30日に北堀江のclub vijonで「TECHROCK6」としてレコ発イベントがあったので、行ってきました。「TECHROCK」とは、先日紹介した√thummとnuxx主催するイベントで、今回が6回目となります。2組ともaranparallel (アランパラレル)に所属するレーベルメイト。堀江という場所ですが、関西をあまり知らない人に敢えて説明するなら、浪花の代官山ですかね。元々、南堀江は家具の街として知られていましたが、2000年あたりから、おしゃれなカフェ、レストラン、ブティックなどが増えてきました。vijonもそんな界隈にあります。


bge今回のイベント、前売り予約した人には、もれなくコンピ・アルバム『Beautiful Girls Electro』をプレゼントという大盤振る舞い。市販でも、1000円と超良心的価格!大阪商人の根性を感じます。このコンピは「大阪美少女図鑑」(怪しい店名でありません)というフリーペーパーも絡んでいます。「美少女図鑑」は大阪だけのものではなく、札幌から沖縄まで全国津々浦々を網羅しています。ぜひ、iPadヴァージョンも出して欲しいものです。


「TECHROCK6」のラインナップは、登場順にSQUASH、DAMBO、√thumm、EeL、スパナ、nuxxと全て今回のコンピに収録されている人達です。また、コンピにも参加している「大阪美少女図鑑」のモデルでもある、山口陽子さんとChii☆さんが、今回のレコ発でもゲストとして歌ってくれました。今回、TECHROCKを初めて見ましたが、これは盛りだくさんでお薦めです。大阪でこういうイベントをやってくれるのも、大変うれしい。

soundache最後に登場したnuxxですが、『Sound Ache』というデビュー・アルバムを5月19日にリリースしたばかり。BaNG BaNG BaLLooNというバンド名から改名したようです。BaNG BaNG BaLLooN時代の動画がありましたので、貼っておきます。




eccoちゃん、ize-macくん、Gun-Hiroshiくんからなる紅一点のトリオ編成。nuxxってどこかで見た単語だと思っていたら、Underworldに「Born Slippy Nuxx」という曲がありますよね。



ちなみにNuxxの意味を調べてみると・・・北欧の国出身の髭をはやした性倒錯者(笑)。1曲目の「PL>YBUTTON」を聴いていると、Underworld好きそうだし。√thummのレーベルメイトだけあって、キャッチーだし、エレクトロな「runner's high」、メローな「ache」となかなか幅が広い。ステージで演奏をし始めると、おとなしそうに見えたeccoちゃんのテンションが高いのが、意外性があってキュンとしました。

Beautiful Girls Electro
アーティスト:オムニバス
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2010-05-19
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Sound Ache
アーティスト:nuxx
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2010-05-19
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以前、「夜空に輝くキラキラ系」というAll Aboutの記事で、私が勝手に捏造したキラキラ系というジャンルを紹介しましたが、今回紹介するfeticはど真ん中でしょう。

starchildfeticのデビュー・アルバム『star child』を見かけたのは、確かタワレコの試聴コーナー。DE DE MOUSEとかIdiot Popとかと仲よく陳列されていました。いいなぁ〜と思いつつ、その時は買わずにいました。でも、後でどうしても気になって、買う事に。でも、名前が思い出せない。何故か、アルバム・タイトルを勘違いして、アーティスト名と記憶して、「star」始まる名前としか最近物忘れが多い僕の脳には残っていませんでした。「fetic」で簡単な単語ですが、意味も不明だし、記憶にも残らなかったのでしょう。その後、ネットを検索して、なんとか見つけ出し、feticのアルバムを無事入手。


ここまで、DE DE MOUSE、Idiot Popと紹介してきて、feticにも彼らと通じる世界があります。ヴォイスサンプリングという手法や、美しいメロディー。feticの場合、前者二人よりも屋内仕様というか、エレクトロニカ寄りです。あっ、でも音量を高めにして聴いた方が、feticは楽しめると思います。「star song」や「star rose baby」とか特に。Aira MitsukiのリミックスとかもやっているI Am Robot And Proudの方がサウンド的には近いです。あくまでも基本はポップです。この辺りのサウンド、ポップ・エレクトロニカと呼んでいる人達もいます。



このfetic、ライヴをやらないらしく、あまりネット上にも情報がありません。イトウヒデノブ主宰elegant discからリリースし、男性一人ユニットである事くらいしか分かりません。『star child』の曲名は1曲(「miracle tension」)を除いて全て星に関するものです。star、moon、saturn、jupiter、marsと。星が好きな人であることは間違いないでしょう。

紹介したいネタはかなり溜まってきているのですが、書く時間がない・・・

star childstar child
アーティスト:fetic
販売元:elegantdisc
発売日:2010-03-17
おすすめ度:5.0
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Airaちゃんの2nd Seasonが始まりました!

