四方宏明の“音楽世界旅行”〜Around the world

世界中のテクノポップ〜ニューウェイヴ系音楽を紹介。

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Passion Pitがリミックス仕事をした曲を調査していると、結構いろいろやっています。有名どころでは、Katy Perryの「California Gurls」、Beastie Boysの「Make Some Noise」など。

そんなことをしている内に偶然見つけたTegan and Saraは、カナダのカルガリー出身のバンド。冬季オリンピックがあった場所ですね。Rebecca & Fionnaとは違い、顔がよく似ているな〜と思ったら、双子です。ちなみに二人とも同性愛者であることを公言しています。1999年に結成されたバンドで、既に6枚のスタジオアルバムをリリースしているベテラン。レーベルは、ニール・ヤング(Neil Young)のVapor Records。

サウンド的には、インディーロック系ですが、曲によってはとってもポップなセンスが光ります。その代表が、アルバム『Sainthood』(2009年)に収録の「Alligator」。



ちなみにPassion Pitがリミックスをするとこんな感じ。オリジナルもいい曲ですが、流石Passion Pit、跳ね上がるような仕上がりです。



SainthoodSainthood
アーティスト:Tegan & Sara
販売元:Sire / London/Rhino
(2009-11-02)
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こちらは、ライヴと映像DVDを収録した最新盤『Get Along』(2011年)。

Get AlongGet Along
アーティスト:Tegan & Sara
販売元:Warner Bros / Wea
(2011-11-22)
販売元:Amazon.co.jp
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Tegan and Sara

All Aboutの「USエレクトロ・インディーポップ」としても紹介しましたが、 アメリカのインディーシーンから2008年頃に現れたのが、Passion Pit。この辺りから、アメリカのインディーズが面白くなってきます。現在のチルウェイヴ(Chillwave)や グローファイ( Glo-Fi)に通じるものがあります。

彼らのデビューEP『Chunk Of Change』(2008年)に収録された「Sleepyhead」には、ハマりました。フロア向けではなく、でもエレクトロニカでもなく、懐古的なエレクトロポップ(それはそれでいいのですけど)でもない。



デビューアルバム『Manners』(2009年)にもこの「Sleephead」は収録されていますが、「The Reeling」もPassion Pitの魅力を語る上で外せない曲でしょう。メロディーが美しい、でもそれをひけらかさない巧妙な曲。PVのセンスもよし!



この曲は、日本盤では、中田ヤスタカのリミックス版も収録。Passion Pitのメンバーは、capsuleやPerfumeのファンであることを公言しており、これは納得のコラボです。Perfumeのリミックスとかしてほしいです。



!マナー(期間生産限定盤)!マナー(期間生産限定盤)
アーティスト:パッション・ピット
販売元:SMJ
(2009-10-07)
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