東ドイツにオストロックと呼ばれるジャンルがあります。「オスト」は「東」で、まあドイツの共産ロックのようなもんです。東ドイツにはカセットテープで地下出版されたアンダーグラウンドなディー・アンデレン・バンズ(Die Anderen Bands)というジャンルがありますが、それとは対照的にオストロックは国営レーベルのAmiga Recordsからリリースされていました。オストロックのサウンドは西側の影響下、時代によって変遷しますが、東側の産業ロック的なものとも言えましょう。
オストロックの代表的なバンドはPuhdys、City、Silly、Karatあたりですが、大御所のPuhdysを紹介します。彼らがテクノポップに挑戦した11作目『Computer-Karriere (コンピュータ・キャリア)』(1983年)は、東ドイツの音楽評論家には酷評されましたが、 最も売れたアルバムです。Styxの「Mr. Roboto」あたりのノリなのかと思いますが、やっぱり産業ロック的なのは長年の手癖なのでしょう。
本家よりお勧めは、Puhdys の元ドラマーだったGunther Wosylusが発掘したLucieというエレクトロポップバンド。Amigaのオムニバス盤には収録されたものの、オリジナル・アルバムは東西ドイツ統一後となり、大きな話題ともならず消えてしまいました。
オストロックの代表的なバンドはPuhdys、City、Silly、Karatあたりですが、大御所のPuhdysを紹介します。彼らがテクノポップに挑戦した11作目『Computer-Karriere (コンピュータ・キャリア)』(1983年)は、東ドイツの音楽評論家には酷評されましたが、 最も売れたアルバムです。Styxの「Mr. Roboto」あたりのノリなのかと思いますが、やっぱり産業ロック的なのは長年の手癖なのでしょう。
本家よりお勧めは、Puhdys の元ドラマーだったGunther Wosylusが発掘したLucieというエレクトロポップバンド。Amigaのオムニバス盤には収録されたものの、オリジナル・アルバムは東西ドイツ統一後となり、大きな話題ともならず消えてしまいました。