Airaちゃんと言えば、割と早い時期からTwitterをやっていた有名人の一人ですが、最初は期間限定企画のような感じで、忽然とつぶやかなくなったと思ったら、突然ちょっとつぶやいたり。最近、プロインタヴュアーの吉田豪さんとTwitterでのインタヴュー企画「11ヶ月のなう!」が始まりました。吉田さんが、Airaちゃんの悩み多きBlogに鋭く突っ込んだ質問を投げかけています。こちらでまとめて読めるので、ぜひご一読を。悩み多きAiraちゃん、やっぱり努力系女子なんだと。

6force17曲入りミニアルバム『6 FORCE』が6月2日にリリースとなりますが、ファンも悩ませます。初回盤は2枚組仕様で、「Terukdo盤」(CD1)と「Sawagi盤」(CD2)に分かれており、こちらだけに「Yellow Submarine」(The Beatlesのカヴァーではありません)を収録。


6force3通常盤(ジャケは個人的にこっちの方が好き)の方は、1枚仕様ですが、「display toy」はこちらだけに収録。初回盤および通常盤に対しては、さらにTOWER RECORDSだけの購入者特典として「I can't」、HMVだけの購入者特典として「グロテスク」のボーナスCDが付いてきます。この2曲は、Saori@destinyの『WORLD WILD 2010』の収録曲。つまり、AiraちゃんがSaoriちゃんをカヴァー。


現在、手元には通常盤のみありますので、こちらからAiraちゃんの2nd Seasonをひも解いてみましょう。最近の音楽業界(まぁ、僕の定点観測範囲内ですが・・・)を見てみると、1周回った感があって、「次はこれが来る!」とか絶対的な方向性というのが見えないのです。だからこそ、新しい流れを作っていくにはいいチャンスだとも思います。全体としてはファンク寄り。オープンニング曲「HEAT MY LOVE」は、中盤から盛り上げる外さないポップかつエレクトロ。そんな中、Tarukado氏に、Sawagiを加えて、一つの作品を作ったのは予定調和を外すいい試みだと思います。それぞれのトラック(Terukadoサイドの「Wonder Touch」、Sawagiサイドの「FAKE」)においてヒップホップ的アプローチが取られています。あくまでもエレクトロの一環としてですが。



これまでのリリースでもAiraちゃんは作詞を手掛けてきていますが、今回は「Yellow Submarine」(初回盤のみに収録)以外、全て自ら作詞しています。通常盤のみ収録の「display toy」の詞が面白い。「君よりモテないって許せないんだ」「SとS上手くいかないに決まっている」など、どこまで自分自身を投影して書いたのだろうと余計な想像をしてしまいます(笑)。


6 FORCE(初回限定盤)6 FORCE(初回限定盤)
アーティスト:Aira Mitsuki
販売元:D-topia Entertainment
発売日:2010-06-02
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6 FORCE6 FORCE
アーティスト:Aira Mitsuki
販売元:D-topia Entertainment
発売日:2010-06-02
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この所、芸能欄を賑わせているエリカ様ですが、あくまでも歌手ERIKAに焦点をあてて行きます。

destinationnowherefree以前、助手と「エリカハウス」というタイトルでAll Aboutテクノポップにて対談をしました。今までERIKA名義で2007年に『FREE』『Destination Nowhere』という2枚のシングルをリリースしていますが、僕たちが彼女を評価するに至ったのは、それぞれのシングルのカップリング曲である歌ものハウス「FANTASY」と「ESCAPE」。リードでもないのに、何故か「FANTASY」はPVまで製作しています。一枚目のシングルのoverrocketによるエレクトロ・リミックス「FREE -overrocket101007 mix-」も素晴らしいという事を付け加えておきましょう。




正直、これでエリカハウスは終わってしまうのだろうと覚悟していました。ロンドンから帰国したエリカ様は、avexに入るのではないかとの憶測が飛ぶ中、STUDIO APARTMENTと組んで突然、配信のみのシングル「Treasure」をリリーリス! しかも無料。ERIKA TOKYOで5月31日までの限定配信なので、それまでにダウンロードしてください。5月21日に行われたイベント「Girls Award 2010」でも新曲を披露。報道では、エリカ様のお尻の事ばかりでしたが・・・



どうしてSTUDIO APARTMENTと組んだのだろうと思ったのですが、「ESCAPE」を作った黒沢修平さん(PAX JAPONICA GROOVE)はSTUDIO APARTMENTが主宰するApt.所属だったから、そのあたりの繋がりでしょうかね。楽曲的には、エリカハウスを継承しています。

個人的な希望として最後に一言。正当な歌ものハウスも歓迎なのですが、和製LADY GAGAになれる数少ない逸材なので、ゼブラクイーンを倒すくらいのセクシー&ブリブリなエレクトロもぜひやってください、エリカ様!

ゴールデンウィーク中にバニラビーンズの表参道であったフリーライヴを最近見る機会があったのですが、バニビのライヴを見たのはこれまで2回。最初に見たのが、確か2008年9月(レナちゃんの誕生日の月でした)。オリジナルメンバーのリカちゃんが脱退し(その後アイドリング!!!に転職し、芸能界引退)、リサちゃんが加入した後でした。その時にライヴを見た感想は、二人の方向性がまだはっきり見えないけど、レナちゃんのトークとリサちゃんの長身に可能性を感じました。

vanillabeansproducekaigiその後、プロデュース会議の効果もあったのか、最近見たライヴでは、二人のキャラ(ぶっちゃけトークのアイドルオタのレナちゃんと浮世離れした憎めないお嬢様のリサちゃん)がより明確になり、もしかすると前人未到のアイドルの道へ歩むのではないかと、期待さえさせてくれました。5月19日に、Ustreamで生配信された「バニビうらビ 今夜はダダモレ 〜バニビ猛省会」では、アイドルの常識を覆すフリーダムなトークを繰り広げてくれました。この日、レナちゃんは元ヤンをカミングアウト。


defanddef5月19日にリリースされたミニアルバム『Def & Def』の話をしましょう。リード曲「D&D」は、ロート製薬の新制汗剤「D&D」のCMとのタイアップ曲。商品名D&Dは「Def & Def」ではなく、「Deo & Dry」の略です。しかし、ワキ見せの生写真がCDの付録としてついてきたんですが、どうしたらいいものか。




