北欧(ノルディック)というと、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー(この3カ国でスカンディナヴィア)、フィンランド、アイスランドの5カ国を指します。エストニアは通常、北欧の仲間には入らず、旧ソ連圏であり、バルト三国に一国とされています。でも、今回エストニアを訪れた印象としては、エストニアは文化的には北欧圏でいいのではないかと。素朴な北欧、物価の安い北欧です。同じバルト三国よりも人種、言語的にもフィンランドに近いです。

酒井景都さんが中田ヤスタカ氏とCOLTEMONIKHA(コルテモニカ)というユニットをしていましたが、そのモチーフまたは彼女の服飾ブランドでもあったCOLKINIKHA(コルキニカ)は、架空の北欧の国。エストニアにぴったりではないでしょうか?

エストニアの首都タリンは、旧市街(Old Town)が世界遺産に指定されている中世の趣を残した街。展望台が街を見下ろせば、まるで模型で作られたお伽の世界。
tallinn3


ストリートにもとても風情があります。
tallinn1


街には城壁や見張り塔などがいっぱい。
tallinn2


バスで20分くらいのところにあるエストニア野外博物館にはのどかな世界が広がります。博物館には民族衣装をまとったおばあちゃんがとっても絵になります。観光客も年配の方が多い。
tallinn4


旧市街で見つけたDM BAAR(エストニア語でBAARとはBAR)の看板。
tallinn5


DMとはなんとDepeche Mode。こんな所にDepeche Modeのマニアがいるとは! まだ早すぎて、バーには人が居ませんでしたが、中をのぞいてみると・・・
tallinn6