四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

タグ:戸田誠司

前回の記事「メガネ女子好き必見CM!メガネシスターズ」、Zoffのメガネシスターズが登場するCMのエレクトロチューンの作者は現在不明と書きましたが、作者が判明しました。

その前に「Zoff TVCM メガネダンス振り付けビデオ」でもう一度復習しましょう。



この耳に残りがいいサウンドは中毒になります。映像・音響ともに完成度が高い、少なくとも僕の中では2011年度のベストCMです。

で、作者は?
戸田誠司さんです。


80年代よりShi-Shonen、Real Fish、Fairchildというバンド、そしてソロでも活動されてきた方です。戸田さんの作品は、プロデュースや他者への楽曲提供も含め、テクノポップ好きにファンが多いです。All Aboutでも「There She Goes Again〜戸田誠司さん」にてインタヴューさせて頂きました。

僕と同年代の戸田さんがこんなに元気のある曲を作られている事を知り、とても嬉しくなりました。

There She GoesThere She Goes
アーティスト:戸田誠司
販売元:aten recordings
(2004-06-16)
販売元:Amazon.co.jp
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では、シリーズ第2弾『ラップ歌謡 あの娘にカセットあげよう』(2010年)に話を移します。

ラップ歌謡 [第2弾] あの娘にカセットあげようラップ歌謡 [第2弾] あの娘にカセットあげよう
アーティスト:オムニバス
販売元:Pヴァイン・レコード
(2010-11-03)
販売元:Amazon.co.jp
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01. Real Fish「ジャンクビート東京」(1987年)
02. クレイジー・ケン「黒猫のファンク」(1995年)
03. 下町兄弟「War War!Stop It」(1997年)
04. 小島あやめ「あやめのドレミ」(2008年)
05. 山田邦子「邦子のかわい子ぶりっ子(バスガイド編)」(1981年)
06. 谷啓「怪奇ラップ現象」(1992年)
07. 星井七瀬「恋愛15シミュレーション」(2003年)
08. AKIRA(EMOTO+SAKATA)「ほいじゃが」(1985年)
09. さかなクンwith 山口瑠美「さかな de ラップ」(2004年)
10. なな子&BENCO「チューチューパッパ」(1984年)
11. L.L. BROTHERS「 L.L.ブラザーズのテーマ」(1991年)
12. Y.F.ZOMBIE COMPANY「12FRIENDS」(1989年)
13. C-C-B「ないものねだりのI Want You〜ゼイ肉Mix」(1987年)
14. 野坂昭如「Dani Earth (Drum'n'Bass Mix)[ダニアースの唄]」(1998年)
15. 野村沙知代「SUCH A BEAUTIFUL LADY」(1999年)
16. BRAND NEW MONKEYS「ヤングGO!GO!〜カセットは顔で選ぼう」(1995年)

オープニングは、Real Fishの「ジャンクビート東京」! Real Fishとは並行活動していたShi-Shonen(戸田誠司、福原まり、渡辺等、友田真吾)に矢口博康(Sax)と美尾洋乃(Violin)を加えて編成した、インスト中心のバンド。テクノポップなShi-Shonen対してReal Fishはニューウェイヴ的な文脈ですが、ラウンジや民族音楽の要素も備えた独自の音楽性を追求していました。そんな中、シングルとして出た『ジャンクビート東京』は、Real Fishとしては異色の作品。作詞作曲は、いとうせいこう・戸田誠司の共作で、ヴォーカルは桑田圭祐!

junkbeattokyo




以前、戸田誠司さんにインタヴューした時に聞いた話ですが、戸田さんがいとうせいこうさんの「東京ブロンクス」に衝撃を受けて、わがままで作った曲だと。また、桑田さんは、曲が気に入って、サザンに欲しいと言われたらしいです。詳しくは、インタヴュー記事をぜひ読んでください。

There She Goes Again〜戸田誠司さん



ちなみに戸田誠司さんは、いとうせいこうさんと再びコラボです。タナカカツキさん、鈴木光人さん、とくさしけんごさんと共にkappa名義で配信アルバム『よろよろ feat. いとうせいこう』を11月16日にOTOTOY限定からリリースしました。

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