サウンドとしては、普通の曲なのかと思わせるイントロから、ユーロビート気味になっていきます。前回のアルバム曲にも同様の傾向が見られました。確信犯的にやっているとは思うのですが、わざとダサくしたようなアレンジで突っ走っています。これは、北欧の風に乗ってやってきたユーロビート?



kirakiramajokkoアニメソングのエレクトロ化を試みたコンピレーション『キラキラ 魔女ッ娘 Cluv』から2曲収録されていますが、全く同じトラックなので、4曲入りで安くして欲しかった。そして、他はチップチューン的なトラックが多い。やはり、この辺りは新しいバニビの路線なんでしょうかね。


個人的には、前作のシングル『LOVE & HATE』があまりにもよかったので、あの路線も残して欲しいと思っております。

Def&DefDef&Def
アーティスト:バニラビーンズ
販売元:徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売日:2010-05-19
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バニラビーンズ プロデュース会議DVDバニラビーンズ プロデュース会議DVD
アーティスト:バニラビーンズ
出演:バニラビーンズ
販売元:徳間ジャパンコミュニケーションズ
発売日:2009-10-28
おすすめ度:4.0
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キラキラ 魔女ッ娘 Cluvキラキラ 魔女ッ娘 Cluv
アーティスト:オムニバス
販売元:アーモンドアイズ
発売日:2010-02-10
おすすめ度:3.5
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worldwild2010アイドルの楽曲に果敢に民族音楽を取り入れるという意味で、All AboutでもインタヴューしたSaori@destinyの『WORLD WILD 2010』は、ちゃんと評価されるべきだと声を大にして言いたいです。アルバム曲の中でもバイレファンキ度が高いタイトル曲「WORLD WILD 2010」は、その象徴と言えましょう。Talking Heads に代表される80年代ニューウェイヴも積極的に民族音楽を取り入れてきました。それは現在のエレクトロにも言える事です。アイドルの場合、民族音楽と言っても、中華系、中近東系、ジャマイカ系(スカ、レゲエ、ダブ)くらいなら結構ありますが、バイレファンキのような都会の民族音楽というのはなかなかありません。Saoriちゃんを聴いて、バイレファンキを知る・・・本来の目的はさておき、素晴らしいじゃないですか!


バイレファンキって何?と疑問の方もおられると思いますので、調べてみました。ブラジルではファンキカリオカと呼ばれるブラジル産ゲットーベース。ヒップホップを通過してマイアミベースがブラジルに南下して花開いたダンスミュージック。ブラジルのリオにはゲットーのような地域もあり、その様な文化背景があるのでしょう。

アメリカ人DJ、Diploが発掘したバイレファンキ代表選手が、ブラジル出身のBonde Do Role。彼らの「Solta O Frango」は、バイレファンキの代表曲として選んでおきます。



Bonde Do Roleとも仲がよく、彼らのリミックス仕事もしているCSS(実は、僕はこっちの方がもともと好きなんですけど)もブラジル出身。それほどバイレファンキ度が高いバンドではないですが、ブラジルの重要バンドなので「Let's Make Love and Listen to Death From Above」を紹介します。



バイレファンキの知名度を上げた一番の功績は、M.I.A.。バイレファンキ度が高い「Bucky Done Gun」を聴いてみてください。先ほど、紹介したDipoloもM.I.A.とは公私とも関わっております。ちなみに、M.I.A.の公式ページで見られる最近公開された「Born Free」のPVが限りなく残忍でヤバいです。



coconutfmAtom HeartことSenor Coconutも、ラテンクラブ系を選曲した『SENOR COCONUT presents COCONUT FM』(2005年)で、レゲトン、クンビアに混じって、バイレファンキをセレクトしています。


バイレクトロとはエレクトロがバイレファンキを取り込んだジャンルです。エレクトロファンキは、バイレファンキをやるブラジルの人達がエレクトロを取り入れた場合を指すらしい。日本のバイレクトロの先駆者、TIGARAHちゃんはYMOにも絡めて、次回へ持ち越します。

WORLD WILD 2010WORLD WILD 2010
アーティスト:Saori@destiny
販売元:D-topia Entertainment
発売日:2010-04-14
おすすめ度:5.0
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Coconut FMCoconut FM
アーティスト:Se���or Coconut
販売元:Essay Recordings
発売日:2005-09-27
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highschoollallaby2highschoollallaby前回のロマンポルシェ。の続きですが、今回は「ハイスクールララバイ」特集をしましょう。イモ欽トリオ(山口良一、西山浩司、長江健次)によるオリジナルの「ハイスクールララバイ」は、コミックソング及びテクノ歌謡の中でもモンスターヒットと呼べる楽曲。1981年の年間シングルチャートでは、4位となります(ちなみに1位は寺尾聰の「ルビーの指環」)。

作詞・作曲は、松本隆=細野晴臣のゴールデンコンビ。YMOとしては、『BGM』の時期に『Technodelic』の間にあたりますが、『Technodelic』に収録の「Key」と「ハイスクールララバイ」を並べて聴いてみると、この陰(「Key」)と陽(「ハイスクール」)という対極をなす曲が意外と似ている事が分かります。


