今日は、Kylie Minogue姐さんのお話をしたいと思いますが、先ずは最近あった飲み屋での会話を再現しましょう。
私「Lady Gagaの神戸ワールドであったライヴ、よかったですよ〜」
Mちゃん「Lady Gaga、神戸に来ていたの?私も行きたかった。あの人、いいよね。」
Kさん「知っていたんですけど、仕事であきらめたんですよ。でも、前座が終わって8時からGagaだったら、行けたので、残念なことをしました。」
私「Gaga、かなり浸透していますね。」
Kさん「Madonnaは別格として、Britneyとかは追い越した感じです。」
Mちゃん「Madonnaのライヴは、私も行ったわ。」
私「確かに、Britney、Christinaより、今はGagaみたいですね。」
Mちゃん「私、Kylieも好き〜」
私「なかなかいい事を言うじゃないですか? Gagaも好きだけど、やっぱりKylieは僕的にはドンピシャ。ニュー・アルバムもいいからぜひ聞いて。」
と言った感じで、強引にKylie姐さんに話を引っ張ります。
ところで、「In My Arms」のPVの出だしのショットは確かにGagaっぽい。いや、2008年だから、Kylieが先ですけど。
彼女に関しては「カイリー・ミノーグ≒ダニー」などAll Aboutテクノポップでもシリーズで記事を書きました。ゼロ年代を振り返ると、Kylieの『Fever』(2001年)は完成度の高い、エレクトロガールポップの先駆けとも言える作品。その後の『Body Language』(2003年)は地味さが祟ってか、それほど売れませんでしたが、内容的は渋くて好きなアルバム。忘れていた頃出た『X』(2007年)は、「Wow」は「The One」など、Kylieらしいキラーチューンもあって、チャート的には復調しました。でも、相変わらず、アメリカでの人気はいまひとつですけど。
そんな中、6月30日に世界に先駆けて日本先行発売がされたKylie Minogueの久しぶりのニュー・アルバム『Aphrodite』は、全英で堂々の第1位! 他の国でもそこそこいいポジションに着けています(ちなみに日本では28位)。42歳にしてリリースした11枚目のアルバム、エレクトロポップ・ディーヴァのオーラもジャケットから出ています。
先行シングルとなった「All The Lovers」のPVは先日、紹介しましたが、初回のエキスぺリンス盤では、PVのMaking動画も収録されています。かなり大変な撮影だったようです。個人的には、このシングル以上に琴線に触れる曲が多い!個人的には「Cupid Boy」あたり。プロデューサーのクレジットを見ると、Stuart Price。Madonnaの『Confessions On A Dance Floor』(2005年)を手掛け、Les Rythmes Digitales、Zoot Womanとしても活躍する人ですが、興味のある人は、以前書いた「マドンナも惚れたスチュアート・プライス」もぜひチェックしてください。他にも、Calvin Harris、KeaneのTim Rice-Oxley、Scissor SistersのJake Shearsとなかなか渋いメンツが参加しています。
アフロディーテ(エクスペリエ
アーティスト:カイリー・ミノーグ
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2010-06-30
おすすめ度:
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