四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

タグ:モバイル・ブロンズ

ロシアのモーバイル娘、いやモバイル・ブロンズ(Мобильные блондинки)を調査してみると、やはり日本のアイドル・グループとのギャップに驚きます。日本では普通、アイドルは脱がないし、脱いだ頃は脱アイドルまたはアイドルからの転落を意味する事が多いです。もちろん、日本にもセクシー・アイドルというジャンルもあるのですが、それは歌うアイドルとしては亜流で、ロシア・ウクライナではあくまでも主流はC.C. GIRLSが最低ラインみたいな。

さて、この5人の娘たちの名前は、レーナ(Лена)、ユーリャ(Юля)、アレシャ(Алеся)、マーシャ(Маша)とアントニーナ(Антонина)。ロシア・ウクライナではアイドルの登竜門的の存在となるPLAYBOY誌(2008年)の表紙にも期待通り登場! ロシアに日本のようなアイドル雑誌はなさそうですが、PLAYBOY誌がほぼその役割を担っています。
playboy-mobileblondes


ナース・コスチュームでクマのバックバンドで踊るヘナヘナ・ディスコ「Плюшевый мишка (Teddy Bear)」は、なかなか癖になります。


サウンド的にもブリブリ・エレクトロ「Новый кот (New Cat)」では、セクシービームを撒き散らしています。肉食系アイドルは、動物タイトルの曲が好きみたい。

勝手にロシアのモーニング娘。と呼んでいるのが、モバイル・ブロンズ(Мобильные блондинки)。ロシア語の発音でカタカナ表記したら、モビルヌィエ・ブロンヂンキのような感じですが、意訳表記しておきます。でも、携帯ブロンド娘??って・・・その割にデカイです。

何故そう呼びたくなるかは、「А что я такого сказала (And What I Have Said)」を聴いてください!


うーん、部分的にですが、「LOVEマシーン」に似ています。「LOVEマシーン」はロシアにまで広がっていたのか? でも、「LOVEマシーン」も、Bananarama版(オリジナルはShocking Blue)の「Venus」が元ネタっぽいですから、ルーツを同じとして似ているだけかもしれません。

↑このページのトップヘ