「ハイスクールララバイ」、ヒットした割に意外とカヴァーされていなかったのですが、近年いくつかのカヴァーが登場していますので、時系列で紹介しましょう。

technikov先ずは、月刊プロボーラー。現在は、ゲッカンプロボーラーと表記されているようです。All Aboutでもインタヴューをしていますが、彼らの『テクニコフ』(2005年)でカヴァー、そしてPVまで製作されています。「100%の片思い」に込められた青春テクノ! ちょっと「Blue Monday」しています(笑)。




tributetohosono『細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-』(2007年)は2枚組の細野作品カヴァー集ですが、こちらではLittle Creaturesが「ハイスクールララバイ」を音数の少ない渋―いアコースティック・カヴァー。彼らは、元グランドイカ天キング・・・時の経つのは早いものです。


seishunshoku音速ラインは、シングル『青春色』(2007年)のカップリングとして、アコースティック・カヴァー。同じ、アコースティックと言っても、Little Creaturesとは大きく趣が違います。


greensynthesizer前者2曲はテクノ曲の非テクノ的カヴァーですが、テクノアイドルもカヴァーをしています。KORG DS-10の開発者、佐野電磁プロデュースによる3人組 “DG-10”です。元々カヴァー曲が多いのですが、アルバム『GREEN SYNTESIZER!』(2009年)に「ハイスクールララバイ」が収録されています。とらのあな限定だったので、とらのあなで初めて買ったCDです。


nusundabikedeamagigoeでは、最後に前回に特集したロマンポルシェ。の『盗んだバイクで天城越え』からのカヴァー。NEW DEALへの他力本願が成功と言える、エレクトロ・アレンジ。最近は、『バニラビーンズ プロデュース会議DVD』や彼女達のオケヒットが連発されるリミックス仕事でもコラボが続く、バニラビーンズをフィーチャリングして、バニビの二人もPVに友情出演。バニビの衣装は、「LOVE & HATE」と同じ(笑)。こういう微妙な仕事をさらっとやってしまうバニビはイイですね〜。最後に「キモい〜」って言ったのは誰なんでしょう。




最後に、TV番組で、掟さん一押しのメロン記念日も「ハイスクールララバイ」を2006年にカヴァーしていますね。

盗んだバイクで天城越え盗んだバイクで天城越え
アーティスト:ロマンポルシェ。
販売元:ミュージックマイン
発売日:2010-04-21
おすすめ度:5.0
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細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-
アーティスト:オムニバス
販売元:commmons
発売日:2007-04-25
おすすめ度:4.0
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テクニコフテクニコフ
アーティスト:月刊プロボーラー
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2005-02-25
おすすめ度:5.0
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暗黒エレクトロポップ・ユニット、ロマンポルシェ。の掟さんと言えば、Perfumeのライヴであ〜ちゃんに弄られるPerfumeファンとして凄く有名になりました。PerfumeのPTAトゥワーでも、掟さんがライヴ中に流されたビデオに出演。Perfumeファンでロマンポルシェ。ファンという人も多いでしょうが、広い世の中Perfumeはどうでもいいけど、ロマンポルシェ。が大好きでたまらないという僕の友人もいます。

ouchigakajidayo『おうちが火事だよ!ロマンポルシェ。』(2004年)という限りなく不吉な前作以降久々となる、4月21日リリースのロマンポルシェ。のニューアルバム『盗んだバイクで天城越え』をちゃんと買いました。


mousukoshiotokohahashiwoその間に出た10周年記念ベスト『もう少しまじめにやっておくべきだった』も律儀に買っています。このベストにも収録されていますが、シングル『男は橋を使わない』のリリース時、掟さんは毎週、ふんどし姿でテレビ番組「くるぐるドカン」で奮闘されてました。


nusundabikedeamagigoeさて、『盗んだバイクで天城越え』・・・このアルバム、なかなか豪華かつバラエティに富んだゲストが揃っています。前回、登場したテクマ!さんも、その一人。まずは、この作品に対する志が伝わる「100%他力本願宣言」という曲を聴く事をお勧めします。あ〜、なんて潔いんだ。ソフバ(Soft Bankではなく、Soft Ballet)のような「The Park」、ツボイのりおが憑依したような「珍・ポタージュ」、全然「ラジオスター」ではない「ハガキスターの悲劇」、Captain Funkの意外な仕事「ワルのテーマ」、意味もなく壮大な「一杯のかけそば」など・・・


RooftopCD Journalのインタヴュー記事でほぼ全曲解説みたい状態になっているので、そちらも読んでください。もちろん、CDの特典付録DVDに収録された『新作「盗んだバイクで天城越え」新春対談 三田格 × ロマンポルシェ。』も、エレクトロクラッシュやニューウェイヴ・リヴァイヴァルという流れの中で彼らの本質を知る上、とても役に立つ内容となっております。

iTunes Storeでは、NEW DEALによる『Megamix 2010 - Mixed by NEWDEAL』も発売中!

えっ、バニラビーンズとコラボした「ハイスクールララバイ」についてどうして書かないの(?)と不審に思う方もおられるでしょう。「ハイスクールララバイ」だけでひとつ記事が書けそうなので、次回にまわします・・・続く!

