四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

タグ:CTOLab.

僕の子供時代から、学研から『科学と学習』(『科学』『学習』それぞれ別に発刊)という小学生向け雑誌が出ていました。『学習』は覚えていないけど、『科学』は買った覚えがあります。最近まであったようですが、それぞれ2009年、2010年に廃刊となりました。小学生向けなのに文科系と理科系に分けているところなどが粋でした。学研が大人向けの『科学』として2003年から始めたのが『大人の科学』。テクノポップのコンセプトとして重要な要素として、“科学”というのがあります。『大人の科学』は、そんな困った大人の期待に応えてくれる雑誌。

テクノポップ度が高い特集としては・・・
vol. 17 (テルミンmini)

vol. 27 (テクノ工作セット)
*こちらの表紙は、Jullieちゃんですね。

別冊シンセサイザークロニクル(アナログ・シンセサイザー SX-150)

これが出た時(2008年7月)は、テクノ界隈ではかなり話題になりました。
なんかいい動画でもないだろうかと、調べてみると、こういう時に期待を裏切らないジェット☆ダイスケさんが、ちゃんと解説しています。


何が言いたいかというと、CTO LAB.のニュー・アルバム『Okie-Dokie』の話。
okiedokie

今回、リリースに合わせて、ムーンライダーズの岡田徹さん、エイプリルズのイマイケンタロウさん、ELEKTELのpolymoogさんにAll Aboutテクノポップでインタヴューしていますが、このアルバムは大人の科学の思想をまるで受け継いだような作品です。3人が小型電子楽器を駆使して作り上げた少年心溢れる、THIS IS TECHNOPOPと呼びたい作品となっております。


Theme of SX-150



クラッシュ万事休す


Okie Dokie!Okie Dokie!
アーティスト:CTO LAB.
販売元:バウンディ
発売日:2010-07-28
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大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)
著者:大人の科学マガジン編集部
販売元:学習研究社
発売日:2007-09-28
おすすめ度:4.5
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大人の科学マガジン Vol.27(8ビットマイコン) (Gakken Mook)
大人の科学マガジン Vol.27(8ビットマイコン) (Gakken Mook)
著者:大人の科学マガジン編集部
販売元:学習研究社
発売日:2010-05-12
おすすめ度:5.0
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大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル (Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン)
大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル (Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン)
販売元:学習研究社
発売日:2008-07-30
おすすめ度:4.0
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前回、「テクノなジャケは黄色が多いのか?」というテーマで神戸テクノポップミーティング(神戸テクミー)でのエピソードをご紹介しましたが、今回は7月17日に行われた神戸テクミーvol. 4からロボットについてお話します。前回のテクミーで、DJ mameTEPPOUちゃんが、図書館で借りたロボットの本について、Kraftwerkの「The Robots」をかけながら、語り始めたのです。僕はそれに感銘をうけ、インスパイアされて、今回ロボットにまつわる曲を紹介することにしました。ロボットは、宇宙、未来と並ぶ、テクノポップの3大コンセプトの一つです。

30分ちょっとで39曲を紹介しようとする暴挙を行ったため、一部紹介出来ませんでしたが、以下が用意したセットリストです。もちろん、触り部分しかかけていません。

01. The Alan Parsons Project「I Robot」
02. Kraftwerk「The Robots」 
03. Bacalao「The Robots (Die Roboter)」 
04. Senor Coconut「The Robots」 
05. あがた森魚「りんご園のロボットさん〜「リンゴ追分」入り〜」 
06. Digitals「ロボット・トミー」 
07. The Buggles「I Love You (Miss Robot) 」
08. The Buggles「Astroboy (And The Proles On Parade)」 
09. 林夕紀子「Astroboy -And the Proles On Parade-」 
10. Styx 「Mr. Roboto」 
11. POLYSICS「ドモアリガトミスターロボット」 
12. MV (Featuring Hanna)「Mr. Roboto」 
13. Beroshima「Domo Arrigato Mr. Roboto」 
14. Plastics「Robot」 
15. 砂原良徳「ROBOT」 
16. ハルメンズ「アンドロイドな女」 
17. ハルメンズ「レーダーマン」 
18. 戸川純「レーダーマン(Original Mix) 」
19. ハルメンズ「ふにゃふにゃサイボーグ」 
20. アーバンギャルド「ロボットと私」 
21. CTO LAB.「TELEVOX」 
22. 榊原郁恵「Robot」 
23. テディ・団&ワールド・チャンピオンズ「ダンシング・ロボット」 
24. ともさかりえ「少女ロボット」 
25. Aira Mitsuki「ロボットハニー」 
26. ab「Robot」 
27. Mizca「Robotics」  
28. コスメティックロボット「ラブロボボ」 
29. Classix Nouveaux「The Robot Dance」 
30. The Pulsars「My Pet Robot」 
31. t.A.T.u.「Robot」 
32. Daft Punk「Robot Rock」 
33. capsule「Robot Disco」 
34. Hakan Libdo「Sexy Robot」 
35. Boys Noize「Arcade Robot」 
36. Royksopp「The Girl And The Robot」 
37. Filthy Dukes「Tupac Robot Club Rock (L-Vis 1990 Remix)」 
38. Uffie「Robot Oeuf」 
39. Goodnight Electric「Am I Robot」

上記の多くの曲は、All Aboutテクノポップで以前やった3部作「ロボポップ」で紹介しました。 
ロボポップ I 
ロボポップ II 
ロボポップ III 

細かい部分は上記3部作を読んで頂きたいのですが、一部新しい曲も紹介したので、反応がよかった曲も含めてザクっと書きます。

(02)から(06)まではKraftwerkの「The Robots」の原曲及びそのカヴァー(厳密には(05)(06)はそうでない)です。あがた森魚さんの「りんご園のロボットさん」は初めて聴いた人も多かったようで、「リンゴ追分」とのマッシュアップ的な秀逸な作品となっています。

Bugglesのアルバム『The Age Of Plastic』には、2曲(07)(08)もロボットにまつわる曲が収録されていますが、林夕紀子さんというジャズシンガーが「Astroboy」(09)のカヴァーをしています。オシャレなカフェ向きなアレンジに仕上がっており、原曲の良さが確認出来ます。
theageofplastic

CTO LAB.の「TELEVOX」(21)は、彼らの7月28日発売予定の『Okie Dokie!』に収録されていますが、「TELEVOX」というのは1927年発明されたロボットのような通信機器の名前。CTO LAB.のインタヴュー記事を掲載する予定なので、また詳しく紹介します。

(26)のab(アビィ)ちゃんの「Robot」は、出だしはロボット感というかテクノ感があります。ある意味、妖艶と言うかエロい感じのabちゃんのヴォーカルが入るとダンス系J-ポップになる、変な味わいがある曲。

最後(39)は、インドネシアのエレクトロポップ・バンド、Goodnight Electricによるもの。ファンキー・コタの国、インドネシアにもエレクトロポップはちゃんとあるんですね。PVをご覧ください。

まだまだロボットにまつわる曲はあると思いますので、発掘したら、また紹介したいと思います。

今回のテクミーは盛りだくさんで、まだネタがありますので、続く・・・

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