四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

タグ:アルクティカ

明日は、マンモスでウクライナの曲をかけますので、ウクライナ特集を続けましょう。

既にアルクティカ(Арктика)として紹介していますが、最近は手下の二人とは一線を引いているようで、オリガ・ゴルバチョワ(Ольга Горбачева)名義としての活動が主体となっています。

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こちらは、オリガ・ゴルバチョワ&アルクティカ(Ольга Горбачева и Арктика)名義での、 軽快なダンスナンバー「Kleine」(2011年)。「Kleine」はロシア語でもウクライナ語でもなく、ドイツ語で「Little」という意味。ちなみにこの曲は、ウクライナの子供用トイレットペーパー「Kleine」の宣伝に使われています。でも、クリップは結構セクシーだったりします。 



また、オリガは、ウクライナの歌謡界の女王とも言えるイリナ・ビルィク(Ирина Билык)とのデュエット曲 「Не ревную (Don’t be jealous)」をリリースしています。なんだか意味深なタイトルの女の情念を感じるバラード。イリナについてはまた後日詳しく。

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7月にキエフに行って、彼女たちにもインタヴューする予定だったのですが、スケジュールが合わず、未遂に終わりました。次の機会には、ぜひお会いしたいお二人です。

ゴルバチョワと聞くと、なんとなく政治家っぽい名前ですね。ゴルバチョフ書記長の夫人の名前は、ライサ・ゴルバチョワでした。ロシア語などのスラブ系の言語の場合、男性と女性で苗字が変わります。日本人には不思議ですね。シャラポフは男性だけど、シャラポワは女性。・チャイコフスキーは男性で、チャイコフスカヤは女性。

アルクティカのオリガ・ゴルバチョワ(Ольга Горбачева)の場合、微妙にライサ・ゴルバチョワ(Раиса Горбачёва)とは表記が違いますが・・・ ゴルバチョワがカタカナ表記としては一般的ですが、発音としては、ガルバチョーヴァの方が原語に近いようです。このあたり、悩むのでまたロシア語の先生に聞いておきます。

オリガはセクシーなだけではなく、ウクライナの音楽TV番組「M1」のキャスターとしても人気があります。そのコミュニケーション能力を買われて、オリガはキエフ市議会に立候補するという話がありました。しかしながら、結局mamamusicのプロデューサー、ユリィ・ニキティン(Юрий Никитин)が阻止したとの事。ティモシェンコ(Тимошенко)首相に続く、美人過ぎる政治家も見たかったです。でも、手下の二人はどうするつもりだったんだろう。議員秘書?

彼女は現在まで、アルクティカ(Арктика)名義で2枚のアルバムをリリース。
『Герои (Heroes)』 (2006年)
heroes

『Белая звёзда (White Star)』(2009年)
whitestar


最後にアルクティカのセクシー・ポーズ満載の「Пожалуйста (Please)」をお楽しみください。

ウクライナのmamamusic特集続行です。

先週のロシア語の授業で、ウクライナ出身の先生に「mamamusicを知っていますか?」と聞いたところ、NikitAは知っていたのですが(でも、ロシアのユニットだと先生は思っていたみたい)、mamamusicは知りませんでした。

ここまで来ると、柳の下にどじょうが何匹いるか?を数える状態ですが、NikitAに続いてウクライナのオリガ・ゴルバチョワ&アルクティカ(Ольга Горбачева и Арктика)がやってくれました。名前が色々あってややこしいのですが、フロントの女性の名前は、オリガ・ゴルバチョワ(Ольга Горбачева)。アルクティカ(Арктика)というのは、ユニット名のようで、手下のリタ(Рита)とダーシャ(Даша)を引き連れて活動しています。

2010年に問題のPV「Нечего Терять (Nothing To Lose)」はリリースされました。さっそうと家の中から現れる歩き始めるオリガちゃん。全然予想しない展開から、いつのまにかマッパの後ろ姿が! 次に現れるのが手下の二人。もちろん、マッパになります。


ほぼ同時期かと思いますが、アルクティカとして3人でウクライナ版PLAYBOY誌に予想通りに登場!
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