盗んだバイクで天城越え盗んだバイクで天城越え
アーティスト:ロマンポルシェ。
販売元:ミュージックマイン
発売日:2010-04-21
おすすめ度:5.0
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techmabestテクマ!さんのototoyから5月20日に配信されるベスト盤のタイトルです。
僕がベスト盤を出したと思われると困るので(誰も思わないか)、本来は“私”だけですが、“私(テクマ!)”とタイトルを変えました。

All Aboutでは、インタヴュー記事を中心にやっていくつもりなのですが、よこたん(浜崎容子)に続いて、本日、All Aboutにて「ベスト盤をリリースしたハンサムは私だ。」のタイトルでインタヴュー記事を掲載しました。Twitterを介して、今回テクマ!さんのインタヴューをすることになったのですが、Twitterはなかなか役に立つツールだなと再認識しました。テクマ!さんのライヴはかなり前に見たのですが、やっとインタヴュー記事ができることになったのです。

Soft Balletのコピーをやっていた初期から現在のテクマ!さんの活動がこれを読めば、判って頂ける盛りだくさんな内容になっています。インタヴューの中でも、テクマ!さんが言っていましたが、「Soft Balletを従えたジュリー」の世界観。「悪魔のようなアイツ」名義でも活動されているくらいですから。インタヴュー後、思い出したのですが、僕の高校時代の友達、T君もとってもジュリーが好きでした。当然、彼はジュリーの音楽も好きでしたが、T君はとにかくカッコにこだわっていました。ジュリーっぽいパーマをかけて、元々ハンサムだったんで、ジュリーに似ていたと思います。テクマ!さんとT君、そう言えば、似ているなぁ〜って、後で思いました。

テクマ!さんも当然、ライヴでジュリーのテクノ歌謡「TOKIO」をやっています。



こちらは、ベスト盤にも収録されているゴージャス感が素敵な「ないないない」です。



次のインタヴューは記事に書いていますが、テクマ!さんのお友達を紹介頂きました。なんだか、テレフォンショッキングみたいです(笑)。

√thummのライヴ、4月29日の大阪舞洲で行われた渚音楽祭で見てきましたが、これで2回目です。予定よりも短かったのが残念でしたが、人力テクノポップ・バンドとして凄く楽しめました。ヴォーカルのlioちゃんも元気いっぱい! 昨年、確か北堀江のclub vijonでBREMENなどと出ているイベントで偶然、彼らのライヴを見る機会があって、気に入ってしまいました。

僕の周辺でも、√thummファンが増えています。僕がよく対談している研究生も、先日のMETROのイベントで√thummが好きになったと報告してくれました。残念ながら、渚では予定が早まって、彼は√thummを見逃しましたが・・・ lioちゃんにがっついていた男性(特徴:黒ブチ眼鏡をかけて8分丈のズボンを履いている)は、研究生です。

僕も一時、奈良に住んでいた事があるので、彼らが奈良出身というのにも、親近感が沸きます。奈良を代表するキャラクターといえば、せんとくんですが、√thummのメンバーらしいジャッピー君も奈良出身のキャラクターとしてせんとくんを超えてほしいものです。他に奈良出身の人って調べてみると、意外な事に青山テルマちゃんも奈良(大和高田市)なんですね。このジャンル(テクノポップとかエレクトロとか)、どうしても東京圏出身の、または東京を活動拠点にするアーティストが多いです。そんな中、奈良出身の√thummや神戸出身のJaccaPoPなどが頑張っているのは、関西人のひとりとしては、素直にうれしく、応援したくなります。

coton彼らが2009年12月にリリースしたデビュー・フルアルバム『coton』には、粒ぞろいの曲が揃っています。「Magic Love」や「NEU!」のように今のエレクトロも取り込みつつ、80年代のテクノポップやNew Orderのような泣きが入る曲が多いです。




MySpaceの英語のプロフィール(何故か日本語の紹介文には同様の文章がありません)を見てみると、「The trio takes plenty of inspiration from Perfume, capsule and (the Japanese genre’s father) Yellow Magic Orchestra」などと紹介されています。

cotoncoton
アーティスト:√thumm
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2009-12-02
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マッシュアップについては、以前All Aboutの記事としてシリーズで書きました。ゼロ年代を振り返ってみると、これは重要な出来事だったと思います。2 many dj’sはもともとSoulwaxが母体なので例外ですが、マッシュアップ職人・DJを起点として、アーティストとして注目されるようになった人もいます。有名どころでは、Richard XやFreelance Hellraiserですね。

Richard Xについては、All About記事「バスタードポップとは?」で詳しく紹介していますが、一番大きな成功を収めたのは、彼がプロデュースしたSugababesの『Freak Like Me』(2002年)。全英1位となりましたが、これは、Adina Howardの「Freak Like Me」とGary Numanの「Are "Friends" Electric?」のマッシュアップ「We Don't Give A Damn About Our Friends」を下敷きにした作品です。Richard Xはその後も、北欧のエレクトロ歌姫Annieちゃんのプロデュースやリミックス仕事などをしています。



日本にも、数多くのマッシュアップ職人がいます。その多くはYouTubeやニコニコ動画での作品の公開をし、中には凄いヒット数を稼ぐものも現れました。その中でもマッシュアップ神曲と言われたのが、Moonbugの「Starry Sky YEAH! Remix」(2008年)。使用された元ネタは、capsuleの「Starry Sky」、Daft Punkの「Technologic」とBeastie Boysの「Ch-Check It Out (A Cappella)」。知名度が高いネタを使い、メロディーのないラップを掛け合わせるというマッシュアップの成功法則を見事に実現しています。このマッシュアップは、中田ヤスタカのDJでも使われたと事により、“公認”状態に。現在も削除されていない状況なので、作品を貼ります。



