東ドイツの唯一の国営レコード会社、Amigaは「Kleeblatt」というシリーズをリリースしていました。シリーズ14枚目となる『Kleeblatt No.14 - Electronic-Pop』(1985年)は、文字通り国産のエレクトロポップをテーマに、4組のアーティストを収録しています。全ての楽曲はインストルメンタルですが、歌詞の検閲を受けないでもリリースできるというメリットもあったと思われます。
『共産テクノ 東欧編』でも、このオムニバス盤に参加したKeyのFrank Fehseにインタビューする機会に恵まれました。Fehse曰く、「当時買った 2 台のシンセサイザーで家が 1 軒買えた……」とのこと。彼らの唯一のアルバム『Key』(1989年)では、オリジナル曲に混じって、Jan Hammerの「Crockett's Theme」と Harold Faltermeyerの「Axel F」のカヴァーを収録しています。前者は、「Miami Vice」の挿入歌、後者は映画 『Beverly Hills Cop』のテーマ曲です。近年のシンセウェイヴまたはレトロウェイヴにも影響を与えた80年代を代表するエレクトロポップ・インストルメンタルです。
「Crockett's Theme」は、エレクトロクラッシュ全盛期にカナダのFPUもカヴァーしており、僕のお気に入りの一つです。
『共産テクノ 東欧編』でも、このオムニバス盤に参加したKeyのFrank Fehseにインタビューする機会に恵まれました。Fehse曰く、「当時買った 2 台のシンセサイザーで家が 1 軒買えた……」とのこと。彼らの唯一のアルバム『Key』(1989年)では、オリジナル曲に混じって、Jan Hammerの「Crockett's Theme」と Harold Faltermeyerの「Axel F」のカヴァーを収録しています。前者は、「Miami Vice」の挿入歌、後者は映画 『Beverly Hills Cop』のテーマ曲です。近年のシンセウェイヴまたはレトロウェイヴにも影響を与えた80年代を代表するエレクトロポップ・インストルメンタルです。
「Crockett's Theme」は、エレクトロクラッシュ全盛期にカナダのFPUもカヴァーしており、僕のお気に入りの一つです。