他、Moonbugとしてはcapsuleの「Flash Back」、Justiceの「Phantom」とWreck's N Effectの「Rump Shaker」をマッシュアップした「Flash Back Phantom Mix」がお勧めですが、行方不明です。

beatandspike現在、Novoiski、nylonizm、Hisataakaaの3人で構成されているMoonbugは、遂に自身のアルバム『BEATS & SPIKES』を4月28日にリリース。タイトル曲「Beats & Spikes」はロッキンなエレクトロ! 割と意外だったのは、「Alt.」に見られるちょっとセンチメンタルな感じ・・・好きです。サオリリス革命を起こすべく戦っているらしい元祖コスプレアニソンDJ(説明が長くて御免)、サオリリスちゃんをフィーチャーした「YEAH! YEAH!」(“YEAH!”が好きみたいです)のPVもぜひ見てください。




いつか「Freak Like Me」のようなパターンで公式にマッシュアップ曲もリリースしてほしいというのが、僕の希望です。

BEATS&SPIKESBEATS&SPIKES
アーティスト:Moonbug
販売元:Village Again
発売日:2010-04-28
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X-FACTOR VOL.1X-FACTOR VOL.1
アーティスト:リチャード・エックス
販売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2003-09-18
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最近は森ガール、姫系、肉食系女子とか色々な種類の女子が現れていますが、僕の中ではAiraちゃんは努力系女子。

6月2日に7曲入りミニアルバム『6 FORCE』をリリースする、Airaちゃんですが、GW最終日(5月5日)の恵比寿LIQUID ROOMでのライヴに行ってきました。4月11日に大阪FANJ twiceでライヴを見た際は、新曲は封印されていましたが、今回事前に生バンドが入ると予告されていたので、新曲披露も含めて、期待をしていました。

Saoriちゃんもバイレファンキというかトライバル路線に振ってきましたし、2nd Seasonというだけあって、次のAiraちゃんもかなり変えてくるんだろうなとそれなりの予想をしていました。オープニングから、新曲「HEAT MY LOVE」を元i-depの高井亮士率いるバックバンド(ドラム、ベース、キーボード)の編成で披露。



4曲目の「Rock'n Roll Is Dead」〜「チャイナ・ディスコティカ」〜「BARBiE BARBiE」までは、Airaちゃんが歌うドラマーに挑戦。以前のライヴでもAiraちゃんのドラムスコーナーはありましたが、今回初の生ドラム。女性ドラマーは結構いますが、歌うドラマーというのは、限られていますね。80年代なら鈴木さえ子、もっと遡ればカレン・カーペンターとか。

その後、Sawagiが登場。所謂、80年代からあったニューウェイヴメガネ(オレンジ色のメガネが物販でも売られていましたが、すぐに売り切れちゃったようです)を着用。最近はニューレイヴ系の人にもそのイメージがあるので、その手のサウンドと思いきや、根底にジャズファンクを感じました。僕はSawagiについて事前学習していなかったのですが、よくAiraちゃんのライヴで会うKENちゃんが結構好きらしく、大阪で活動しているとの事。また、SawagiはKARAKURIという名義でもともとは活動していました。

Sawagiのオリジナル曲「ibiza」と「SUPER CITY」を挟んで、ニューアルバムから「LEVEL 5」など3曲を披露。Aira Mitsuki sync. Sawagi名義での新曲では、和製Uffieちゃんを目指したのか、ラップもしています。

firstlove6force3そう言えば、公式サイトに出てくる、3rd COMING!のアートワークはなんなのでしょうか? アメリカンポップアートです。Ed BangerやEd Banger所属のUffieちゃんのシングル(ジャケは『F1rst Love』)のアートワークもそのテイストですが、Airaちゃんのは異常に完成度が高い。


「プラスティックドール」「HiGH SD スニーカー」でAiraドラムを披露した後、生バンドをバックにアンコールの2曲(もちろん「イエロー・スーパーカー」も)も含めて、8曲で生バンドAiraは無事終了しました。

さて、今回の生バンド路線、僕はライヴでの試みとして素直に歓迎します。確かに曲によって、生バンドが生きる曲(例えば「COSMiC CHOPPER」)とそこまで必要性を感じない曲というのはどうしてもあります。曲によってはAiraちゃんにドラム叩くよりも、踊って欲しい(例えば「BARBiE BARBiE」)とかいう要望もありましょう。だから、生バンドであり続ける必要性までないものの、生バンドをチョイスとして公演によって、または曲によってやってくれると嬉しいなと。どちらにしても、挑戦し続ける努力系女子、Airaちゃんにはいろいろやってほしいです。

6 FORCE(初回限定盤)
アーティスト:Aira Mitsuki
販売元:D-topia Entertainment
発売日:2010-06-02
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hi hophi hop
アーティスト:Sawagi
販売元:colla disc
発売日:2009-08-05
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Idiot Pop・・・最初、名前に反応してしまいました。Iggy Popのアルバムに『THE IDIOT』というのがありますが、これは単なる偶然じゃないかと。どちらかと言えば、ネーミングのセンスとしては、Daft Punk。

Daft Punkにはネーミングの逸話があります。Daft Punkの前駆体として、Darlin’というバンドがその昔ありました。まだ、その頃は後Phoenixで活動するLaurent Brancowitzが在籍しており、Darlin’がStereo Labの前座を務めた際、「メロディ・メーカー」誌のレビューで「a bunch of daft punk(愚かなパンク)」と酷評されました。それを逆手にとって、彼らは自分たちのバンド名にしてしまい、後のDaft Punkとしての栄光のスタートとなるわけです。Idiot Pop(馬鹿なポップ)とDaft Punk(愚かなパンク)・・・まぁ、パンクには不良という意味もあって、こちらも単なる僕のこじつけかもしれませんけどね。どちらにしても、Idiot Popのネーミングセンスは好きです。

idiotpopIdiot Popのセルフ・タイトルとなるデビュー・アルバム『Idiot Pop』 は、2009年6月10日に発売され完売し、5曲追加されて、8月23日に再発売。なかなか形容しにくいサウンドです。1曲目「Into Da Parallel Worlds (intro)」はちょっと“きれいなコウモリ”(知っている人、いますか?)みたいなサスペンス風で始まり、2曲目のキラキラ系キラーチューン「Paradoxical Scream」などは、ヴォイスサンプルとメロディー性から、DE DE MOUSEなんかにも繋がります。超アッパーかつバブリーなエレクトロ曲「Tragedy Of The Hype」は、とても耳に残る。と、思ったら・・・「Miss Me」は90年代J-POPへのオマージュを思わせる。そして、ご本人が小室チルドレンと言っているだけあって、globeの「DEPARTURES」のカヴァーまで。




idiography2010年4月1日には、6曲入りミニアルバム『Idiography E.P.』をリリース。1,500枚限定でたったの1,000円。ファーストにも見られた子供の歌唱曲がありますが、「Nothing To Be Afraid Of」もそう。ある意味、パーティーチューン。そう、子供たちが集まって部屋を飾って、皆で楽しくパーティーに似合うという意味で。「Bye Bye Sorrow」は北欧のポップトロニカ系かと思わせる名曲! TOYってバンドがいるんですが、そんな感じ。




4月29日に大阪舞洲で行われた渚音楽祭にも出演。前夜の嵐の影響でタイムテーブルがぐちゃぐちゃになってしまい、Idiot Popは予定より1時間早く登場しました。そのせいもあってか、お客さんは少なめでしたが、僕は幸いにもIdiot Popのライヴを見る事が出来ました。トレードマークは水玉。今度はぜひ屋内ライヴを聴いてみたいです。

Idiot Pop .Idiot Pop .
アーティスト:Idiot Pop
販売元:Idiot Pop Records
発売日:2009-08-23
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Idiography E.P.Idiography E.P.
アーティスト:Idiot Pop
販売元:Idiot Pop Records
発売日:2010-04-01
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All Aboutの「エレクトロガール☆森ガール特別号」という記事で「MEGちゃんは森ガールか否か?」ということを自問自答してみましたが、TweetBuzzで「森ガールの憧れブランド 第1位は MEGデザインの カロリナグレイサー!」とのつぶやきを発見。なるほど、カロリナグレイザーね。知ったかぶりしてもしょうがないので、カロリナグレイザーのサイトを見てみると、僕にもなんとなく森ガールが憧れるのが分かります。

どうしても僕の中ではMEGちゃんは“爽やかにエロい”ジャケのイメージが完全先行しているけど、森ガールはエロとは無縁な感じだったので、MEGちゃんにそれほど森ガール度を感じなかったのです。そんな自分が残念です。

secretadventure4月28日に発売となったMEGちゃんのニュー・シングル『SECRET ADVENTURE』 のジャケも生足で、ほんのりとエロく正しく美しく。前回のシングルは、hadouken!でしたが、今回は中田ヤスタカ・プロデュースに復帰! タイトル曲以上にカップリングの「GRAY」が好きです。Perfumeの「ナチュラルに恋して」なんかにも見られる、ファンクなアレンジが特に・・・ タイトル曲の中田ヤスタカ自身によるリミックス「Secret Adventure (SL Remix)」もちょっとフィジェットハウス気味で、今の気分。


maverick6月23日には、なんだかうっふんなジャケのアルバム『MAVERICK』もリリースと、楽しみ。

namida最近、仲里依紗がキテますね! ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん(ヤンメガ)」のメガネちゃん役、現在公開中の映画「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」では暗黒的アンチヒロイン、ゼブラクイーンを演じています。映画評の方は南樹里ちゃんの“映画評のマニエラ”にお任せしますが(いや、書かれるか知りませんが・・・)、ゼブラクイーンが放ったシングル『NAMIDA〜ココロアバイテ〜』について書きたいと思います。2004年の「ゼブラーマン」は先日、WOWOWで見たのですが、鈴木京香演じるゼブラナースもとっても素敵でした。それは、いかにも戦隊物のイメージとかけ離れた、特にモビルスーツなんて着そうにない鈴木京香さんだからこそ良かったんです。


Mステなどの音楽番組を見て、改めてゼブラクイーンに魂を売ってしまった人もいるでしょうが、音楽的にも評価したいと思います。タイトル曲の「NAMIDA〜ココロアバイテ〜」は、Lady Gagaをイメージしたようなハードロックをエレクトロ化したような曲。アレンジャーの飛内将大は、元気ロケッツ等に楽曲提供をしているハウス系の人。



「私が法律よ」と悪の光線を放ちまくるカップリングの「ゼブラクイーンのテーマ」もほぼ同路線で、こちらは作曲編曲ともに先ほどの飛内将大。こちらは、仲里依紗に加えて渡辺直美ver.のPVもありますので、勇気のある方はぜひ見てください。なお、以上の全てのPVは、ゼブラクイーン公式ページで見られます。

2025年においては40週連続1位の記録を誇ったゼブラクイーンですが、2010年の日本ではオリコン週間チャート、23位。やはり時代が早すぎたのでしょうか?? Lady Gagaの記事で、誰か和製Lady Gagaを目指してほしいと発言しましたが、現在、その位置に一番近いと言えるのが、ゼブラクイーンではないでしょうか? ナタリーのインタヴューでは、仲里依紗としての歌手デビューは絶対イヤだと拒否宣言。ここは、映画に関わらず、シンガー・ゼブラクイーンとして精力的な活動する事を切望します。ちなみに彼女は、インタヴューでエレクトロもLady Gagaも好きだと答えています。Lady Gagaのリミックスを聴きながら、爆睡するんですから。また、Perfumeも好きみたいですね。現在20歳のゼブラクイーン、24歳のLady Gagaに到達するまで、まだ4年もあります。日本初のメジャー級暗黒セクシーエレクトロ女王を目指して頑張ってください!

ヴィレッジヴァンガード(VV)って近くにまで行くとどうしてもぶらっと入りたくなります。本屋にしては雑然としたディプレイ。でも、ドンキとかとはまた違う、なんだか選ばれた商品が並んでいる感じが好きなんですね。VVのCDコーナーも凄い偏りがあって・・・capsuleが今のように認知される前から、巷のチャートには関係なく、何故か多くの店舗で強力PUSHを受けていました。capsuleと並び、インディーズ時代、よく見かけたのが、DE DE MOUSE。DE DE MOUSEもVVに選ばれたんですよね。

DE DE MOUSEについては以前、All Aboutにて「夜空に輝くキラキラ系」という記事で少し書きました。基本がブレイクコアでそこにメロディーを乗せていくという手法自体は他にも無いわけではないですが、DE DE MOUSEの転調も多い複雑に絡む旋律が、トレードマークのヴォイスサンプル以上に彼を唯一無比の存在にしているんでしょう。

ajourneytofreedom新作『a journey to freedom』に於いても、DE DE MOUSEの個性は(いい意味で)全く変わらず、1曲目の「my favorite swing」から聴覚的快感の渦に巻き込まれます。タイトル曲「journey to freedom」も郷愁度は高いのに、狂気の高速ドリルンベースで責めの姿勢を感じます。相変わらずどの曲も、歌詞で何を歌っているか判らないし、判る人もいないでしょうけど、ヴォーカルは楽器化しています。海外ツアーもしているDE DE MOUSE、海外の人達が聴いて、どう思うんでしょうね。Squarepusher meets Ghibli(ジブリ)? 海外でもかなり受けると思うのですが・・・




現在、ツアー中のDE DE MOUSEですが、僕も梅田NUのタワレコのインストアと心斎橋TRIANGLEのライヴへと足を運びました。インストアのライヴはインストアの宿命で音量が抑え目でしたが、TRIANGLEのライヴはほんとに行ってよかったです。最高のライヴは、ライヴが終わってからも余韻が残るものですが、ライヴが終わってからも、DE DE MOUSEは耳に残っていました。ツアー中なので細かい事は書きませんが・・・序盤の「Dancing Horse On My Notes」あたりから、ドラマチックにアガリ、中盤の大ネタなんだけど唸らせるリミックス(ライヴといよりもDJなのかもしれないけど)など1時間弱があっと言う間に過ぎてしまう内容でした。

mountainmoutainilfaittoutgrisエレクトロガールをいろいろと紹介していきますが、この方、ちょっと変わっています。ずばり変です。Kumi OkamotoことKumisolo。と言っても新人ではなく、3人なのに、何故かDuetと紛らわしい名前のThe Konki Duetという日仏露女子3人組の日本人メンバー。Konkiって、「根気」なんでしょうか? The Konki Duetとしては、2005年にアルバム『Il Fait Tout Gris(曇り空の日に)』、2006年に『Mountain Mouton』をリリースしています。Kumisoloは、Crazy Curlというユニットのメンバーでもあるようです。


正直、これまで紹介したエレクトロガールとは一線を画しています。80年代初期、ニューウェイヴの時代に“へたうま”や脱力系とかいう表現がありましたが、その世界が根源にあると感じます。それが、渋谷系(Tratorriaとか)、bungalow やHCFDM(Happy Charm Fool Dance Music)なんかを通過して、キッチュなストレンジ系テクノポップになった・・・とか説明したら分かってもらえたのではないでしょうか?

myloveforyou日本では2009年12月にリリースされたKumisonoのアルバム『My Love For You is A Cheap Pop Song』ですが・・・1回目は変だなぁ、2回目もやっぱり変だなぁ、3回目くらいでだんだん中毒になります。振り向いてくれないウォッカ好きの男性に捧げた「Vodka」、脱力ディスコ「Nasty Boy」、フランス語と日本語がほどよくミックスされた「Cheap Pop Song」。脱力系元祖とも言えるThe Waitressの「I Know What Boys Like」のカヴァーもやっていますので、オリジナルを紹介。




こちらのPVも製作された「Danse Music」もやっぱり力が抜けます。



drinkもう一つ、秀逸なカヴァーがあります。「Tactics」と題された、ジューシィ・フルーツの「恋愛タクティクス」・・・最初聴いた時、どこかでこれ聴いた事があると思ったんですが、粋なカヴァーしてくれます。ちなみに下の動画は、2009年に半分再結成されたジューシィ・ハーフの「恋愛タクティクス」です。Perfumeの「ジェニー」も好きだけど、ジューシィは、「ジェニーはご機嫌ななめ」だけではないのです。

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